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**************************** *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★* *■□■■□□■☆彡* 第329号* *■■■■■■■■■*2006/1/13 * **************************** ※このメールは等幅フォントでご覧ください。 ==【もくじ】======================================================== □週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第329号 ■映画インプレッション『SAYURI』 ■ビデオおやぢ 幹さんのお気楽DVD日記(229) ■TAK・Gのフィルム・コラム(Vol.6) ■ホラ〜言ったじゃないの(No.4) ■石男的衛星電影案内(Vol.266) ■編集後記 ==================================================================== ■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN 『SAYURI』 監督:ロブ・マーシャル 主演:チャン・ツィイー -------------------------------------------------------------------- ☆アーサー・ゴールデンの小説「Memoirs of a Geisha」を、『シカ ゴ』のロブ・マーシャル監督が絢爛に映像化した話題作です。 9歳で花街の置屋へ売られた千代は、下女として働いていた。ある日、 辛さに耐えられず泣いていた千代は、「会長さん」と呼ばれる紳士か ら優しく慰められ、いつか芸者になって会長さんに再会したいと願う ようになる。時が経ち、15歳になった千代は、芸者の中でも評判の高 い豆葉に指導を受け、「さゆり」としてその才能を開花していく。そ してついに、会長さんと再会することになるが…。 ヒロインのさゆり役を演じるのは、『初恋のきた道』や『HIRO』 のチャン・ツィイー。初桃には、大女優コン・リーが扮し、鬼気迫る 演技を見せつけている。豆葉を演じたミシェル・ヨーは、凛とした美 しさを発揮していました。渡辺謙、役所広司、桃井かおり、工藤夕貴 ら日本を代表する俳優たちが脇で盛り立てていました。 俳優たちの熱演はさておき、日本人でない俳優が日本人を演じ、尚且 つセリフは英語となると、日本人にとっては違和感がどうしても拭い 切れないですね。『ラストサムライ』ならまだ英語が出てくる意味が ありますが…。 作品公式サイト http://www.movies.co.jp/sayuri/ STONEMAN推薦度★★ トンデモ日本度★★★☆ (10点満点:★=2点・☆=1点) ==================================================================== ■おやぢ幹のお気楽DVD日記(229) 最近見たDVD&劇場作品 ひとくちおやぢ評 http://homepage2.nifty.com/mikisan ---------------------------------------------------------------------- 「ランド・オブ・ザ・デッド」★★★ 2005/8/27公開 “ゾンビ”の生みの親ジョージ・A・ロメロ監督 「ナイト・オブ・ ザ・リビング・デッド」「ゾンビ」「死霊のえじき」の三部作に続く ゾンビ映画。 人はゾンビに噛まれるとゾンビになってしまうが、ゾンビに喰われて しまう。ゾンビは銃で撃たれると人と同じで死ぬ。 「コーラス」★★★★ 2005/4/9公開 フランス映画 戦後直後のフランスが舞台。問題児寄宿舎に赴任してきた音楽教師と 子どもたちとの合唱での交流。 「陽のあたる教室」フランス版って感じ。派手さはないが心にしみる。 「ハイド・アンド・シーク」★★★ 2005/4/23公開 ロバート・デニーロ&ダコタ・ファニングが親子ホラー。 親子愛ものと思いきや・・・そう言う落ちか・・・ こう言うの嫌い(^_^;) 「イン・グッド・カンパニー」★★☆ 2004年アメリカ 日本未公開 デニス・クウェイド主演。スカーレット・ヨハンセンが娘役。 中年ビジネスマンが会社の買収にあってある日息子程の年の上司が突然 やって来て・・・ 親子愛ものでちょっと期待しましたが後半から中途 半端な結末も含めてちょっとお粗末。 =================================================================== ■TAK・Gのフィルム・コラム(Vol.6) by, TAK・G 『ダウン・イン・ザ・バレー』 監督:デヴィッド・ジェイコブソン 主演:エドワード・ノートン -------------------------------------------------------------------- ☆E・ノートンが脚本を気に入り、製作まで携わったという作品で、 第58回カンヌ映画祭ある視点部門正式作品としても注目を浴びま した。良い意味で期待を思いっきりはずしてくれた映画だった。