メルマガ:ロジスティクス思考的経営話(物流話)
タイトル:【物流話133】『物流改善で業績をアップする31の秘訣』とレコード業界の共同物流  2008/07/15


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 □3.今回の物流話 「業界の物流に学ぶ【4】」      □
 □  〜共存・共栄”の理念に裏づけられる         □
 □      レコード業界の共同物流と3PL事業(1)〜 □
 □                            □
 □4.編集後記                      □
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│ □■1.今週の物流ヘッドライン(物流ニュース&リリース)
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│ □■3.今回の物流話 「業界の物流に学ぶ【4】」
│     〜共存・共栄”の理念に裏づけられる
│         レコード業界の共同物流と3PL事業(1)〜
└───────────────────────────────

サプライチェーンへの志向を背景とし、物流効率化とコスト削減を
実現する「共同物流」がここ数年の間に大きく進展してきました。

また最近では、経済産業省でも中小の事業者に向け、荷受け負担の
軽減、トラック台数の削減、環境対応等のメリットを提唱することで、
共同物流への取り組みを大いに奨励しています。

本来、物流の共同化という事業は、競合する企業同士の利害関係から、
その推進には様々な障壁が伴うものです。
したがって、共同物流を成功させるカギは、第三者的な立場から全社の
物流をマネジメントする3PL企業にかかっているといわれています。

今回ご紹介する株式会社ジャパン・ディストリビューションシステム
(以下、JDS)は、何と30年以上も前から、レコードメーカーの
共同物流を手掛けてきた物流事業者様です。

まだ3PLという言葉すらなかった当時、レコード業界が抱える様々な
問題を背景に、本格的な共同物流がスタートしました。
今日では、AV業界をはじめ、ゲームメーカーを含む23社の共同
物流を担うまでに発展したJDSにおける共同物流成功のポイントを
レポートします。


■2つのオイルショックが物流協業化の契機に

現在のJDSの源流は、CBSソニーの物流事業にさかのぼることが
できます。CBSソニーが設立5年目を迎えた頃の1973年、
第一次オイルショックが始まりました。

原油価格の異常な高騰による狂乱物価は、レコード原材料の調達を
はじめ、商品の販売低迷など、業界に深刻な打撃を与えました。
しかも、同年10月には、「レコード業界のもう一つのオイル
ショック」と言われた、信越化学直江津工場での塩化ビニール
プラントの爆発事故が起こりました。

この二つのオイルショックから、レコード各社は商品の値上げに追い
込まれ、製造から物流において様々なコストダウン策が緊急の課題と
なったのです。

元々CBSソニーでは、製版・製袋ラインなどの製造部門を自社で
かかえており、創業以来、コスト意識の徹底をモットーにしてきた
企業です。

しかしながら、当時の危機的な状況は、製造部門の合理化のみでは
賄いきれず、物流面でのより一層の合理化が検討課題として提起
されました。ちょうどそうした時、同業のワーナー・パイオニア
(現ワーナーミュージック・ジャパン)から協業の提案を受け、
物流の共同化が検討されました。

当時のワーナー・パイオニアの常務だった松田氏は、物流共同化の
記者会見で「アメリカのCBSとワーナー・パイオニアのWEA
グループが、世界的に物流業務を共同で行っていることから、
日本でもこの計画を検討した」と語っています。

これに対し、当時のCBSソニー社長の小澤氏は、
「レコード会社は商品の内容(制作)で競争すべきで、受注から
配送までの商流・物流に関わるプロセスはできるだけ合理化を図り、
共同化を推進すべきである。それにより業界全体の体質を強化して
いく」と述べています。
両社にとっては、危機的な状況を飛躍の契機へと転じた歴史的な
出来事であったといえるでしょう。


■商流をも網羅した本格的な物流協業事業へ

もちろん当時は、共同で物流を行うという考え方は一般的では
ありませんでした。それでも小澤社長は、物流協業は絶対必要で
ありかつ可能であるという信念から、1975年3月にCBSソニー
とワーナー・パイオニアとの共同出資による、ジャパン・レコード
配送を設立。ここに"レコード業界初の物流協業"がスタートしました。

   ※ジャパン・レコード配送
      =Japan Record Distribution。
       頭文字の"JARED"から"ジャレード"と呼ばれる。

新会社は、静岡県大井川町の5300坪の敷地に延べ3600坪の本社兼
倉庫を備え、
   1.受注
   2.商品の保管・管理
   3.ピック・パック 
   4.配送
に至るまで、物流の一元管理による合理化を狙いとしたものです。

設立当初、受注は日本情報サービスが行い、配送はタカセディストリ
ビューションシステム(TDS)に委託し、この体制により同年6月
から両社の東京営業所管内で事業が開始されました。

共同物流のための新会社を設立した当初、業界内では「CBSソニーと
ワーナー・パイオニアが共同でつくったジャレードは、単に倉庫機能
だけの共同化」と受け止められていました。

しかし、実はジャレード設立前より、すでに配送をタカセに委託した
共同化を展開しており、しかも、配送のみでなく、共同の受注シス
テムの構築と運用による効率化を追求した運営体制が図られていた
のです。現在の物流センターは、ジャレードとタカセの2社の協力
体制で効率的な運営が行われています。

                           (つづく)


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│ □■4.編集後記
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「レコード業界の共同物流と3PL事業」はいかがでしたか?
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