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タイトル:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.401(2007/6/1)  2007/06/01


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  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★*
  *■□■■□□■☆彡*           第401号*
  *■■■■■■■■■*2007/6/1        *
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                          ※このメールは等幅フォントでご覧ください。
==【もくじ】========================================================
□週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第401号
  ■映画インプレッション『檸檬のころ』
  ■おやぢ幹のお気楽DVD日記(295)
  ■TAK・Gのフィルム・コラム(Vol.71)
  ■石男的衛星電影案内(Vol.338)
  ■編集後記
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■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN
  『檸檬のころ』
  監督:岩田ユキ   主演:榮倉奈々、谷村美月
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  ☆長編映画1本目の監督作となる岩田ユキが、人気女性作家の豊島ミ
  ホの同名小説を女性らしい始点で描いた青春映画です。
  
  成績優秀で、吹奏楽部で指揮者を務める加代子は高校を卒業したら東
  京の大学に進学したいと思っている。そんな加代子に思いを寄せる巧
  はなかなか気持ちを伝えられない。そんな彼に同じ野球部の富蔵が無
  邪気に、佐代子が好きだと告白する。次第に近づいていく加代子と富
  蔵の距離…。加代子のクラスメイトの恵は、将来音楽ライターになり
  たいと思っている。偶然掃除当番が一緒になった軽音楽部の一也と音
  楽談義で盛り上がり…。

  私的には、なんともこっ恥ずかしい映画でした。出てくる男どもがみ
  んな女々しいのがリアルすぎて男の立場からすると…。一応、文化祭
  が盛り上がり所なので『リンダ・リンダ・リンダ』にも通じますが、
  作品的に男が萌える展開になってないのが残念でした。逆に女性が見
  たら感じ方も違ってくる作品でしょうね。

  見所はなんと言っても谷村(黒い涙)美月ですね。今まで暗い役どこ
  ろばかりだったので、今回もそうかなと思ったら普通に等身大の女の
  子を演じていました。あんなハイテンションで喋る谷村美月は始めて
  見ました。『カナリア』から注目しています。 

  榮倉奈々は逆にいつも明るいイメージなので、今回は地味すぎる役で
  したね。なんで元カレと別れて新しいカレ(柄本クン)が好きになっ
  たかが説明されてなかったので私には消化不良でした。柄本クンはお
  父さん(柄本明)のような個性派俳優になるでしょうね。 

  作品公式サイト http://www.lemon-no-koro.com/

  STONEMAN推薦度★★★ ラムネ万引き度★★★☆
                                (10点満点:★=2点・☆=1点)

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■おやぢ幹のお気楽DVD日記(295)
   最近見たDVD&劇場作品 ひとくちおやぢ評
   http://homepage2.nifty.com/mikisan/
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 「ダニエラという女」★★★  2006/12/9公開 2005年フランス R-18
  監督:「美しすぎて」のベルトラン・ブリエ。
  モニカ・ベルッチが娼婦役で美しく妖艶な肢体をおしげもなく魅せて
  くれます。 男の妄想?(笑)
 
 「シャーロットのおくりもの」★★★  2006/12/23公開 
  ダコタ・ファニング主演による農場の娘と処分されそうになった子ブタ
  と蜘蛛(声ジュリア・ゾバーツ)ネズミ(声スティーブ・ブシュミ)の
  ファミリーファンタジー。 
  “春に生まれた子ブタは、冬を越せない。なぜならクリスマスのハムに
  なるから”
  
 「ウェス・クレイヴン'Sカースド」★★☆  2006/3/18公開 
  「スクリーム」のウェス・クレイヴン監督のホラー。
  ハリウッドの街に狼男ですか? こんな設定無理ですよ。 

 「キャプテン・ズーム」★★★   2006年アメリカ 日本未公開
  お子様向けSFアクションコメディ。
  超能力を持った子供たちが、力を合わせて地球を救う? 

 「カオス」★★★☆        2006/11/4公開 
  ジェイソン・ステイサム、ウェズリー・スナイプス、ライアン・フィリッ
  プ(「父親たちの星条旗」「クラッシュ」の若手俳優) 
  刑事VS銀行強盗アクション。 なかなか面白い展開だったが途中でオチが
  見えてしまい残念。 

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■ TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.71)
  『主人公は僕だった』 
    監督:マーク・フォスター 主演:ウィル・フェレル
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  ☆ハロルド(W・フェレル)は、何の変哲もない、どちらかというと
  退屈な男だ。国税庁に勤めながら、日々代わり映えのない生活を送っ
  ていた。ところが、とある日、突然、それは聞こえてきた。彼のなす
  ことすべて、ナレーションで語られるように聞こえてくるのだ・・・
  それが何かを突き止めようとし、突き止めたところが、常に死をもっ
  てエンディングを締めくくる英国人作家が書き進めている小説だった
  のだ。

  そのナレーションを語る英国人作家扮するエマ・トンプソンは、いつ
  にもまして才能あふれる作家の役で才女振りを発揮、かなり変人的な
  異彩ぶりも以外ながらもうまい配役だ。

  ハロルドが、仕事に打ち込む中、知り合うベーカリーの女性アナにマ
  ギー・ギレンホールが演じる。どこかにいそうで、ちょっと鼻っ柱の
  強そうな感じが、彼女に似合い、恋に落ちた後の甘ったるい感じがま
  た自然なようでおかしくて、微妙にシニカルなコメディーに打ってつ
  けだ。

