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**************************** *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★* *■□■■□□■☆彡* 第267号* *■■■■■■■■■*2004/11/12 * **************************** ※このメールは等幅フォントでご覧ください。 ==【もくじ】======================================================== □週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第267号 ■映画インプレッション『オールドボーイ』 ■映画インプレッション『コラテラル』 ■ビデオおやぢ 幹さんのお気楽DVD日記(170) ■石男的衛星電影案内(Vol.205) ■編集後記 ==================================================================== ■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN 『オールドボーイ』 監督:パク・チャヌク 主演:チェ・ミンシク -------------------------------------------------------------------- ☆2004年カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した衝撃の話題作 です!15年監禁された男の復讐劇に隠された謎とは…。 オ・デスは妻と一人娘を持つ、平凡なサラリーマンだった。ある日、 娘の誕生日プレゼントを買って帰る途中、忽然と姿を消す。妻との不 仲から、殺人容疑で指名手配されるが、実はオ・デスは何者かに連れ 去られ、15年もの間監禁されていたのだ。15年後、監禁から脱出 した彼は、敵を突き止め復讐することを誓う。その時敵から、「犯人 と監禁された理由を5日間で解き出さないと殺す」とメッセージが。 復讐に燃えるオ・デスは、美しい恋人ミドと知り合い、共に犯人を捜 す。しかし、これも犯人が巧妙に仕組んだ罠なのだった…。 プロローグから中盤、そしてクライマックスまで度肝を抜くバイオレ ンスで手に汗握らせるどころか変な汗をかいてしまいました。ちょっ とエピローグが観念的になりすぎていたのがマイナスでしたが、タラ ンティーノがカンヌでパルムドールに推したのも良くわかりました。 元気の良かった頃の三池崇にも通じる強烈なパワーを感じる作品でし た。 チェ・ミンシクの怪演はもとより、まさに体当たり演技のカン・ヘジョ ンには驚かされました。彼女ほど若くて可愛くて映画の為なら脱げる 女優が日本には見当たらないですね。 秘密の部分はなんとなく見ているうちに解ってしまいますが、監禁し た理由については、本当に理不尽な理由でした。オ・デスがあまりに 不憫になりますね…。この作品は気の弱い方は心構えが必要です。 STONEMAN推薦度★★★★ 餃子の味を記憶度★★★☆ (10点満点:★=2点・☆=1点) ===================================================================== ■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN 『コラテラル』 監督:マイケル・マン 主演:トム・クルーズ -------------------------------------------------------------------- ☆『ラスト・オブ・モヒカン』や『ヒート』でスタイリッシュで骨太 なドラマを演出してきたマイケル・マン監督とトップスターのトム・ クルーズのコラボレーションとなりました。今回はトム・クルーズ初 の悪役ということでも話題になっています。 夜の大都会ロサンゼルス。タクシードライバーのマックスは、空港で クールないでたちのビジネスマンを拾う。男はヴィンセントと名乗り、 多額のチップと引き替えに、マックスに一晩の専属運転手を依頼する。 最初の目的地で事件は起こった。ヴィンセントが建物に消えて数分後、 マックスの頭上に死体が降ってきたのだ。驚きに言葉を失うマックス。 車に戻ったヴィンセントは、自分が組織に雇われた殺し屋であること を明かし、死体をトランクに詰んで次のターゲットの元に向かうよう 命じる。2人の長く危険な夜が始まった…。 さすがマン監督だけにトムの映画にせず、自分の映画にしてしまいま した。たった一晩のお話をテンポ良く見せてくれました。クールな殺 し屋にもかかわらず、徐々に人間っぽさを見せるトムの演技も見事で した。男優賞でオスカーに絡んでくることでしょう。 STONEMAN推薦度★★☆ 夜のL.A.度★★★☆ (10点満点:★=2点・☆=1点) ===================================================================== ■ビデオおやぢ 幹さんのお気楽DVD日記(170) 最近見たDVD&劇場作品 ひとくちおやぢ評 http://homepage2.nifty.com/mikisan ---------------------------------------------------------------------- 「タイムリミット」★★★★ 2004/04/10公開 アメリカ デンゼル・ワシントン主演妻と別居中の警察署長(デンゼル)が人妻 と不倫。