メルマガ:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★
タイトル:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.377(2006/12/15)  2006/12/15


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  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★*
  *■□■■□□■☆彡*           第377号*
  *■■■■■■■■■*2006/12/15      *
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                          ※このメールは等幅フォントでご覧ください。
==【もくじ】========================================================
□週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第377号
  ■映画インプレッション『硫黄島からの手紙』
  ■おやぢ幹のお気楽DVD日記(273)
  ■TAK・Gのフィルム・コラム(Vol.47)
  ■石男的衛星電影案内(Vol.314)
  ■編集後記
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■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN
  『硫黄島からの手紙』
  監督:クリント・イーストウッド   主演:渡辺謙、二宮和也 
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  ☆『父親たちの星条旗』と対となる、硫黄島2部作の日本側を描いた
  作品です。ハリウッド映画にも係らず、ほとんど日本語で描いたイー
  ストウッド監督の熱い意気込みを感じる作品です。
  
  戦況が悪化の一途をたどる1944年6月。アメリカ留学の経験を持ち、
  米軍との戦いの厳しさを誰よりも覚悟していた陸軍中将・栗林が硫黄
  島に降り立った。着任早々、栗林は本土防衛の最期の砦である硫黄島
  を死守すべく、島中にトンネルを張り巡らせ、地下要塞を築き上げる。
  そんな栗林の登場に、硫黄島での日々に絶望していた西郷ら兵士たち
  は希望を見出す。だが、一方で古参の将校たちの間で反発が高まり…。

  舞台挨拶で渡辺謙が熱く語っていましたが、この作品を日本人が製作
  出来なかった悔しさを感じるほど、真っ向から硫黄島戦を描いていま
  ました。(重箱の隅をつつくようなミスはありましたが…)日本人が
  知らない硫黄島戦を欧米人が戦った日本兵たちをここまで描いてくれ
  たことに感謝したくなりました。

  逆に真実なだけに、悲痛なシーンも多々あり、見終わった後はかなり
  ブルーになってしまいます。

  渡辺謙や二宮和也の演技も堂々としたもので、賞レースにも期待が出
  来そうですね。   

  作品公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/
   
  STONEMAN推薦度★★★☆ 反戦映画度★★★☆
                                (10点満点:★=2点・☆=1点)

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■おやぢ幹のお気楽DVD日記(273)
   最近見たDVD&劇場作品 ひとくちおやぢ評
   http://homepage2.nifty.com/mikisan/
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 「ディセント」★★ 2006/7/15公開 2005年イギリス
  夫と子供を事故で亡くして1年。いくら冒険好きでも洞窟探検行きま
  すか? しかもあんなもん出てきてなんじゃらほい?
  DVDでは洞窟なのでずう〜と真っ暗でちょいとキツいです。 

 「バルトの楽園(がくえん)」★★★☆ 2006/6/17公開 
  松平健主演。あのヒゲと楽園と言う題名でコメディ?と思っておりま
  したら史実に基づいたなかなかの感動作。
  第一次世界大戦中、日本はドイツ軍の中国の青島を攻略、ドイツ兵47
  00人は捕虜として日本へ送還され、その徳島県鳴門市の板東俘虜収容
  所の所長が健さんの役。 幕末の会津藩とドイツ敗戦をかぶせての話。

 「るにん」★★★★ 2006/1/14公開 2004年奥田瑛二監督作品
  奥田瑛二が松坂慶子主演をお願いする時に“10Kg痩せて”と注文し
  たそうですがリバウンドで今は10Kg以上?(笑)
  最近の日本映画としては珍しいなかなかの直球勝負の骨太の1本。
  見応えある149分 

 「インタビュー・ウィズ・シリアルキラー」★★★☆ 
  2004年アメリカMTV WOWOWで2004年日本公開
  アメリカで実際にあった実話を元に、猟奇殺人事件を解決すべく捜査
  官が同様の罪で死刑間近の拘留中の犯罪者に助言を受ける。 
  「羊たちの沈黙」「ハンニバル」の元ネタらしいですが、こちらは犯
  罪者と捜査官の対話心理戦シーンばっかりで眠気に勝てればそこそこ。 
  
 「ザ・フォッグ」★☆ 2006/7/29公開 2005年アメリカ/カナダ
  同名の1979年作のリメイクだそうですが、こりゃダメだ。 ちっとも
  怖くないホラーにチープな男女三角関係が入ってワケワカメ。 

 『007/カジノ・ロワイヤル』★★★★ 2006/12/1〜公開中
  6代目ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイブ初登場シリーズ通算
  21作目。
  誰もが心配した新ボンドのダニエル・クレイブいいんでないかい。 
  ボンドガール?エヴァ・グリーンもまずまず。
  Qもマネー・ペニーも出てこないし、新兵器の試射シーンもないけど。
  これだけ新ボンド、ボンドガール候補に次々と断られて、変なプレッ
  シャーがかかった中での新シリーズ、往年のファンも納得ではないで
  しょうか? 

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■TAK・Gのフィルム・コラム(Vol. 47) by TAK・G
 『プラダを着た悪魔』
 監督:デヴィッド・フランケル  主演:メリル・ストリ−プ
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  ☆アンドレア(アン・ハサウェイ)は、ジャーナリストへの夢を持ち
  ながらラナウェイ誌編集長(M・ストリープ)のアシスタントとして
  働くことに。昼夜問わずボスの指令に駆けずり回り、プライベートま
  でもが支離滅裂に・・・はたして、アンドレアの夢は?恋は?

