メルマガ:FOOD21
タイトル:【FOOD21 No.96】インタビュー;女優・真理アンヌのオリジナルカレー  2003/10/10


FOOD21 http://www.food21.jp/
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飲食店のマネジメント情報Web「FOOD21」メールマガジンNo.96
2003/10/9発行 毎木曜日発行 

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 「食べ物の持つ力で体を調和する。カレーはその真髄」、女優で自らもカレ
 ーを開発した真理アンヌさんのお話は、興味深い内容です。ご堪能ください。
  
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□□ INDEX □□
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【1】Weekly Topics 〜今週の取材メモ〜
     
【2】旬鮮ニュース
      ワタミ、酪農へ進出   など      

【3】最新号No.96 INDEX 〜2003年10月9日更新〜 
   
   インタビュー   女優・真理マンヌ   
   【新連載コラム 】外食人熱風録    など

【4】Voice Of Editors

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□□□ CONTENTS □□□
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【1】Weekly Topics  〜今週の取材メモ〜

   ※記事には書ききれなかったこぼれ話を一挙蔵出しします!
   
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    ★∴★ 真理アンヌさんがカレーに審判をくだす ★∴★

 製法特許を取得したのだから、さぞ試行錯誤を繰り返したのだろうと、特許
の内容を問わず誰もがそう推察するに違いないが、あっさりと否定された。
「店で出していたものの製法を申請しただけですよ」。女優の真理アンヌさん
は平成8年、「練りカレー」の製法特許(詳しくはFOOD21 96号をご参照)を
取得したが、その感想がこれなのである。

 当時、真理さんは原宿でカレー専門店を経営していた。店で出していたカレ
ーのレシピはみずから開発。父親がインド人である真理さんは、幼いころから
カレーが日常食で、いわば本場の舌をもっている。

 その舌からすると、日本のカレー店には不合格が多いという。「だからおい
しいカレーを作ってみせようと」

 真理さんは、ルーが同じで具を変えるだけで、カレーのアイテム数を増やす
というメニュー開発のありかたがなによりも問題なのだと、効率化にバツ印を
つけるのだ。野菜カレーなら野菜にマッチしたルーを、チキンカレーならチキ
ンにマッチしたルーを作らないと、素材のおいしさを引き出せない。さらにい
えばルーを作り置きしないほうがよい。

 チェーン展開や提供時間のスピードアップとは相容れないだろうが、納得の
いく指摘である。

 では、インド料理店のカレーはどうだろうかといえば、こちらの評価もマチ
マチのようだ。インド人が調理を担当していて、たんに辛ければ本場の味と思
いこんでしまう客が多い、だから辛いだけで美味しくない有名店もある、あそ
こも、ここもと、真理さんは固有名詞をあげて説明する。

 おいしい店はどこですか?赤坂見附と本郷三丁目のインド料理店などを教え
てくれた。ただし真理さんが合格点を与えるような店には、オーダーをとって
からルーを作る店が少なくないので、提供時間のかかることを承知しておかな
ければならない。

 でもハウスバーモンドカレーで育った世代にとっては、何だかんだといって、
やはり日本風のカレーが舌に合うのだが。これには真理さん、否定せずに、ニ
コリと寛容にうなずいてくれた。

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【2】旬鮮ニュース ダイジェスト

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■増店  モスバーガー、高級バーガー100店増加 

 モスフードサービスは、従来の2倍以上の価格で売り出した高級バーガーの
 販売店を、10月から100店増やし、全国1478店のうち378店にした。
 
■参入  ワタミが酪農に参入 

 ワタミフードサービスは来春にも北海道で酪農に参入する見込みだ。北海道
 での「農業特区」の適用を待ち、牛乳や有機農産物の生産をはじめる。
 
■オープン 7日開業した「なんばパークス」
 
 大阪の都心・難波にある大阪球場跡に7日、商業施設とオフィスビルの大型
 複合施設「なんばパークス」を開業した。
 
■導入  サイゼリヤ、豪州生産の食材を全店導入 

 サイゼリヤは今年はじめに稼働した豪州工場で生産した食材を、10月下旬ま
 でに全店に本格導入する。

 詳細は→  http://www.food21.jp/open/snews/snews.html#snews01

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【3】最新号No.96のご紹介 〜2003年10月9日更新〜

