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**************************** *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★* *■□■■□□■☆彡* 第383号* *■■■■■■■■■*2007/1/26 * **************************** ※このメールは等幅フォントでご覧ください。 ==【もくじ】======================================================== □週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第383号 ■映画インプレッション『愛の流刑地』 ■おやぢ幹のお気楽DVD日記(279) ■TAK・Gのフィルム・コラム(Vol.53) ■ホラ〜言ったじゃないの(No.24) by.おやっさん ■石男的衛星電影案内(Vol.320) ■編集後記 ==================================================================== ■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN 『愛の流刑地』 監督:鶴橋康夫 主演:豊川悦司、寺島しのぶ -------------------------------------------------------------------- ☆日経新聞に連載され、“愛ルケ”現象を巻き起こした渡辺淳一原作 の同名のベストセラーの映画化です。 ベストセラー作家、村尾菊治は長年のスランプに悩まされていた。妻 と別居して10年以上経ち、今は大学の講師で生計を立てていた。ある 日、雑誌記者の魚住から京都に呼び出され、冬香を紹介される。一目 で恋に落ちた二人。村尾は冬香と数時間の逢瀬のために京都へと通っ た。夫と子供を持つ従順な女である冬香は、最初はためらうが、村尾 との逢瀬を楽しむようになる。やがて冬香の行動は徐々におかしくな り…。 ハードな濡れ場シーンが売り物かと思いきや、R−15レベルに抑え て女性向けにソフトにした感じでした。尤も寺島しのぶは過去にもっ とハードな作品もあったので、新鮮味には欠けていました。逆に恋愛 ドラマとしては上質なものとなっていた気がします。 トヨエツの演技もさることながら、周りの役者の演技にも注目で、特 に娘役の貫地谷しほりの演技が素晴らしかったです。逆にハセキョー の検事ぶりには…一人でぶち壊していたような。。。せめて脱いでお けば株も上がったのにと思ったのは私だけでしょうか? 作品公式サイト http://www.airuke-movie.com/ STONEMAN推薦度★★★ 女は怖い度★★★☆ (10点満点:★=2点・☆=1点) ==================================================================== ■おやぢ幹のお気楽DVD日記(279) 最近見たDVD&劇場作品 ひとくちおやぢ評 http://homepage2.nifty.com/mikisan/ ---------------------------------------------------------------------- 「アンビリーバブル」★★ 2003年アメリカ 日本未公開 近未来のサスペンスものだがちょっと支離滅裂でいただけない。 ホアキン・フェニックス、クレア・デインズ、ショ−ン・ペン使って これじゃダメダメ(^_^;) 「ブラッドレイン」★★ 2006/4/29公開 2005年アメリカ 人気ホラーゲームソフトの映画化だそうですが、これだけの役者使っ てこの程度ではなんともったいないダメダメ。 「ハッスル&フロウ」★★★★ 2006/8/12公開 2005年アメリカ 2005年アカデミー賞歌曲賞受賞作品 麻薬の売人、売春斡旋業のどん底からラップ音楽で“一旗挙げる”まで。 歌曲賞受賞はやはり納得! 主演のテレンス・ハワードも上手い! 「ハイジ」★★★★ 2006/7/15公開 2005年イギリス ヨーロッパの名作童話の実写版。日本のTVアニメ「アルプスの少女ハイ ジ」そのままのキャストにびっくり! “クララのいくじなし!”とはちょっと違う“クララが立った!”でし たが泣いた泣いた。 心が洗われます。 「ウェディング宣言」★★★★ 2005年アメリカ 日本未公開 ジェニファー・ロペスVSジェーン・フォンダの花嫁・姑の大戦争ラブコ メディ。理想の恋人とめぐり合えてあっさり結婚が決まってからがさあ 大変。 彼には溺愛する母親がいた。 ジェニファー・ロペスちょっと太めだけどかわゆい。 『マリー・アントワネット』 2007/1/20〜公開中 ソフィア・コッポラ監督作品。 前作「ロスト・イン・トランスレー ション」の周囲の雑音を取り入れる手法はこの映画に? 音楽もポップなエレキギターは合ってないのでは? 私には合わない。 ==================================================================== ■ TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.53) 『ラッキーナンバー7』 監督:ポール・マクギガン 主演:ジョシュ・ハートネット --------------------------------------------------------------------- ☆『ラッキーナンバー7』、因縁の数、7(セブン)と主役の名前ス レヴン(ジョシュ・ハートネット)をかけたもので原題は、“Lucky Number Slevin”。