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タイトル:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.380(2007/1/5)  2007/01/05


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  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★*
  *■□■■□□■☆彡*           第380号*
  *■■■■■■■■■*2007/1/5        *
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                          ※このメールは等幅フォントでご覧ください。
==【もくじ】========================================================
□週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第380号
  ■映画インプレッション『大奥』
  ■おやぢ幹のお気楽DVD日記(276)
  ■TAK・Gのフィルム・コラム(Vol.50)
  ■2006年私の選ぶベスト5
  ■石男的衛星電影案内(Vol.317)
  ■編集後記
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■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN
  『大奥』
  監督:林徹     主演:仲間由紀恵 
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  ☆江戸城・大奥で繰り広げられる女たちの愛憎劇を描き、3度のテレ
  ビシリーズが制作された大ヒットドラマの映画版です。1000人以上に
  厳しい処分が下された、大奥史上最大のスキャンダル「絵島生島事件」
  の顛末が描かれました。
  
  七代将軍・徳川家継の時代。将軍といえども、まだ幼い家継に代わっ
  て実権を握っていたのは、能役者から側用人に成り上がった間部。し
  かも間部は、六代将軍・家宣の側室で将軍生母である月光院とも恋仲
  に。だが2人の秘密の関係は、先代将軍の正室ながら子をなせず、自
  分より権勢を誇る月光院を目の敵にしている天英院の知るところに。
  天英院はこのスキャンダルを暴露するため、まずは月光院派の大奥総
  取締・絵島を罠にはめ…。

  見所はなんと言っても豪華なキャストと、女優達の絢爛豪華な衣装で
  す。さすが劇場版らしく贅沢なものになっていました。ストーリーは
  有名な話で、悲恋ものなので個人的にはあまり感情移入出来ませんで
  した。特に井川遥が演じた月光院の身勝手で傍迷惑な騒動になってし
  まうので、見ながら一人でイライラしていました。

  大河ドラマで時代劇慣れした仲間由紀恵はなかなか堂々と主役を張っ
  ていましたし、共演の西島秀俊の男前ぶりも見事でした。西島秀俊は
  かなりの映画通らしく、オフの日は一人で映画館でカルトな映画を見
  ているようです。

  劇中の結末とは違って、史実では生島新五郎は遠島(島流し)の刑だっ
  たようですね。

  作品公式サイト http://www.oh-oku-movie.jp/main.html
   
  STONEMAN推薦度★★★ 女優無駄遣い度★★★☆
                                (10点満点:★=2点・☆=1点)

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■おやぢ幹のお気楽DVD日記(276)
   最近見たDVD&劇場作品 ひとくちおやぢ評
   http://homepage2.nifty.com/mikisan/
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  新年明けましておめでとうございます。本年もよろしく!
  2006年公開で劇場またはDVD鑑賞した中からおやぢベスト5を選ん
  でみました。ちなみに邦画21作品。洋画100作品鑑賞。
  
  2006年邦画ベスト5

   第1位 「ピーナッツ」
        最近お笑いの若手に押されて出番の少ないうっちゃん
        ですが、映画では魅せてくれました。
        
   第2位 「嫌われ松子の一生」
        中谷美紀がカラダを張ったラブミュージカルコメディ。
        脚本も良、歌も良、泣けてせつなく脇役陣も上手い!

   第3位 「るにん」
        最近の日本映画としては珍しいなかなかの直球勝負の
        骨太の1本。奥田瑛二監督なかなかです。

   第4位 「雪に願うこと」
        2005年の東京国際映画祭で史上初の4冠。
        “ばんえい競馬”を舞台に地味ながら心にしみました。

   第5位 「花よりもなほ」
        配役がうまい! 音楽“タブラトゥーラ”これまた良い!

   泣きの次点 
    「チェケラッチョ!!」「県庁の星」「LIMIT OF LOVE LOVE 海猿」

  2006年洋画ベスト5

   第1位 「フーリガン」
        イギリスプレミアリーグのウエスト・ハムとミルウォール
        の熱狂的なサポーターの争い。ワールドカップ開催年です
        のでサッカー映画も面白かった。

   第2位 「クラッシュ」
        2005年アカデミー賞作品賞、脚本賞、編集賞の3部門受賞。
        まだまだ根深い人種差別が主題ですが、トゲトゲの前半か
        らだんだん暖かくなってきて“ほっ”としました。

   第3位 「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」
        リース・ウィーザースプーンが2005年アカデミー賞主演女
        優賞受賞作品。ホアキン・フェニックスもアカデミー賞主
        演男優賞にノミネートされましたがこちらは残念でしたが、
        ノミネートに相応しい演技&歌です。

   第4位 「ピンクパンサー」
        往年のシリーズは未見ですが久しぶりに大笑い!
        ドジ振りが良い結果と転じるドタバタコメディ。 
        脇役陣ももったいないくらいにこれでもかと出てきて満喫
        の93分!

