メルマガ:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★
タイトル:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.408(2007/7/20)  2007/07/21


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  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★* 
  *■□■■□□■☆彡*           第408号* 
  *■■■■■■■■■*2007/7/20       * 
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●◎●当メルマガは映画『夕凪の街 桜の国』を応援します!●◎● 
==【もくじ】======================================================== 
□週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第408号 
  ■映画インプレッション『西遊記』 
  ■おやぢ幹のお気楽DVD日記(302) 
    ■TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.77)
  ■石男的衛星電影案内(Vol.345) 
  ■応援企画『夕凪の街 桜の国』ガイド(Vol.5) 
  ■編集後記 
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■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN 
  『西遊記』 
  監督:澤田鎌作  主演:香取慎吾
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  ☆毎回視聴率が20%越えを記録した超人気ドラマが、スケールアッ
  プしてスクリーンに登場しました!
   
  ありがたい経典を受け取るため天竺を目指す、三蔵法師と3人の弟子・
  悟空、沙悟浄、猪八戒。一行は果てしなく続く炎天下の砂漠を渡る途
  中で、小さな街に立ち寄る。ところが“虎誠(フーチェン)”という
  その国の王室は、三蔵法師が現れるのを待ち受けていた。美しくも勇
  猛な王女・玲美から「妖怪・金角、銀角の呪いで、亀にされてしまっ
  た王と王妃を助けて欲しい」と懇願された一行は、金角・銀角が潜む
  という臥龍山へ向かうが…。 

  香取慎吾、深津絵里らTV版ですっかり役が板についたレギュラーキ
  ャスト陣に加え、多部未華子、谷原章介、小林稔侍、最強の敵・金角
  &銀角に鹿賀丈史、岸谷五朗という豪華キャストで楽しませてくれま
  した。お姫様役の多部未華子は夏のドラマ『山田太郎ものがたり』で
  ヒロイン役の子ですね。

  『始皇帝暗殺』でも使われた中国でのロケシーンや、大掛かりなセッ
  ト、そして贅沢にVFXを駆使したアクションシーンも見ごたえある
  ので家族連れで楽しめる娯楽作品ですね。

  しかしながら個人的には「なまか」ってフレーズがどうしても不自然
  なフレーズなので最初から最後までノレませんでした…。
   
  作品公式サイト http://www.saiyuki.jp/index.html

  STONEMAN推薦度★☆ なまかって何?度★★★☆ 
                                (10点満点:★=2点・☆=1点) 

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■おやぢ幹のお気楽DVD日記(302)
   最近見たDVD&劇場作品 ひとくちおやぢ評
   http://homepage2.nifty.com/mikisan/
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 「ビール・フェスタ」★★☆ 2006年アメリカ/オーストラリア 
  日本未公開 コメディ製作集団“ブロークン・リザード”が贈る
  痛快お下劣おバカ・コメディ。
  ドイツ系アメリカ人兄弟の祖父の遺言で遺灰を祖国ドイツに。
  国別対抗ビール早飲み競技会のビールフェスタにチャレンジ。

 「大奥」 ★☆       2006/12/23公開
  邦画とは思えないほどエキストラがびっくりするほど多く、
  しかも衣装や小道具も豪華絢爛。だけどなぁ・・・(^_^;) 
 
 「ギャング・オブ・フラデルフィア」★★☆ 2005年アメリカ 
  日本未公開。 フィラデルフィアでのチンピラの抗争& ドラッ
  グ&バイオレンスもの。似たような体格の黒人がたくさん出てき
  て誰が誰だかわからなくなった。
  マライヤ・キャリーがチョロッと出てます。
 
 「デート・ウィズ・バリュー」★★★★ 2006/12/16公開 2004年米
  6歳の時に見た「E.T.」のドリュー・バリモアに一目惚れ、
  ファンクラブに入ったりドリュー・バリモア一筋の映画で成功を夢
  見る青年が、クイズ番組で答え「ドリュー・バリモア」で1100
  ドルをゲット! 運命を感じて、コネも何もない青年が30日で
  ドリューとデートできるかをドキュメントで描く。
  ドリュー一筋の想いが良く撮れてます。 

