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タイトル:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.468(2008/9/13)  2008/09/12


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  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★*
  *■□■■□□■☆彡*           第468号*
  *■■■■■■■■■*2008/9/13       *
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                         ※このメールは等幅フォントでご覧ください。
==【もくじ】========================================================
  □週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第468号
  ■映画インプレッション『グーグーだって猫である』
  ■TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.136)
  ■「エンジンのかからない映画レビュー」第7回目
  ■石男的衛星電影案内(Vol.405)
  ■編集後記
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■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN
  『グーグーだって猫である』
  監督:犬童一心 主演:小泉今日子
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  ☆漫画家・大島弓子の自伝的エッセイ漫画を、『ジョゼと虎と魚たち』
  の犬童一心監督が映画化しました。
 
  愛猫サバを亡くした女性漫画家の麻子は、悲しみで漫画を描けなくなっ
  てしまう。ナオミらアシスタントも心配で仕方がない。そんなある日、
  麻子は小さな子猫と出会う。グーグーと名付けたその子猫と暮らしは
  じめて、麻子の日常は一変、元気な表情が戻ってきた。暫くしてグー
  グーの避妊手術のために動物病院に向かうが、その途中、グーグーが
  逃げ出してしまう。必死で探す麻子を助けてくれたのは、近所に住む
  青年・沢村だった…。

  『空中庭園』以来3年ぶりの映画主演作となる小泉今日子が、才能に
  満ち溢れながらもどこか内気で、繊細に心が揺れ動く天才漫画家を好
  演していました。上野樹里と森三中の4人(別名・森四中)のハイテ
  ンションとのコントラストが良かったですね。加瀬亮はちょっと無理
  してたような…。 
 
  大後寿々花が1シーンなのに非常に印象深い演技を見せてくれました。
  あのシーンはペットを飼っていたことのある人には心に響くシーンで
  した。

  猫のグーグーの可愛さも堪能出来ますが、吉祥寺の魅力も満載でした。
  この映画を見て、吉祥寺に住みたくなった人もいるかもしれませんね。
  私はメンチカツが食べたくなりました。

  公式サイト http://www.gou-gou.jp/index.html

  STONEMAN推薦度★★★☆ 猫のトイレCM度★★★☆
                                 (10点満点:★=2点・☆=1点)

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グーグーだって猫である 小説版 (角川文庫 (お25-31))
犬童 一心
価格:¥ 420 (定価:¥ 420) 
http://www.amazon.co.jp/dp/4041928028/ref=nosim/?tag=ulcstone-22 

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■TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.136)
  『イン・トゥー・ザ・ワイルド』
   監督:ショーン・ペン     主演:エミール・ハーシュ
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  ☆クリストファー・ジョンソン・マッカンドレスの憤り、自然への憧
  れの旅をジョン・クラカワーが書き下ろした本をショーン・ペンが気
  に入り、自ら脚本を手がけ、メガホンを久しぶりに握った監督作品
  「イン・トゥー・ザ・ワイルド」。

  小さな頃から両親の不和を目の当たりにしながら育ったクリス(E・
  ハーシュ)は、よく旅をした。妹は、その話を聞くのがいつも楽しみ
  だった。しかし、幼友達を訪ねたときに知った本当の両親の出会いの
  真実を知り、異母の兄弟がいることを知り、苛立ち、憤りを感じるよ
  うになる。大学卒業と同時に、家族には秘密裏に旅に出たクリスは、
  アレクサンダー・スーパートランプと名乗り、様々な人に出会い、こ
  れまで接したことのない世界を見るが、社会への反発、両親への不信
  は消せず、アラスカを目指して旅を続けるのだった。

  パール・ジャムのエディの太くて渋く、力強いけれど物悲しい歌声を
  BGMに、エリック・ゴーティエ(「モーターサイクル・ダイアリー
  ズ」)が撮影する北アメリカの姿、自然が壮大で美しく、息を呑む。

  旅立ちのときをクリスの出生に例え1〜3章にわったって構成された
  クリスの人生を描いたこの映画は、彼の疎ましく思う社会への反発、
  両親への不信感からの孤高な状況や、クリスの暖かい愛情深さ、若さ
  ゆえの微妙な成長の兆しが素朴に描かれる。数々の感動的な場面で著
  名な作家や彼自身の素晴らしい言葉がいくつも引用され、叙事的なシ
  ーンをより詩的にさせる。

