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＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ＊■□■■□□■■■＊週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★＊ ＊■□■■□□■☆彡＊ 第３３９号＊ ＊■■■■■■■■■＊２００６／３／２４ ＊ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ※このメールは等幅フォントでご覧ください。 ==【もくじ】======================================================== □週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第３３９号 ■映画インプレッション『ＳＰＩＲＩＴ』 ■おやぢ幹のお気楽ＤＶＤ日記（238） ■ＴＡＫ・Ｇのフィルム・コラム（Ｖｏｌ．１５） ■ホラ〜言ったじゃないの(No.8) ■石男的衛星電影案内（Vol.276） ■編集後記 ==================================================================== ■映画インプレッション（新作映画）by.STONEMAN 『ＳＰＩＲＩＴ』 監督：ロニー・ユー 主演：ジェット・リー -------------------------------------------------------------------- ☆実在した中国武術の創始者であり、ブルース・リーの原点ともいえ る人物の壮絶な生き様をジェット・リーが演じ切りました。 病弱だった少年は、やがて成長し天津一の格闘家となるが、その傲慢 さゆえに恨みを買い、家族に向けられた凶刃によって悲劇のどん底に 落ちていく。いくつもの苦悩と、数知れない戦いの果てに、彼を待受 けていたのは歴史に残る大舞台。史上初の異種格闘技戦だった。全世 界から集まった屈強な男たち。会場に渦巻く興奮と野望。しかし、彼 の胸にある思いは、勝者の栄光を掴むこととはまったく無縁の、静か にたぎる情熱だった…。 格闘技好きな私にはたまらない作品となりました。ベタといえばそれ までですが、主人公が挫折と苦悩を乗り越えて戦いの場に戻っていく 姿は涙ナシでは見られません。ジェット・リーの本物のアクションと ネイサン・ジョーンズら本物のアスリートとのコラボは見事でした。 そして、クライマックスの中村獅童との対戦はカンフー映画史に残る 名シーンとなりました。それにしても、中村獅童は美味しい役どころ でした。 ジェット・リーのこれほどのカンフー映画は最後になるかもしれない と宣伝してますが、まさに頂点に達した感があるほど素晴らしい作品 でした。是非とも劇場でご覧下さい。 作品公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/spirit/ STONEMAN推薦度★★★★ 男泣き映画度★★★☆ （１０点満点：★＝２点・☆＝１点） ==================================================================== ■おやぢ幹のお気楽ＤＶＤ日記（238） 最近見たＤＶＤ＆劇場作品 ひとくちおやぢ評 http://homepage2.nifty.com/mikisan ---------------------------------------------------------------------- 「壊滅暴風圏/カテゴリー６」★★★ 2004年アメリカ 日本未公開 アメリカＴＶ映画で地球温暖化による台風＆竜巻もの。「デイ・アフ ター・トゥモロウ」の二番煎じ感は否めないが、“カトリーナ”襲来 前に作ったのですから合格点。 環境省長官役のおばさんなかなかキレのある演技だと思いましたら、 アカデミー賞助演女優賞を２回受賞のダイアン・ウィーストでした。 １７７分もありますのでお暇でしたら。 「ハッカビーズ」★★★ 2005/8/20公開 ダスティン・ホフマン、ジュード・ロー、ナオミ・ワッツ、マーク・ ウォルバーグ他豪華キャストの知的コメディ。 セリフが機関銃のように連発でちょっと着いて行けなかった。 「ティム・バートンのコープス・ブライド」★★★ 2005/10/22公開 ティム・バートン製作・監督作品のパペットアニメ。 ジョニー・デップが主役の声。 よく出来ていると思いますがちょっ と死人と結婚ってところから着いていけなくて。 