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＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ＊■□■■□□■■■＊週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★＊ ＊■□■■□□■☆彡＊ 第３５９号＊ ＊■■■■■■■■■＊２００６／８／１１ ＊ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ※このメールは等幅フォントでご覧ください。 ==【もくじ】======================================================== □週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第３５９号 ■映画インプレッション『釣りバカ日誌１７』 ■おやぢ幹のお気楽ＤＶＤ日記（257） ■ＴＡＫ・Ｇのフィルム・コラム（Ｖｏｌ．３１） ■先取り☆Cinema（No.6） ■石男的衛星電影案内（Vol.296） ■編集後記 ==================================================================== ■映画インプレッション（新作映画）by.STONEMAN 『釣りバカ日誌１７／あとは能登なれ ハマとなれ！』 監督：朝原雄三 主演：西田敏行、三國連太郎、石田ゆり子 -------------------------------------------------------------------- ☆お盆の定番作品「釣りバカシリーズ」最新作！今年も１，０００円 均一で鑑賞出来るので、リーズナブルに笑えます。 ハマちゃんこと浜崎伝助が所属する鈴木建設営業３課に、結婚退職し ていた元社長秘書の沢田弓子が配属される。才色兼備で社内のアイド ルだった弓子が再雇用されたことを、営業三課の面々のみならず社長 の一之助までもが大喜び。しかし当の弓子が浮かない顔なのに気がつ いたハマちゃんは、彼女から思いがけぬ告白を聞くことになる…。 石川県能登半島・輪島や金沢を舞台に今回は石田ゆり子をヒロインに 迎えたっぷりご当地観光気分を味わえる内容でした。ヒロインに恋す る美術教師役に大泉洋が珍しく美味しい役どころを演じていました。 レギュラーメンバーに加え、片岡鶴太郎、宮崎美子らがそれぞれ良い 味を出していました。 特に片岡鶴太郎が輪島塗の昔気質な頑固職人を見事に演じていて、妹 を思う兄の気持ちを上手く表現していたように思います。 前作１６ではハマちゃんの荒唐無稽さが飛び抜けてしまって、次作は どうなることやらと心配しましたが、今回は軌道修正してトンでもな い展開にはならなくてホッとしました。 本作では釣り船屋の八郎の出番が多くて寅さん的な失恋で笑わせてく れました。１シーン特別ゲストに道場六三郎が出てました。 作品公式サイト http://www.tsuribaka-movie.jp/ STONEMAN推薦度★★★ 釣りバカにくじらが出てほしい度★★★☆ （１０点満点：★＝２点・☆＝１点） ==================================================================== ■おやぢ幹のお気楽ＤＶＤ日記（257） 最近見たＤＶＤ＆劇場作品 ひとくちおやぢ評 http://homepage2.nifty.com/mikisan/ ---------------------------------------------------------------------- 「ジグソー」★★★☆ 2004年イタリア/スペイン/イギリス 日本未公開 “グラッチェ”って言ってますからイタリア語のサスペンスホラー。 猟奇殺人事件を追う刑事もの。 キレがあって良いんですけど詰めがちょっと甘くて残念。 「ＰＲＯＭＩＳＥ 無限」★★★ 2006/2/11公開 チェン・カイコー監督作品 「ＨＥＲＯ」「ＬＯＶＥＲＳ」をパクった ような、見たことあるシーンばっかりで間も悪い。 