大 好きなエドワード・ノートンが出演するならば一見の価値ありと劇 場に足を運んだ私でしたが・・・・。何だ?「サーティーン」で好 演の期待の若手女優、エヴァン・レイチェル・ウッドの相手役をな んとまあ30過ぎのE.ノートンが?・・・と違和感一杯で映画半 ばまで見ていくのですが・・・。 ロス郊外のサンフェルナンド・バレーに鞄ひとつでたどり着くハー レン(E・ノートン)。厳しい警官の父ウェインと物静かな弟ロニ ーと暮らしながら、退屈な生活に苛立ちを感じていたトーブ(E. R.ウッド)は、自称カウボーイのハーレンと出会う。お互いに惹 かれあうが、徐々にハーレンの突飛な行動に波紋が起こり始めるの です。 なぜE.ノートンなのか・・・。彼の出演作品"真実の行方"、"アメ リカンヒストリーX"、デ・ニーロとの共演作"スコア"を思い起こし て欲しい。狂気との紙一重さを見事に演じきってきた彼だからこそ、 年齢のアンバランスさを乗り越えてこの狂気の役を的確にこなせた のだと思う。これって、E・ノートンファンの私の偏った見方かし ら・・・。 ちなみに、厳格な父親役に「ダンス・イン・ザ・ダーク」のデビッ ド・モ−ス、愛すべき弟役にマコーレ・カルキンの弟、ロリー・カ ルキンも好演しています。 =================================================================== ■ホラ〜言ったじゃないの(No.4) by.おやっさん 「ルール 封印された都市伝説」★ 監督:メアリー・ランバート 出演:ケイト・マラ、ロバート・ビット ☆これは『ルール』の3作目らしい。原題を見て「あ、ホントだ」と 分かったが日本では『ルール』はこれ以外に4まで出てるという奇妙 な事になっとる。一作目に便乗したんだな。よくある事だ。 人々の口から口へと、まことしやかに語られる都市伝説。嘘っこいと 思いつつ、暮らしに限りなく密着してるところに恐怖が宿るんだろう。 いかにもと思わせる恨みや若い頃の過ち、悲しみ、狂気といった現代 人がおそれるものがいっぱい詰まっている。 さて今回の都市伝説は「ブラッディ・メアリー」である。バカ男に騙 されたメアリーの怨念。よくある「仕返し系」である。この花形・怖 がらせ役のブラッディ・メアリーは少ししか出ないがなかなか怖かった。 ただ動きは「貞子ショット」をパクッてる気もする。 ホラーてのはたいがいつじつまの合わん事だらけで、それにツッコミ を入れるのもお楽しみなわけであるが、今回はちょっと「それってど ういう事なんだ」が多すぎて、しかも退屈な演出だったので評価低し。 最初こそなかなか良かったものの、途中で間延びしたのがイカンな。 学園ものらしいフレッシュな惨殺方法はなかったのか。フレッシュて。 つきものの「お色気」もチチ小出しくらいで不満。意地悪っぽいクラ スメイトたちが皆パツキンで、同じような顔してるのも難。いやらし くいい殺(や)られ方をしてくれりゃあいいんだが、その期待も裏切 られて不発。 唯一、モーテルでの場面はおぞおぞおぞと見応えがあった。犬はもう ちっと作り込んだぬいぐるみであってほしかったが、まぁいいか。 なぜか幻想的で美しい画のラストに笑う。美しいのに笑いがこみ上げ てくるとはこれいかに。 今作は一言でまとめると「都市伝説風味の火曜サスペンス」かな。 =================================================================== ■石男的衛星電影案内(Vol.266)1/14〜1/20 by.STONEMAN 1月16日(月)20:00 BS-11(衛星第2) 『グロリア』('98 アメリカ) 監)シドニー・ルメット 主)シャロン・ストーン ※J・カサベテス監督の傑作ハード・ボイルドを名匠S・ルメットが リメーク。過去にジーナ・ローランズが演じたグロリアを、S・ス トーンが熱演したアクション・サスペンス。フロリダの刑務所から 3年の刑期を終えニューヨークに舞い戻ったグロリア。かつての仲 間から命を狙われ、それを振り払うために彼らにとらわれていた少 年を人質に逃亡する。しかしその少年は組織の重大な秘密を持ち、 グロリアは執ように追われることに…。 1月17日(火)20:00 BS-11(衛星第2) 『ハリウッド・ミューズ』('99 アメリカ) 監)アルバート・ブルックス 主)シャロン・ストーン ※シャロン・ストーンがハリウッドの女神となって騒動を巻き起こす ファンタジック・コメディー。スランプに陥った脚本家が、友人か ら創造と芸術の女神“ミューズ”の話を聞かされる。売れっ子作家 はみんな“ミューズ”からインスピレーションを得ていることを知っ た彼は、半信半疑でその女神に会うまではよかったが、彼女はぜい たくでわがままな女性だった。脚本家は彼女から無理難題を突きつ けられ、翻ろうされるはめに…。 1月18日(水)20:00 BS-11(衛星第2) 『マグノリアの花たち』('89 アメリカ) 監)ハーバート・ロス 主)サリー・フィールド ※悲しみを背負いながら、懸命に生きる女性の姿を美しく描いたヒュ ーマン・ドラマ。アメリカ南部の小さな町に住むしっかり者のマリ ンは、娘シェルビーの結婚式の準備で忙しく過ごしていた。糖尿病 のため子供を産んではいけない体のシェルビーだったが、クリスマ スに妊娠したことを母に告げる。名女優サリー・フィールド、シャー リー・マクレーン、ジュリア・ロバーツなどが勢ぞろいした感動作。 