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タイトル:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.324(2005/12/9)  2005/12/09


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  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★*
  *■□■■□□■☆彡*           第324号*
  *■■■■■■■■■*2005/12/9       *
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                          ※このメールは等幅フォントでご覧ください。
==【もくじ】========================================================
□週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第324号
  ■映画インプレッション『イントゥ・ザ・サン』
  ■ビデオおやぢ 幹さんのお気楽DVD日記(224)
  ■TAK・Gのフィルム・コラム(Vol.3)
  ■ホラ〜言ったじゃないの(No.1)
  ■石男的衛星電影案内(Vol.260)
  ■編集後記
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■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN
  『イントゥ・ザ・サン』
  監督:ミンク 主演:スティーヴン・セガール
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  ☆スティーブン・セガールといえば大の親日家として有名ですが、そ
  のセガールが日本を舞台に大暴れします!まさに極太なアクション映
  画となりました。

  不法入国の外国人の一掃を掲げる都知事候補が射殺された。東京の下
  町で育った伝説のCIAエージェント、トラビス・ハンター(スティ
  ーヴン・セガール)は、早速捜査に着手する。殺害を仕組んだのは新
  興暴力団を仕切る黒田(大沢たかお)と、彼と手を組んだチャイニー
  ズマフィア。捜査の相棒を殺され、婚約者まで失ったトラビスは、黒
  田のもとへ殴りこみを決意する。任務の使命感と私怨が合体、トラビ
  スの闘争本能は全開となって黒田に向けられた…。

  狙いなのかマジなのかセガールの日本語のセリフがかなり微妙でして
  「人を斬りまっせ!ワシは、今夜」とか「バッキャロー」などなど名
  セリフのオンパレード。日本人俳優たちとの日本語の会話が成立して
  いないような…。私はそれが逆にツボにハマってしまって、大笑いし
  てしまいました。シリアスアクション映画として見てしまった方には
  悪いのですが、私はトンデモ映画として高い評価をしてしまいました。

  二枚目な優しい男の役の多い、大沢たかおの極悪ぶりにも注目ですが、
  全く意味不明なコロッケの登場には目が離せません。

  作品公式サイト http://www.sonypictures.jp/movies/intothesun/site/
   
  STONEMAN推薦度★★★☆ ゆびきりげんまん度★★★☆
                                (10点満点:★=2点・☆=1点)

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■おやぢ幹のお気楽DVD日記(224)
   最近見たDVD&劇場作品 ひとくちおやぢ評
   http://homepage2.nifty.com/mikisan 
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 「マイ・ブラザー」★★★☆     2005/5/28公開
  ウォンビン主演。女手ひとつで育てられた息子二人の母子愛もの。
  親子愛は十分伝わりましたが、もう少しサクセスストーリーと思いきや
  ちょっと地味な展開。
 
 「ノーウェイ・アップ」★★★    2005年アメリカ 日本未公開
  『21世紀の「激突」と全米で絶賛をあびた傑作アクションスリラー』
  と言うキャッチコピーですが、密室の作り方は良いが粗くて。
 
 「SWORD-X ソード-X」★★★★   2004年ドイツTVM 日本未公開
  キリストの聖杯をめぐって聖なる秘密を守るテンプル騎士団と、奇跡の
  力を我が物にしようとするシオン修道会の2派に分裂し渡り激しく戦い
  を繰り返し1000年たった現代に新たな戦いが。
  なかなか低予算の割りに話が壮大でちゃっちく見えない。お勧め! 

 「ホステージ」★★★        2005/6/4公開
  ブルース・ウィリスの警察官で「ダイ・ハード」に似てるのは良いとし
  ても、家族愛が主題であるのにイマイチ伝わってこなかった。
  やはり、銃社会を辞めたほうが良いですよ>アメリカ。
  「スズメバチ」フローラン・シリ監督のハリウッド第1作。 

 「ワイルドシングス3」★★★   2005年アメリカTVM 日本未公開
  ケビン・ベーコン他でヒットした女子高生レイプ事件に仕組まれた陰謀と
  罠「ワイルドシングズ」シリーズ。ちょっと作り過ぎでミエミエで・・・ 