  繊細な青年の2年ものワイルドな生き様がセンチメンタルに優しく描
  かれているけれど、決してよい結果を生んだとは主張していない映画
  だ。しかし、人生とは、自由とは、幸せとは、と考えさせてくれる。
  最後のクリスの台詞のシーンに涙なくしては見れません。また、エミ
  ール・ハーシュの体当たりの演技にも感動です。

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『名優たちの軌跡』 ショーン・ペン ベスト・パフォーマンス・コレクション
価格:¥ 4,469(定価:¥ 5,880)
http://www.amazon.co.jp/dp/B001E5R77Y/ref=nosim/?tag=ulcstone-22

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■「エンジンのかからない映画レビュー」第7回目 byかからないエンジン
  http://mentaiazi.blog115.fc2.com/

 「レモ/第一の挑戦」
  監督:ガイ・ハミルトン 主演:フレッド・ウォード
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  ☆ストーリー…ニューヨークのとある警官はある日突然謎の事件に巻
  き込まれ、謎の組織によって強制的に整形手術を施されて「レモ」と
  いう新しい名前を与えられる。スミス率いるその組織は大統領直属の
  命により、法で裁けぬ極悪人を秘密裏に処分していた。レモはチュン
  という老人から、朝鮮に伝わる「シナンジュ」という暗殺術の特訓を
  させられることになるが・・・。
  
  リチャード・サピアーとウォーレン・マーフィーによる小説「ザ・デ
  ストロイヤー」を007シリーズでおなじみのガイ・ハミルトンが映
  画化。主役のレモを「トレマーズ」のフレッド・ウォードが、シナン
  ジュの使い手チュンを「ダンサー・イン・ザ・ダーク」などのジョエ
  ル・グレイが演じています。
  
  この映画の見所はなんといっても軽快なアクションです。謎の拳法シ
  ナンジュを駆使してヒョイヒョイと銃弾をかわす見事なシーンは「マ
  トリックスの元ネタの一つ」と言われておりますが、大仰な動きでな
  んとかかわしている「マトリックス」に比べ、無駄な動きもスローモ
  ーションもなく軽やかにかわしているチュンやレモの方が強そうに見
  えますね。
  
  それ以外にも、修復中の自由の女神像(なんと本物)の上で繰り広げ
  るアクロバティックなアクションや、敵の工場に侵入し、やたら賢い
  犬から必死で逃げ回るコミカルなアクションなど、痛快かつ軽快なシ
  ーンが盛りだくさんです。映画全体のノリがスパイ映画チックなのは、
  やはり監督がガイ・ハミルトンだからでしょうか。
  
  ジョエル・グレイ扮するシナンジュの達人チュンは東洋人に見えるか
  どうか微妙なところではありますが、非常に良いキャラクターです。
  一見頑固でアメリカ嫌いの老人ですが、TVドラマに夢中になったり、
  輪投げの景品のぬいぐるみを貰って「これはわしのもんじゃぞ」と言っ
  ちゃったり、なんともまあ愛嬌のある人物です。

  明るいテーマソングなども印象的なこの作品、「第一の挑戦」で終わっ
  てしまったことが大変残念です。昨今のなつかし続編ブームの中、こ
  の作品の続編も作って頂きたいところです。勿論邦題は「レモ/第二
  の挑戦」で!

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レモ/第1の挑戦
価格:¥ 4,795(定価:¥ 2,625)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00008Z71D/ref=nosim/?tag=ulcstone-22

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■石男的衛星電影案内(Vol.405)9/13〜9/19 by.STONEMAN

  9月15日(月)20:00 BS-11(衛星第2)
  『ベン・ハー』('59 アメリカ)
  監)ウィリアム・ワイラー 主)チャールトン・ヘストン
  ※先日亡くなった、C・ヘストンの代表作。キリスト誕生の時代を背
   景にユダヤ人青年ベン・ハーの波乱に富んだ人生を描き、海戦シー
   ンや戦車競争シーンが圧倒的迫力の史劇スペクタクル巨編。6年半
   の歳月と54億円の巨費を投じて製作され、その年のアカデミー賞
   では、11部門を独占した。監督は「ミニヴァー夫人」「我等の生
   涯の最良の年」と本作で3度アカデミー監督賞に輝いている名匠ウ
   ィリアム・ワイラー。