ただキレイな映像 はそこそこだがこれも見たことあるような。 真田広之、チャン・ドンゴン、セシリア・チャンという日本、韓国、香 港のトップスターを持ってきたがどうもしっくりいってない。 「サウンド・オブ・サンダー」★★★ 2006/3/25公開 Ｂ級タイムトラベルもの。 2055年タイムマシンで恐竜狩りで大儲けを 企むが過去を変えてしまったため現在にトラブルが起きて修復にまた過 去に。 ５分後に大噴火で死滅する恐竜を液化窒素を使った銃でハンティング （弾が凍りなので過去を変えることにはならない）する恐竜狩りツアー ってのは良く考えてあると思う。 「ダイヤモンド・イン・パラダイス」★★★☆ 2006/2/25公開 「007」のピアーズ・プロスナン主演の泥棒さんコメディ。 泥棒ＶＳＦＢＩ捜査官ってのが“ルパン三世”をパクった感じですが、 ヒロインが不二子ちゃん様にセクシーなのですが守りに入ってます。 「忘れえぬ想い」★★★☆ 2006/2/4公開 2003年香港 常盤貴子クリソツ「星願 あなたにもういちど」セシリア・チャン主演。 婚約者（子連れのバス運転手）が仕事中に事故で死亡、連れ子を引き取っ て婚約者と同じバス運転手になるが困難の連続。みかねた同僚が助けて くれるうちに恋に落ちるラブストーリー。 「エミリー・ローズ」★★★ 2006/3/11公開 実話を基に、悪魔に取りつかれた少女が不審死。悪魔祓いを施した神父 が被告で裁判が始まるホラーだが、裁判シーンばかりで眠たくなった。 =================================================================== ■ＴＡＫ・Ｇのフィルム・コラム（Vol.30）by ＴＡＫ・Ｇ 『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』 監督：スティーヴン・ウーリー 主演：レオ・グレゴリー -------------------------------------------------------------------- ☆始まりは、ブライアンが率いるローリング・ストーンズ。まだまだ 初々しくて、バンドのマネージャーも兼ねライブの交渉に成功し美し い笑みを見せる。そして、コントラスト激しく、いきなりブライアン の死のシーンに突入。まるでライブコンサート並みの音響でＢＧＭが 挿入され、ストーンズの映画でありながらもストーンズ以外のアーテ ィストに奏でられた楽曲もかなりクールで、クラ・シェイカーが名を 連ねていて驚き（と、歓び）。そして、その爆音に近い音楽にのった イントロに挿入される映像が、ストップモーションと共に荒い粒子の 画像になり、時代の遠さをポッシュでスタイリッシュに描く。 この手の頽廃したスターの生き様を描く映画はいくつかあるが、かの 著名なローリング・ストーンズとして名声がありながらも、ブライア ンの名をどれだけの人が知っていただろうか・・・この英国映画は、 あのミックとキースが脇役でしかなかったストーンズのストーリーな のです。そして、その英国的英語なまりの聞こえ心地の良さは格段で、 ’６０ｓ〜７０ｓを象徴する“フリーセックス”として様々な性描写 もあるが、決して醜くなくポップでアーティスティックな映像になっ ている。ファッションも印象的で楽しく見られる。しかし、実在のロ ッカーたちの生活は決して美しいだけでなく、描ききれないほどだっ たに違いない。 監督はニール・ジョーダン監督作品の多くを製作してきたスティーブ ン・ウーリー。（彼の初期監督総指揮作品『ハードウェア』、おすす め度、高。）ブライアンの最後の言葉、“Happiness in boring”、 あーっ、もう「ロックン・ロール！」としか言葉が出ないほど、かっ こいい！ ==================================================================== ■先取り☆Cinema（No.6） by 奈津子 『東京フレンズ Ｔｈｅ Ｍｏｖｉｅ』（8/12より全国公開） 監督：永山耕三 脚本：衛藤凛 出演：大塚愛、松本莉緒、真木よう子、小林麻央、瑛太他 -------------------------------------------------------------------- ☆大塚愛を主人公に恋と夢と友情を描いた青春ＤＶＤドラマ「東京フ レンズ」の続編。