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タイトル:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.353(2006/6/30)  2006/06/30


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  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★*
  *■□■■□□■☆彡*           第353号*
  *■■■■■■■■■*2006/6/30       *
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                          ※このメールは等幅フォントでご覧ください。
==【もくじ】========================================================
□週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第353号
  ■映画インプレッション『タイヨウのうた』
  ■おやぢ幹のお気楽DVD日記(252)
  ■TAK・Gのフィルム・コラム(Vol.25)
  ■先取り☆Cinema(No.4) 
  ■石男的衛星電影案内(Vol.290)
  ■編集後記
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■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN
  『タイヨウのうた』
  監督:小泉徳宏 主演:YUI
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  ☆セカチューより泣ける難病モノと宣伝しているのはちょっと安易な
  気がしますが、単なるお涙頂戴ドラマではなく青春映画として爽やか
  な気持ちになれる作品です。

  太陽の光にあたれない難病XP(色素性乾皮症)の少女、雨音薫は1
  6歳。昼間の高校に通えない薫は、夜になると駅前広場に出てギター
  の弾き語りをしている。そんな彼女にとって、早朝にサーフボードを
  持ってたたずむ1人の少年を、部屋の窓から眺めることが密かな楽し
  みだった。夏休みを間近に控えたある日、夜の街で少年と遭遇した薫
  は、勇気を振り絞って彼に声をかける。薫と少年・孝治はやがて親し
  くなり、月の下でデートをするようになるが…。

  主演の雨音薫を演じた福岡出身のシンガーソングライター・YUIの
  魅力が満載でした。ある意味、彼女のプロモーションビデオとも言え
  るほどですね。彼氏役の塚本高史や父役の岸谷五朗らの芸達者な演技
  が演技初挑戦のYUIを盛り上げていました。

  本作が長編初監督の小泉監督ですが、前作が「刑事まつり・行列の出
  来る刑事」という短編コメディだったりします。この新人監督を制作
  プロダクションのROBOTがうまくサポートしていました。さすが
  ROBOT制作作品にハズレ無しですね。

  主題歌もヒットしていきなりオリコン初登場3位でした。この映画を
  見てこの曲を聴くと、自然と涙が出そうになります。

  作品公式サイト http://www.taiyonouta.jp/
   
  STONEMAN推薦度★★★★ マギー爆音度★★★☆
                                (10点満点:★=2点・☆=1点)

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■おやぢ幹のお気楽DVD日記(252)
   最近見たDVD&劇場作品 ひとくちおやぢ評
   http://homepage2.nifty.com/mikisan/
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 「シン・シティ」★★★★   2005/10/1公開
  “罪の街=シン・シティ”3人の男たちの愛と復讐。オムニバス風。
  タランティーノが絡んでますので結構なグロですが、モノトーンの
  色調でそんなには気にならなかった。 これだけ豪華な出演者だが
  3篇に別れているのでそれなりに見所満載。
 
 「SPL/狼は静かに死ね」★★★☆ 2006/3/4公開 2005年香港
  ストーリーはともかくとにかく切れのあるこれぞ香港カンフー映画。
  サモ・ハン・キンポーあの体格でまだまだ頑張ってます。
  ウー・ジンの格闘シーンの切れは凄い! 

 「君はまだ、無名だった。」★★ 2006/4/1公開 葉山陽一郎監督作品
  湘南の高校生が音楽で身を立てるべく芸大受験を試みるが・・・
  設定が良いのに前半面白いのにどんどんつまらなくなっていく。
  もったいねぇ〜。先生役の萩原流行はグッドジョブ! 

 「ランド・オブ・プレンティ」★★★  2005/10/22公開
  「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩」のヴィム・ヴェンダース
  監督が、9.11の後遺症に苦しむアメリカを描く。 
  最後まで我慢して見れるかどうかの映画。いやぁ〜途中辛かった。 

 『フーリガン』★★★★☆  2006/6/17〜公開中
  女性監督レクシー・アレクサンダーの長編デビュー作
  イギリスプレミアリーグのウエスト・ハムとミルウォール
  http://www.soccerdays.com/reading/football_columns/2003/030919.html
  の熱狂的なサポーターの争い。
  イライジャ・ウッドはいじられる受身の役はぴったりんこ。
  チャーリー・ハナムやレオ・グレゴリー他出演者もこれから注目! 
  ワールドカップつながりでもっと盛り上がってよい映画だと思うが。