不倫相手の人妻は癌で余命半年。署に保管された押収金を持 ち出し、高額な治療費に充てることに・・・ すぐにオチがわかりますが、演技派揃いで引き込まれました。 しかし、別居中の妻(エヴァ・メンデス)の方がずっとキレイで魅力 的なのでちょっと不自然。 「シルミド」★★★ 2004/06/05公開 韓国 南北朝鮮緊張状態時、韓国政府による金日成暗殺計画で暗殺部隊とし て死刑囚が集められ地獄の訓練を受け恐るべき部隊に。 しかし、時代は変わって太陽政策に変わり無用の部隊になり… とてもしっかりとした作りでよく出来ているとは思いますが… 「ブラザーフッド」★★★ 2004/06/26公開 韓国 「シュリ」のカン・ジェギュ監督作品 主演チャン・ドンゴンとウォンビンによる朝鮮戦争兄弟愛もの。 兄弟愛の描き方はグッとくるものはありますが、その他がちょっと雑。 「21グラム」★★★☆ 2004/06/05公開 アメリカ 「アモーレス・ペロス」アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督。 ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロ、ナオミ・ワッツ演技は見ごた えあり。 心臓移植を廻って交錯するサスペンス。あまり好きな内容ではないが。 「ルーニー・テューンズ バック・イン・アクション」 ★★☆ 2004/03/27公開 ワーナー“ルーニー・テューンズ”のアニメと実写を 組み合わせたアニメ・コメディアクション。 DVD特典を見ると作るのがいかに大変なのかがわかりますが、アメリ カ的ギャグが多すぎてちょっと(^_^;) ===================================================================== ■石男的衛星電影案内(Vol.205)11/13〜11/19 by.STONEMAN ☆今週のBS衛星映画劇場は「ゴジラ50周年大特集」です。 11月15日(月)20:00 BS-11(衛星第2) 『ゴジラ』('54 日本) 監)本多猪四郎 主)室田明 ※50年前に製作されたゴジラ映画第一作。特撮監督、円谷英二の名を 世に知らしめ、日本のSF映画の原点となった映画史に残る記念碑的作 品。南洋の水爆実験により突如として現れた怪獣“ゴジラ”。終戦か らようやく復興した東京を襲い、人々はパニックに陥った。どんな武 器をもものともしないゴジラに、人間は対抗するすべはあるのか…。 巨大な怪獣の東京襲来を当時の特撮技術をもちいて衝撃的に描いた日 本初の怪獣映画。 11月16日(火)20:00 BS-11(衛星第2) 『三大怪獣 地球最大の決戦』('64 日本) 監)本多猪四郎 主)夏木陽介 ※ゴジラ・シリーズの5作目となるこの作品で、ゴジラが人間の味方と なって地球を守る。地球が異常気象に見舞われ、阿蘇山からラドンが 現れる。ゴジラとラドンが戦うさなか、キングギドラが飛来した。ゴ ジラとラドンにモスラも加わる地球三大怪獣が、宇宙怪獣キングギド ラと富士のすそ野で壮絶な戦いを繰り広げる。 11月17日(水)20:00 BS-11(衛星第2) 『ゴジラ対ヘドラ』('71 日本) 監)坂野義光 主)山内明 ※70年代初頭の当時の世相を色濃く映し出したゴジラ・シリーズ第 11作。汚染された駿河湾で、巨大生物によってタンカーが次々と 襲撃された。人間がもたらした公害により、さらに成長し巨大になっ ていくヘドラは陸へと上がり、人間に襲いかかる。ゴジラが現れ戦 いを挑むが、変幻自在で空を飛ぶこともできるヘドラにゴジラは苦 戦を強いられる…。 11月18日(木)20:00 BS-11(衛星第2) 『ゴジラ』('84 日本) 監)橋本幸治 主)田中健 ※ゴジラ誕生30周年を記念して製作された作品。火山の噴火により 再び目覚めたゴジラは、ソ連の原子力潜水艦を沈め、日本の原子力 発電所を襲い大暴れする。東京の銀座、有楽町を壊滅状態にして新 宿高層ビル群に向かうゴジラ。逃げまどう人々をしり目に都市を破 壊していくゴジラに、ソ連は核ミサイルを東京に向けて発射する…。 11月19日(金)20:00 BS-11(衛星第2) 『ゴジラVSデストロイア』('95 日本) 監)大河原孝夫 主)辰巳琢郎 ※ゴジラ・シリーズ22作目で、圧倒的なスケールでゴジラの最後を 描く。香港に出現したゴジラは、体内の核分裂により赤い光を放ち 暴走状態になっていた。カドミウム弾を発射して核分裂を止めたも のの、暴走は止まらず、東京に現れたゴジラは再び都市を破壊する。 そして新たに未知の生命体デストロイアが東京に現れ、ゴジラとの 死闘を繰り広げる。 ★ミッドナイト映画劇場での放送 11月15日(月)深夜0:00〜1:38『キングコング対ゴジラ』 11月16日(火)深夜0:00〜1:30『怪獣総進撃』 11月17日(水)深夜0:00〜1:25『ゴジラ対メカゴジラ』 11月18日(木)深夜0:15〜2:00『ゴジラVSビオランテ』 ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本 <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch 11月17日(月)22:00 『トーク・トゥ・ハー』('02 スペイン) 監)ペドロ・アルモドバル 主)ハビエル・カマラ ※自分の愛する相手が突然事故で昏睡状態に陥り、手の届かない世界 へ行ってしまった時、はたして残された者はどうすればよいのか? そんな絶望的な状況に直面した2組の男女の気になる運命の行方を、 鬼才P・アルモドバルが彼ならではの奇抜なタッチで描き、愛の奇 跡を切なく謳い上げた感動作。