メルマガ:ロジスティクス思考的経営話(物流話)
タイトル:■ロジスティクス思考的経営話(物流話)0071■IT機器に強くなろう  2004/03/10


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――― THE BEST LOGISTICS MAIL MAGAZINE <Vol.71 2004/03/10> ――
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■■■■ ロジスティクス思考的経営話(物流話)0071 ■■■■
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   発行者:株式会社イー・ロジット http://www.e-logit.com/?71
     監 修:CEO 角 井 亮 一 magazine@e-logit.com
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 皆様こんにちは。すっかり春めいてまいりました今日この頃、いか
 がお過ごしでしょうか?今回の物流話はニュースがお休みのちょっ
 と短めバージョンでお送りします。

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━━ [ INDEX ] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □                            □
 □1.今回の物流話 物流現場での作業効率UPポイント【7】□
 □   〜IT機器に強くなろう〜 /小島 修蔵      □
 □                            □
 □2.編集後記                      □
 □                            □
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│ □■1.今回の物流話
│    「物流現場での作業効率UPポイント」
│    〜IT機器に強くなろう〜  /小島 修蔵 
└───────────────────────────────

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┃現場の混乱を招くもの
┗━━━━━━━━━━━━
現在、どの物流現場においても、大なり小なりIT機器を導入している
のは当たり前になってきました。
過酷な環境でも耐性のある機器がでてきたことや、機器自体が非常に安
くなったことが原因でしょう。なによりも実際に導入したことにより、
作業効率のアップが期待できることが大きいとおもいます。

しかし、導入後にIT機器を使用してのシステムでの作業があたりまえ
になると、そのシステムでのトラブルが発生すると一気に混乱を招き、
作業がストップしてしまいます。せっかくのシステムが足を引っ張るよ
うなことにもなりかねません。トラブルが発生しても、時間は待っては
くれません。

訳もわからず慌てふためいて、あっちこっち弄りすぎてドツボにはまっ
たり、社内の情報システム部の人やベンダーの人に来てもらうまでの時
間を無駄にしてしまうということなど、枚挙にいとまがありません。

こんなときは、システムを使わず、さっさと導入前の作業方法に切り替
えられる現場もたくさんあるでしょう。
しかし早く復旧することができるなら、復旧してからの作業をやる方が
良いに決まっています。

┏━━━━━━━━━
┃トラブルの原因
┗━━━━━━━━━
たいていのトラブルははつまらなく小さな原因ですぐに対処できるもの
ばかりだと思います。つまらない原因で、現場でさっさと解決してしま
えるならそれにこしたことはありません。
せめて、どこに原因がありそうか判断できれば、手に負えることなのか、
そうでないのかわかります。
負えないのであれば、どこにどう連絡すべきか、次に具体的に対処すべ
きか考えられると思います。

経験上から原因を大まかにあげると、大抵は以下のことに分類されます。

(A)操作上のミス
 ├─1.データ入力ミス
 ├─2.操作手順のミス
 ├─3.余計な操作
 └─4.電源(施設内のメイン電源etc)

(B)ハード上の問題
 ├─1.バッテリーなど交換パーツの寿命
 ├─2.コネクターなどの接触不良(正しく確実に繋げていない)
 ├─3.機器自体の汚れ(バーコードなどの読取面)
 ├─4.フロッピーディスクなどの中間媒体の不良
 └─5.機器自体の故障

(C)ソフト(プログラムorデータ)上の問題
 ├─1.処理前のデータ自体が仕様に合わない
 ├─2.作業環境変化および設定内容のミス
 └─3.プログラムバグが顕在化した

さて、上記の原因郡から反対に考えてみれば、トラブル症状のいうのは、
想像するのは簡単かと思います。
(A)と(B)に関しては、そのあとのトラブルの症状はITに弱い方
でも簡単に思いつくでしょう。

(C)に関しては、たいていは
     1.思うような処理結果が出ない
     2.突然、エラーメッセージがでる
     3.機器の反応がまったくない(途中で止まる)
といったところでしょうか。

┏━━━━━━━━━━━━━━━
┃早い復旧や対処へのポイント
┗━━━━━━━━━━━━━━━
先のトラブルの原因から想像できるトラブルならば、対処する方法はい
ろいろと挙げられると思います。
簡単な対処マニュアルを作成し、原因によっては連絡網を作成して然る
べきところに報告を入れるような体制を作れば良いわけです。

(C)については、大抵が社内の情報システム部門やベンダーへの連絡
になるでしょう。その際にはエラーメッセージの正確な内容とどのよう
なタイミングでそうなったか経過をまとめて報告すると、受けたほうも
より細かな判断ができ対処が早くなります。

今でも、IT機器を使って、不安に思うことは、トラブルが発生したら
どうしていいのかわからないというのが、大半を占めるのではないでし
ょうか。

原因と対処方法が推測できれば、そんなに心配することもないでしょう。
また、些細なことでいちいち、システムの人間を呼び出さずに、無駄な
時間をかけることも少なくなります。


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│ □■2.編集後記
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◆ 皆様コンピュータウイルス対策はおすみですか?
  相変わらず世間を騒がせているコンピュータウィルス。会社によっ
  ては、受信サーバに到着した時点でウィルスの侵入を防いだり、パ
  ソコン1台1台にウィルスチェックソフトをインストールしたりと、
  対応は様々ですが、毎日のように新種や亜種が発生するため、常に
  最新の状態にしておかないと、感染を免れません。
  また、差出人を詐称するため本当の感染者はわからず、駆除するの
  も大変な状況です。

◆ 以下にウィルスに感染しないための基礎的なポイントを上げてみま
  した。最近セキュリティ問題やデータ流出問題が多々取り上げられ
  ていますが、まずは自分のパソコンから予防しましょう。

【基本対策】
  ・ウィルスチェックソフトを入れ、メールチェックをする前に、
   必ずパターンファイルを最新版にする。
  ・知らない人からの添付ファイルは絶対に開かない。添付ファイルは
   一度ハードディスクに保存し、開く前にウィルスチェックを行う。
  ・セキュリティーホール(プログラムの脆弱性)を防ぐために、OS
   のアップロードを常に行う。

【参考サイト(順不同)】
  ・情報処理推進機構(独立行政法人)
   → http://www.ipa.go.jp/
  ・@police(警視庁のセキュリティ関係サイト)
   → http://www.cyberpolice.go.jp/
  ・Microsoft security(マイクロソフトのセキュリティ関係サイト)
   → http://www.microsoft.com/japan/security/default.mspx



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