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タイトル:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.265(2004/10/29)  2004/10/29


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  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★*
  *■□■■□□■☆彡*           第265号*
  *■■■■■■■■■*2004/10/29      *
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                          ※このメールは等幅フォントでご覧ください。
==【もくじ】========================================================
□週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第265号
  ■映画インプレッション『2046』
  ■ビデオおやぢ 幹さんのお気楽DVD日記(168)
  ■石男的衛星電影案内(Vol.203)
  ■編集後記
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■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN
  『2046』
  監督:ウォン・カーウァイ 主演:トニー・レオン
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  ☆豪華キャストとカンヌ国際映画祭で上映されたことで話題の本作で
  すが、観てみればウォン・カーウァイ監督らしい恋愛映画になってい
  ました。

  1960年代の香港。売文業で生計を立てる男、チャウ。行きずりの女た
  ちとの夜を繰り返すチャウは、宿泊先のホテルのオーナーの娘・ジン
  ウェンと親しくなる。ジンウェンは日本人青年との叶わぬ恋に打ちの
  めされていた。その悲恋に心を揺さぶられたチャウは、彼女たちをモ
  デルにした近未来小説を書き始める。小説の主人公は、美しいアンド
  ロイドとミステリートレインで旅をする。目指す場所に辿り着けば、
  失われた愛が見つかる。その場所の名は、2046−。いつかペンを走ら
  せるチャウの胸の内にも、忘れられない過去の恋が甦っていた…。 

  カーウァイとクリストファー・ドイルのスタイリッシュな映像と魅力
  的なアジアを代表する俳優たちのコラボレーションは、それだけで見
  応えがありますが、特にトニー・レオンは見事に主役を務めてました。
  チャン・ツィイー、フェイ・ウォン、コン・リーと魅力的な女優たち
  がカーウァイの世界を作り上げていました。

  特にコン・リー、チャン・ツィイー、ドン・ジエとチャン・イーモウ
  監督作品の歴代ヒロインが登場しているのには注目ですね。個人的に
  はチャン・ツィイーの魅力にメロメロパンチ(古っ)状態です。  

  マスコミの宣伝にはちょっと疑問ですね。1960年代を舞台にした
  『花様年華』の続編にもかかわらず、SF映画のような売り方で、ト
  ニーよりもキムタク主演のような過剰PRで、それを期待した観客が
  落胆して劇場を後にするという姿を多く見ました。
  
  STONEMAN推薦度★★★ どこがSF映画やねん度★★★☆
                                (10点満点:★=2点・☆=1点)

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■ビデオおやぢ 幹さんのお気楽DVD日記(168)
   最近見たDVD&劇場作品 ひとくちおやぢ評
   http://homepage2.nifty.com/mikisan 
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 「沈黙の標的」★☆        2004/03/13 アメリカ  
  スティーヴン・セガール主演のアクションもの。
  元泥棒だった考古学者が麻薬犯罪に巻き込まれ妻や身内を殺されて
  の復讐劇ですが・・・ もうセガールは終わった?(^_^;) 

 「グッバイ、レーニン!」★★★★ 2004/02/21公開 ドイツ
  超共産主義者の母親が昏睡状態。その間に東ドイツ崩壊、ベルリンの
  壁が取り除かれ西側色に染まった時母親の意識が戻る。
  余命がわずかで些細な刺激も命取りとの宣告を受け、姉弟は共産主義
  の世界を偽装する。親子愛モノですから(^_^) 

 「みなさん、さよなら」★★★★  2004/04/24公開 カナダ/フランス 
  2003年カンヌ映画祭脚本賞、主演女優賞。
  「たそがれ清兵衛」を抑えて2003年アカデミー賞外国語映画賞作品。
  私は「たそがれ」の方が好きですがを抑えただけの事はあります。
  自由奔放に生きて来た男が死期を迎へ、家族友人に囲まれての最期。 