  9月16日(火)21:00 BS-11(衛星第2)
  『アニー』('82 アメリカ)
  監)ジョン・ヒューストン 主)エイリーン・クイン
  ※孤児院で暮らすアニーは、いつか両親が自分を迎えに来ることを信
   じている明るい女の子。ある日彼女は、金の亡者という世間のイメ
   ージを少しでも良くするため、孤児を自宅に招待しようと考えた億
   万長者のウォーバックスの秘書に気に入られ豪邸に招かれる。日本
   でも毎年上演される人気ミュージカル「アニー」の映画版。監督は
   「アフリカの女王」「チャイナタウン」などで知られる巨匠ジョン
   ・ヒューストン。

  9月17日(水)21:00 BS-11(衛星第2)
  『雨に唄えば』('52 アメリカ)
  監)スタンリー・ドーネン 主)ジーン・ケリー
  ※サイレント映画からトーキーへと変わりつつあるハリウッド映画界
   の舞台裏を描いたジーン・ケリーとスタンリー・ドーネンの共同監
   督による傑作ミュージカル。G・ケリーふんする人気スターのドン
   は、美しい歌声を持つ女優志望のキャシーにひょんなことで出会い、
   徐々に好意を寄せ始める。そして彼は、彼女を次期スターに仕立て
   上げようとするが…。雨の中、『雨に唄えば』をケリーが歌い踊る
   シーンは有名。

  9月18日(木)21:00 BS-11(衛星第2)
  『ジーザス・クライスト・スーパースター』('73 アメリカ)
  監)ノーマン・ジュイソン 主)テッド・ニーリー
  ※イエス・キリストの最後の七日間を描いて世界的に大ヒットしたロッ
   ク・オペラを、イスラエルでのオール・ロケーションによって映画
   化。「夜の大捜査線」「屋根の上のバイオリン弾き」などで知られ
   る名匠ノーマン・ジュイソンが監督し、イエスを苦悩する一人の人
   間として大胆に描いている。聖書に忠実でありながらも、現代に生
   きる若者たちへ強くアピールした感動作。

  ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本
  <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch
  9月14日(日)19:30
  『トランスフォーマー』('07 アメリカ)
  監)マイケル・ベイ 主)シャイア・ラブーフ
  ※米国でも大ヒットし、それがTVアニメやアメコミになるなど数々
   の伝説を残した日本の玩具が、スピルバーグとM・ベイ監督(「ア
   ルマゲドン」)という大物同士の顔合わせで超大作映画に。世界的
   に評価が高い日本のロボット玩具の“変身”をいかに表現するかに
   注目が集まったが、メカ←→ロボットの変身のスピーディかつ緻密
   な描写、超ロボット生命体同士の対決シーンなど、ベイらしいド派
   手な映像の連発で期待通りのレベルに。出演は08年に「インディ・
   ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」出演でさらにスターとな
   ったS・ラブーフら。

  <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch
  9月14日(日)21:00ほか
  『ラストラブ』('07 日本)
  監)藤田明二 主)田村正和
  ※田村正和、14年ぶりのスクリーン復帰作。コミカルな一面も見せる
   TVドラマと打って変り、正統派ダンディズムを追求。ヒロイン・伊
   東美咲が演じる年下の女性と出会い、夢と誇りを取り戻す、成熟のラ
   ブストーリー。原作は『Deep Love』シリーズ等のカリスマ
   ベストセラー作家・Yoshi。テーマ曲は、トップアーチスト・絢香が担
   当。かつてニューヨークのジャズシーンで活躍したサックスプレイヤー
   ・明は、妻の死をきっかけにこれまでの生活を捨て、ひとり娘と静か
   に暮らしていた。ある日、明は清掃局に勤める若い女性・結と出会う…。

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トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション
価格:¥ 2,400(定価:¥ 4,179)
http://www.amazon.co.jp/dp/B000WZ8ME4/ref=nosim/?tag=ulcstone-22

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■編集後記
  ☆発売したばかりの映画『うた魂』のDVDを買いました。合唱がテ
  ーマの映画で劇場で2度見たのですが、劇場では尺の都合で曲がダイ
  ジェストだったりしたのですが、このDVDには合唱のフルバージョ
  ンが特典ディスクに入っていて、じっくり合唱を堪能しております。
  まさにお勧めのDVDです。

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うた魂♪フル!!!(初回限定生産2枚組)
価格:¥ 3,751(定価:¥ 4,935)
http://www.amazon.co.jp/dp/B001AW0B1A/ref=nosim/?tag=ulcstone-22

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■週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.468(2008/9/13)
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