   第5位 「トランスポーター2」
        ジェイソン・ステイサムの“ルールNo1”の決め台詞に
        やられちゃいました。

   泣きの次点
    「アルティメット」「カジノロワイヤル」「僕の大事なコレクション」
    「スパングリッシュ」「ココシリ」「父親たちの星条旗」「カーズ」
    「RENT/レント」「ホテルルワンダ」「ココシリ」 

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■TAK・Gのフィルム・コラム(Vol. 50) by TAK・G
 『ヘンダ−ソン夫人の贈り物』
 監督:スティーヴン・フリアーズ 主演:ジュディ・ディンチ
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  ☆初老のヘンダ−ソン夫人は富裕の夫を亡くし、その後の生き方に考
  えあぐねていた。コンウェイ夫人には、趣味に生きることだと教えら
  れはしたものの、なかなかことの一つを見つけられないでいた。とあ
  る日、ロンドン、ソーホーで、売りに出されていた“ウィンドミル劇
  場”を見つけ買い取って、着々とことを進めていくのであった。劇場
  支配人としてヴィヴィアン・バンダム(ボブ・ホプキンス)を雇い、
  劇場を改装し、他の劇場とは異なる画期的な劇場を作ろうと意欲を燃
  やす。しかし、時は戦時下。いくつかの問題や葛藤を乗り越えながら
  も、二人の愛憎も増す。

  いつになく、ヘンダ−ソン夫人役のJ・ディンチがチャーミングで、
  彼女のコメディー作品としては最高の出来だ。バンダムとのやり取り
  やコンウェイ夫人との会話でのヘンダ−ソン夫人の台詞がお茶目で、
  英国なまりの英語も楽しく聞ける。

  ここ最近、戦時下の映画がいくつか上映されたが、この『ヘンダ−ソ
  ン夫人の贈り物』もまさにその一本である。しかし、緻密な人間像を
  描きつつも、まったく違う世界観を表し、ヘンダ−ソン夫人を称えた
  映画にしたのは、『マイ・ビューティフル・ランドレット』『プリッ
  ク・アップ』『グリフタ−ズ/詐欺師たち』『ハイ・フェディリティ』
  のスティーヴン・フリアーズ監督である。戦火に向かう兵士達に歓喜
  を与えようと努めたヘンダ-ソン夫人とウィンドミル劇場で働く人々の
  暖かさが、ほのぼのと感じられる映画である。

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■2006年私の選ぶベスト5

■奈津子
  洋画
  1:硫黄島からの手紙
  2:戦場のアリア
  3:スタンドアップ
  4:父親たちの星条旗
  5:パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト

  邦画
  1:嫌われ松子の一生
  2:フラガール
  3:ゆれる
  4:LIMIT OF LOVE 海猿
  5:手紙
  
  ※コメント
  全般的に邦画の良作が目立った1年でした。邦画は他にもベスト5に
  選びたい作品が多数ある一方で、洋画は1位以外これといった作品が
  浮かばず、選ぶのに苦労しました。テレビと映画の境界線がなくなり、
  多くの若手俳優が台頭して邦画界が活気付いている状況は嬉しいので
  すが、映画ファンとしてはやはりハリウッドにも頑張って欲しい。と
  いう事で、今年はさすがと言わしめるような洋画が多数公開される事
  を期待してます。  

■STONEMAN
  洋画
  1:父親たちの星条旗&硫黄島からの手紙
  2:カーズ
  3:SPIRIT
  4:ピンクパンサー
  5:スネークフライト

  邦画
  1:フラガール
  2:時をかける少女
  3:手紙
  4:タイヨウのうた
  5:佐賀のがばいばあちゃん
  
  ※コメント
  洋画の1位は、2本セットでイーストウッド監督に敬意を込めて。2
  位以下は単純に私が面白かった作品です。邦画は1〜2位は完成度の
  高さで、3〜5位は私が泣いた作品です。次点で「涙そうそう」かな。
  今年も益々日本映画の勢いは衰えないですね。  

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■石男的衛星電影案内(Vol.317)1/6〜1/12 by.STONEMAN