「東京ラブストーリー」や「ロンバケ」など大ヒッ トドラマを手掛けた永山監督らしく、ドラマでは誰もが経験する青春 の輝きと甘酸っぱい思いを群像劇で巧みに描き出し、ＤＶＤドラマと しては異例の５万部を売り上げた作品です。 ＤＶＤのその後を描いた今作では、玲（大塚愛）の恋人隆司（瑛太） が失踪したところから物語が始まります。メジャーデビューを前にメ ンバーによる暴行事件でミュージシャン生命が絶たれ、玲の前から姿 を消してしまった隆司。一方、玲はインディーズで順調に活動を続け ながらも、心の底では隆司を忘れられずにいた。そんなある日、隆司 がニューヨークに居ると言う話を聞き、居ても立ってもいられなくな った玲は隆司を探しにニューヨークへ向い・・・。 ありふれたストーリーながらも、夢や希望、挫折といった若者達の悩 みや葛藤をリアルに描き出し、恋と夢の狭間で揺れながらも前向きに 歩んでいく姿に、爽やかな共感を覚える作品に仕上がっています。歌 手の大塚愛が主演という事で、どうしても先入観を抱いてしまいます が、若手演技派の真木よう子や瑛太などが脇でしっかり支えており、 また古田新太や松重豊といった超個性派俳優や勝村政信、北村一輝な どベテランがいいアクセントとなって作品を引き締めていました。 随所で織り込まれるライブシーンは大塚愛が実に生き生きとしており、 さすがと言った所。演技はお世辞にも上手いとはいえませんが、瑛太 とのシーンは表情がとても自然で相性の良さを感じさせます。瑛太は 一見おちゃらけながらも、実は挫折から立ち直れず焦りと葛藤を抱え ている隆司の複雑な心境を緩急つけた演技で巧みに演じており、ふと した瞬間に見せる切ない表情が胸に響きました。 また他のメンバーも個々にキャラが立っていて、キャスティングとし ては文句なし。ただ惜しいのは、これらのキャラを描ききるには２時 間という枠が短すぎた点でしょうか。ストーリーの前半でＤＶＤの内 容を織り込んでいる為初めて見る人でも楽しめる作りとなっています が、やはり”これまで”を知っているのといないのでは、共感の仕方 が全然違ってくるはずです。お時間のある方は、一度ＤＶＤ版をご覧 になってから劇場に足を運ぶ事をお薦めします。お友達や恋人と一緒 に是非楽しんで頂きたい、夏にピッタリの切なくも爽やかな青春ラブ ストーリーでした。 ==================================================================== ■石男的衛星電影案内（Vol.295）8/5〜8/11 by.STONEMAN ★今週の衛星映画劇場は「永遠のオードリー・ヘプバーン特集」です。 8月14日（月）20：00 BS-11(衛星第２） 『緑の館』（'59 アメリカ） 監）メル・ファーラー 主）オードリー・ヘプバーン ※当時、オードリー・ヘプバーンの夫であったメル・ファーラーが、 彼女を主演にして監督デビューを果たした作品。故国の政争を逃れ て南米のジャングルへ逃れた青年アベル（アンソニー・パーキンス） は、そこで美しい少女（Ａ・ヘプバーン）と出会い、２人は互いに 心ひかれるようになるが…。イギリスの博物学者として名高い、文 豪ウィリアム・Ｈ・ハドソン原作による神秘に満ちた密林で繰り広 げる悲恋の物語。 8月15日（火）20：00 BS-11(衛星第２） 『噂の二人』（'61 アメリカ） 監）ウィリアム・ワイラー 主）オードリー・ヘプバーン ※リリアン・ヘルマンの戯曲「子供たちの時間」を、１９３６年に 「この三人」として映画化した巨匠ウィリアム・ワイラーが、自ら リメークしたヒューマン・ドラマ。学生時代からの親友カレンとマ ーサは、寄宿学校を共同で経営していた。ある日、少女のうそによ って２人は同性愛者であるとうわさされ、窮地に追い込まれること に。性に対する偏見が強い時代の悲劇を２大スターＡ・ヘプバーン とＳ・マクレーンの共演で描いた傑作。 