メルマガ:地方の札所を巡る旅
タイトル:NO=444 摂津国八十八所 38  2011/10/02


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 2011ー10−02-------第444(毎週日曜日発行)
  地方の札所を巡る旅  摂津国八十八所 38 平野区2
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大阪平野区 摂津国八十八所 第39番札所【全興寺】 高野山真言宗 18−12−30

道順から38番の前に39番全興寺に向う如願寺を出て北へ
「宮前東」信号の手前瀬田医院の角を左に入ると町の中に【全興寺】はある。

『山門』脇右手に4ケの角石を組み合わせた抽象的な石柱が立つ、
仁王さんを現すのかと勝手に想像する。

山門を入ると右手に建つ『閻魔堂』には、
大きな閻魔大王と十王と地獄図がジオラマで再現され驚かされる。

参道を進むと左手に『本堂』ご本尊薬師如来と脇侍日光、
月光菩薩と十二神将が祀られているが、
秘仏で毎年1月8日と十五夜の夜しか拝顔できないとは残念。

狭い境内だが数多くの堂宇があり立派なお寺である。

「地獄の窯石」の石に彫られた穴の中に頭を入れると地獄の釜の音が聞こえる、
本堂前から時計回りで進むと「仏足石」「動物供養塔」
数十体の石仏が集まる「地蔵堂」続いて御社が三社、
「千頭大王」「金毘羅大権現」「稲荷大明神」が並び建つ、
続いて水琴窟の音が奏でる地下室に四国八十八ケ所石仏とお砂な踏み場霊場がある。

途中には懐かしい手押しポンプの水汲み場もある、
境内右隅には水面に横たわる涅槃像を祀る「永代堂」に
並んで修行大師像が安置されている。

所在地 大阪市平野区平野本町4−12−21  06−791−2680

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