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■TAK・Gのフィルム・コラム(Vol.25)by TAK・G
  『M:i:III』
  監督:J・J・エイブラムス  主演:トム・クルーズ
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  ☆現役スパイから退いたイーサン(T・クルーズ)はコーチとなり、
  その優秀な教え子が拉致される。その救出中に遭遇するラビットフッ
  トという暗号をめぐって、イーサンは、仲間たちとこれまで以上の辛
  辣な任務遂行を果たさなければならなくなる。

  ブライアン・デ・パルマ、ジョン・ウーと著名監督の1、2作目の製
  作に続き、今回はTVシリーズ『ロスト』で一躍名を上げたJ.J.
  エイブラムスによって、ストーリーはより緻密にひねられ、アクショ
  ンも莫大な制作費が投入されたことが確実に見られる充実した第三部
  に仕上がっている。ただ、あまりにも熱の入ったバトルシーンは、ま
  さに戦場的。しばし息を飲みながらも、迫力ある映像の連続だ。そし
  て、U2、リンプビズキットに続く、カニエウェストのタイトルバッ
  クのサウンドが粋だ。

  T・クルーズのほぼプロモーション・フィルム的な中で脇を固める役
  者人の一人、乗物操縦のエクスパート、デクラン役、ジョナサン・
  リス・マイヤーズが地味目に且つキュートに活躍する。『ベルベット
  ・ゴールドマイン』で両性的なグラムロック・シンガーを演じたかと
  思えば、アン・リー監督の南北戦争もの『楽園をください』、オリバ
  ー・ストーン監督の『アレキサンダー』にも紀元前の君として登場す
  る、なかなか幅広な役者なのである。これからも、ウッディ・アレン
  監督の『マッチ・ポイント』出演が楽しみ・・・・と、トムの映画な
  のに、ジョナサンの賞賛に替わってしまった・・・。

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■先取り☆Cinema(No.4) by 奈津子
  『カーズ』(7/1より全国公開)
  監督:ジョン・ラセター
  声:オーウェン・ウィルソン、ポール・ニューマン他
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  ☆ピクサーとディズニーがタッグを組んだフル3Dアニメーションの
  最新作です。おもちゃ、虫、モンスター、魚とあらゆるものに息を吹
  き込んで来たピクサーが今回モチーフとしたのは「車の世界」。若き
  天才レーサーのマックィーン(オーウェン・ウィルソン)を主人公に、
  彼を取り巻く華々しいレース界や、地図にない見知らぬ町“ラジエー
  ター・スプリングス”の車たちとの交流を、コミカルかつ温かく描き
  出します。

  まず驚かされたのは、スピード感溢れるレースシーンの迫力と、雄大
  なアメリカ大地の美しさ。最新鋭のCG技術の粋を集めたそのリアル
  な映像美には、圧倒されるばかりでした。そして、個性溢れる車たち
  の豊かな表情は、思わず車である事を忘れてしまうぐらい実にお見事。
  虚栄心、プライド、思いやり、そして友情・・・まるで人間のように
  生活し、悩み、成長する車たちが、私達に「本当に大切なものは何か」
  を教えてくれます。

  愛嬌いっぱいの愉快なキャラクターはもちろん、虫まで車という徹底
  したこだわりと、お馴染みのキャラクターをパロディーで登場させる
  その遊び心はさすがピクサー。画面一杯に溢れる疾走感に胸をスカッ
  とさせつつも、ひたすら走り続ける現代社会に忘れがちな”心のゆと
  り”を思い出させてくれる今作は、まさに働くお父さんにもピッタリ
  の作品です。この夏、家族と一緒に見て欲しい一作でした。

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■石男的衛星電影案内(Vol.290)7/1〜7/7 by.STONEMAN

