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タイトル:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.411(2007/8/11)  2007/08/11


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  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★* 
  *■□■■□□■☆彡*           第411号* 
  *■■■■■■■■■*2007/8/11       * 
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==【もくじ】======================================================== 
□週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第411号 
  ■映画インプレッション『河童のクゥと夏休み』 
  ■おやぢ幹のお気楽DVD日記(305) 
    ■TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.80)
  ■石男的衛星電影案内(Vol.348)
  ■編集後記 
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■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN 
  『河童のクゥと夏休み』 
  監督:原恵一    主演:田中直樹 
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  ☆『映画クレヨンしんちゃん』シリーズ6本の脚本・監督を担当し、
  子供だけでなく大人からも賛辞を集めた原恵一監督が企画を20年来
  温め、製作に5年をかけた作品です。
  
  夏休み前のある日、康一は学校の帰り道で大きな石を見つける。石を
  持ち帰り水で洗うと、中からなんと河童の子供が!人間の言葉を話し、
  何百年も地中に閉じこめられていた河童を、康一は鳴き声から「クゥ」
  と命名。最初は驚いた両親や妹もクゥを受け入れ、家族だけの秘密に
  して一緒に暮らし始める。だがそんなある日、クゥが突然「仲間のと
  ころへ帰る」と言いだす。康一はクゥを連れ、河童伝説の残る岩手県
  ・遠野へ向かうが…。 

  ある意味、河童版『E.T.』だったりもしますが、『オトナ帝国』
  の原監督だけに家族愛や子供のいじめ問題なども織り交ぜて、主人公
  の康一の成長を描いていました。

  妹の瞳が、河童のクゥが家にやってきても、嫌って人気者になったクゥ
  を妬んですねている姿が妙にリアルですね。小学校でのイジメについ
  ての描写もリアルでした。クゥの動きも素晴らしかったです。

  泣かせポイントがいろいろ仕掛けられてます。私は犬のオッサン辺り
  がツボでした。みんなで舌を出して撮った記念写真が良かったです。
  それにしても原監督はよっぽど東京タワーが好きなんですねぇ。

  ストーリーが行き当たりばったりではありますが、原監督の熱い思い
  が伝わってくる作品でした。是非ともお子さんとご一緒にお父さんに
  も見てもらいたい作品です。
  
  公式サイト http://www.kappa-coo.com/

  STONEMAN推薦度★★★☆ 相撲強い度★★★☆ 
                                (10点満点:★=2点・☆=1点) 

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■おやぢ幹のお気楽DVD日記(305)
   最近見たDVD&劇場作品 ひとくちおやぢ評
   http://homepage2.nifty.com/mikisan/
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 「かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート」★★★ 2007/4/14公開 
  香港ワイヤーアクションカンフー映画の進化系。 CGがキレイでキレ
  があるアクションシーンですがストーリーがなんだか(^_^;) 
 
 「善き人のためのソナタ」★★★★  2007/2/10公開 
  2006年アカデミー賞外国語映画賞受賞作品
  1980年代東西冷戦時代後期の東ベルリンでの秘密警察“シュタージ”
  による反体制者への監視を描く。 国家に忠誠な監視者が反体制な
  劇作家の監視を続けるうちに感化されていく。 
  淡々と長いがじわじわと来る映画。
 
 「墨攻」★★★           2007/2/3公開
  コミックで読んでいたので期待したが、なんだか残念。
  アンディ・ラウの主人公はイメージぴったりだが、ヒロインのファン・
  ビンビンが幼すぎて兜が似合わねぇ〜(^_^;)  

 「アンフィニッシュ・ライフ」★★★★ 2005年アメリカ 日本未公開 
  「サイダーハウス・ルール」「ショコラ」のラッセ・ハルストレム監督
  ロバート・レッドフォード、ジェニファー・ロペス、モーガン・フリー
  マン出演のヒューマンドラマ。 
  この面子で素晴らしい内容で未公開とは・・・ 
  恋人の暴力から逃れるため、義理父の牧場へ逃げ込む。 
  ロバート・レッドフォードで牧場ものだと「モンタナの風に吹かれて」
  を思い出すがもう枯れた役の年になりましたね(苦笑)
 