「H.G.ウェルズ 宇宙戦争」★☆ 2005年アメリカ 日本未公開 題名にH.G.ウェルズと原作者の名前が入っているのでてっきり1953年 版のものかと思いきや、2005年モノ？ なんでこんなもの作るのでし ょうかね？ 原作はホンモノですがこりゃひでぇ〜(^_^;) 『ブロークバック・マウンテン』★★★☆ 2006/3/4〜公開中 2005年アカデミー賞 監督賞（アン・リー監督）脚色賞、作曲賞受賞。 男性愛ものでレスリー・チャン＆トニー・レオン主演、ウォン・カー ウァイ監督の「ブエノスアイレス」、デヴィット・シューリス＆レオ ナルド・ディカプリオの「太陽と月に背いて」を思い出したが、この ２作は容姿が繊細だが、「ブロークバック・マウンテン」はちょっと ゴツイ。流行で言うなら“ハードゲイ” 今なら容易に認められるかものゲイの世界。舞台は1960年代では忍ぶ しかない切ない思いが大自然をバックに良く描かれているがこの世界 はわかりません。 熱演のヒース・レジャー＆ジェイク・ギレンホールはこれからハリウ ッドをしょって立つでしょう。 ==================================================================== ■ＴＡＫ・Ｇのフィルム・コラム（Ｖｏｌ．１５）by ＴＡＫ・Ｇ 『ウォーク・ザ・ライン／君につづく道』 監督：ジェームズ・マンゴールド 主演：ホアキン・フェニックス -------------------------------------------------------------------- ☆カメラが刑務所を撮らるところから始まる。何事か、どこかなのか と迷いながらも、ベースとドラムの音響と共に映画の中に誘われてい く。そして、ジョニー（Ｊ・フェニックス）の回想にひたる横顔。彼 の辛い幼少時代からの人生が語られていく。 １９４０年代、貧しい環境の農場生活で、優しく秀でた兄ジャックを 信頼し、ラジオから流れる歌を心の支えにしながら家族と生きるジョ ニーは、１０歳のときに事故で愛する兄を失う。そのショックと父親 の辛辣な言葉は、ジョニーを傷つけ長い間、苦しめることになる。愛 する人と結婚し子供を授かり、貧しさからの脱却を図ろうとバンド演 奏にエネルギーを注いでいくが・・・。 ウィザースプーンの耐え忍び、支えつづける役柄は、彼女の演技の域を、 さらに広げたことだろう。確実に“キューティ・ブロンド”よりはる かに成長した演技がはっきりと覗える。大人の仕草や口調が、以前の 元気いっぱいの演技より、彼女自身を魅力的にみせる。また、J・フ ェニックスと共に吹き替えなしで披露する歌声にも惚れ込める。 （オスカー賞主演女優賞獲得） ロックスターにありがちなライフスタイルを描いた、実在のカントリ ー・シンガー、ジョニー・キャッシュのバイオ・ピク。時代背景が美 しく繊細に描写され、かといって仰々しくなく、スタイリッシュに演 出されている。特に、ウィザースプーンの衣装、メイクアップやヘ アスタイルは、時代を反映していて、目を引き楽しめる。 =================================================================== ■ホラ〜言ったじゃないの(No.8) by.おやっさん 「ドーン・オブ・ザ・デッド」★★★ 監督：ザック・スナイダー 出演：サラ・ポーリー、ヴィング・レイムス、ジェイク・ウェバー ☆もう映画の中身は説明無用であろう。誰もがみ〜ぃんな知っている スプラッタ・ホラーの名作『ゾンビ』のリメイク版である。 ショッピングセンターに集まった生存者たちは、今度は最後まで生き 残れるのか。 上空からの淡々とした撮影を始めとして、じわじわと迫ってくるよう な「いやな感じ」が最初から上手く出ていた。しかしあっというに静 けさは吹き飛ばされ、主人公は訳も分からずに逃げまどう事になる。 この戦うヒロインにサラ・ポーリーとは。か弱く見えるがなかなかに 体張って頑張っていた。 この「訳が分からない」というのが実は「真の恐怖」なのではないか。 ゾンビは何故生まれたのかといった理由はもちろん、最後まで何の説 明もないからだ。ある日突然。でも本当の恐怖というのは、現実でも こういう風にやってくるものなのかも知れない。関係ないが、オープ ニングロールにかぶるカントリーミュージックがまた何かしら怖い。 当時の観客らを震え上がらせたエレベーター・パニックがなかったの はちょっと残念。しかしだからと言って盛り上げが悪かったわけでは ない。まず本家と大きく違う点でもある「動きの早さ」だ。ゾンビら、 しょっぱなから飛ばす飛ばす。