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タイトル:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.416(2007/9/15)  2007/09/15


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  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★* 
  *■□■■□□■☆彡*           第416号* 
  *■■■■■■■■■*2007/9/15       * 
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                          ※このメールは等幅フォントでご覧ください。 
==【もくじ】======================================================== 
□週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第416号 
  ■映画インプレッション『デス・プルーフ in グラインドハウス』 
  ■おやぢ幹のお気楽DVD日記(310) 
    ■TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.85)
  ■石男的衛星電影案内(Vol.353)
  ■編集後記 
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■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN 
  『デス・プルーフ in グラインドハウス』 
  監督:クエンティン・タランティーノ    主演:カート・ラッセル 
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  ☆『キル・ビル』のタランティーノ最新作は60〜70年代に隆盛を極め
  たインディーズ系の低予算映画=グラインドハウス映画の体験を再現
  しました。
  
  テキサスの田舎町。人気DJのジャングル・ジュリアは女友達と共にお
  気に入りのバーにくり出した。しかし、そこに不気味なシボレーを乗
  り回す男、スタントマン・マイクがやってくる。ジュリアたちはバー
  で会話をするうちに、彼への警戒心を緩めていくが…。その14ヶ月後、
  テネシーのとある町。映画撮影に携わっているキム、ゾーイたちは撮
  影の合間をぬって車の試乗をすることに。しかしそんな彼女たちにマ
  イクが目をつけ…。

  アメリカでは2本立て+フェイク予告編で公開されたのですが、日本
  では残念ながら1本立てとなりました。その代わりディレクターズカッ
  ト版として全米公開版よりも20分くらい長くなっていました。

  まあ長くなった分はほとんど無駄で意味不明なガールズトークに費や
  された気もしないこともないですが…。

  カート・ラッセルの基地外演技は素晴らしかったです。今までヒーロー
  役が多かっただけに変態キャラが際立っていました。『激突!』っぽ
  い『ブレーキ・ダウン』というアクション映画に被害者側だったのも
  面白いですね。
  
  公式サイト http://www.grindhousemovie.jp/

  STONEMAN推薦度★★★ タラちゃん脚フェチ度★★★☆ 
                                (10点満点:★=2点・☆=1点) 

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■おやぢ幹のお気楽DVD日記(310)
   最近見たDVD&劇場作品 ひとくちおやぢ評
   http://homepage2.nifty.com/mikisan/
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 「Shopgirl/恋の商品価値」★★★☆ 2005年アメリカ 日本未公開
  本作主演のスティーブ・マーチンの全米ベストセラー小説を映画化。
  ヒロイン役クレア・ディンズが孤独な高級デパート店員が貧乏だけど
  誠実な彼とリッチな中年男性からアプローチを受ける。
  愛を取るかお金を取るかのラブコメディ。
 
 「サンキュー・スモーキング」★★★★ 2006/10/14公開
  タバコ産業のロビイストとして巧みな話術と情報捜査で活躍する主人
  公がマスコミに叩かれながらも奮闘する家族愛コメディ。 
  銃産業、酒産業、タバコ産業のロビイストが3人集まりグチを言い合
  うシーンは馬鹿ウケ! 

 「ラブソングができるまで」★★★★☆ 2007/4/21公開 
  ヒュー・グラント&ドリュー・バリモア主演のラブロマンス。
  ミュージックコンポーザーが主役の話で音楽が実にマッチしていて
  素晴らしい! 是非サントラ版も聞きたい秀作。 

 「サンシャイン2057」★★★☆ 2007/4/14公開
  「28日後...」のダニー・ボイル監督のSFサスペンスホラー。
  太陽が死にかけた近未来、核爆弾で太陽を再生すべく人類の未来をか
  けて太陽へ向かうクルー8人の運命は。 
  SF未来感が良かったが後半ホラー色が強すぎて残念。
  真田広之がキャプテン役で出演。 

