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タイトル:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.392(2007/3/30)  2007/03/30


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  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★*
  *■□■■□□■☆彡*           第392号*
  *■■■■■■■■■*2007/3/30       *
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                          ※このメールは等幅フォントでご覧ください。
==【もくじ】========================================================
□週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第392号
  ■映画インプレッション『ナイト ミュージアム』
  ■おやぢ幹のお気楽DVD日記(287)
  ■TAK・Gのフィルム・コラム(Vol.62)
  ■石男的衛星電影案内(Vol.329)
  ■編集後記
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■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN
  『ナイト ミュージアム』
  監督:ショーン・レヴィ   主演:ベン・スティラー    
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  ☆博物館の収蔵物が夜中に動き出したらという空想を映像化して、世
  界的大ヒットとなりました。
  
  ニューヨークに住むラリーは、現在失業中。しかも最愛の息子ニッキー
  は、元妻の再婚相手になついてしまっている。父子の絆を取り戻すた
  め、まずは仕事を持とうと決心したラリーは、自然史博物館の夜警の
  仕事に就く。しかし勤務最初の夜、ひとり見回りを始めたラリーは愕
  然とする。ホール中央にあったティラノサウルスの骨格標本が、忽然
  と消えているのだ!その直後、ラリーは館内を動き回るティラノサウ
  ルスに追いかけられ…。

  日本ではパッとしなかったベン・スティラーが主演なのですが、春休
  みのファミリー層をガッチリつかんで大ヒットしましたね。ホラーっ
  ぽい話かと思いきや毒にも薬にもならない軽い話でした。それがお子
  様には受けたのかもしれませんね。

  ベン・スティラーとロビン・ウィリアムズの新旧コメディアン共演に
  加えてミッキー・ルーニーらのコメディアンの博物館入りしそうな面
  々を登場させたのが面白いですね。

  ノンクレジットでカメオ出演の某スターが意外に出ずっぱりだったの
  が謎でした。

  作品公式サイト http://movies.foxjapan.com/nightmuseum/

  STONEMAN推薦度★★★ オーウェン出過ぎ度★★★☆
                                (10点満点:★=2点・☆=1点)

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■おやぢ幹のお気楽DVD日記(287)
   最近見たDVD&劇場作品 ひとくちおやぢ評
   http://homepage2.nifty.com/mikisan/
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 「沈黙の傭兵」★★★   2006/11/25公開 
  スティーブン・セガール主演の傭兵ミリタリーもの。
  “沈黙”シリーズもいい加減にして欲しいですが、出ると見てしまう
  こっちが悪いのか(笑) 今回はセガールよりも周りを取り囲む出演
  者が個性的で面白かった。
 
 「ナチョ・リプレ 覆面の神様」★★★☆ 2006/11/3公開 
  監督:「バス男」のジャレッド・ヘス。アメリカが作ったメキシカン
  脱力系コメディ。 この脱力感がたまらない(逆に気にさわるかも) 
  ジャック・ブラック主演でやはり歌は上手い! 
  ヒロインのアナ・デ・ラ・アゲラはペネロペ・クルス似でとても綺麗。
 
 「トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合」★★★☆ 
  2006年アメリカ 日本未公開。オーウェン・ウィルソン主演のコメディ。 
  そこそこ面白いのにケイト・ハドソン、マット・ディロン、マイケル・
  ダグラス共演で未公開かぁ〜(^_^;) 
  新婚家庭にはちゃめちゃな親友がころがりこんでのドタバタコメディ。 

 「DEATH NOTE デスノトート the last name」★★★★ 2006/11/3公開 
  ガメラシリーズの金子修介監督作品。
  原作を読んだ娘たち、原作よりもラストは面白かったそうです。 
  藤原竜也よりも鹿賀丈史と松山ケンイチの演技は見応えありました。 

 「ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き」★★☆ 
  2006年アメリカ 日本未公開。ヴィンス・ヴォーンとジェニファー・
  アニストンのラブコメディ。 
  共同購入したアパートに住む恋人同士が些細なことから大喧嘩。 
  一緒に暮らせないとアパートを売る事になるが売れて初めて・・・ 
  この手は日本じゃ受けないだろうからしょうがないか。
 
 「カポーティ」★★★    2006/9/30公開 
  フィリップ・シーモア・ホフマン:2005年アカデミー賞主演男優賞受賞。
  ノンフィクション・ノベルの先駆者トルーマン・カポーティの傑作『冷
  血』、その完成まで伝記ドラマ。 
  フィリップ・シーモア・ホフマンの裏声がどうも気になって。 