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■TAK・Gのフィルム・コラム(Vol.3) by, TAK・G
  『イン・ハ−・シューズ』
  監督:カーティス・ハンソン 主演:キャメロン・ディアス
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  ☆「ゆりかごを揺らす手」、「LA コンフィデンシャル」とは一味
  違うC・ハンソン監督の最新作。元気でかわいいキャラからはずれた、
  すれっからしのC・ディアスもまずまずの好演ですが、T・コレット
  のありふれた人物像の演技がとても好感が持てる一作。

  幼くして母を事故で亡くした、相反する個性をもつ姉妹を描いたヒュ−
  マンドラマ。姉妹の愛憎・葛藤をメインテーマに、親、祖母、ボーイ
  フレンドとの関係が絡んでくるが、多くを描こうとしすぎか、祖母役、
  S・マクレーンの出番が少なめなのは惜しい所。しかし、T・コレッ
  ト演じる姉、ローズの両親への思いやり、妹への愛情、恋や仕事に対
  する思いはとても女性に好感をもたらすでしょう。(個人的には「ベル
  ベット・ゴールドマイン」の彼女の存在感がいい。)

  C・ディアス演じるマギーは、安っぽい化粧の仕方でキャラクターを
  演出されたのでしょうが、ナイスボディーでセンス良い彼女のイメー
  ジがあって、この役所にはまらない。彼女がはまるのは、やはり天真
  爛漫系「メアリーに首ったけ」や何と言っても「チャーリーズ・エン
  ジェルズ」。

  特別に感情の高まるシーンも無ければ、希薄になりすぎることもなく
  ストーリーは無難に経過していくものの、ローズの恋の心温まる行方や
  マギーの成長振りはしっかと見取ることができ、まずまずの見応え・
  満足感あり。リドリー&トニー・スコットも製作に携わっているだけに、
  普遍的な一本も大作になっている。

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■ホラ〜言ったじゃないの(No.1) by.おやっさん
  ホラーに愛ある?ツッコミを入れていきます。よろしくお願いします。
  おやっさん……おはようからおやすみまで暮らしと映画を見つめる
         いっちょかみの物書き。東京在住の大阪人。
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 「マーダー・ライド・ショー」★★★
  http://www.murder.jp/
  監督:ロブ・ゾンビ
  出演:シド・ヘイグ、シェリ・ムーン、カレン・ブラック

  ☆70年代アメリカの田舎町。フライドチキンとガソリンスタンドを兼業
  という堅実さ溢れる見せ物小屋に訪れた若い男女2組が、狂気の殺人医
  ドクターサタンの伝説を聞く。
  興味本位で彼の処刑場所を探しに行くも、車はパンクし立ち往生。途中
  で乗せた女の家に身を寄せる事になるが、そこは殺人一家の住む狂気の
  家だった。ハロウィン前夜に殺戮の宴が始まる。

  ロック界の異端児ロブ・ゾンビが放つアクションホラーは、薄気味悪い
  ニオイがする拷問系の、何だか訳の分からないおぞましさが充ち満ちた
  仕上がりであった。しかし作り手の存在が見えないほどの引き込み疾走
  感を持った佳作である。
  
  前半はつなぎ目に実験的なショット(というかラリり画像)が導入され
  ちょっぴり安っぽい70年代の雰囲気がよく出ている。
  ヤバイ一家に出会ってからは、これでもかと不気味で不快な場面が延々
  続くわけだが、ロブ・ゾンビはえらい。観客は「目を背けながらも見て
  しまう」事を知っている確信犯だ。

  ある意味ファンタジックとも呼べる、手の込んだセットをひたすら走り
  回る後半は、冒頭ののんびりとは対照的なスピード感でもって駈ける。
  とにかく目が離せなかった。
  
  アメリカン・ニューシネマを代表する女優の一人、カレン・ブラックの
  ぶっ飛びぶりにもご注目。
  
  それにしてもホラーは平等であるなとしみじみ。悪い奴もそんなに悪く
  ない奴も、男も女もザックリ殺(や)られたりするものな。

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■石男的衛星電影案内(Vol.261)12/10〜12/16 by.STONEMAN
 