臨場感をお約束するデジタル撮影の中 でゾンビ大暴れである。 そうやって最初に飛ばしたせいか途中少し間延びする。その後は人間 模様、別れの涙、ワーキャー、助け合い有り展開だ。特筆すべき点は ちょっぴり「笑い」が挿入されているところだ。素晴らしい。そうい うもんだ。恐怖と笑いというのは実はとても性質が似てるのである。 それにずーっと怖いまんまだと、見てて息が詰まるからな。 燃えゆくゾンビらをしみじみ見る場面も、いいような可笑しいような。 リメイク作品が本家を超える事は少ないが、まずまずの合格点なので はないかと思った。 =================================================================== ■石男的衛星電影案内（Vol.276）3/25〜3/31 by.STONEMAN 3月27日（月）20：00 BS-11(衛星第２） 『Ａ．Ｉ．』（'01 アメリカ） 監）スティーブン・スピルバーグ 主）ハーレイ・Ｊ・オスメント ※スピルバーグ監督が故Ｓ・キューブリック監督の遺志を継ぎ、人口 知能を持つ少年ロボットが愛を求めてさまよう旅を描いたＳＦ超大 作。ロボットの存在が当たり前となった近未来。「愛」をプログラ ムされた初の次世代ロボットとして誕生したデビッドは、とある夫 婦のもとに届けられるが、難病で冷凍保存されていた彼らの実の息 子が回復したため、捨てられてしまう。デビッドは愛されることを 夢見て、人間になる手段を探す旅に出た…。 3月28日（火）20：00 BS-11(衛星第２） 『アミスタッド』（'97 アメリカ） 監）スティーブン・スピルバーグ 主）マシュー・マコノヒー ※南北戦争直前のアメリカを舞台に、奴隷船“アミスタッド”の中で 実際に起きた暴動事件をスティーブン・スピルバーグが描いた歴史 感動巨編。とらわれたアフリカ人たちは自由を求め、母国を目指す。 彼らの希望をかなえるために、元アメリカ大統領ジョン・アダムス （アンソニー・ホプキンス）や若く理想に燃える弁護士（マシュー ・マコノヒー）がアメリカ法制度に戦いを挑む。 3月29日（水）20：00 BS-11(衛星第２） 『スペース カウボーイ』（'00 アメリカ） 監）クリント・イーストウッド 主）クリント・イーストウッド ※Ｃ・イーストウッド監督・主演で、人類を救うため宇宙へと旅立つ ４人の老人パイロットたちの活躍を痛快に描く。かつて、アメリカ 初の宇宙飛行士として厳しい訓練を受けたパイロット・チームのメ ンバーたち。結局宇宙へは行けずじまいのまま、４０年の歳月が過 ぎた。ある日、チームの一員コービンのもとへ、地球へ落下する可 能性のある旧式の人工衛星修復という緊急要請が入る。豪華ベテラ ン俳優たちの絶妙な掛け合いが見もの。 3月30日（木）20：00 BS-11(衛星第２） 『エニイ・ギブン・サンデー』（'99 アメリカ） 監）オリヴァー・ストーン 主）アル・パチーノ ※アメリカンフットボールに命をかける男たちの戦いを、「プラトー ン」の鬼才オリヴァー・ストーンが描く。敗戦が続きクビがちらつ き始めた初老のヘッド・コーチ、有望な新人ＱＢ、現役生活のピリ オドが近いベテランＱＢ、経営建て直しに燃える女性オーナーなど 多彩な人間群像が、プロ・フットボールの世界をリアルに彩ってい く。アル・パチーノ、キャメロン・ディアスなど豪華キャストに加 え、伝説的プレーヤーたちも大挙出演。 ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの１本 ＜ＷＯＷＯＷ＞ BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch 3月27日（月）22:00 『パニッシャー』（'04 アメリカ） 監）ジョナサン・ヘンズリー 主）トーマス・ジェーン ※スパイダーマンのような超能力も、ハルクのような怪力も持たない が、正義の心と不屈の魂で悪を滅するクライム・ハンター、パニッ シャー。米マーヴル社の人気コミックを、1989年のドルフ・ラング レン主演版から改めて映画化したアクション作。今回は「ドリーム キャッチャー」などのＴ・ジェーンを主演に、よりストイックなパ ニッシャー像を造り出している。共演は大御所Ｊ・トラヴォルタ。 悪役“セイント”を貫禄たっぷりに好演する。監督は「アルマゲド ン」などの脚本を手がけ、本作が初メガホンとなるＪ・ヘンズリー。 ＜チャンネルＮＥＣＯ＞ SKY PerfecTV! 261ch 3月26日（日）21:00ほか 『さくら』（'94 日本） 監）神山征二郎 主）篠田三郎 ※国鉄バスの車掌・佐藤は、樹齢４００年の桜の古木を見て、その素 晴らしい生命力に感動した。