1月19日(木)20:00 BS-11(衛星第2) 『電話で抱きしめて』('00 アメリカ) 監)ダイアン・キートン 主)メグ・ライアン ※3人姉妹とその父親の愉快で切ない関係を描いた心温まるコメディー。 メグ・ライアン演じるイヴは3人姉妹の次女。長女のジョージア(ダ イアン・キートン)は雑誌編集長を務める仕事人間。妹のマディ(リ サ・クードロー)は女優として活躍する。父親が入院して以来、家 族に振り回されてばかりだったイヴは、ついに怒りを爆発させる…。 父親役を演じた名優ウォルター・マッソーの遺作となった。 1月20日(金)20:00 BS-11(衛星第2) 『ペリカン文書』('93 アメリカ) 監)アラン・J・パクラ 主)ジュリア・ロバーツ ※ベストセラー作家J・グリシャムの同名小説を映画化したサスペン スミステリー。一夜にして起きた最高裁判官の連続殺人事件。さま ざまな憶測が流れる中、法学部に通う女子大生ダービー(J・ロバ ーツ)が、あるひとつの仮説を立て文書をつくった。それはFBI 長官、CIA長官そしてホワイトハウスの大統領のもとまで届き、 いつしか彼女の手を離れ<ペリカン文書>と名を変え、ひとり歩き 始めた。 ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本 <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch 1月15日(日)22:00 『THE JUON/呪怨』('04 アメリカ/日本) 監)清水崇 主)サラ・ミシェル・ゲラー ※2000年のビデオ用映画「呪怨」は口コミで評判になり、ビデオ用映 画1本と劇場用映画2本の続編も生まれ、計4本の人気シリーズに。 「リング」をリメイクした「ザ・リング」が大ヒットし、ハリウッ ドで日本産ホラーに注目が集まる中、「呪怨」を「スパイダーマン」 シリーズのS・ライミ監督が製作総指揮をつとめ、リメイクしたの が本作。原典を分かりやすく再構成しつつ、日本ロケで日本人のキャ ストやスタッフが多数参加し、原典の特色、“日本的怖さ”を意識 的に演出。その試みが全米興行でも成功したのは日本映画史上記憶 すべき快挙だ。 <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch 1月15日(日)21:00ほか 『機関車先生』('04 日本) 監)廣木隆一 主)坂口憲二 ※不慮の事故で声を失ってしまった青年・吉岡は、瀬戸内海の小島で 臨時教師をすることになった。全校生徒7人の前に立った彼は、子 供たちから「口が聞けんから“機関車先生”」と命名される。伊集 院静の原作小説を『ヴァイブレータ』の廣木隆一監督が映画化。ス トーリーに惚れこんだ坂口憲二が映画初主演を飾った感動作。 <ムービープラス> SKY PerfecTV! 312ch 1月14日(土)22:45ほか 『グッバイ、レーニン!』('03 ドイツ) 監)ヴォルフガング・ベッカー 主)ダニエル・ブリュール ※「ベルリンの壁崩壊」というドイツの歴史的大事件を背景に、時代 の波に翻弄される人々の姿を描くハートフルな家族ドラマ。ベルリ ン映画祭最優秀ヨーロッパ映画賞受賞。 <BSデジタル民放>今週は「BS-日テレ」デジタルBS-4ch 1月16日(月)22:00 『最終絶叫計画』('00 アメリカ) 監)キーネン・I・ウェイアンズ 主)ショーン・ウェイアンズ ※ヒット作「スクリーム」のストーリーを下敷きに、「ラストサマー」 「シックス・センス」から「マトリックス」まで古今東西の有名作 品のパロディと、最低レベルの下ネタをこれでもかと積め込んだ怖 いもの知らずのホラー・コメディ。ヒロインの名前はシンディー・ キャンベル(「スクリーム」のヒロインはシドニーで、演じたのは ネーヴ・キャンベル)と、とにかく徹底したおふざけ精神は全米の 若者の喝采を浴び、驚きのメガヒットを記録した。 ********************************************************************* ■編集後記 ☆正月気分も抜けたでしょうか?そんな振りをしながら今更ながら大 晦日の紅白歌合戦を本日VTRで見ました。グループ魂のハズシぶり には感動しました。NHKも冒険しましたね。氣志團の演出は強烈で した。NHKが裏番組を茶化すとは…。 ***************************************************** http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/movie/2699/ ↑BBS携帯用入口(※iモード・ボーダフォンlive!・ezウェブ対応) http://jbbs.livedoor.jp/movie/2699/ ↑BBS入り口(PC用)2ちゃんねる方式スレッドBBS http://stoneman.air-nifty.com/ ↑石男的ブログ(コメント大歓迎!) ***************************************************** ★ULCホームページ★ ≪定例チャット開催≫毎週金曜23時スタート! 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