   INDEX → http://www.food21.jp/
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■インタビュー

 「真理アンヌのオリジナルカレー」
 特許取得で1日5000食を記録!
  ◆女優 真理アンヌ

   ※アーユルヴェーダの思想を反映させた医食同源のカレーを開発
 http://www.food21.jp/open/interview/interview.html


■情報ラウンジ

 新スタイルの立ち食いそば店が
 追求する合理性
 
   ※激戦区に登場した「黒い箱」  
 http://www.food21.jp/open/report/report2.html

■今週のコラム

 【新連載】外食人熱風録「久留米・大砲ラーメン 香月均氏」
  http://www.food21.jp/open/column/local/local.html

 
…… 好評 UP中 ……………………………………………………………………

■特集

  回転寿司業界の底流  

  ※「100円均一」「グルメ化」―この2極に業界がまとまったようにも見受
   けられる回転寿司業界。しかしその底流では、少しずつではあるが新し
   い動きもあった。それらは新しい付加価値への挑戦でもある。

 〔1〕レーンを停め「立ちの店」に変身
    都市型立地の模索がつづく
    ◆東京元気寿司汐留シティセンター店
  http://www.food21.jp/open/special/index1.html

 〔2〕衝撃の0円皿は人・環境への
    やさしさの延長から生まれた
    ◆なみ平まいど亭
  http://www.food21.jp/open/special/index2.html 

 〔3〕朝7時からの回転朝食を提供
    二毛作からさらに細分化に
    ◆回転寿し うず潮東京本店
  http://www.food21.jp/open/special/index3.html


■情報ラウンジ
 
 料理人をブレーンに
 自社工場をもつメニュー開発集団
    ◆有限会社将大
   ※小ロットから大量生産まで幅広く対応
 http://www.food21.jp/open/report/report.html


■新業態ファイル

 ブームの仕掛け人が放つ 
 製麺所テイストの讃岐うどん店
  ◆讃岐うどん大使 東京麺通団

  ※「本物は、あとからやってくる。」を標榜
 http://www.food21.jp/open/newbiz/newbiz.html


■今週のコラム

 今月の番付「戸越銀座で聞いたテイクアウトNo.1」
 http://www.food21.jp/open/column/ranking/ranking.html

 繁盛店クリエイト「フードビジネスコーディネーターとは」 
 http://www.food21.jp/open/column/make/make.html

 中島武のレストラン塾「トレンド居酒屋VSおじさん居酒屋」
 http://www.food21.jp/open/column/kiwa/kiwa.html


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【4】Voice Of Editors 
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●帰宅途中の通勤電車、発車間際に駆け込むと思わず「おぉっっと」。白髪、
ガングロ、目の周りにこれでもかばかりの化粧。ほんの数年前までは、ここか
しこを闊歩していた「ヤマンバルック」の女性が、目の前に立っていたのだ。
そういえば最近見ないなぁ。何で今ごろこんなカッコしてるんだろう。流れゆ
く車窓に目をやりながらも、意識はヤマンバに。
●先日新規オープンした飲食店も、「何で今ごろこんな店」と思わせた。ロー
ル寿司などの創作料理(と呼べるか定かではないが)、ひねりのないダイニン
グバー。何年か前ならありかもしれないが、いまやこの手のものは出尽くした
感が。オーナーは、この店でどんな感動をお客に与えようとしているのかが見
えてこなかった。
●猫も杓子も「ヤマンバ」であったときは過ぎ、新しいトレンドが生まれてい
る。そこを見誤れば、渋谷の雑貨店は憂き目を見る。飲食店においても、同じ
だろう。せっかく高額な初期投資をするわけだから、新店にはこれからを感じ
させるものがほしい。その見極めが正しければ、3年、5年と朽ちない店になる
に違いない。ヤマンバだって年齢的には立派なOLになっている頃だ。(翔)

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「FOOD21」メールマガジンNo.96
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