 『ナイトミュージアム』 ★★★☆ 2007/3/17〜公開中 
  監督は「ピンクパンサー」のショーン・レヴィ。
  ベン・ステイラー主演のアメリカで大ヒットした博物館コメディ。 
  西洋史がお好きな方は是非。 

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■ TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.62)
  『ホリデイ』
  監督:ナンシー・マイヤーズ 主演:キャメロン・ディアス
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  ☆イギリスの新聞社で働くアイリス(ケイト・ウィンスレット)は、
  3年も心を寄せている人がいるけれど、なぜかうまくいかない・・・
  と思いきやパーティの最中、その彼ジャスパー(ルーファス・シーウ
  ィル)は突如婚約発表をしてしまう・・・地球を半周するところのL.
  A.でアマンダ(C・ディアス)は、映画のトレーラーを製作する会
  社を経営しながら、素敵な彼イーサン(エドワード・バーン)と暮ら
  すが、どうやら彼は若い受付嬢と浮気をしているよう・・・。アリソ
  ンは、その現状から抜け出すために旅をしようと決意したときに目に
  留めたのがインターネットでのホーム・エクスチェンジ。アイリスの
  英国サリーのメルヘンチックな家とL.A.のアマンダのゴージャス
  な邸宅。そして、二人の心温まる体験が始まる。

  幸せ気分にしてくれる、でも、ちょっぴりほろ苦さもある映画!J・
  ブラックが全開に笑わせてはくれなかったけれど、C・ディアス、K
  ・ウィンスレット、J・ロウが微笑ませてくれる。かわいいストーリ
  ーラインに、英国女性アイリスとハリウッドの元脚本家アーサーおじ
  いちゃんとのやり取りが、なんとも言えず心温まる。『スケアリー・
  ムービー』に負けじ劣らずと映画音楽、ポスター、タイトル等がオン
  パレードで製作者サイドのムービーオタクぶりもよくわかるし、『卒
  業白書』のトム・クルーズばりのキャメロンがThe Killersの“Mr. 
  Brightside”にのりのりのシーンなんて楽しくってしょうがない。そ
  のC・ディアスのさばけた感じや、J・ロウの今までと違うウィーピ
  ーなパパぶりがGOOD!

  英国サリーの寒々しさと、L.A.のまぶしい日差しとさわやかな風
  の中での暖かい恋の行方は、きっと心を和ませてくれる。

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■先取り☆Cinema(No.14) by 奈津子
  『ホリデイ』(3/24より全国公開)
  監督:トナンシー・マイヤーズ    
  出演:キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット
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  ☆恋に傷ついた2人の女性が気分転換に選んだのは、互いの家や車を
  丸ごと交換するホーム・エクスチェンジ。2週間限定で遠く離れたロ
  サンゼルスとロンドン郊外の生活を交換した二人は、そこで思いがけ
  ず運命の恋と出会う事に・・・。

  ハリウッドならではのお洒落でキュートなラブコメが、久々に登場し
  ました。まさにロマンティック・コメディの王道をいくストーリー。
  華やかな職業に豪華な家、出来過ぎた偶然の連続と、全てがおとぎ話
  の世界。そんな非現実的だけど誰もが憧れずにはいられない素敵な夢
  物語を、キャメロン・ディアスにケイト・ウィンスレット、ジュード
  ・ロウにジャック・ブラックといった豪華なキャストが、とびっきり
  魅力的な演技で見せてくれます。

  とにかく、笑いのエッセンスが程よく織り込まれ、それぞれの想いに
  ホロリとさせられながら、見終わった後心がポカポカとしてハッピー
  な気持ちになれる素敵な作品でした。現実にはありえない設定ながら
  も、リアルな女性の心理が巧みに描かれており、薄っぺらなラブスト
  ーリーとは一味違います。特に20代〜30代の女性はとても共感で
  きる内容ですので、カップルはもちろん、恋に疲れた方や最近恋をし
  ていない方も、是非劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。ほん
  のり幸せ気分で元気なパワーがもらえるはずです。

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■石男的衛星電影案内(Vol.329)3/31〜4/6 by.STONEMAN