 「ジャン=クロード・ヴァンダム ザ・ディフェンダー」★★
   2006年アメリカ 日本未公開
  ジャン=クロード・バンダム主演の元アフガン&イラクの戦場で活躍
  した精鋭が戦場での事故後精神を病み療養中、元上官に誘われ元ボク
  シング・チャンピョンのボディーガードをすることに。 
  ヌルイ展開と情けないアクションで(^_^;) 
 
 『トランスフォーマー』★★★★☆   2007/8/4〜公開中
  予告を見るかぎり「宇宙戦争」様のパニックものかと思いきや思いっ
  きりコメディで笑った笑った。 
  緊迫感の中でくすぐってくれる手法大好きです。 
  日本の“戦隊なんとかレンジャー”そのものですが、凄い迫力 は是非
  大画面、大音量がお勧め。 
  PS.映画の中で出てくる映画「40歳の童貞男」題名から借りずらい
  かも知れませんが、心あたたまるコメディ ですのでお勧めです。

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■ TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.80)
 『リトル・チルドレン』 
  監督:トッド・フィールド 主演:ケイト・ウィンスレット
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  ☆現状に満足できない大人になりきれない大人たちが、焦燥感や孤独
  感を感じながら、現実逃避していく。もがきながらも生きていけば、
  いつか周りに在る自分だけの幸せがあることに気づくことができるは
  ずだと、現代人の傾向を鋭く描く作品。

  博士号をとりながらもサラリーマンの妻として母として普遍的に生き、
  夫がセックスサイトで楽しむ様を垣間見て失望し、近隣の主婦達にも
  辟易し、さらに充実して生きることを渇望していく・・・このサラを
  演じるのは『タイタニック』のK・ウィンスレット。彼女の惹かれて
  いく不倫相手ブラッドに『ハード・キャンディ』『オペラ座の怪人』
  のパトリック・ウィルソン。サラのことを“タイプではない、眉も太
  すぎるし、ボーイッシュな感じで・・・。”と言いながらも、弁護士
  の試験に2度も落ち、ドキュメンタリー作家で完璧な妻キャシー(ジ
  ェニファー・コネリー)に頭が上がらず、ついにはサラに気持ちを向
  ける。二人は、身体を重ねあうごとに惹かれあっていく。

  そんな折、性犯罪での服役を終えてロニーが戻り、街は騒然となる。
  大人になりきれない大人だけではなく、アメリカでの犯罪者の再犯性
  への関心についても大きく触れている。ロニーを演じるジャッキー・
  アール・ヘイリーの性質と容貌が、小柄で細身で自信無さげな犯罪歴
  のあるといったいかにもという感じで、『がんばれ!ベアーズ』の子
  役時代の面影はうかがえない。本作品では、俄然群を抜いた演技をし
  ている。

  監督T・フィールドは、『アイズ・ワイド・シャット』等に役者とし
  て出演、『メディカルレッスン/青春解剖学』では、気の弱い医学生
  役を演じた。監督としては『イン・ザ・ベッド・ルーム』等と本作で、
  まだ経験浅いながらも、キャラクターの細かな心の揺れを哀愁あるエ
  ピソードをもってシニカルにうまく表現している。

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■石男的衛星電影案内(Vol.348)8/11〜8/17 by.STONEMAN 

   8月13日(月)21:00 BS-11(衛星第2)   
  『映画女優』('87 日本) 
   監)市川崑 主)吉永小百合
  ※日本映画史にその名を残す大女優、田中絹代。若くしてトップスター
   となった彼女が、様々な経験を経て名実ともに日本を代表する女優
   になるまでの波乱に満ちた半生を、市川崑監督が、彼らしい美的セ
   ンスにあふれる演出で描いた作品。過去の名画の再現フィルムなど
   が挿入され、日本映画の歴史も同時に語られる。現在の映画界を代
   表する女優、吉永小百合が、大先輩である田中役に体当たりで挑ん
   だことも話題となった。