そして、事は一匹の馬から始まった。八百長がら みの競馬レースに関わる不運な家族・・・そして、20年後、スレヴ ンは、運悪く会社を首になり、彼女を寝取られ、友人ニックを訪ねて ニューヨークに降りたつや強盗に殴られ、しかも、ニックは行方不明 で彼の借金のかたを背負うことに。一体全体、何が起こっているんだ か・・・。 J・ハートネットのセクシーな声、つぶらな瞳、たまりません!まし てや、きれいな身体まで大披露。以前の『シン・シティ』でブルース・ ウィルスとの競演があり、この作品でもコミック系な描写が多い。彼 がデビューの『ハロウィンH20』よりもソフィア・コッポラ監督の 『ヴァージン・スーサイド』の方が印象的で、戦場もの『ブラック・ ホークダウン』や『パールハーバー』でもしっかり決めていた。この 『ラッキーナンバー7』のP・マクギガン監督とは、前作『ホワイト ライズ』でも活躍。このスコットランドからの若手監督、『アッシド・ ハウス』に始まって、『ギャングスター・ナンバー1』に続き、コメ ディからサスペンスと切れのある作品作りをしている。 共演には、サー・ベン・キングスレーも、モーガン・フリーマンも渋 くギャングのボス役を決めているし、タランティーノものばりにブル ース・ウィルスもクール&ニヒルにお出まし!さらに脇にはスタンリ ー・トゥイッチやダニー・アイエロも飾っている。ニックの隣人、リ ンジー(ルーシー・リュー)とスレヴンの会話がトンチンカンなとこ ろが、おもしろいし、どんでん返しは予測可能だけど、テンポいいし コミカル。 ==================================================================== ■ホラ〜言ったじゃないの(No.24) by.おやっさん 「女子高生チェーンソー」★★★★ 監督:ジョン・ホフマン 出演:ブリタニー・モンゴメリー、ターラ・トンプソン ☆黒板に書かれては消されるスタッフの名前。このオープニングで、 高校の文化祭を思い出した。映画を撮ったクラスがあったのだが、全 く同じ方法でエンドロールを作っていたからだ。すごいな。こんな思 わぬところで甘酸っぱい思い出が蘇ったりしたとかしないとか。 ハッキリとキャラ分けされた5人の女子高生と女教師。エロ校長に見 送られ、アラスカからやってきた変に色っぽい新入生モニークと共に、 アホッぽい野郎が運転するワゴンに乗り込み、ダンスパーティー(だ と思うがよく分からない設定)会場に向かう。 砂漠の真ん中でエンストを起こし立ち往生していると、ホッケーマス クを被った見るからに怪しい整備士が通りがかる。仕方なく全員が整 備工場へと行く事になり、大方の予想通りそこで次々に死者が出るわ けだが、まるで出来損ないのホラーパロディを見ているようだった。 だって死に様が全部バカッタレで、どれもマトモじゃないんだよ。皆 くだらねぇ方法でやられ命を落としていく。プレスされてイカ焼き のようになっちゃったりな。その遺体の前に落ちていた小さいカケラ を拾って「彼女の脳みそよ〜」と絶叫するマヌケさよ。 アッと驚く真犯人が出てきて、その無謀なオチや数々の無駄死にを振 り返って大爆笑してしまった。チェーンソーも関係ないしな。ホラー はこうでなくては!と思わせるくだらなくて愛しい場面満載だった。 ワシはこういう「バカッタレ」を愛しているので、評価がかなり高い。 暗闇の中、向こうからだんだん近付いてくる整備士のオッサンの顔が 「顔の下に懐中電灯を当てる」という、何でもない単純でアホな怖がら せ方だったが、これだけは素直に怖かった。 ==================================================================== ■石男的衛星電影案内(Vol.320)1/27〜2/2 by.STONEMAN 1月29日(月)21:00 BS-11(衛星第2) 『ジャスティス』('01 アメリカ) 監)グレゴリー・ホブリット 主)ブルース・ウィリス ※「シックス・センス」のブルース・ウィリス主演で、戦時下の収容 所内を舞台に繰り広げるサスペンス映画。第二次世界大戦のさなか、 ドイツ軍の捕虜収容所でアメリカ軍人の殺人事件が起こった。ハー ト中尉(C・ファレル)は容疑者の弁護を務めることになる。彼は 米兵捕虜を束ねるマクナマラ大佐(B・ウィリス)から妨害を受け、 米軍捕虜内での確執が高まりつつあった。その一方で密かにある計 画が進行しつつあった…。 1月30日(火)21:00 BS-11(衛星第2) 『インソムニア』('02 アメリカ) 監)クリストファー・ノーラン 主)アル・パチーノ ※アル・パチーノ、ロビン・ウィリアムス、ヒラリー・スワンクと3 人のオスカー俳優が共演したサスペンス・スリラー。「メメント」 で注目されたクリストファー・ノーラン監督が、24時間太陽が沈 まないアラスカの町で起きた猟奇殺人事件の捜査に挑む刑事の苦悩 と犯人との心理対決をスリリングに描く。ロビン・ウィリアムスが 初の悪役に挑み、穏やかな笑顔の下に狂気を隠し持つ男を不気味に 演じている。 