   4月2日(月)21:00 BS-11(衛星第2)  
  『現金に体を張れ』('56 アメリカ)
   監)スタンリー・キューブリック 主)スターリング・ヘイドン
  ※「2001年宇宙の旅」のS・キューブリックが長編デビュー3作
   目に手がけた傑作犯罪映画。刑務所帰りのジョニーは、馬券売り場
   の現金係、競馬場内のバーのバーテンダー、現役の警官らを仲間に
   引き入れ、競馬場の売上金強奪計画をたくらむ。犯行手口の一部始
   終をセミ・ドキュメンタリー・タッチで描き、意外なラストまで息
   もつかせぬこの作品は、キューブリックの名が批評家たちに認めら
   れるきっかけとなった。

   4月3日(火)21:00 BS-11(衛星第2)  
  『十二人の怒れる男』('57 アメリカ)
   監)シドニー・ルメット 主)ヘンリー・フォンダ
  ※社会派の巨匠シドニー・ルメットの映画史上に残る裁判劇の名作。
   殺人容疑の17歳の少年を裁くために集まった12人の陪審員たち。
   完全に有罪と思われた評決が、無罪を主張するひとりの男によって
   大論議に発展。彼らが評決を下すまでの陪審室の模様をスリリング
   に描く。ルメット監督の映画デビュー作ながらいきなりアカデミー
   監督賞にノミネートされ、ベルリン映画祭では金熊賞(グランプリ)
   を受賞した。

   4月4日(水)21:00 BS-11(衛星第2)  
  『しのび逢い』('54 フランス)
   監)ルネ・クレマン 主)ジェラール・フィリップ
  ※フランスの巨匠ルネ・クレマンが「禁じられた遊び」から一転して、
   都会を舞台にしたシニカルな恋愛コメディーに挑んだ作品。女性を
   口説くことしか能のないサラリーマン、リポアを通して人間の心の
   空洞を描き出した秀作。リポアは、離婚寸前の妻が旅行中に彼女の
   親友を口説こうと自分の女性遍歴を語り、その上に狂言自殺まで図
   るが・・・。クレマン監督がG・フィリップと組んだ唯一の作品で、
   カンヌ映画祭審査員特別賞を受賞した。

   4月5日(木)21:00 BS-11(衛星第2)  
  『鉄道員』('56 イタリア)
   監)ピエトロ・ジェルミ 主)ロベルト・ベニーニ
  ※第二次世界大戦後のイタリアで鉄道機関士として生きる男の半生と
   その家族の生活を、幼い末息子の視点から描いたネオ・リアリズム
   の名作。その頑固さゆえに長男・長女からは疎まれている初老の鉄
   道機関士アンドレア。彼が運転する機関車にひとりの若者が身を投
   げてから不幸な出来事が続き、酒におぼれるようになるが、そんな
   父でも末息子にとっては英雄だった・・・。監督のP・ジェルミが
   アンドレアを熱演、哀歓あふれる音楽も見事。

  ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本
  <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch
   4月4日(水)24:00
  『三年身籠る』('05 日本) 
   監)唯野未歩子  主)中島知子
  ※斎藤久志、塚本晋也監督の作品をはじめ、これまで日本のインディー
   ズ系映画のミューズ的女優としてキュートな個性と魅力を放ってき
   た唯野未歩子が、本作ではいよいよ監督業に初挑戦。なぜかお腹の
   中に胎児をずっと3年間も身籠り続ける主婦とその周囲が織り成す
   悲喜劇を、女性的な視点から感性鋭く描き、不思議な映画世界へと
   観る者をいざなう。映画初出演で主役デビューも飾った人気女性お
   笑いタレント、中島知子の好演も見もの。

  <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch
   4月1日(日)21:00ほか
  『ドラゴンヘッド』('02 日本) 
   監)飯田譲治 主)妻夫木聡
  ※修学旅行帰りの高校生を乗せた新幹線が事故に遭い、乗客はトンネ
   ル内に閉じ込められてしまう。クラスメートが全員即死した中、奇
   跡的に生き延びたテルとアコは地上へ脱出するが、そこで彼らが見
   たものは白い灰が降る荒廃しきった大地だった。核爆弾なのか、タ
   イムスリップなのか、何が起こったのかわからないまま、二人は東
   京を目指す…。望月峯太郎の同名コミックを、妻夫木聡、SAYAKA共
   演で映画化したパニック・アクション。監督は『らせん』『アナザ
   ヘヴン』の飯田譲治。全篇をウズベキスタンの広大な砂漠で撮影し
   たことも話題になった。

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■編集後記
  ☆いよいよ4月ということで、全国的に花見の季節ですね。今日から
  プロ野球セリーグも開幕しました。春が来た実感が沸きました。

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■週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.392(2007/3/30)
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