   8月14日(火)21:00 BS-11(衛星第2)   
  『あゝひめゆりの塔』('68 日本) 
   監)舛田利雄 主)吉永小百合
  ※太平洋戦争末期の沖縄本島で臨時看護婦(当時)部隊として従軍し、
   壮絶な玉砕を遂げた、沖縄師範学校の女子生徒たち。通称「ひめゆ
   り部隊」と呼ばれた乙女たちの悲劇的な最期を描いた反戦映画。幾
   度となく映画化された作品の中でも、本作は、吉永小百合、浜田光
   夫、和泉雅子ら日活青春映画スターが出演。後に「二百三高地」な
   ど戦争大作を多く手がけたアクション派、舛田利雄監督による迫力
   の戦闘シーンが異彩を放つ。

   8月15日(水)19:45 BS-11(衛星第2)   
  『愛と死の記録』('66 日本) 
   監)蔵原惟繕 主)吉永小百合
  ※昭和三十年代後半の広島市内。レコード店の店員をしている和江は、
   印刷会社で働く将来有望な青年の幸雄と偶然に出会って恋に落ちる。
   しかし、楽しい日々は長く続かなかった。幼いとき原爆で両親を失っ
   た幸雄は、自身も被爆者だったのだ。発病し原爆病院に入院するこ
   とになった幸雄。和江は周囲の反対を押し切って彼への愛を貫こう
   とするが…。吉永小百合と渡哲也が初共演した純愛映画。

   8月16日(木)21:15 BS-11(衛星第2)   
  『つる 鶴』('88 日本) 
   監)市川崑 主)吉永小百合 
  ※昭和34年に「朝を呼ぶ口笛」でデビューして以来、清純派として
   不動の人気を誇る大女優・吉永小百合の映画生活100本記念特別
   企画として製作された作品。監督には「細雪」「おはん」でコンビ
   を組んだ巨匠、市川崑。キャストも野田秀樹、菅原文太など豪華な
   顔ぶれが集まった。日本人なら誰でも知っている民話のひとつ「鶴
   の恩返し」をベースに、献身的な愛の美しさと自然の厳しさ、さら
   には人間の欲深さを描いていく。

  ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本 
  <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch 
   8月15日(水)22:00 
  『涙そうそう』('06 日本) 
   監)土井裕泰 主)妻夫木聡
  ※BEGIN・作曲、森山良子・作詞のコンビにより98年に誕生し、
   2001年、夏川りみによってカバーされ、売り上げ累計100万枚を越
   す大ヒットを記録した「涙そうそう」。この名曲をモチーフに、沖
   縄に生まれ育った血の繋がらない兄妹がさまざまな試練をくぐりぬ
   けて懸命に生きる姿を、「どろろ」の妻夫木聡と「タッチ」の長澤
   まさみという人気抜群の2人の顔合わせで切なく感動的に綴る。監
   督は「いま、会いにゆきます」の土井裕泰。

  <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch 
   8月12日(日)21:00ほか 
  『精霊流し』('03 日本) 
   監)田中光敏 主)内田朝陽
  ※さだまさしの自伝的小説の映画化で、一本のバイオリンに託された
   切ないまでの母の深い愛に、公開時、いちばん泣ける映画!と話題
   になった感動作。バイオリン奏者を夢見て、故郷の長崎を後にした
   雅彦。やがて大学生になり、長崎に帰郷した彼は、母と叔母が胸に
   秘めていた切ない事実を知ることになる…。

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■編集後記 
  ☆8月6日は、ボランティアガイドとして広島に来られる方のご案内
  させていただきました。10日付けの中国新聞朝刊にそのことが記事
  になっていまして、私の写真も出てました。

  当日は朝降った雨でとても蒸し暑く大変でしたが、大勢の方とお会い
  出来て楽しくご案内が出来たので良かったです。

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■週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.411(2007/8/11) 
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■編集長:STONEMAN (from HIROSHIMA city) 
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