いざ行け若鷹通信VOL.８７ 2003/12/01

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タイトル：いざ行け若鷹通信VOL.８７ 2003/12/01

◆□◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆□◆ 　　　　　　　　　いざ行け若鷹通信VOL.８７(2003/12/1） ◆□◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆□◆ ≪いざ行け若鷹軍団　http://gogohawks.rivals.ne.jp/≫ ◎“５５本を狙う”ズレータ、来季へ固い決意!! 【 Close Up Headlines 】 ◆村松のアナを埋めれるか!? ◆契約金ゼロからのスタート～竹岡和宏投手 ◆王監督が大提言～改革へ突進!! ◆“寺原を叩き直す！”和田が先生役!? ◆福岡ドーム～３０年間の球団使用契約!? ◆“打倒ダイエー”に血眼の西武!! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【“ポスト村松”争奪戦！】村松が抜けて、外野のポジション争いが俄然面白くなっている。「こういうチャンスは滅多にない」と、王監督もその選別に眼を凝らしている。８年目・高橋和幸選手(26・左投/左打) ６年目・辻武史選手(24・右投/右打) ３年目・荒金久雄選手(25・右投/右打) ２年目・井手正太郎選手(20・右投/右打) らに期待がかかる。高橋は、今季もかなり一軍のゲームに出場し、スタメン出場も数試合経験した。『一軍のゲームは、強烈に印象に残るもの。来季は守備も攻撃も確実なものにしたい』と、真剣そのもの。荒金は伸び悩みを指摘されているが… 精神面の強化で攻守に積極性を出そうと必至だ。『ライバルが多いだけ競争は厳しいが、出場の機会を一つでも多くしたい』と言っている。新井コーチが「来季は一軍に入れたい選手」としているのが、井手だ。寺原と日南学園高同期のガッツある選手。秋季キャンプでは首脳陣の高い評価を得て、来春の宮崎キャンプでは A組（レギュラー組)入りする可能性もある。『感性を感じる男』と、新井コーチ一押しの選手。伸び盛りの２０歳でもあり、“第二の川﨑”になれる素質も十分である。辻は、石川・星稜高出身で、村松の後輩とあって「村松さんの後釜をなんとしてでも獲りたい」と目の色を変えている。何れも俊足の好選手ばかりで、レベルの高い競争となりそうだ。ベテランの柴原・出口らもウカウカとできないだろう。 “競争原理”からみても、ホークスの外野手は走攻守の三拍子が揃ってないと一軍枠に踏み止まることは難しそうだ。今季、川﨑が小久保のアナを埋める形でレギュラーの地位を確保したのも良い刺激剤となった。コーチ陣の指導も、秋季キャンプでも徹底しており「オフの過ごし方で来季の働きがうかがえる。若手には前途に大きな目標がある。ポジション獲りは、自分たちの糧だ」と、その成長ぶりを期待する。 “連覇”を果たすためには、気概のある若手の輩出が切望される。日本一になったチームの当然の課題でもある。川﨑が『来季は、小久保さんを超えるような働きをやる』と言い切るように、若手は一度脚光を浴びると、それをバネに大変身するものだ。王監督も、そうした努力を評価する。楽しみがまた増えた。

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