 「思い出の夏」★★★       2004/05/29公開 中国
  中国の農村部に都会からの映画撮影の一行がやってきて地元の少年と
  撮影フタッフとの友情。
  都市部と農村部の貧富の差がすざまじい。 

 「穴 」 ★★★         2004/07/10公開 邦画
  監督:「千里眼」の麻生学、「発狂する唇」の佐々木浩久、「東京ハレ
  ンチ天国さよならのブルース」の本田隆一、「地獄甲子園」の山口雄大。
  「穴」をテーマに描いた4篇の短編オムニバス。 

 『シークレット・ウインドウ』★★★☆ 2004/10/23〜公開中 アメリカ 
  ジョニー・デップ主演
  人気ミステリー作家が不気味な謎の男に盗作疑惑をかけられ、次第に追
  いつめられていく・・・ スティーブン・キング原作。
  前半結構ハラハラドキドキだったのですが、後半はう〜んなんだかよく
  あるパターンでジョニー・デップの演技ばかりが逆に鼻について残念!

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■石男的衛星電影案内(Vol.203)10/30〜11/5 by.STONEMAN
 
  ☆今週のBS衛星映画劇場はBSデジタル映画祭2004「大スター
  たちの競演!男が命をかける時」です。 

   11月1日(月)20:00 BS-11(衛星第2)
  『狼の挽歌』('70 イタリア)
   監)セルジオ・ソリーマ 主)チャールズ・ブロンソン
  ※2003年8月30日にこの世を去ったチャールズ・ブロンソンの
   代表的ハードボイルド・アクション。運転中に突然銃撃され、恋人
   の指示で向かったホテルでは警察官に捕まりそうになるなど、次々
   と危険に襲われる一匹狼の殺し屋。すべては、彼女が仕組んだわな
   だった。愛した女性に裏切られ、彼女とその背後に潜む巨大な敵に
   殺し屋は復讐を誓う。壮絶なカー・チェイスや映画史に残るといわ
   れるラストの狙撃シーンは必見。

   11月2日(火)20:00 BS-11(衛星第2)
  『レッドブル』('88 アメリカ)
   監)ウォルター・ヒル 主)アーノルド・シュワルツェネッガー
  ※アーノルド・シュワルツェネッガーふんするモスクワ警察の敏腕刑
   事は、自分の追っていた巨大麻薬組織のボスがアメリカで逮捕され
   たと知り、急遽渡米する。身柄引き渡しのために拘置所に向かうが、
   護送車が何者かに襲われ、追っていた犯人を逃してしまう。モスク
   ワ警察の堅物刑事と、シカゴ警察の刑事が犯人逮捕のためコンビを
   組み、国境を越えた友情が芽生えてゆく。

   11月3日(水)20:00 BS-11(衛星第2)
  『デイズ・オブ・サンダー』('90 アメリカ)
   監)トニー・スコット 主)トム・クルーズ
  ※ストックカー・レースに燃える若者が、同僚との確執やレース中の
   大事故での負傷などの壁を乗り越え、大一番のデイトナ・レースに
   挑む姿を描くカー・アクション。「トップガン」で一躍スターとなっ
   たトム・クルーズがレーサーをさっそうと演じ、日本でもヒットし
   た。負傷した彼を治療し、やがて恋人となる女医をニコール・キッ
   ドマンが演じ、後に二人が結婚するきっかけとなった作品。

   11月4日(木)20:00 BS-11(衛星第2)
  『フォーエヴァー・ヤング 時を超えた告白』('92 アメリカ)
   監)スティーブ・マイナー 主)メル・ギブソン
  ※事故で昏睡状態となった恋人と、医療の進歩した未来で再会するた
   めに自ら冷凍保存実験に志願した若きパイロットが、50年後の現
   代に目覚める。恋人が生きていることを知った彼は…。時空を超え
   た愛の奇跡を描いたファンタジー・ドラマ。「ロード・オブ・ザ・
   リング」のイライジャ・ウッドが主人公を発見する少年役で活躍。

