メルマガ:地方の札所を巡る旅
タイトル:NO=183 北陸三十三観音2  2006/10/08


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 2006ー10-08--------第183号 (毎週日曜日発行) 
  地方の札所を巡る旅 北陸三十三観音2 高浜2
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高浜  北陸三十三観音2番札所 【馬居寺】 真言宗高野山派 14−9−26

国道27号線、若狭和田駅近く寺の案内標識に従って南に入る、
山道の行き止まりに【馬居寺】はある。

自然石に刻まれた寺標が山裾に建ち、自然石が積まれた階段が伸びている、
深い木立が覆い苔むした石垣の上に『山門』がある、

山門を潜ると正面に『本堂』、寺は619年聖徳太子の開基と伝えられる、
本堂には大日如来、不動明王、弘法大師、釈迦如来、
六地蔵と弁財天二体が祀られている。

弁才天の一体は鎌倉初期、30cm程の桧の一木造り座像で、
穏やかなお顔で両手で琵琶を抱えている像で、琵琶を奏でていることから
「妙音弁才天」とも云われている。

もう一体は江戸時代の作、20cm程の極彩色の「宇賀弁才天」福徳成就を願う人も多い。

本堂脇から更に山道を100mほど登ると森の中に宝形造りの『観音堂』が建つ、
1677年から長く馬頭観音が安置されていたお堂で、
現在国宝の「馬頭観世音菩薩」は別棟の収蔵庫に収められている。

「馬頭観世音菩薩」は平安後期の作、頭上に馬頭を頂く三面八臂像で髪は焔髪,
忿怒の相で人間の煩悩を噛み砕き,衆生を救済する観音と言われている。

秘仏で平成14年10月18日〜20日まで開帳があったが、次回は不明。

観音堂の右斜面には、
鎌倉から江戸時代の石仏が木洩れ陽を浴びながら
静かに歴史を語りかけているようである。

所在地 大飯郡高浜町馬居寺3−1  0770−72-1264

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             『静かな森の中の寺』 
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