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タイトル:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.342(2006/4/14)  2006/04/15


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  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★*
  *■□■■□□■☆彡*           第342号*
  *■■■■■■■■■*2006/4/14       *
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                          ※このメールは等幅フォントでご覧ください。
==【もくじ】========================================================
□週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第342号
  ■映画インプレッション『プロデューサーズ』
  ■おやぢ幹のお気楽DVD日記(241)
  ■TAK・Gのフィルム・コラム(Vol.17)
  ■ホラ〜言ったじゃないの(No.10)
  ■石男的衛星電影案内(Vol.279)
  ■編集後記
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■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN
  『プロデューサーズ』
  監督:スーザン・ストローマン  主演:マシュー・ブロデリック
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  ☆トニー賞史上最多受賞の12部門を独占した舞台の完全映画化です!

  最低のミュージカルをプロデュースせよ!?1959年のニューヨーク。
  落ちぶれた大物演劇プロデューサー、マックスの事務所に会計士のレ
  オが訪れた。帳簿を調べたレオが、ショウがこけたほうがお金が儲か
  るという摩訶不思議な事実に気づいたことで、マックスのやる気が充
  満。レオを巻き込み、大金をせしめようと、初日=楽日を目指す史上
  最低のミュージカルのプロデュースが始まった!そしてまたとない史
  上最低の脚本「春の日のヒトラー」が見つかる…。

  実はこの作品は元々はメル・ブルックス監督・脚本でアカデミー賞の
  オリジナル脚本賞受賞、助演男優賞ノミネートに輝く同名映画がオリ
  ジナルで、映画>ミュージカル>ミュージカル映画、という軌跡を経
  ている作品です。似たような展開で『リトル・ショップ・オブ・ホラ
  ーズ』もありますね。

  今回の映画化では舞台版の演出家が監督し、主演のネイサン・レイン、
  マシュー・ブロデリックを含め、オリジナルキャスト4人が出演。見
  事なチームワークを見せてくれました。新たに加わったユマ・サーマ
  ンとウィル・フェレルも抜群の存在感を発揮していました。

  かつてのMGMミュージカル映画を思い出させる豪華なミュージカル
  シーンが堪能できますが、ストーリーがメル・ブルックスだけにあま
  りにブラックなところがあるので万人向けではないのが玉にキズ。エ
  ンドロールを最後まで見れば、この映画のプロデューサーが登場しま
  す!
  
  作品公式サイトhttp://www.sonypictures.jp/movies/theproducers/
   
  STONEMAN推薦度★★★ マシューとっちゃん坊や度★★★☆
                                (10点満点:★=2点・☆=1点)

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■おやぢ幹のお気楽DVD日記(241)
   最近見たDVD&劇場作品 ひとくちおやぢ評
   http://homepage2.nifty.com/mikisan 
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 「ヴェニスの商人」★★★    2005/10/29公開
  ご存知“シェイクスピア”の戯曲をアル・パチーノ、ジェレミー・アイ
  アンズ、ジョセフ・ファインズら演技派で描く。 
  原作も知らず宗教がらみでちょっと? 演技派もごたえありましたが。

 「蝋人形の館」★★★      2005/10/22公開
  24』のお騒がせ娘役だったエリシャ・カスバート主演のホラー。
  エリシャ・カスバートが際だって綺麗ですね。
  ホラーの王道“どうしてそこへ行ちゃうの?” “脇役のこいつら殺さ
  れるなあ”はお約束通り。  

 「フリーズ・フレーム」★★★★ 2004年イギリス 日本未公開
  「ソウSAW」風のサイコスリラー。
  凶悪殺人犯の冤罪をかけられた主人公が二度と疑われないように10年
  間の行動を全てビデオ撮影続けている。再び別の容疑がかけられるが潔
  白を示そうとビデオテープを探すが紛失していた…。 

 「WE LOVE BALLS!!」★★★★  2004年ドイツ 日本未公開
  「アタック・ナンバーハーフ」様のサッカードイツ版
  ゲイがばれてチームを追われたゴールキーパーがゲイのサッカーチーム
  をつくり古巣と試合をすることに。ゲイのメンバーが笑わせてくれます。
  サッカーの本場ドイツの映画だけにサッカーの描き方はなかなかです。 

 「イントゥ・ザ・ブルー」★★★☆ 2005/11/5公開
  今乗りに乗っているジェシカ・アルバ主演トレジャーハンティングもの。 
  すっごく綺麗なカリブ海でなんつったってジェシカ・アルバの超ビキニで
  半ケツ出しナイスバディはおやぢ必見!   