8月16日（水）20：00 BS-11(衛星第２） 『おしゃれ泥棒』（'66 アメリカ） 監）ウィリアム・ワイラー 主）オードリー・ヘプバーン ※巨匠Ｗ・ワイラーとＡ・ヘプバーンのコンビで描くロマンチック・ コメディーの傑作。美術品収集家のシャルルは、がん作画家。彼の コレクションは偽物ばかりで、ある日、私立探偵のデルモットはが ん作の調査を美術商から依頼される。シャルルの家に忍び込んだが、 彼の娘ニコルに出会い一目ぼれするデルモット。彼女はデルモット を泥棒だと思い込み、父が所有するがん作を盗むよう彼に依頼をす るのだが…。 8月17日（木）20：00 BS-11(衛星第２） 『暗くなるまで待って』（'67 アメリカ） 監）テレンス・ヤング 主）オードリー・ヘプバーン ※ブロードウェーで大ヒットした舞台劇の映画化。ある日突然、麻薬 組織の犯罪に巻き込まれた盲目の人妻の恐怖を描いたサスペンス。 Ａ・ヘプバーンが盲目の主人公を熱演。写真家の夫サムが、カナダ からの帰途知り合った女性から人形を預かり、妻スージーの待つア パートに戻る。人形の中には麻薬が縫い込まれていたが、そうとは 知らずサムは再び仕事で旅立つ。その後、スージーのもとに麻薬の 行方を追う３人の男が訪れる。 ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの１本 ＜ＷＯＷＯＷ＞ BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch 8月12日（土）20:00 『四日間の奇蹟』（'05 日本） 監）佐々部清 主）吉岡秀隆、石田ゆり子 ※第１回「このミステリーがすごい！」大賞を受賞した浅倉卓弥のベ ストセラーを、「半落ち」の佐々部清監督が映画化した感動のファ ンタジー。落雷事故で重体に陥ったヒロインが、初恋の男性が娘の ように世話する少女と魂が入れ替わってしまい…。ヒロインと青年 と少女、心に傷を負った３人それぞれの再生を描き出す。主演は 「ＡＬＷＡＹＳ 三丁目の夕日」の吉岡秀隆と「解夏」の石田ゆり 子。さらに少女役の尾高杏奈が見事な熱演を披露した。ほか西田敏 行、松坂慶子らベテラン勢が脇を固める。ロケ地となった山口県角 島の美景も見どころ。 ＜チャンネルＮＥＣＯ＞ SKY PerfecTV! 261ch 8月13日（日）21:00ほか 『恋は舞い降りた。』（'97 日本） 監）長谷川康夫 主）唐沢寿明 江角マキコ ※天使の人違いで死ぬ事になってしまった啓一郎。彼は「地上に戻っ て女性を幸せにしたら生き返らせる」と天使に約束させたものの、 出会ったのは不幸をしょいこんだような女で…。唐沢寿明、江角マ キコ、玉置浩二のキャストで贈るコミカルでファンタスティックな ラブストーリー。 ********************************************************************* ■編集後記 ☆世間一般的には明日からお盆休みのところが多いようですね。観光 地はどこも大勢の人出でしょうね。帰省ラッシュで交通機関や道路も 混むでしょうから、私は何所にも遠出せず、溜まったビデオでも見て 過ごすことになりそうです。 ***************************************************** http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/movie/2699/ ↑ＢＢＳ携帯用入口（※ｉモード・ボーダフォンlive!・ｅｚウェブ対応） http://jbbs.livedoor.jp/movie/2699/ ↑ＢＢＳ入り口（ＰＣ用）２ちゃんねる方式スレッドＢＢＳ http://stoneman.air-nifty.com/ ↑石男的ブログ（コメント大歓迎！） ***************************************************** ★ＵＬＣホームページ★ ≪定例チャット開催≫毎週金曜２３時スタート！ http://www.ulc-stone.com 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