主役陣の好演に加えて、ドイツの一 流舞踏家P・バウシュと、ブラジル音楽界のトップ・スター、C・ ヴェローゾの特別出演も見逃せない。 <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch 11月14日(日)22:40 『時をかける少女』('83 日本) 監)大林宣彦 主)原田知世 ※ある土曜の放課後。実験室でラベンダーの香りを嗅いだ途端、気を 失ってしまった和子は、それ以来、時間を超える能力を持ってしま う…。筒井康隆のSF小説を映画化した大林宣彦監督の尾道三部作 の第2作。原田知世の記念すべき初主演映画として、今も語り継が れる名作ファンタジー。 <ムービープラス> SKY PerfecTV! 312ch 11月13日(土)18:55 『マーサの幸せレシピ』('01 ドイツ) 監)サンドラ・ネットルベック 主)マルティナ・ゲデック ※腕はいいが他人に心を開こうとしない女性シェフが、深い愛情に目 覚めていく姿を描くドラマ。主演のゲデックは本作でドイツ映画賞 主演女優賞を受賞。 <BSデジタル民放>今週は「BS-i」デジタルBS-6ch 11月14日(日)16:30 『ピンポン』('02 日本) 監)曽利文彦 主)窪塚洋介 ※松本大洋原作の同名コミックの映画化。卓球部で技を競いあう高校 生たちが勝利を勝ち取ることを夢見ながら、それぞれが心の成長も していく。各キャラクターがオリジナルに忠実で原作のテイストを 損ねていない。全編にCGの最新技術が駆使されている。 ********************************************************************* ■編集後記 ☆幸運にも試写会で『ハウルと動く城』を一足先に見ることが出来ま した。今回は『千と千尋の神隠し』の時のように予告編のバージョン をたくさん作って大量に情報を広める宣伝方法ではなくて、敢えて情 報を出さない作戦だったと鈴木プロデューサーは語っていましたが、 想像力の豊かな人なら最終バージョンの予告編で内容は殆ど判ってし まうような気がしました。どちらにしても、ジブリ信者&宮崎教徒が 大挙リピートするのは間違いないでしょうね。 キムタクの声の出演が話題になっていますが、彼の声の演技は無難に こなしていたと思います。主人公のソフィーを倍賞千恵子が演じてる のですが、90歳の老人役は良いのですが、魔法をかけられる18歳 の少女の時の声には無理があったような…。 ***************************************************** http://jbbs.shitaraba.com/bbs/i.cgi/movie/2699/ ↑BBS携帯用入口(※iモード・ボーダフォンlive!・ezウェブ対応) http://jbbs.shitaraba.com/movie/2699/ulc.html ↑BBS入り口(PC用)2ちゃんねる方式スレッドBBS http://stoneman.air-nifty.com/ ↑石男的ブログ(コメント大歓迎!) ***************************************************** ★ULCホームページ★ ≪定例チャット開催≫毎週金曜23時スタート! http://www.ulc-stone.com ***************************************************** ●○●○●読者ボランティア・ライター募集中●○●○● 映画の感想を投稿してくれるライターさんを募集中 mailmaga@ulc-stone.com ↑詳しくはこちらまでメールして下さい! ***************************************************** ======================================================================== ■週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.267(2004/11/12) ■発行:ULC (Ushimitu Listeners Club) http://www.ulc-stone.com ■編集長:STONEMAN (from HIROSHIMA city) ■問合せ先(ご意見ご感想も)> mailmaga@ulc-stone.com ■購読&解除はそれぞれの配信サービスにてどうぞ。 【まぐまぐ】ID:0000025922 http://www.mag2.com/m/0000025922.htm 【メルマガ天国】ID:490 http://melten.com/m/490.html 【メルマ!】ID:m00017409 http://melma.com/mag/09/m00017409/ 【MAGBee】ID:00000065 http://magbee.ad-j.com/mlm/index.php 【E-Magazine】ID:stoneman http://www.emaga.com/info/stoneman.html 【メイラックス】ID:MM3E96CCB3C7B20 http://www.mailux.com 【マッキー!】ID:stoneman http://macky.nifty.com 【カプライト】ID:7594 http://kapu.biglobe.ne.jp/?GL ======================================================================== ※このメールマガジンの掲載記事の無断転載を禁じます。 |