   7月3日(月)19:55 BS-11(衛星第2)  
  『チャンプ』('79 アメリカ)
   監)フランコ・ゼフィレッリ 主)ジョン・ボイト
  ※父と子の深いきずなを描いた感動作。かつての世界チャンピオンの
   ボクサーは、酒とギャンブルにおぼれ、落ちぶれた生活を送ってい
   た。妻からも見放された彼だったが、息子だけは彼を“チャンプ”
   と呼び、尊敬のまなざしをおくっていた。そんな息子のために、父
   は再起をかけて再びリングに立つことを決意する。父親役のジョン
   ・ボイトが好演し、息子役のリッキー・シュローダーの無邪気な演
   技は見る人の涙をさそう。

   7月4日(火)20:00 BS-11(衛星第2)  
  『ラストコンサート』('76 日本/イタリア)
   監)ルイジ・コッツィ 主)パメラ・ビッロレージ
  ※挫折して落ちぶれた中年ピアニストは、ふとした事から1人の少女
   と出会う。しかし、彼女は不治の病をかかえ、余命わずかの運命だっ
   た。限られた命を懸命に生きる少女を目の当たりにした彼は、再び
   ピアニストとして再起をかける。ステルビオ・チプリアーニの美し
   い音楽とともに、親子ほどの年齢差を越えたふたりの交流を描いた
   ルイジ・コッツィ監督・脚本による感動の愛の物語。

   7月5日(水)20:00 BS-11(衛星第2)
  『ライフ・イズ・ビューティフル』('98 イタリア)
   監)ロベルト・ベニーニ 主)ロベルト・ベニーニ
  ※アカデミー賞で主演男優賞など3部門を受賞し、世界各国の映画祭
   で数々の賞を受賞した感動作。ユダヤ系イタリア人のグイドはトス
   カーナに移り住み、そこで美しい女性と出会う。彼女と結婚して子
   供をもうけ幸せな家庭を築いていた矢先、ナチスによって家族は強
   制収容所へ。収容所で父は幼い息子を悲しませまいと、「これはゲ
   ームだ」と言って過酷な日常の中でも笑わせることを忘れず、生き
   る希望を与えつづける。

   7月6日(木)20:00 BS-11(衛星第2)
  『ホワイト・オランダー』('02 アメリカ)
   監)ピーター・コズミンスキー 主)ミシェル・ファイファー
  ※全米でベストセラーになった小説を、M・ファイファーやR・ゼル
   ウィガー出演で映画化したヒューマン・ドラマ。芸術家の母と娘2
   人で生活していたある日、母親が殺人事件で逮捕されることになる。
   未成年だった娘は里親を転々とする生活が始まる。獄中で母親は娘
   が他人の影響を受けることが許せずに、面会に訪れた娘を激しく非
   難する。少女の自立と母親の葛藤を描いた作品。

  ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本
  <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch
   7月1日(土)20:00
  『サマータイムマシン・ブルース』('05 日本) 
   監)本広克行 主)瑛太
  ※「踊る大捜査線 THE MOVIE」「交渉人 真下正義」の本広克行監督
   が、気鋭劇団「ヨーロッパ企画」の同名舞台に惚れ込んで映画化し
   た“空想科学青春コメディ”。夏休みをダラダラすごす大学生たち
   の前に忽然と現われたタイムマシン! うっかり過去を変えたばか
   りに、彼らは昨日と今日を右往左往することに…。時間移動を利用
   した巧みな伏線をちりばめた立派なSFでありながら、どこまでも
   スケールの小さな話に終始するというギャップが楽しい。出演はT
   V「ウォーターボーイズ」の瑛太と「スウィングガールズ」の上野
   樹里。

  <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch
   7月2日(日)21:00ほか
  『感染』('05 日本) 
   監)落合正幸 主)佐藤浩市
  ※深夜の病院を舞台に、謎のウイルスが巻き起こす事件を描いたホラ
   ー。監督は「世にも奇妙な物語 映画の特別篇 雪山」の落合正幸。
   脚本は、君塚良一による原案を基に落合監督自身が執筆。尚、本作
   は映画プロデューサー・一瀬隆重が立ち上げたホラー映画のレーヴ
   ェル『J・ホラー・シアター』の第1弾作品として製作され、「予
   言」と同時公開された。
   
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■編集後記
  ☆梅雨ですね。ジメジメして本当に蒸し暑くて嫌な季節です。明日7
  月1日は土曜日ですが、シネマデーですね。シネコン辺りは大入りに
  なるでしょうね。

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