  ☆今週のBS衛星映画劇場は海外ドラマ『チャングムの誓い』集中放
  送のためお休みです。

  ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本
  <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch
   12月14日(水)24:50
  『赤目四十八瀧心中未遂[R−15指定版]』('03 日本) 
   監)荒戸源次郎 主)大西滝次郎、寺島しのぶ
  ※これまで、鈴木清順監督の不思議絵巻『ツィゴイネルワイゼン』
   『陽炎座』を製作してドーム型の移動映画館で公開したり、阪本順
   治を監督デビューさせて一躍世に売り出した、異色の名物プロデュ
   ーサー、荒戸源次郎。その彼が今回、直木賞を受賞した車谷長吉の
   同名小説の映画化に挑んで、『ファザーファッカー』以来となる監
   督を手がけた。『ヴァイブレータ』の主演も高い評価を得た寺島し
   のぶが本作でも体当たりの熱演を見せ、日本アカデミー賞をはじめ、
   数々の主演女優賞に輝き話題を呼んだ。

  <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch
   12月11日(日)21:00ほか
  『極道の妻たち 地獄の道づれ』('01 日本)  
   監)関本郁夫 主)高島礼子
  ※5,000人の組員を率いる山瀬組組長代行は、兄弟組の陰謀に嵌
   められ服役の身となった。その留守を預かる妻・律子は兄弟組の不
   穏な動きを察知して、夫の名代を申し出る。それは律子にとって、
   宣戦布告でもあった…。ご存知、極妻シリーズ第14弾!
  
  <ムービープラス> SKY PerfecTV! 312ch
   12月7日(水)21:00ほか
  『えびボクサー』('02 イギリス)  
   監)マーク・ロック 主)ケヴィン・マクナリー、エビ
  ※元ボクサーの中年男が巨大エビにボクシングを教え込み、一攫千金
   を目論むスポ根コメディ。主演は英国のコメディ俳優K・マクナリ
   ー。監督は日本初登場のM・ロック。どうみてもシャコに見えるエ
   ビが哀愁を誘います。

  <BSデジタル民放>今週は「BS-フジ」デジタルBS-8ch
   12月12日(月)21:00
  『ハンニバル』('01 アメリカ) 
   監)リドリー・スコット 主)アンソニー・ホプキンス
  ※連続猟奇殺人鬼レクター博士とFBI特別捜査官クラリスの対決を
   描く「羊たちの沈黙」の続編。前作でアカデミー賞を受賞したアン
   ソニー・ホプキンスが引き続きレクターを演じ、新たにジュリアン
   ・ムーアがクラリス役を演じる。監督は「グラディエーター」のリ
   ドリー・スコット。あの惨劇から10年、クラリスに1通の手紙が
   届く。そこには“今も羊たちの悲鳴が聞こえるか…?”と記されて
   いた。クラリスは再びレクター追跡に乗り出すが…。 

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■編集後記
  ☆今週号から「おやっさん」がライターさんとして新しく参加して頂
  くことになりました。ホラー映画を題材に連載をしていただきますの
  で、ご意見ご感想がありましたらメールでよろしくお願いします。ち
  なみに「おやっさん」は女性です。

  ★オフ会(忘年会)開催のお知らせ★
  2005年12月18日(日)18:00
  場所:広島市中区大手町(詳しくはメールにて)
  忘年会の前に映画「アメノナカノ青空」鑑賞・メイドカフェにてお茶
  会等のオプショナルツアーもあります。
  mailmaga@ulc-stone.com
  ↑詳細はメールにてお知らせします。14日までにご連絡下さい。

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  http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/movie/2699/
  ↑BBS携帯用入口(※iモード・ボーダフォンlive!・ezウェブ対応)
  http://jbbs.livedoor.jp/movie/2699/
  ↑BBS入り口(PC用)2ちゃんねる方式スレッドBBS
  http://stoneman.air-nifty.com/
  ↑石男的ブログ(コメント大歓迎!)
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  ★ULCホームページ★
  ≪定例チャット開催≫毎週金曜23時スタート!
  http://www.ulc-stone.com
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  映画の感想を投稿してくれるライターさんを募集中
  mailmaga@ulc-stone.com
  ↑詳しくはこちらまでメールして下さい!
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■週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.324(2005/12/9)
■発行:ULC (Ushimitu Listeners Club)  http://www.ulc-stone.com
■編集長:STONEMAN (from HIROSHIMA city)
■問合せ先(ご意見ご感想も)> mailmaga@ulc-stone.com
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