メルマガ:ロジスティクス思考的経営話(物流話)
タイトル:■ロジスティクス思考的経営話(物流話)0075■システム手法による物流改善手法/最新物流NEWS  2004/05/19


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――― THE BEST LOGISTICS MAIL MAGAZINE <Vol.75 2004/05/19> ――
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■■■■ ロジスティクス思考的経営話(物流話)0075 ■■■■
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  発行者:株式会社イー・ロジット  監修:CEO 角 井 亮 一
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┌─┐
│↓│いつも「物流話」を読んで頂き、有難うございます。
│物│最後まで読んでいる方も多く、編集後記も手が抜けません。
│流│極めて個人的な感想に、嬉しいレスを頂いてしまいました(^_^)v
│シ│
│ス│さて、今週の物流話は、「物流システム」に関してです。
│テ│弊社は、e-LogiTという名前の影響もあって、 システムのご相談
│ム│をよく受けます。実際に物流システム導入支援などのお手伝いも
│導│実務支援者として、プロマネとして、コンペ代行としてしており
│入│経験値も結構増してきたと自負しております。
│支│
│援│今週は、触りの部分ですが、大切な注意点を指摘しております。
│↓│では、是非、最後まで読んでください。
│ └────────────────────────────┐
│◆物流センターシステムを、知名度だけで選んでませんか?   │
│ →実績の裏づけなど様々な視点で選ばなくてはなりません。  │
│◆システム導入に戦略はありますか?             │
│ →大きな投資ですから、経費削減だけでないものも必要です。 │
│◆正確にカタカナの意味を理解して、プレゼンを聞いていますか?│
│ →中身のある話、実現してもらえる機能が、重要です。    │
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━━ [ INDEX ] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □                            □
 □1.今週の物流ヘッドラインNEWS           □
 □                            □
 □2.今回の物流話                    □
 □  〜システム導入による物流改善手法〜 / 竹本 靖  □
 □                            □
 □3.編集後記                      □
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│ □■1.今週の物流ヘッドラインNEWS
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◇= ニュースの詳細 =◇
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◇= 今週の注目物流NEWS =◇
【日本IBM】
  コンサルティングからシステム導入まで無線ICタグの
  総合導入支援サービス
【村田機械・NEC】
  次世代ロジスティクス・ソリューションで共同研究RFIDを活用
【エスビーエス】雪印物流買収で売上倍増/物流部門も回復
【JILS】現地調査を計画/中国ビジネスと物流戦略研究会
【藤原運輸】神戸摩耶ふ頭に進出
【自工会】15カ月連続プラス/トラック生産台数
【日野自動車】機械学会賞(技術)を受賞
【日産ディーゼル】CNG普通トラック、販売累計500台を達成
【いすゞ自動車】新短期規制適合車を発売
【資源エネルギー庁】
  補助対象をトラックに拡大/アイドリングストップ自動車購入補助金

          ≪記事提供:物流経済新聞社「ロジクロ」≫
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│ □■2.今回の物流話
│    〜システム導入による物流改善手法〜 / 竹本 靖  
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最近の物流のシステムは、他のシステムとの連携を重視するようになっ
ています。また、物流ソフトの中でもパーツ単位に連携する物も出始め
ています。

例えば財務ソフトとの連携だとか、大きな物になると意思決定支援ツー
ルとの連携など、色々なソフトと連携する事が多くなって来ています。

物流現場にしても色々な手法がドンドン取り入れられていると思います。
無線端末の導入や、RFIDの導入などが、良い例でしょう。

それでは、システムで簡単に他社とのツールを組み込んで作成するため
には、どうすれば良いでしょうか?昔から言われていた事ですが、シス
テム自体がオブジェクト指向の考え方に基づいて作成されていれば、簡
単に切り取り貼り付けが可能でしょう。

オブジェクト指向とは、コンピューターに計算させる為の機能を細かく
細分化し、再利用が可能なように設計、製造していく手法のことです。
オブジェクト化されているシステムでは、問題が発生したときには、ど
この個所(パーツ)が悪いのかという事をとことん突き詰めていきます。
その一部を改善しても、他に影響が出ないように作成されているのが、
オブジェクト指向の考え方です。そうする事により、より良い改善が出
来るからです。

それではシステムで行ったオブジェクト指向の手法を物流現場に置き換
える事は出来ないのでしょうか?

私は出来ると思っています。どのように行うか、各作業の1工程をどこ
まで細かく細分化し整理できるかによると思います。例えば、ピッキン
グの作業を取ってみると、
 1.在庫場所までの移動
 2.商品のピックアップ
 3.箱に収める
上記の3工程としたときに、在庫場所までの移動を、コンベアによる移
動に変えれば残りの作業はそのまま行えます。

このように作業を細分化しておけば、その工程をいかに効率的に行うか
を考え、改善又は置換えと言った手法で良くしていく事が可能です。
また、同じ作業を別の場所で行っているのが発見されれば、纏めること
により、効率アップになります。

システムでも同じなのですが、データ(物)の流れを図式化し各フェー
ズ(工程)で何をやるかを明確にしていく事が、初めの一歩になります。
そうする事により、見落としていた事も発見できます。
まずは、初めの一歩を踏み出してみましょう。


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│ □■3.編集後記
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先日、日経新聞に、「ヤマト運輸、通販参入!」というような記事が出
ていました。ご覧になった方も多いことでしょう。

最近お会いした物流関係の人は、「お客様の競合事業に進出するのか!?」
とか「ヤマトさんもえらくなったなあ」と感想を述べていました。

通販関係の人も、「もう、ヤマト運輸さんには、大切な物流は任せられ
ないな・・・」と呟かれていました。

もしかしたら、本当はヤマトさんの意図は違うのかもしれません。でも、
この記事の反応によっては、将来的な信用というブランドを失う可能性
を残しています。

みなさんは、どう思われますか?特に関係者の方からのレス待ってます!

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