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■TAK・Gのフィルム・コラム(Vol.17)by TAK・G
  『クラッシュ』
  監督:ポール・ハギス 主演:サンドラ・ブロック
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    ☆憂鬱な人々のそれぞれのドラマが繰り広げられた映画である。
  陽気なアメリカ西海岸の太陽のイメージを打ち払って、人々は皆イラ
  つきを隠せない様子だ。自由を横臥する表向きの姿とは裏腹で、現実
  的には今だ人種差別が横行している様がしっかりと描かれている。

  M・ディロンには助演男優賞を受賞して欲しかったが、主演クラスの
  ノミネーターにも選ばれそうなジョージ・クルーニーにかっさらわれ
  てしまった。80年代のクールでさわやかな役周りを演じてきた彼に
  とってのクラシュでの役どころは、悪行をつく警官を単純に演じて終
  わるもではなかった。描かれてはいない彼の警官としてのキャリアは、
  後々になって観客にうまく想像させ得るし、彼の辛辣な家庭での介護
  の姿は、社会での顔とは別の人間性を寂しげにかもし出している。い
  わゆる、陽気な“アメリカ人”のキャラクターを垣間見せない。台詞
  も少なめなにもかかわらず、M・ディロンの滲み出す演技が心をスク
  ラッチする。

  悲しいサガや過去を抱えていても、もがきながらでも生きている人々
  の織り成す人間模様が、しっかりと丁寧に描かれていて、糸が絡まる
  ような思いで吉凶を見届けさせながら、人間は皆愛を感じやさしさを
  もてるのだと主張している。身近で起こり得るストーリーでもあり9
  11をも髣髴させるが、決して報復を推奨するイメージを持たせず、
  憎みという感情はこの映画の中で一掃されるのがわかる。テーマの多
  く含まれた作品。(アカデミー賞作品賞他獲得)

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■ホラ〜言ったじゃないの(No.10) by.おやっさん

 「蝋人形の館」★★
  監督:ジャウム・コレット=セラ
  出演:エリシャ・カスバート、チャド・マイケル・マーレイ、パリス・ヒルトン

  ☆若い男女たち。旅の途中。迂回。怪しげな車。キャンプ。田舎町。
  全てありがちありがち。やっぱり「行かなくていいのに行ってしまう
  奴」がいたりなんかして、青春ホラー?の王道的な作りであった。
  何故だか知らねどパリス・ヒルトンも出演している。

  ひっそりと静まりかえった小さな町に建つ蝋人形館。もうその舞台設
  定だけで5割は頂きの怖さだ。しかし期待に反して薄気味悪さだけが
  じっとり長々と続く。「ああ、蝋人形ってああやって作るのかぁ」と
  勉強になったりして「一体いつ怖くなるのか」とジリジリしてたら、
 「痛ぇっ!」なシーンから急に活気づく。そっからはもうノンストップ。
 
 「どうせパッとせんのだろう」と全然期待せずに見たせいか、意外にも
 「うっわ」「ギャッ」「のわー!」がいっぱい詰まった出来だった。
  こんな風に”肉にダイレクトに訴えかけてくる”怖さは健康的でいい。

  主人公エリシャも真正面からスコーンと容赦なく殴られたりしとった
  が、怖がるヒロインというも、タフな姉ちゃんという感じが良かった。
  何よりイイ乳であった。
  
  全体的にまとまってて良かったが、ちょっと残念だったのは「あれっ?
  ロード・オブ・ザ・リング?」と思わず漏らしてしまうスペクタクル
  な終盤盛り上がり部分か。やりすぎ。あとはサイコ絡みからか続編を
  意識したラストシーンにもやや不満。作るなら出しきれ。

  狂気の蝋人形師から逃げまどう若者の中に、パリス嬢がいるわけだが、
  なんの。ただのお色気要員であった。イチャイチャや脱ぎ脱ぎの後で
  下着でドタドタ、たまに意味無くおっぴろげで逃げるだけだった。
  ただ「素晴らしいヤラレ方」には拍手を送りたい。

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■石男的衛星電影案内(Vol.279)4/15〜4/21 by.STONEMAN

  ☆今週のBS衛星映画劇場は『春・恋愛映画』特集です。

   4月17日(月)20:00 BS-11(衛星第2)
  『プロポーズ』('99 アメリカ)
   監)ゲイリー・シニョール 主)クリス・オドネル
  ※バスター・キートンの往年のヒット作「セブン・チャンス」をリメー
   クしたロマンチック・コメディー。クリス・オドネル演じるジミー
   は、結婚願望のまったくない自由を求める男。そんなある日、祖父
   が他界し、彼は大金を相続することに。しかし、それを受け取るた
   めには30歳の誕生日までに結婚することが条件。しかも彼の誕生
   日は翌日に迫っていた。ジミーはこれまで付き合った女性に次々と
   連絡するのだが…。

