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＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ＊■□■■□□■■■＊週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★＊ ＊■□■■□□■☆彡＊ 第３３３号＊ ＊■■■■■■■■■＊２００６／２／１０ ＊ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ※このメールは等幅フォントでご覧ください。 ==【もくじ】======================================================== □週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第３３３号 ■映画インプレッション『単騎、千里を走る。』 ■ビデオおやぢ 幹さんのお気楽ＤＶＤ日記（233） ■ＴＡＫ・Ｇのフィルム・コラム（Ｖｏｌ．９） ■石男的衛星電影案内（Vol.270） ■編集後記 ==================================================================== ■映画インプレッション（新作映画）by.STONEMAN 『単騎、千里を走る。』 監督：チャン・イーモウ 主演：高倉健 -------------------------------------------------------------------- ☆『初恋のきた道』『ＨＩＲＯ』のチャン・イーモウ監督が敬愛する 高倉健を主演にした１５年越しの念願の作品です。 長年の確執を抱えたまま病に倒れてしまった息子が交わした約束を代 わりに果たすため、高田は中国大陸奥地への旅を決意する。民俗学を 研究する息子の健一は、舞踏家・李加民の仮面劇「単騎、千里を走る。」 を撮影するために中国・雲南省を再訪する約束をしていたのだった。 単身訪れた言葉の通じない異郷の地で途方に暮れる高田だったが、息 子のためにという一途な思いが、通訳の青年チュー・リンをはじめ現 地の人々を次第に動かして行く…。 文化大革命後に外国映画開放政策の１本目として中国で上映され、な んと１０億人以上が見たとされる『君よ憤怒の河を渉れ』で中国で一 番有名な俳優となった高倉健ですが、イーモウ監督もこの作品で健さ んを敬愛するようになったようで、それだけに健さんのキャラが生き る作品に仕上がっていました。 イーモウ監督作で『あの子を探して』を彷彿とさせる中国のキャスト がすべて素人というまさに素朴な演技とスターである健さんとの演技 がマッチしていました。中国の風景と日本の風景とのギャップもこの 映画の味ですね。 作品公式サイト http://www.tanki-senri.com/ STONEMAN推薦度★★★☆ 刑務所の照明は変だ度★★★☆ （１０点満点：★＝２点・☆＝１点） ==================================================================== ■おやぢ幹のお気楽ＤＶＤ日記（233） 最近見たＤＶＤ＆劇場作品 ひとくちおやぢ評 http://homepage2.nifty.com/mikisan ---------------------------------------------------------------------- 「エレクトラ」★★★★ 2005/6/4公開 「デアデビル」のキャラクター“エレクトラ”のアクションもの。 主役：ジェニファー・ガーナー「デアデビル」の数百倍イケてます！ アクションシーンも幻想的でＧｏｏｄ！監督は「Ｘ-ファイル」「サ ラマンダー」のロブ・ボウマン。この監督のきっとオタクですね。 ボブ・サップがちょこっと出てきてすぐやられちゃう。 「チャイルド・プレイ/チャッキーの種」★★★ 2005/8/13公開 人形が殺人鬼シリーズも第５弾。今回はホラーと言うよりもグロが きついコメディ。映画小ネタ満載なので映画ファンは楽しめる？ ジェニファー・ティリーが本人役と声で二役で頑張ってます。 「終わりで始まりの４日間」★★★ 2004年アメリカ 日本未公開 ザック・ブラフ監督・脚本・主演 ナタリー・ポートマン共演で何故 に未公開？ 売れない俳優が母の死で故郷に帰り、自分を取り戻す。 不思議な世界観に入り込めませんでしたが注目株です＞ブラフ監督。 「チャーリーとチョコレート工場」★★★☆ 2005/9/10公開 ティム・バートン監督のファンタジーコメディ。 ジョニー・デップ主演。 原作：ロアルド・ダール世界的児童書『チョコレート工場の秘密』 “ウンパ・ルンパ”にバカウケ！ ただ子供に残酷な感に☆減点。 「フライ，ダディ，フライ」★★☆ 2005/7/9公開 『ＧＯ』で直木賞を受賞した金城一紀初脚本ものだそうですが。 おやぢ堤真一がはどこまでカラダを鍛えられるかってことでそこそこ 面白く見ましたが設定他ちょっと飛びすぎてて見てて痛い。 Ｖ６の岡田准一クン演技もまずまずで良いカラダしてますね。 『ミュンヘン』★★★☆ 2006/2/4〜公開中 スティーブン・スピルバーグ監督作品。 3月の2005年アカデミー賞 作品賞、監督賞、脚色賞、作曲賞、編集賞ノミネート作品。 1972年のミュンヘン五輪で起きたパレスチナゲリラによるイスラエル 選手殺害事件とその後のイスラエル暗殺部隊による報復の過程描く。 