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タイトル:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.459(2008/7/12)  2008/07/12


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  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★*
  *■□■■□□■☆彡*           第459号*
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==【もくじ】========================================================
  □週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第459号
  ■映画インプレッション『クライマーズ・ハイ』
  ■TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.127)
  ■ユライの朝まで映画漬け。(12)by,ユライ・ユーコ
  ■石男的衛星電影案内(Vol.396)
  ■編集後記
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■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN
  『クライマーズ・ハイ』
  監督:原田眞人  主演:堤真一 
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  ☆事故当時、地元紙の社会部記者として取材に奔走した経験を持つ作家
  ・横山秀夫(「半落ち」など)が、17年の時をかけて書き上げた同名小
  説を『突入せよ!「あさま山荘」事件』の原田眞人監督が描く群像劇で
  す。
  
  1985年8月12日、群馬県御巣鷹山にJAL123便が墜落、死者520人の大惨事
  が起こった。前橋にある北関東新聞社では、白河社長の鶴の一声により、
  一匹狼の遊軍記者・悠木和雅が全権デスクに任命される。そして未曽有
  の大事故を報道する紙面作り―闘いの日々が幕を開けた。さっそく悠木
  は県警キャップの佐山らを事故現場へ向かわせる。そんな時、販売部の
  同僚で無二の親友・安西がクモ膜下出血で倒れたとの知らせが届く…。

  主役の堤真一はもちろんですが、堺雅人、遠藤憲一、螢雪次郎、田口ト
  モロヲ、中村育二、マギーなどなどの個性派俳優がそれぞれいい味を出
  していました。山崎努演じる社長の憎たらしさも見事でした。 

  混乱する現場、苛立ちから感情を昂らせる記者とその上司たち、そして
  加熱する報道合戦を臨場感あふれる映像で迫力満点でした。セリフのぶ
  つかり合い、めまぐるしいカット割が原田監督らしいですね。

  前半があまりにテンポ良く緊張感がある展開だったので、個人手金は逆
  に後半が冗長に感じました。

  公式サイト http://climbershigh.gyao.jp/

  STONEMAN推薦度★★★☆ 親子愛映画度★★★☆
                                 (10点満点:★=2点・☆=1点)

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■ TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.127)
  『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』
  監督:エドガー・ライト 主演:サイモン・ベッグ
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  ☆スーパー・エリート巡査のニコラス(S・ベッグ)は、ロンドン署
  勤務。あまりの好業績で、上司や同僚に疎まれ、片田舎のサンフォー
  ド、事件なんて起こりそうもない平和で穏やかな町へ追いやられてし
  まう。ピンボケな署員たちに囲まれても、彼の正義感と勤勉さで、ニ
  コラスは行動を起さずにはいられないが、ここで起こる事件は、ロン
  ドンとはどうも違う。そんな中、奇妙な事故(事件)が連続的に起こ
  った。何かをかぎつけたニコラスが、能天気な相棒ダニー(ニック・
  フロスト)と、捜査に乗り出したのだが・・・。

  イギリス訛りの英語とシニカルな会話、イギリス、ロンドンでのすさ
  んだ犯罪多国の部分と田園風景の田舎でのどかで平和な背景とを映し
  出しながら、皮肉を言おうが何を言おうが常に冷静沈着、淡々と業務
  をこなし、生きている極普遍的な英国男性ニコライに笑えてくる。

  近日、「グラインドハウス」で名を馳せた若干34歳のE・ライト監
  督は、若くて俳優でもいけるようなキュート・ガイ。「ショーン・オ
  ブ・ザ・デッド」でのゾンビ映画のパロディーに引続き、S・ペッグ
  と脚本も手がけている。

  本作で見せる刑事映画のパロディー、例えば「ハートブルー」に数々
  のパロディーシーンには、笑いをこらえきれず、多くの映画ファンに
  は、そのパロディー部分を解き明かすのもさぞかし楽しいことだろう。
  ファンの署名のおかげでようやく公開にたどりつけた。
  グロイけれど、一見の価値あり。

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