  しかしながら、やはり最高な演技を見せてくれたのが、W・フェレル
  だ。ハロルドの地味なキャラクターを思い切りシリアスいっぱいで演
  じた彼は、さらに笑いを増してくれる。

  Spoonの歌が何曲か使われていて、渋めなコメディー映画にしてはファ
  ンキーな選択。さらには、クラッシュやらザ・ジャムなどまで挿入さ
  れ、まさに人生はロックンロール、横臥するが勝ち。

  『チョコレート』『ネバーランド』のマーク・フォスター監督の独特な
  世界観が、しっかり綴られ、生と死がシニカル且つコミカルに語られる。

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■石男的衛星電影案内(Vol.338)6/2〜6/8 by.STONEMAN

   6月4日(月)21:00 BS-11(衛星第2)  
  『駅馬車』('39 アメリカ)
   監)ジョン・フォード 主)ジョン・ウェイン
  ※映画史に多大な影響を与えた傑作西部劇。モニュメント・バレーを
   疾走する駅馬車を舞台にさまざまな人生模様を描き、スピード感あ
   ふれる活劇のだいご味と詩情に満ちた不朽の名作。ジョン・ウェイ
   ンを一躍大スターにし、その後のジョン・フォード監督との名コン
   ビを生み出した記念すべき作品。アカデミー助演男優賞(T・ミッ
   チェル)、編曲賞受賞。

   6月5日(火)21:00 BS-11(衛星第2)  
  『マクリントック デジタル・リマスター版』('63 アメリカ)
   監)アンドリュー・V・マクラグレン 主)ジョン・ウェイン
  ※大牧場主マクリントックは、生っ粋の西部男。彼の町でも時代の流
   れで入植者のトラブルや先住民の暴動など次から次へと問題が起こ
   るが、彼は豪快に解決していく。そんな彼の弱点は気の強い妻キャ
   サリンで、娘を東部で育てようとする彼女から離婚を迫られている。
   西部劇の大スター、ジョン・ウェインが、フォード作品でもなじみ
   の深いモーリン・オハラと共演した、おおらかなコメディー西部劇
   大作。

   6月6日(水)21:00 BS-11(衛星第2)  
  『勇気ある追跡』('69 アメリカ)
   監)ヘンリー・ハサウェイ 主)ジョン・ウェイン
  ※14歳の勝気な少女マティは、雇い人トム・チェニーに父親を殺さ
   れ復しゅうを決意する。彼女が雇ったのは大酒飲みの保安官ルース
   ター・コグバーンと、腕の立つテキサス・レンジャーのラビーフ。
   トムと悪漢4人組を追って3人は旅に出るが・・・。クライマック
   スの決闘はジョン・ウェインならではの豪快さで、彼はこの作品で
   初めてアカデミー主演男優賞を獲得した。

   6月7日(木)21:00 BS-11(衛星第2)  
  『オレゴン魂』('75 アメリカ)
   監)フランソワ・デュペイロン 主)エリック・カラヴァカ
  ※「勇気ある追跡」の保安官コグバーン役でオスカーに輝いたJ・ウ
   ェインが、再び同じ役にふんし、名女優キャサリン・ヘプバーンと
   共演した続編。保安官バッジを取り上げられたコグバーンは、友人
   だったブリードとホーク一味が起こしたニトログリセリン強奪事件
   によって再び任務に復帰。追跡中、一味に親を殺されたヘプバーン
   ふんする宣教師の娘ユーラと先住民の子供に出会い、共に旅をして
   あだ討ちをすることに・・・。

  ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本
  <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch
   6月2日(土)20:00
  『ピンクパンサー』('06 アメリカ) 
   監)ショーン・レヴィ 主)スティーヴ・マーティン
  ※1963年の「ピンクの豹」に始まり、ピーター・セラーズがクルーゾ
   ー警部に扮した「ピンクパンサー」シリーズは全7作が作られたが、
   ハリウッドの爆笑男優マーティンをクルーゾー役に迎えてリメイク
   したのが本作。事件を捜査しながら、次から次へと自分でも問題を
   起こしていく強烈キャラ、クルーゾーを、マーティンがユーモラス
   に巧演。共演は歌手ビヨンセ(「ドリームガールズ」などと同様に
   俳優としてB・ノウルズでクレジット)ら。監督は「ナイトミュー
   ジアム」のS・レヴィ。

  <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch
   6月3日(日)21:00ほか
  『メゾン・ド・ヒミコ』('05 日本) 
   監)犬童一心 主)オダギリジョー
  ※ゲイの父親を嫌い、その存在すら否定して生きてきた沙織。ある日、
   彼女のもとに父の恋人である青年が訪ねてくる。彼は沙織の父が癌
   で余命幾ばくもないと言い、父の営むゲイのための老人ホーム”メ
   ゾン・ド・ヒミコ”を手伝わないかと誘う。いつしか理解しあえる
   はずのない彼らに、微妙な関係が芽生えていき…。『ジョゼと虎と
   魚たち』の犬童一心監督が、オダギリジョーと柴咲コウを主演に迎
   えて放つ心温まるファンタジー。

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■編集後記
  ☆今回紹介した『檸檬のころ』は東京での上映は終了しているみたい
  ですね。逆に関西では6月公開のようです。大阪より広島が先に公開
  なのは珍しいですね。今週TAK・Gさんが紹介の『主人公は僕だっ
  た』のウィル・フェレルが劇中にしていた腕時計を買ってしまいまし
  た。

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