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■ TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.77)
 『ダイ・ハード4.0 』 
  監督:レン・ワイズマン 主演:ブルース・ウィルス
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  ☆あのジョン・マクレーンが戻ってきた。
    12年の歳月は、彼をさらに渋くさせ、シリーズ初回のハイテクビル
  での大アクションのときに見せた妻・ホリーとの愛は見られず・・・
  3作目では別居中だったのが、この4作目では離婚状態、娘ルーシー
  はかなり成長するはで、時間の経過がうかがえる。空港テロ、NYで
  の爆破テロ・・・そして、今回はサイバーテロ。アナログな、マクレ
  ーンが、どれだけ体当たりで悪を滅ぼしていくか・・・ダイナミック
  なアクションシーンは、前作品に負けず劣らずで、手に汗握らせられ
  ます。

  ストーリーは、どこかで見たこともあるような感じがしないでもない
  サイバーテロに立ち向かうNYPD(ニューヨーク市警部補)のジョ
  ンのいつもの勧善懲悪もの。悪役のトーマス・ガブリエル(ティモシ
  ー・オリファント)は官僚出身、エリート・サラリーマン風な男で、
  悪役らしからぬ風貌の手下たちへ冷酷な指示をし、パートナー、マイ
  (マギー・Q)はサイボーグ並み脅威的な悪女・・・この配役もおも
  しろいが、昔なら雑誌の切り貼りの脅迫状も、コンピューターのプル
  フェッショナルたちの手にかかれば、アーティスティックなビデオレ
  ターの出来上がり、というのも興味深い。代々大統領のスピーチビデ
  オを切り貼りしてできたビデオは、なんともいえない。そして、こん
  どの破壊力も凄まじい。そして、ラストシーンのメローでさりげない
  ところがよかった。

  監督は、『アンダーワールド』のレン・ワイズマン。次回作は、息子
  ジョン・Jrの出演と共に活躍するであろうことを期待する。

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■石男的衛星電影案内(Vol.345)7/21〜7/27 by.STONEMAN 

   7月23日(月)21:00 BS-11(衛星第2)   
  『太陽がいっぱい』('60 フランス/イタリア) 
   監)ルネ・クレマン 主)アラン・ドロン
  ※野心と劣等感から犯罪をひきおこす美青年の青春像を鮮烈に描き、
   アラン・ドロンを一躍世界的大スターへとのしあげた名匠ルネ・ク
   レマン監督による傑作サスペンス。ヨーロッパで放とう生活を続け
   る金持ちの友人フィリップのもとを訪れた貧しい青年・トムは、金
   も女も何もかも持っているフィリップに召し使いのように扱われ、
   彼に激しい憎悪を抱くようになる。ニーノ・ロータのテーマ曲とと
   もに大ヒットした映画史を飾る名作。

   7月24日(火)21:00 BS-11(衛星第2)   
  『太陽はひとりぼっち』('62 イタリア/フランス) 
   監)ミケランジェロ・アントニオーニ 主)アラン・ドロン
  ※イタリアの鬼才アントニオーニ監督がクールな視点で描いた恋愛ド
   ラマ。現代人の抱える心の空虚さや孤独感を浮き彫りにした一作で
   ある。三年間交際してきた外交官と別れたばかりの女性ビットリア。
   うつろな彼女の心に入り込んできたのは証券取引所の仲買人ピエロ
   という男だった。やがて二人は激しくひかれ合うようになるが…。
   カンヌ映画祭審査員特別賞受賞作品。

   7月25日(水)21:00 BS-11(衛星第2)   
  『地下室のメロディー』('63 フランス) 
   監)アンリ・ベルヌイユ 主)ジャン・ギャバン
  ※5年の刑期を終えたばかりの年老いたギャングは、反省するどころ
   か次なる大仕事を計画していた。カジノの巨額な売上金強奪を、刑
   務所で知り合った若い男と組んで実行する。妻に猛反対されながら
   も、最後の仕事にすべてをかける年老いたギャングにジャン・ギャ
   バン、その若い相棒にアラン・ドロン。2大スターが初めて共演、
   フランス映画界の大御所、アンリ・ベルヌイユ監督による犯罪映画
   の傑作。