  2003年に大ヒットしたローレン・ワイズバーガーの自己体験を元
  にした書の映画化。アン・ハザウェイが、バンビのようにかわいくて、
  『ブロークバック・マウンテン』のときとは一味違い、映画中のゴー
  ジャスな大変身には目を見張る。そのファッションも見応えあり、プ
  ラダはもとより、D&G、シャネル等と盛りだくさんに着こなされて
  いるし、デザイナー、ヴァレンティノ他、スーパーモデルも豪華に出
  演だ。

  ファッション雑誌の編集長のアシスタント・・・ハードだろうと感じ
  ながら自分の経験を振り返りながら笑って共感する女性も多々いるは
  ず。そして、かわいいラブ・スト−リーが織り込まれるところはハリ
  ウッド映画、エンターテインメントの極み。さらには、ポップな音楽
  もふんだんに挿入され、マドンナをはじめ、U2、モービー、アラニ
  ス・モリセット、ジャミロクアイと軽快だ。監督は『マイアミ・ラプ
  ソディー』や『セックス・アンド・ザ・シティ』のデイヴィッド・フ
  ランケルで、ファッションは、同作品共に手がけているパトリシア・
  フィールド。楽しめること請け合いである。

  『ワーキング・ガール』の現代版的感もあるけれど、さすがにメリル・
  ストリープのクールで貫禄ある演技には脱帽。シリアスさとコメディ
  を絶妙に演じている。

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■石男的衛星電影案内(Vol.314)12/16〜12/22 by.STONEMAN

  ☆今週はアニメ特集です。 

   12月18日(月)19:45 BS-11(衛星第2)  
  『カードキャプターさくら 封印されたカード』('00 日本)
   監)浅香守生 主)丹下桜
  ※封印が解かれると、災いが起こるという魔法のカードを捕獲するた
   め、“カードキャプター”となった美少女さくらの活躍を描く「カ
   ードキャプターさくら」。大ヒットしたNHKテレビ・シリーズの
   スタッフが再結集して取り組んだ、劇場用オリジナルアニメの第2
   弾。

   12月19日(火)19:45 BS-11(衛星第2)  
  『幻魔大戦』('83 日本)
   監)りんたろう 主)古谷徹
  ※東京の普通の高校生・東丈は自分の能力にまったく気付いていなかっ
   たが、ベガの挑発によって超能力を開花させる。ところが、精神的
   に幼い丈は、宇宙を守る戦いに参加するよう説得するルナに対して
   心を閉ざしてしまう。そんな丈の前にも幻魔は現れ…。平井和正、
   石ノ森章太郎の同名原作を元に、キャラクターデザイン:大友克洋、
   音楽監督:キース・エマーソン、監督:りんたろう、というそうそ
   うたる顔ぶれで制作され話題となった。

   12月20日(水)20:00 BS-11(衛星第2)  
  『マリといた夏』('02 韓国)
   監)イ・ソンガン 主)イ・ビョンホン
  ※海辺の小さな漁村。少年ナムは、事故で父を亡くし、体の弱いおば
   あちゃんと母の3人暮らし。父の死をきっかけに内向的になってし
   まった彼は、同級生のジュノと猫のヨーにしか心を開けない。ある
   日、文房具屋で不思議な人影が入ったビー玉を見つけたナムは、壊
   れた灯台のなかで遊んでいるうちに、空中を泳いでいる魚のような
   生き物を発見する…。本作は、韓国の映像作家、イ・ソンガン監督
   の初の長編アニメーションにして、2002年アヌシー国際アニメ
   ーションフェスティバル長編コンペ部門グランプリを受賞。また、
   韓国で国民的人気を誇る俳優のイ・ビョンホンや名優のアン・ソン
   ギが声の出演をしていることでも話題となった。

   12月21日(木)20:00 BS-11(衛星第2)  
  『ワンダフルデイズ』('03 韓国)
   監)キム・ムンセン 主)山寺宏一
  ※西暦2142年。世界規模の核戦争により、地球の大気は汚染され、
   常に厚い雲に覆われていた。生きのびた人類は、汚染物質をエネル
   ギーに変えながら成長していくシステム「エコバン」を発明、一部
   の特権階級がこのシステムの中で暮らしていた…。監督のキム・ム
   ンセンは、ミニチュア制作した建物や背景をカメラで撮影し、そこ
   に3DCGで制作したメカと、2Dのセルアニメによるキャラクタ
   ーを合成するという独自の映像表現に取り組み、5年の歳月をかけ
   本作を完成させた。

  ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本
  <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch
   12月17日(日)20:00
  『宇宙戦争』('05 アメリカ) 
   監)スティーヴン・スピルバーグ 主)トム・クルーズ
  ※「タイム・マシン」「透明人間」などの名作も有名なH・G・ウェ
   ルズの同名小説を、1953年以来久しぶりに映画化したことでも要注
   目の本作。「未知との遭遇」「E.T.」などで人類とエイリアン
   の友好的交流を描いてきたスピルバーグが、この題材をどう取り上
   げるかも注目を集めたが、9・11後の世相も反映し、スピルバーグ
   はある父親(クルーズ演じる)の視点から事態ををスリリングに描
   くことに徹し、その卓越した演出力をあらためて見せつける。

  <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch
   12月17日(日)21:00ほか
  『中国の鳥人』('98 日本) 
   監)三池崇史 主)本木雅弘
  ※中国の秘境、雲南省に出張を命じられた商社マンは、ワケありのヤ
   クザ、おかしな日本語を話す中国人通訳と共に鳥人伝説の残る少数
   民族の村に辿り着く…。椎名誠の同名小説を、過激な作風で知られ
   る三池崇史がファンタジックに映像化。

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■編集後記
  ☆いよいよ今年もあとわずかとなりました。当メルマガも残り2週で
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