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タイトル:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.350(2006/6/9)  2006/06/09


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  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★*
  *■□■■□□■☆彡*           第350号*
  *■■■■■■■■■*2006/6/9        *
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                          ※このメールは等幅フォントでご覧ください。
==【もくじ】========================================================
□週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第350号
  ■映画インプレッション『明日の記憶』
  ■おやぢ幹のお気楽DVD日記(249)
  ■TAK・Gのフィルム・コラム(Vol.22)
  ■石男的衛星電影案内(Vol.287)
  ■編集後記
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■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN
  『明日の記憶』
  監督:堤幸彦  主演:渡辺謙、樋口可奈子
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  ☆第18回山本周五郎賞を受賞した、荻原浩の同名小説江國香織の同
  名小説を『トリック』の堤幸彦監督が『私の頭の中の消しゴム』でも
  注目された「若年性アルツハイマー病」をテーマに、病を背負った働
  き盛りの男性と、彼を支える妻の絆を描いた感動作品です。

  広告会社の営業マンとして働く雅行は、時に家庭を返り見ないほど仕
  事に没頭してきた。大きなプロジェクトと娘の結婚を控え、忙しい日
  々を送っていたが、50歳を前にしたある日、原因不明の体調不良に
  襲われる。ミーティングを忘れたり、部下の顔が思い出せず、心配に
  なった雅行は病院を訪れ、医師から「若年性アルツハイマー」の診断
  を受ける。そんな雅行を、妻の枝実子は献身的に支え、一緒に病と闘
  うことを決心する…。

  病苦ものドラマということで、泣かせポイントをいろいろ仕掛けてあ
  りまして、父親・母親・妻・夫・娘・息子いろいろな立場に立って見
  てもどこかで泣けるツボがあるような気がしました。堤監督だけあっ
  て精神的描写をVFXを上手く使って表現していました。

  渡辺謙自らプロデューサーとして参加しただけあって、難しい役どこ
  ろを熱演していました。脇役も豪華で告知する医師役の及川光博も普
  段と違うシリアスな熱演で涙を誘っていました。そして、大御所であ
  る大滝秀治の怪演にも注目です。

  作品公式サイト http://mamiya-kyoudai.com/
   
  STONEMAN推薦度★★★☆ 東京ラプソディー度★★★☆
                                (10点満点:★=2点・☆=1点)

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■おやぢ幹のお気楽DVD日記(249)
   最近見たDVD&劇場作品 ひとくちおやぢ評
   http://okirakuoyadi.cocolog-nifty.com/miki/ 
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 「悪魔の棲む家」★★☆  2006/1/28公開 2005年アメリカFOX
  大ヒットした1979年オリジナルのリメイク。CGの使い方は上手い。 
  安モノ中古家は気をつけましょう(・_・;) 

 「12人のパパ2」★★★★  2005年アメリカ 日本未公開
  先日公開された「ピンク・パンサー」のクルーゾ警部スティーブ・
  マーチン主演の家族愛ものコメディ。面白いのにビデオスルー。 
  12人の子供、6人の子供を持つ父親同士のほほえましいいがみあい。 
  こんな大家族はうらやましい。低出生率日本国に必見の映画。

 「ナチュラル・シティ」★   2005/7/30公開 2003年韓国
  オールド・ボーイ」敵役ユ・ジテ主演の近未来SFアンドロイドもの。
  こりゃひでぇ〜 見ないほうが良いですよ(^_^; 

 「沈黙の追撃」★★☆     2006/1/28 2005年アメリカ
  “沈黙”ですからスティーブン・セガール主演。 
  50歳半ばのおやぢがまあ頑張ってます。 

 「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」★★★★☆ 
  2006/2/18公開 2005年アメリカFOX
  リース・ウィーザースプーン2005年アカデミー賞主演女優賞受賞作品。
  ミュージシャン伝記もの「Rey」と比較されますが私はこっちが好き。
  ホアキン・フェニックスもアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ
  ましたがこちらは残念でしたが、ノミネートに相応しい演技&歌です。 

 『トランスポーター2』★★★★☆  2006/6/3〜公開中
  ジェイソン・ステイサムの“ルールNo1”の決め台詞にやられちゃ
  いました。 前作は見て無くても十分楽しめます!