   11月5日(金)20:00 BS-11(衛星第2)
  『アンタッチャブル』('87 アメリカ)
   監)ブライアン・デ・パルマ 主)ケビン・コスナー
  ※ブライアン・デ・パルマ監督が同名アメリカTVシリーズを映画化
   した名作。マフィアが密造酒で富を築き絶大な力を持っていた禁酒
   法時代のシカゴを舞台に、ケビン・コスナー扮する財務省の特別捜
   査官エリオットは大いなる理想に燃え、ロバート・デ・ニーロ演じ
   るアル・カポネの組織に立ち向かう。エリオットを支える初老の警
   官マローンを演じたショーン・コネリーはこの作品でアカデミー助
   演男優賞に輝いた。

  ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本
  <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch
   10月31日(日)20:00
  『シカゴ』('02 アメリカ) 
   監)ロブ・マーシャル 主)レニー・ゼルウィガー
  ※B・フォッシーが生み出した同名人気ブロードウェイ・ミュージカ
   ルが、ハリウッドのトップスターたちの競演で、遂に映画化を実現。
   第75回アカデミー賞では実に13部門にノミネートされ、ミュージカ
   ル映画としては実に34年ぶりの快挙となる作品賞をはじめ、計6部
   門で受賞。同助演女優賞に輝いたC・ゼタ=ジョーンズはもちろん、
   本格的な歌と踊りに体当たりで挑戦したR・ゼルウィガー、R・ギ
   アのダイナミックな熱演ぶりも必見!

  <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch
   11月2日(火)21:00
  『DRIVE』('00 日本)  
   監)SABU 主)堤真一
  ※過度に神経質の朝倉が運転する車に3人の銀行強盗が乗り込んで来
   て、前の車を追えと脅す。しかし朝倉が律儀に制限速度を守るため、
   車はさっさと逃げ去ってしまう。残された4人は仕方なくあてのな
   いドライブに繰り出した。これ以降のSABU映画に堤が出演して
   いないことを考えると、SABU×堤真一の集大成に値する作品。

  <ムービープラス> SKY PerfecTV! 312ch
   10月27日(水)20:00
  『ボイス』('02 韓国) 
   監)アン・ビョンギ 主)ハ・ジウォン
  ※携帯電話の番号を変更した女性が怪現象に遭遇するホラー・サスペ
   ンス。映画の撮影中に怪現象が起きたことでも話題を呼んだ。監督
   は、これが日本初紹介となるアン・ビョンギ。

  <BSデジタル民放>今週は「BSフジ」デジタルBS-8ch
   11月1日(月)21:00
  『CUBE』('97 カナダ) 
   監)ヴィンチェンゾ・ナタリ 主)モーリス・ディーン・ウィント
  ※立方体の部屋へ閉じ込められた職業も性格も違う6人の男女が、死
   と隣り合わせの脱出劇を繰り広げるカナダの新鋭・ビンチェンゾ・
   ナタリ監督、脚本による大ヒットサスペンスの異色作。ゲーム感覚
   あふれる斬新なアイデアと、スタイリッシュな映像センスで、トロ
   ント映画祭やサンダンス映画祭をわかせた作品である。6つのハッ
   チから出口を探すしか脱出方法はないが、部屋にはさまざまな殺人
   トラップが仕掛けられている。無駄なエピソードはいっさい排し、
   ただひたすら脱出するための心理ドラマに集中している。 
 
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■編集後記
  ☆来週インプレッションを載せる予定ですが、『いま、会いにゆきま
  す』を試写で見ました。これはセカチューに続いてヒットの予感がし
  ますね。なかなかヒネリが効いてて感動的に出来上がっていました。
  リピートして見たくなる作りなので興行成績的にもかなりヒットしそ
  うですね。

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