   4月18日(火)20:00 BS-11(衛星第2)
  『恋する遺伝子』('01 アメリカ)
   監)トニー・ゴールドウィン 主)アシュレイ・ジャッド
  ※ニューヨークで人気テレビ番組の制作に携わるジェーンは、毎日仕
   事に追われて恋どころではなかった。そんな中、やっと出会った
   “運命の人”、と思った男にあっさり振られ、行動がやけくそ気味
   になるジェーン。失恋で傷ついた心を慰めるべく独自の恋愛論を打
   ち出して、ペンネームで恋愛コラムを執筆したら、それが大注目を
   浴びてしまい…。アシュレイ・ジャッド主演の恋を追求する女性を
   描いたロマンチック・コメディー。

   4月12日(水)20:00 BS-11(衛星第2)
  『トゥー・ウィークス・ノーティス』('02 アメリカ)
   監)マーク・ローレンス 主)ヒュー・グラント
  ※ニューヨークを舞台に、S・ブロックとH・グラントが共演したロ
   マンチック・コメディー。理想に燃える優秀な弁護士ルーシーは、
   ある日仕事で不動産会社の御曹司ジョージと出会う。彼の会社が経
   営不振に陥っていて、ちょうど顧問弁護士を探していたことから、
   ルーシーは彼の会社で雇われることに。しかし、いざ働いてみると
   ジョージの身の回りの世話ばかりをさせられるため、2週間後に会
   社を辞めると宣言するのだが…。

   4月13日(木)20:00 BS-11(衛星第2)
  『ニューヨークの恋人』('01 アメリカ)
   監)ジェームズ・マンゴールド 主)メグ・ライアン
  ※メグ・ライアンとヒュー・ジャックマン主演の、時空を越えた恋を
   描くラブ・ストーリー。恋愛よりも仕事を優先してきたキャリア・
   ウーマンのケイトの前に、ある日突然、19世紀からタイムスリッ
   プしてきた男が現れる。最初は不審に思っていたケイトだったが、
   彼のあまりの優しさに、次第に恋に落ちていく…。「17歳のカル
   テ」のジェームズ・マンゴールドが監督・脚本を務めている。

  ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本
  <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch
   4月16日(日)22:00
  『マイ・ボディガード』('04 アメリカ) 
   監)トニー・スコット 主)デンゼル・ワシントン
  ※複雑な過去を持つ孤独な男が少女との交流を通じ、閉ざされた心を
   開いていくヒューマンな前半、誘拐された彼女を奪回すべく、怒り
   の鬼と化して誘拐団を追い詰めていくバイオレンス風の後半と、そ
   れぞれに見ごたえがある濃密な活劇。「トップガン」「スパイ・ゲ
   ーム」のT・スコット監督は冒頭から凄まじい勢いで映像を畳み掛
   け、“怒りに燃えて立ち上がる者”という得意の題材をのびのびと
   料理している。オスカー俳優ワシントンと愛くるしいファニングと
   いうハマリ役同士の顔合わせも見もの!。

  <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch
   4月16日(日)21:00ほか
  『ナビィの恋』('99 日本) 
   監)中江裕司 主)西田尚美
  ※25歳の奈々子は都会の喧騒に疲れて、久しぶりに故郷の沖縄へ里
   帰り。故郷のお酒や歌に酔いしれ、心からのんびりする奈々子。と
   ころがそんなある日、ナビィおばぁの前に60年前に引き裂かれた
   大恋愛の相手が現れ…。沖縄の離島を舞台にした、心あたたまる恋
   愛映画。沖縄民謡界の重鎮・登川誠仁、故・嘉手苅林昌も出演、長
   い間歌い継がれてきた琉球民謡が随所に散りばめられた、島歌ファ
   ンも必見の作品。
  
  <BSデジタル民放>今週は「BS-i」デジタルBS-6ch
   4月18日(火)21:00
  『早春物語』('85 日本) 
   監)澤井信一郎 主)原田知世
  ※17歳の少女が春休みに体験した恋、同級生との交流を通じて成長す
   るさまを描く。赤川次郎の同名小説を「刺青(1984)」の那須真知子
   が脚色。監督は「Wの悲劇」の澤井信一郎、撮影も同作の仙元誠三
   がそれぞれ担当。
 
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■編集後記
  ☆贔屓の広島カープがどん底状態…。私まで気持ちがどん底に。。。

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■週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.342(2006/4/14)
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