1月31日(水)21:00 BS-11(衛星第2) 『NYPD15分署』('99 アメリカ) 監)ジェームズ・フォーリー 主)チョウ・ユンファ ※香港の大スター、チョウ・ユンファがハリウッドに進出して2本目 の作品。NYのチャイナタウンを管轄する15分署のベテラン刑事 チェンのもとに、新米刑事ウォレスが赴任してきた。チェンは中国 マフィアとつながりを持ち、それを知ったウォレスは反発しながら も、徐々に2人の間に友情が芽生える。ウォレス役には「ブギーナ イツ」のM・ウォルバーグが好演。チャイナタウンに潜む悪に立ち 向かう刑事を描いた社会派アクション。 ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本 <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch 1月28日(日)22:00 『X−メン』('05 アメリカ) 監)ブライアン・シンガー 主)ヒュー・ジャックマン ※マーヴル社の看板コミック「X−メン」を映画化。「ユージュアル ・サスペクツ」の俊英B・シンガー監督が、1963年開始という長大 な原作からエッセンスを抽出。人類とミュータントの対立を人種・ 民族紛争になぞらえた重厚なテーマの力作に仕上げた。一方、SF アクションの面も充実。X−メンの数々の超能力、自由の女神での 決闘とSFX満載の場面が続出する。善悪両サイドの指導者をP・ スチュワートとI・マッケランの名優同士が熱演。主演に大抜擢さ れたH・ジャックマンは本作でスターになった。 <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch 1月28日(日)21:00ほか 『かあちゃん』('01 日本) 監)市川崑 主)岸惠子 ※貧乏長屋で5人の子供を育てるおかつに、金を溜め込んでいるとい う噂が持ち上がった。それを聞きつけた泥棒が金を盗みに入ったと ころ、おかつは泥棒を家に招き入れてしまう…。山本周五郎の原作 を市川崑監督が映画化。人が人を信じることをテーマに、江戸の市 井の人々の暮らしを時にユーモラスに、時に感動的に描いた人情時 代劇。 ********************************************************************* ■編集後記 ☆いよいよアカデミー賞のノミネート発表がありましたね。今年は日 本人もノミネートされているので楽しみも倍増ですね。オスカー予想 クイズは来週募集要項を発表します。 ***************************************************** http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/movie/2699/ ↑BBS携帯用入口(※iモード・ボーダフォンlive!・ezウェブ対応) http://jbbs.livedoor.jp/movie/2699/ ↑BBS入り口(PC用)2ちゃんねる方式スレッドBBS http://stoneman.air-nifty.com/ ↑石男的ブログ(コメント大歓迎!) ***************************************************** ★ULCホームページ★ ≪定例チャット開催≫毎週金曜23時スタート! http://www.ulc-stone.com ***************************************************** ●○●○●読者ボランティア・ライター募集中●○●○● 映画の感想を投稿してくれるライターさんを募集中 mailmaga#ulc-stone.com(#を@に変えて下さい) ↑詳しくはこちらまでメールして下さい! ***************************************************** ======================================================================== ■週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.383(2007/1/26) ■発行:ULC (Ushimitu Listeners Club) http://www.ulc-stone.com ■編集長:STONEMAN (from HIROSHIMA city) ■問合せ先(ご意見ご感想も)> mailmaga#ulc-stone.com(#を@に変えて下さい) ■購読&解除はそれぞれの配信サービスにてどうぞ。 【まぐまぐ】ID:0000025922 http://www.mag2.com/m/0000025922.htm 【メルマガ天国】ID:490 http://melten.com/m/490.html 【メルマ!】ID:m00017409 http://melma.com/mag/09/m00017409/ 【MAGBee】ID:00000065 http://magbee.ad-j.com/mlm/index.php 【E-Magazine】ID:stoneman http://www.emaga.com/info/stoneman.html 【メイラックス】ID:MM3E96CCB3C7B20 http://www.mailux.com 【カプライト】ID:7594 http://kapu.biglobe.ne.jp/?GL |