 『ポセイドン』★★★☆       2006/6/3〜公開中 
  勢いはありますが、う〜ん。往年の名作を知る者としては物足りない。

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■TAK・Gのフィルム・コラム(Vol.22)by TAK・G
  『カサノバ』
  監督:ラッセ・ハルストレム 主演:ヒース・レジャー
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   ☆18世紀の美しいベネチアを舞台に、放蕩であらゆる女性を虜にし、
  罪に問われることとなったカサノバを描いたバイオピク。死刑を宣告
  されながらも放免、しかし、国外追放を逃れる為に、権力者の子女と
  の結婚を矛にしようとする。その過程で、本当の愛を求め、知ってい
  く。今のりにのっているオーストラリア出身のヒース・レジャーが、
  好色なカサノバのイメージを反転し、とてもさわやかに演じている。

  過去にもカサノバを描いた映画はいくつかある。マルチェロ・マスト
  ロヤンニ(64)、アラン・ドロン(92)だと、色濃いカサノバに
  適役かのごとく、76年には、フェリーニのドナルド・サザーランド
  のカサノバもあったが、やけにおどろおどろしかったと言うことしか
  記憶に留まっていない。これらに比べて、H・レジャーのさわやかな
  ことといったらなく、あのささやき系の語り口調は、セクシーと言う
  以上に魅力的かも。“ブロークバック・マウンテン”で、武骨なゲイ
  を演じた彼が、ま逆の好色な“男”を演じたことで、さらなる演技幅
  を広めた。

  R・ハルストレム監督(スウェーデン出身)の過去の作品(マイ・ラ
  イフ・アズ・ア・ドッグ、ギルバード・グレープ、シダーハウスルー
  ル、ショコラ、シッピング・ニュース) からもうかがえるように、
  この“カサノバ”も単なるドラマではなく、コミカルで美しいストー
  リー展開と映像が楽しめる。(しっかりちゃっかり、監督の奥様、レ
  ナ・オリンも出演しています。)

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■石男的衛星電影案内(Vol.287)6/10〜6/16 by.STONEMAN

  ☆今週のBS衛星映画劇場はお休みです。

  ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本
  <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch
   6月11日(日)20:00
  『ステップフォード・ワイフ』('04 アメリカ) 
   監)フランク・オズ 主)ニコール・キッドマン
  ※「ローズマリーの赤ちゃん」の原作者としても知られるI・レヴィ
   ンの小説を、1975年にキャサリン・ロスの主演で映画化したのに次
   いで、今回は御存知N・キッドマンの主演で再映画化。誰もが羨む
   ような郊外の高級住宅地へ新たに引っ越してきたヒロインが、そこ
   で遭遇する驚愕の真実を、ブラック・ユーモア満載でシュールに描
   く。M・ブロデリック、B・ミドラー、G・クロース、C・ウォー
   ケンら、共演者の豪華な顔ぶれも見もの。

  <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch
   6月11日(日)21:00ほか
  『オーバードライヴ』('04 日本) 
   監)筒井武文 主)柏原収史
  ※人気絶頂のユニット、ゼロデシベルでギターを弾いている弦は、突
   然クビを言い渡されてしまう。その上、下北に行くつもりで乗った
   タクシーはなぜか青森の下北半島に到着。実はタクシーを運転して
   いたのは伝説の三味線弾きで、弦を弟子にしようと拉致してきたの
   だった…。ひょんなことから津軽三味線の世界へ迷い込んでしまっ
   た(自称)天才ギタリストの奮闘を、柏原収史主演で描いた三味線
   バトル・ムービー。
   
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■編集後記
  ☆いよいよサッカーW杯ですね。日本チームの試合の時は街の人通り
  が少なくなるでしょうね。映画館もガラガラになると思うのですが、
  TOHOシネマズの一部の劇場では衛星中継でパブリックビューイン
  グをするそうですね。なんとも苦肉の作ですね。それはそうと、当メ
  ルマガも350号を迎えました。よく続いたもんですね…これからも
  続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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