   1月8日(月)21:00 BS-11(衛星第2)  
  『ビバリーヒルズ・コップ』('84 アメリカ)
   監)マーティン・ブレスト 主)エディ・マーフィー
  ※エディ・マーフィーのマシンガン・トークがさく裂する大ヒット・
   アクション映画。デトロイト市警の熱血刑事アクセルは、腕はいい
   がいつもやりすぎで上司から煙たがられていた。ある日、ビバリー
   ヒルズで働く親友が殺されたことで、アクセルは麻薬捜査を開始す
   るため独りビバリーヒルズへと乗り込む。持ち前の明るい性格と巧
   みな話術でアクセルは現地の刑事たちの協力を得て麻薬組織を相手
   に大活躍する。

   1月9日(火)21:00 BS-11(衛星第2)  
  『ビバリーヒルズ・コップ2』('87 アメリカ)
   監)トニー・スコット 主)エディ・マーフィー
  ※大ヒット・シリーズ第2弾。デトロイト市警のアクセルはビバリー
   ヒルズ警察から助けを必要とする連絡を受ける。前作でつちかった
   友情のために再びビバリーヒルズに向かったアクセルは、強力な助っ
   人として武装強盗団に立ち向かう。シリーズ1作目と変わらず軽快
   なテンポにエディ・マーフィーのマシンガン・トークも冴え渡った
   痛快娯楽作品。「トップガン」のトニー・スコットが監督を務めた。

   1月10日(水)21:00 BS-11(衛星第2)  
  『ビバリーヒルズ・コップ3』('94 アメリカ)
   監)ジョン・ランディス 主)エディ・マーフィー
  ※大ヒットしたアクション・シリーズの第三弾。デトロイト市警の名
   物刑事アクセル・フォーリーが今度は巨大遊園地を舞台に活躍する。
   凶悪犯を追っていたアクセルは、上司を銃撃戦の末に亡くしてしま
   う。彼はその犯人を追うためにビバリーヒルズへと向かうが、容疑
   者を追ううちに巨大な悪の組織を相手にすることになる。「ブルー
   ス・ブラザース」「サボテン・ブラザース」のジョン・ランディス
   がアクションに挑んだ意欲作。

   1月11日(木)21:00 BS-11(衛星第2)  
  『ネゴシエーター』('97 アメリカ)
   監)〕トーマス・カーター 主)エディ・マーフィー
  ※サンフランシスコで交渉人として活躍する敏腕刑事スコットは、宝
   石強盗犯との死闘の末に犯人を逮捕し、刑務所に送り込んだが、犯
   人はすきをみて脱獄してしまう。スコットに恨みを持った犯人は復
   讐のため、スコットの彼女を人質としてとらえ、スコットは危険な
   交渉を始めることに…。コメディアンとして名高いエディ・マーフ
   ィーが、シリアスなハードアクションに挑んだ。

  ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本
  <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch
   1月7日(日)22:05
  『イン・ハー・シューズ』('05 アメリカ) 
   監)カーティス・ハンソン 主)キャメロン・ディアス
  ※弁護士として成功を収めたものの、実は自分の外見にコンプレック
   スを抱く姉。一方、ルックスには恵まれているものの、学歴もキャ
   リアもなく、行き当たりばったりの生活を送る妹。そんな対照的な
   姉妹を、コレット(「シックス・センス」)とディアス(「チャー
   リーズ・エンジェル」)の2人がお互いの個性と持ち味を十二分に
   発揮しながら鮮やかに好演。ベテラン女優S・マクレーンも共演。
   全米ベストセラーの原作をもとに、多くの観客の共感と涙を誘う爽
   やかな感動作に仕立て上げたのは「8Mile」のC・ハンソン監督。

  <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch
   1月7日(日)21:00ほか
  『漂流』('81 日本) 
   監)森谷司郎 主)北大路欣也
  ※天明5年の冬、室戸沖で土佐の船が嵐に遭遇、8日後、乗組員4人
   が水も草木も無い無人島に漂着した。4人のうち3人は次々と死ん
   でいき、一人生き残った長平は孤独と絶望の中、日々を送る。そし
   て9年後、島に新たな遭難者が漂着するが…。『日本沈没』『八甲
   田山』の森谷司郎監督が、極限状態における人間の姿に鋭く追及し
   た問題作。

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■編集後記
  ☆あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
  今年もたくさんの映画に出会える事を期待しております。

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■週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.380(2007/1/5)
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