   7月26日(木)21:00 BS-11(衛星第2)   
  『危険がいっぱい』('64 フランス) 
   監)ルネ・クレマン 主)アラン・ドロン 
  ※ルネ・クレマン監督&アラン・ドロン主演コンビで、ジェーン・フ
   ォンダを相手役に迎えた小粋なサスペンス。ギャングの親玉の妻に
   手を出したため、殺し屋に命を狙われるはめになったいかさまカー
   ド師のマルクは、命からがら逃亡し、たまたま飛び込んだ施設で出
   会った未亡人の家で運転手として住み込むことに。そこには、未亡
   人のいとこだという美女のほかに、未亡人の愛人がおり、マルクは
   危険な駆け引きに巻き込まれていく。

  ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本 
  <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch 
   7月25日(水)22:00 
  『ホテル・ルワンダ』('04 イギリスほか) 
   監)テリー・ジョージ 主)ドン・チードル 
  ※2004年製作後、日本では劇場公開が決まらず、ネット上で上映嘆願
   運動が盛り上がった結果、ようやく公開に漕ぎつけた本作。長年、
   ツチ族とフツ族が対立したルワンダで、1990年に内戦が勃発。そこ
   でフツ族至上主義者たちはツチ族やフツ族穏健派を、一説によれば
   100万人も虐殺した。そんな極限状況下、平凡な主人公が人間の尊厳
   を守るべく全力を尽くした、感動の実話を映画化。欧米諸国や国連
   が“第三世界の出来事”として無視した惨劇を、「父の祈りを」の
   脚本家T・ジョージ監督は抑制を効かせつつ大胆に再現。必見の秀
   作に仕上がった。

  <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch 
   7月15日(日)21:00ほか 
  『仔鹿物語』('91 日本) 
   監)澤田幸弘 主)三浦友和
  ※釧路湿原を走る、廃線間近のローカル線運転手を父に持つ少年・健
   一は、母親を失くした仔鹿を見つけ、ラッキーと名付けて親に内緒
   で飼い始めるが…。仔鹿と少年の心暖まる交流を、北海道の大自然
   の中で描いた感動大作。

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■応援企画『夕凪の街 桜の国』ガイド(Vol.5)by.STONEMAN 

  ★このガイドも今週で最終回です。詳しい作品のインプレッションは
  次週ご紹介します。今回は、先日開催された市民野外上映の模様をレ
  ポートします。

  当初は5月14日に開催予定だったのですが、季節はずれの台風の影
  響で順延になり16日に開催されました。場所は広島市中区の本川河
  川敷(通称:ポップラ通り)で行われました。

  この場所は、原爆投下後に家を焼失した人々がバラックを建て、住み
  着いていた所で「原爆スラム」とも呼ばれていました。映画の中で主
  人公の皆実が住んでいた場所でもあり、現代のシーンでもロケで使わ
  れた場所でもあるのです。

  そんな場所で、『夕凪の街 桜の国』を見れただけで感動的でした。
  しかし、原爆投下直後の事を考えると多くの人々が目の前の川でもが
  き苦しんで死んでいったことを想像すると怖くもありました。

  こんな素敵な上映会を企画したポップラ・ペアレンツ・クラブに感謝
  したいと思います。

  いよいよ、明日21日からは広島で先行上映がありまして、シネツイ
  ン2、広島宝塚3.TOHOシネマズ緑井では田中麗奈と麻生久美子
  の舞台挨拶があるそうです。

  そして、28日からは全国公開です。小さな作品ですが是非とも多く
  の人に見てもらいたい作品です。蛇足ですが、私も小さく後姿で出演
  していますが、自分でも判らないほどだったりするので自慢になりま
  せん…。

  『夕凪の街 桜の国』(配給:アートポート) 
  7月21日 広島先行ロードショー 
  7月28日 全国ロードショー「新宿シネマスクエアとうきゅう」ほか 
  公式サイト http://www.yunagi-sakura.jp/ 
  公式ブログ http://blog.eigaseikatu.com/yunagi-sakura/ 

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■編集後記 
  ☆ハリポタの配給のWBの強気ぶりには驚かされました。劇場による
  と招待券とか株主券を拒否したりしてますね。あれってジュラシック
  パークの時に問題になったような気がしますが…。
  
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■週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.408(2007/7/20) 
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■編集長:STONEMAN (from HIROSHIMA city) 
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