それがきっかけで、彼は太平洋と日本 海を桜でつなぐことを目標に、植樹を始める…。「人の喜ぶことを したい」と我が身を顧ず無償の行為を貫き、４７年の短い生涯を桜 の植樹に捧げた実在の人物、故・佐藤良二氏の姿を、『ハチ公物語』 の神山征二郎監督が映画化した感動作。 ＜ＢＳデジタル民放＞今週は「ＢＳ-フジ」デジタルBS-8ch 3月27日（月）21:00 『ロスト・イン・トランスレーション』（'03 アメリカ） 監）ソフィア・コッポラ 主） ビル・マーレイ ※「ヴァージン・スーサイズ」でデビューしたソフィア・コッポラ監 督の第２作目。ハリウッドのベテラン俳優と、夫に付き添って来日 した若妻の２人が、日本で体験する恋を描く。出演は、この役でア カデミー賞主演男優賞にノミネートされたビル・マーレイと、「ゴ ーストワールド」のスカーレット・ヨハンソン。アカデミー賞の作 品賞にもノミネートされた。 ********************************************************************* ■編集後記 ☆劇場はまさに春休みモードですね。アニメから動物映画までファミ リー映画の目白押しです。唯一の男泣き映画『ＳＰＩＲＩＴＳ』は私 のオススメです！ファンタジーっぽいカンフー映画なんて飽き飽きし た方は是非とも劇場でご覧下さい！ ***************************************************** http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/movie/2699/ ↑ＢＢＳ携帯用入口（※ｉモード・ボーダフォンlive!・ｅｚウェブ対応） http://jbbs.livedoor.jp/movie/2699/ ↑ＢＢＳ入り口（ＰＣ用）２ちゃんねる方式スレッドＢＢＳ http://stoneman.air-nifty.com/ ↑石男的ブログ（コメント大歓迎！） ***************************************************** ★ＵＬＣホームページ★ ≪定例チャット開催≫毎週金曜２３時スタート！ http://www.ulc-stone.com ***************************************************** ●○●○●読者ボランティア・ライター募集中●○●○● 映画の感想を投稿してくれるライターさんを募集中 mailmaga#ulc-stone.com（#を@に変えて下さい） ↑詳しくはこちらまでメールして下さい！ ***************************************************** ======================================================================== ■週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.339（2006/3/24) ■発行：ＵＬＣ （Ushimitu Listeners Club) http://www.ulc-stone.com ■編集長：ＳＴＯＮＥＭＡＮ (from HIROSHIMA city) ■問合せ先（ご意見ご感想も）＞ mailmaga#ulc-stone.com（#を@に変えて下さい） ■購読＆解除はそれぞれの配信サービスにてどうぞ。 【まぐまぐ】ID：0000025922 http://www.mag2.com/m/0000025922.htm 【メルマガ天国】ID:490 http://melten.com/m/490.html 【メルマ！】ID:m00017409 http://melma.com/mag/09/m00017409/ 【ＭＡＧＢｅｅ】ID:00000065 http://magbee.ad-j.com/mlm/index.php 【E-Magazine】ID:stoneman http://www.emaga.com/info/stoneman.html 【メイラックス】ID:MM3E96CCB3C7B20 http://www.mailux.com 【カプライト】ID:7594 http://kapu.biglobe.ne.jp/?GL ======================================================================== ※このメールマガジンの掲載記事の無断転載を禁じます。 |