メルマガ:ロジスティクス思考的経営話(物流話)
タイトル:■ロジスティクス思考的経営話(物流話)0065■/「物流費に、騙されるな!」後編登場!  2003/12/17


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 ―― THE BEST LOGISTICS MAIL MAGAZINE <Vol.65 2003/12/17> ――
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■■■■ ロジスティクス思考的経営話(物流話)0065 ■■■■
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   発行者:株式会社イー・ロジット http://www.e-logit.com/?65
     監 修:CEO 角 井 亮 一 magazine@e-logit.com
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━━ [ INDEX ] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □                            □
 □1.今週の物流ヘッドラインNEWS           □
 □                            □
 □2.今回の物流話 「物流を磨けば企業が輝く!【4】」  □
 □   〜物流費に、騙されるな!(後編)〜 /角井 亮一 □
 □                            □
 □3.外国語なんて怖くない!一言レッスン【英語編17】  □
 □  英語で言えますか?→「病院に連れて行って下さい」  □
 □                            □
 □4.編集後記 「サンタの衣装はなぜ赤なの?」      □
 □                            □
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│ □■1.今週の物流ヘッドラインNEWS
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◇= ニュースの詳細 =◇
└→ http://www.e-logit.com/logichro/?65

◇= 今週の注目物流NEWS =◇
● 「ミューチップ」実用化へ/日立製作所/2月から実証実験
└→ http://www.e-logit.com/logichro/20031210.htm?65#01
● 3PL/1兆8000億円市場へ/大手企業25%が導入意向
└→ http://www.e-logit.com/logichro/20031217.htm?65#02
● 中外物流/近畿圏に物流拠点/広島閉鎖、機能を移管
└→ http://www.e-logit.com/logichro/20031217.htm?65#03
● 自転車便、ネットで受注/バイク急便がシステム構築
└→ http://www.e-logit.com/logichro/20031217.htm?65#04
● POSを全社一元管理/ソニープラザ
└→ http://www.e-logit.com/logichro/20031217.htm?65#05
● 調達代行を本格化/アジルアソシエイツ
└→ http://www.e-logit.com/logichro/20031217.htm?65#06
● SAP/アパレルソリューション/日本語版の販売開始
└→ http://www.e-logit.com/logichro/20031217.htm?65#07
● 大画面対応の情報端末発売/フルノ
└→ http://www.e-logit.com/logichro/20031217.htm?65#08
● 繊維ファッションのSCM・IT/ソリューション一覧作成/推進協など
└→ http://www.e-logit.com/logichro/20031217.htm?65#09
● 亀田製菓/とよすと業務提携
└→ http://www.e-logit.com/logichro/20031217.htm?65#10
● 三菱倉庫/近畿の配送拠点完成
└→ http://www.e-logit.com/logichro/20031217.htm?65#11
● 物流効率化で実証実験/中部運輸局
└→ http://www.e-logit.com/logichro/20031217.htm?65#12

          ≪記事提供:物流経済新聞社「ロジクロ」≫
            http://www.transport.or.jp/logichro/
           お問い合わせはコチラ→ info@logi.jp

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│ □■2.今回の物流話
│     「物流を磨けば企業が輝く!【4】」
│       〜物流費に、騙されるな!(後編)〜 /角井 亮一
└───────────────────────────────
今回は58号で前編を掲載させて頂きました「物流を磨けば企業が輝く」
シリーズ第四弾の後編をお届けいたします。前編に引き続き『物流コス
ト削減』のベンチマーク設定について解説させて頂きます。

●前編はこちらから御参照頂けます
 └→ http://www.e-logit.com/mailmagazine/mm0058.htm?65
──・・─────・─────・・─────・─────・・──

前編では下記のキーポイントについてご説明しました。
┌──────────────────────────────┐
│「物流費を●●%削減する」「物流比率を●%にする」という目標│
│設定では、営業状況次第(売上の増減)で本質(難易度)が変わる│
└──────────────────────────────┘
前編での言葉を借りれば、売上の増減で達成の難易度が変わるからです。
では、どのような目標設定が良いのでしょうか?後編ではその点に絞っ
て解説させて頂きます。

単刀直入に、結論からいうと「1梱包あたりのコストをベンチマークに
すること」を私は薦めています。

「ということは、物流ABCですね!」と思われる方がいらっしゃるで
しょうが、そうではありません。物流ABCによって各工程のコストを
算出するというのも1つの方法ですが、物流ABCの本来の目的は「費
用配賦(経費の割り当て)」であって、それは物量の増減によって常に
変動します。

今日は忙しいと思って頑張った日と、今日は暇だと思ってゆっくりした
日では、作業単価に差が出るのは、誰でもご理解いただけるでしょう。
別の機会に詳しく話しますが、コスト削減や現場改善が目的でないこと
は認識されたほうがいいでしょう。

結果的に経費削減に繋がったというだけで、コスト削減という目標に対
して間接的に役に立つかもしれませんが、直球ではないのです。直球は
別の方法があります。BPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング
「業務プロセス改善」)もそうですし人員コントロール手法もそうです。

話を戻しますが、ベンチマークにする指標は、物流ABCのような手間
のかかるものにすると、毎回算出に手間と時間が掛かるので、いつでも
振り返られる指標とするには無理があります。
──・・─────・─────・・─────・─────・・──