 『デス・プルーフinグラインドハウス』★★★★☆2007/9/1〜公開中 
  クエンティン・タランティーノ監督
  スピルバーグの『激突!(1971)』をパクってるなぁ〜 
  何でもない女性の他愛もない会話をず〜と聞かされてイライラします
  がその後の急な展開であっ!!とびっくりいわゆるタンティーノホラー 
  にやられちまった。 血に弱い方にはお勧めしませんが。

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■ TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.85)
 『ブラック・スネーク・モーン』 
  監督:クレイグ・ブリュアー 主演:サミュエル・L・ジャクソン
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  ☆現代版「マイ・フェア・レディ」改訂版とでも言おうか・・・
  儀父からの性的虐待で心傷ついていたレイ(クリスティーナ・リッチ)
  は、恋人ロニー(ジャスティン・ティンバーレーク)が兵役に出てい
  ってしまって、手当たりかまわず男に手を出すようになった。彼の友
  達と絡んでひどく殴られ、半死状態で放り出されたところを、弟に妻
  を寝取られた元ジャズシンガーのラザラス(S・L・ジャクソン)に
  救われ・・・クリスチャンの彼は、彼女を拘束し更生させようとする。

  ブラック&ホワイトの映像でサム・ハウスのブルースで渋く始まる冒頭。
  と思いきや、レイとロニーの激しいセックス・シーンにつながる。そこで、
  全過程への関連性が見える。レイの性的依存症、ロニーの心配神経症、
  そして、ブルースが物語る男と女の関係。

  リッチは「僕のニューヨーク・ライフ」以上に性的に奔放で激しい役柄
  に挑んだけれど、ベイビーフェイスとのアンバランスさが、セクシーな
  身体をもいやらしく汚らわしくさせない。今回の役でかなり身体を引き
  締めたと見たけれど、ふっくらめな顔は少しぎすぎすしてしまったかも。
  それも、計算づくの役作りか。

  ティンバーレイクは、インシンク時代より大人になったもののやはりあ
  の繊細な声が、神経症の役柄をさらにナイーブに仕上げていて、なかな
  か歌手以上の仕事をしていたし、サミュエル・J・ジャクソンが、渋い!
  そこそこ上手なブルースは、彼の演技でさらにクールに聞こえる。役柄
  以上に彼の生きた年輪が色濃く出ているようだった。

  50年代のペーパーバックやグラインド・ハウスを髣髴させるようなこ
  の映画のポスターは、鎖で黒人男性(ジャクソン)が白人の少女(リッチ)
  を繋げた様で、この映画の背景に、多くの社会問題が潜んでいることなど、
  とても想像もつかないのだけれども。そのうえ、出演者のがんばった南部
  訛りあり、かわいげなコミカルなシーンありと、期待以上に楽しめる。

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■石男的衛星電影案内(Vol.353)9/15〜9/21 by.STONEMAN 

   9月17日(月)21:00 BS-11(衛星第2)   
  『グラディエーター』('00 アメリカ) 
   監)リドリー・スコット 主)ラッセル・クロウ
  ※名匠リドリー・スコットが描くスペクタクル史劇。ローマ帝国時代、
   ゲルマン民族との戦いを続ける将軍マクシムスは、老皇帝マルクス
   ・アウレリウスから次期皇帝を打診される。しかし皇帝の息子コモ
   ドゥスはそれを許さず、父親である皇帝を自らの手で殺害。わなに
   はまったマクシムスは、妻と息子を殺された上、奴隷の身に。すべ
   てを失った彼は、復しゅうを胸に剣闘士となる。アカデミー作品賞、
   主演男優賞ほか5部門受賞。