『００７』シリーズのシリアス版って感じがしましたが、平和ボケの 私にはちょっとわからない、語れない。 =================================================================== ■ＴＡＫ・Ｇのフィルム・コラム（Ｖｏｌ．９） by ＴＡＫ・Ｇ 『僕のニューヨークライフ』 監督：ウディ・アレン 主演：クリスティナ・リッチ -------------------------------------------------------------------- ☆ヴェネチア映画祭のオープニングに上映された待望のウディ・アレ ンの'０３の作品ですが、昨年夏に公開された「メリンダ・メリンダ」 （'０４）よりも遅れて公開されることとなりました。しかしながら、 ７０歳という高齢ながらも、これまでほぼ毎年一本以上の作品を世に 送り出してきているとは、すごいものです。 ２１歳の新鋭コメディ作家、ジェリー（ジェイソン・ビッグ）は、彼 女がいるにもかかわらず、友人の彼女アマンダ（Ｃ・リッチ）に横恋 慕し、奪ってしまったのが運のつき。共に暮らせるようになるものの 彼女の母親が同居してくることになるし、彼女は気まぐれで振り回さ れっぱなし。ジェリーは高校教師でもありライターの友人、ドーベル （Ｗ・アレン）に相談を持ちかけるのですが・・・。「マンハッタン」 や「アニー・ホール」を彷彿とさせられます。 「アメリカン・パイ」の印象強いＪ・ビッグだが、若きＷ・アレンの クローンのような台詞まわしや演技が見受けられる。また、Ｗ・アレ ンの映画に必ず織り込まれるユダヤ人の特色やＷ・アレンが生い立っ たニューヨークはもちろんふんだんに美しく映し出されています。軽 妙で淡々としたシニカルな会話は健在で楽しめますが、ややパワーレ スな感じがします。そこは、若手俳優を使って、十分なエネルギーが 添加され、ロマンティックな青春ラブストーリーではないにせよ、Ｃ・ リッチの小悪魔的さが、Ｗ・アレンのコメディ節を盛り上げています。 =================================================================== ■石男的衛星電影案内（Vol.270）2/11〜2/17 by.STONEMAN ☆今週のＢＳ衛星映画劇場は『アカデミー賞受賞作品特集・名作に名 優あり』です。 2月13日（月）19：30 BS-11(衛星第２） 『ミスタア・ロバーツ』（'55 アメリカ） 監）ジョン・フォード、マービン・ルロイ 主）ヘンリー・フォンダ ※西部劇の巨匠ジョン・フォードとメロドラマの巨匠マービン・ルロ イの共同監督作品。第二次世界大戦中、激戦地から遠く離れて停泊 している米国海軍貨物船。その船上では、退屈な任務にうんざりし ながら、日々を過ごす水兵たちの姿があった。貨物係りのロバーツ は、そんな皆のリーダー的存在。仲間も彼を心から慕っていたが…。 お調子者の水兵役をジャック・レモンが好演し、アカデミー助演男 優賞を受賞した。 2月14日（火）19：30 BS-11(衛星第２） 『炎の人ゴッホ』（'56 アメリカ） 監）ヴィンセント・ミネリ 主）カーク・ダグラス ※後期印象派画家ゴッホの生涯を描いたアーヴィング・ストーンの同 名小説の映画化。Ｋ・ダグラス演じるゴッホは、伝道師を志してい たが教会から破門され画家の道を歩み出す。パリに移り住んだ彼は、 ゴーギャンと出会い、意気投合した２人はアルルで共同生活を始め る。しかし、互いの個性の強さからすぐにその生活も終わり、ゴッ ホは徐々に精神を病んでいく。ゴーギャンを演じたＡ・クインがア カデミー助演男優賞を受賞。 2月15日（水）19：30 BS-11(衛星第２） 『エルマー・ガントリー』（'60 アメリカ） 監）リチャード・ブルックス 主）バート・ランカスター ※女たらしの放蕩（とう）男、エルマー・ガントリー。ある日、たま たま出会った伝道団の中に、美しい女性の姿を発見して大喜び。精 力的な彼女の伝道演説にすっかり心を奪われてしまい、自らも伝道 活動に加わって熱弁をふるう。そんなエルマーに彼女もやがて心を 開き、二人は愛を誓い合ったが…。自由奔放なエルマーを演じたバー ト・ランカスターがアカデミー主演男優賞を受賞。また、助演女優、 脚色の各賞も獲得。 2月16日（木）19：30 BS-11(衛星第２） 『十戒』（'56 アメリカ） 監）セシル・Ｂ・デミル 主）チャールストン・ヘストン ※１９２３年に映画化された「十誡」のリメーク版。前作と同じセシ ル・Ｂ・デミル監督が指揮を取り、１０年の製作期間を投じて完成 させた壮大なスペクタクル史劇。エジプト国王の王子として育てら れたモーゼは、実はイスラエルの子。やがてイスラエルの民を連れ てエジプトを脱出するが…。有名な紅海分断のシーンをはじめ、当 時の特撮技術を駆使して描かれた迫力ある映像が見もの。アカデミー 特殊効果賞受賞。 2月17日（金）19：30 BS-11(衛星第２） 『ビューティフル・マインド』（'01 アメリカ） 監）ロン・ハワード 主）ラッセル・クロウ ※１９９４年にノーベル賞を受賞した現存の数学者の数奇な運命に彩 られた半生を描く。変人だが、天才的な数学的センスを持ち、屈指 の名門大学からたった一人しか入れない超一流の研究所に進んだジ ョン・ナッシュ。だが、その繊細さゆえ、彼の精神は徐々に崩壊し ていく…。アカデミー賞主要８部門にノミネートされ、ジェニファー ・コネリーが助演女優賞を受賞したほか、作品・監督・脚色賞に輝 いた。 ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの１本 ＜ＷＯＷＯＷ＞ BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch 2月12日（日）20:00 『ネバーランド』（'04 アメリカ） 監）マーク・フォースター 主）ジョニー・デップ ※大人に成長後もなお子供のように純真な心と夢見る力を持ち続ける 劇作家のＪ・Ｍ・バリ。そんな彼が、ふと知り合った少年ピーター との心の触れ合いを通して「ピーター・パン」の物語の構想を膨ら ませていく様子を、「チョコレート」のＭ・フォースター監督が繊 細に描写。主人公を御存知Ｊ・デップが完璧なハマリ役で切なくも 魅力満点に演じ、観客を深い感動と涙へと誘う。第77回アカデミー 賞に７部門ノミネートされ、作曲賞を受賞。 ＜チャンネルＮＥＣＯ＞ SKY PerfecTV! 261ch 2月12日（日）21:00ほか 『地雷を踏んだらサヨウナラ』（'99 日本） 監）五十嵐匠 主）浅野忠信 ※７０年代初頭、激動のカンボジアに散った戦場カメラマン・一ノ瀬 泰造の伝記を映画化。１９７３年１１月２７日２６歳の時、一ノ瀬 泰造は消息を絶ったが、泰造を演じた浅野忠信はまさにその日にこ の世に生を受けた。しかも本作製作時の年齢が泰造の享年と同じと いう非常に因縁めいた作品でもある。 ＜ＢＳデジタル民放＞今週は「ＢＳ-ジャパン」デジタルBS-12ch 2月7日（月）20:55 『スキャンダル』（'03 韓国） 監）イ・ジョエン 主） ペ・ヨンジュン ※李朝高官の妻・チョ夫人は、豊富な女性遍歴を持つ従兄弟のウォン に、夫の側室を誘惑するよう持ちかけた。しかしウォンの狙いは、 ９年も操を守り続ける未亡人ヒヨン。そこでウォンは、初恋の相手 でもあるチョ夫人と、ヒヨンを落とす賭けをする。ウォンの熱心な 求愛を受け、ヒヨンは遂にウォンの手に落ちるが、チョ夫人に諭さ れたウォンは彼女に別れを告げてしまう。ショックでやつれ果てた ヒヨンを話の種にするチョ夫人。それを聞いたウォンは、初めてヒ ヨンへの愛に気づくのだが…。 ********************************************************************* ■編集後記 ☆今週発表予定だったオスカー予想クイズは都合により来週発表いた します。 ***************************************************** http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/movie/2699/ ↑ＢＢＳ携帯用入口（※ｉモード・ボーダフォンlive!・ｅｚウェブ対応） http://jbbs.livedoor.jp/movie/2699/ ↑ＢＢＳ入り口（ＰＣ用）２ちゃんねる方式スレッドＢＢＳ http://stoneman.air-nifty.com/ ↑石男的ブログ（コメント大歓迎！） ***************************************************** ★ＵＬＣホームページ★ ≪定例チャット開催≫毎週金曜２３時スタート！ http://www.ulc-stone.com ***************************************************** ●○●○●読者ボランティア・ライター募集中●○●○● 映画の感想を投稿してくれるライターさんを募集中 mailmaga@ulc-stone.com ↑詳しくはこちらまでメールして下さい！ ***************************************************** ======================================================================== ■週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.333（2006/2/10) ■発行：ＵＬＣ （Ushimitu Listeners Club) http://www.ulc-stone.com ■編集長：ＳＴＯＮＥＭＡＮ (from HIROSHIMA city) ■問合せ先（ご意見ご感想も）＞ mailmaga@ulc-stone.com ■購読＆解除はそれぞれの配信サービスにてどうぞ。 【まぐまぐ】ID：0000025922 http://www.mag2.com/m/0000025922.htm 【メルマガ天国】ID:490 http://melten.com/m/490.html 【メルマ！】ID:m00017409 http://melma.com/mag/09/m00017409/ 【ＭＡＧＢｅｅ】ID:00000065 http://magbee.ad-j.com/mlm/index.php 【E-Magazine】ID:stoneman http://www.emaga.com/info/stoneman.html 【メイラックス】ID:MM3E96CCB3C7B20 http://www.mailux.com 【カプライト】ID:7594 http://kapu.biglobe.ne.jp/?GL 【ＲａｎＳｔａ】ID：00002556 http://ransta.jp/ ======================================================================== ※このメールマガジンの掲載記事の無断転載を禁じます。 |