   9月18日(火)22:00 BS-11(衛星第2)   
  『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明 』('91 香港) 
   監)ツイ・ハーク 主)ジェット・リー
  ※ハリウッドで活躍するジェット・リーが、名実ともにトップ・スター
   の仲間入りをした改名前の代表作。欧米化の波が押し寄せ動乱の時
   代を迎えた清朝末期の中国。迫害され苦しむ人々のため、医師であ
   り武道家のウォンと弟子たちが悪に立ち向かう。実在した中国民衆
   のヒーロー、黄飛鴻(ウォン・フェイホン)の活躍を描いた人気シ
   リーズ第1作。ワイヤーを駆使した迫力のカンフー・アクションは
   見ごたえあり。

   9月19日(水)21:00 BS-11(衛星第2)   
  『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱』('92 香港) 
   監)ツイ・ハーク 主)ジェット・リー
  ※実在したカンフーの達人の黄飛鴻(ウォン・フェイホン)の活躍を
   描くシリーズ第2作。医者であるウォンは、仲間とともに西洋医学
   の学会に参加するため広州を訪れる。そこでは白蓮教という邪教集
   団が、激しい外国人排斥運動を繰り広げていた・・・。監督は香港
   のスピルバーグと称されたツイ・ハーク。ワイヤー・アクションを
   広く知らしめた彼ならではのダイナミックな演出が光り、シリーズ
   最高傑作の呼び声も高い作品。

   9月20日(木)21:00 BS-11(衛星第2)   
  『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地争覇』('92 香港) 
   監)ツイ・ハーク 主)ジェット・リー
  ※香港アクションのヒット・メーカー、ツイ・ハーク監督とジェット
   ・リー(リー・リンチェイ)のコンビによる人気シリーズ第3作。
   両親に恋人との結婚の許しを得るため、武術大会「獅子王争覇」に
   沸く北京へ訪れた黄飛鴻(ウォン・フェイホン)。大会の裏で外国
   政府による西太后側近の暗殺計画が進行していることを知ってしまっ
   た彼は、計画を阻止すべく自身も大会に参加することを決意するの
   だった。

  ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本 
  <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch 
   9月16日(日)20:00 
  『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』('06 日本)
   監)金子文紀 主)岡田准一
  ※2002年1〜3月にTBS系で放送され、カルト・ドラマとなった「木
   更津〜」は、03年に映画版第1作「〜日本シリーズ」が公開されて
   スマッシュ・ヒット。この第2作はTV版や前作で、ガンで死が近
   づきながらも仲間たちと楽しく暮らした主人公、ぶっさんがとうと
   う亡くなった、その3年後を描く。宮藤官九郎の脚本は引き続いて
   ギャグや凝った構成など快調でユーモラス。それでいて若い登場人
   物たちの気持ちの描き方はブレがなく、有終の美を飾っている。オ
   リジナル・メンバーがほとんど揃ったキャストの息の合った顔合わ
   せもファン必見だ。

  <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch 
   9月16日(日)21:00ほか 
  『かもめ食堂』('05 日本) 
   監)荻上直子 主)小林聡美
  ※人気作家・群ようこの原作を、『めがね』の荻上直子監督がオール
   ・フィンランド・ロケで映画化、ロングランを記録したヒット作。
   美味しいコーヒー、焼き立てのシナモンロール、揚げたてのトンカ
   ツ、ジュージューの生姜焼き、そして握りたてのおにぎり。画面を
   彩るふつうご飯のなんとおいしそうなこと!見れば、お腹がすくこ
   と間違いなしだ。フィンランドのヘルシンキにかもめ食堂という小
   さな食堂をオープンさせた日本人女性・サチエ。しかし客足は思わ
   しくなく、やって来たお客は日本アニメおたくの青年だけ。だがそ
   んな店にも、やがて少しずつお客さんが来るようになり…。

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■編集後記 
  ☆映画館は『HERO』一色でしたね。『踊る2』を抜くような勢い
  だとか…。私は静かにガラガラなスクリーンでゆっくり上映の終わり
  そうな作品を見たりするのが好きです。

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■週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.416(2007/9/15) 
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■編集長:STONEMAN (from HIROSHIMA city) 
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