指標に適した数値の条件をこのように考えています。
 ┌────────────────────────────┐
 │1.毎日でも計算できるくらい簡単(短時間で誰でも)である│
 │2.物流以外の部門の影響が大きすぎない         │
 └────────────────────────────┘
この条件をクリアするのは「1梱包あたりのコスト」くらいでしょう。

前編でご説明させて頂いた通り、物流コスト比率や物流予算では商品単
価の変動などが、物流部門の努力以上に達成度合いへの影響を及ぼして
しまいます。商品単価の増減に影響されない物流での指標の1つが「1
梱包あたりのコスト」です。

計算がし易く、新任の物流現場リーダーでも出来ます。またライン毎や
現場毎、拠点毎、チーム毎に計算することが出来ます。これ以上細かく
してしまうと(工程別単位コストなど)計算も複雑になってしまいます。

いかがでしょうか?

物流部門が「今年の売上目標●●円!」というスローガンを掲げるのは
変だと感じるように、「物流費を●●%削減する」というのも、物流以
外の影響が大きいので、変なスローガンになってしまいます。

それゆえ、意外と身近な指標「1梱包あたりのコスト」を使うことをお
薦めしているという訳なのです。

 ◇……今回の「物流話」へのご感想・御意見はこちらまで!……◇
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       └─→ magazine@e-logit.com

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│ □■3.外国語なんて怖くない!一言レッスン【英語編17】
│    英語で言えますか?→「病院に連れて行って下さい」
└───────────────────────────────
◇ 前回から「トラブルに遭遇した時に役立つ英会話」シリーズをお届
  けしております。2回目の今回は「病気になってしまった時」に使
  えるフレーズをいくつか御紹介致します。

※ 下記の日本語のフレーズを英語で言い換えて下さい。
  (回答例は編集後記の後に記載しております)

──・・─────・─────・・─────・─────・・──

〜病気になってしまった時に役立つフレーズ〜
  1.気分が悪いです

  2.部屋に医者を呼んでもらえませんか?

  3.頭痛薬をお持ちですか?

  4.日本語を話せる医者はいますか?

  5.病院に連れて行って下さい

※知ってて役立つ病気の症状 <英語で何と言うかご存知ですか?>
  1.胃(おなか)が痛い
  2.吐き気がする
  3.めまいがする
  4.息苦しい
  5.微熱がある
  6.のどが痛い
  7.胸焼けがする

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│ □■4.編集後記 「サンタの衣装はなぜ赤なの?」
└───────────────────────────────
◇ 読者の皆様、こんにちは!
  来週はいよいよクリスマス、年末ももうすぐそこまで来ていますね。
  寒さが日増しに深まる今日この頃、お元気ですか?

◇ クリスマスと言えばプレゼント。
  この時期、どこのデパートのオモチャ売り場も嬉しそうな子供達と
  困り顔のお父さんお母さんで溢れていますよね。

◇ 先日、あるテレビのニュース番組で「子供が欲しがるクリスマスプ
  レゼントの上位に「携帯電話」が入っている」との話題を耳にしま
  した。プレゼントと言えばもっと子供らしいオモチャやゲームなど
  を連想しがちですが、やはりどこかれ構わず大人たちが携帯を手に
  する姿を目にしているから自分も欲しくなっちゃうのでしょうね。

◇ ところでサンタクロースの起源をご存知ですか?
  ここで物語をひとつ。昔々トルコのある町に3人の姉妹がいました。
  めでたいことに3人ともに良縁があり、嫁ぐことになりましたが、
  あまりに家が貧しかったため、嫁入り準備ができず途方に暮れてい
  ました。その話を聞いたその町の司教でニコラウスという人が夜中
  にそっとその3姉妹の家の窓から財布を投げ込んだ、というのがサ
  ンタクロースの紀元ではないかとされています。

◇ でもなぜそこから「赤い服+白ヒゲ+トナカイのソリ」という現在
  の典型的なサンタクロース像が生まれたのでしょう?

◇ 18世紀頃、ニコラウスの伝説はアメリカへ伝えられ、全世界へと
  広まったようです。アメリカのある神学校の教師クレメント・ムア
  が作った「クリスマスの前夜」という詩に挿絵が入れられ出版され、
  そこに登場した人物こそがサンタクロースであったと言います。

◇ ではそのサンタが赤い服を着ていたのでしょうか?
  答えはNO。お馴染みの赤いサンタ服の紀元は実はコカ・コーラ社
  の広告なのです。1931年に画家のハッドン・サンドブロムが、
  同社の宣伝用にと描いたサンタクロースが現在のサンタ像そのもの
  だったようです。と言う訳で、サンタの赤=コカ・コーラのメイン
  カラーの赤だった、なんてご存知でしたか?

◇ それでは、来週またお会いしましょう!
  次回もお楽しみに!

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──・・─────・─────・・─────・─────・・──
≪外国語なんて怖くない!一言レッスン【英語編17】回答例≫
 ※あくまで下記は回答の一例です

〜病気になってしまった時に役立つフレーズ〜
  1.I feel bad.
    (気分が悪いです)
  2.Call a doctor to my room, please.
    (部屋に医者を呼んでもらえませんか?)
  3.Do you have a medicine for a headache?
    (頭痛薬をお持ちですか?)
  4.Is there a Japanese speaking doctor?
    (日本語を話せる医者はいますか?)
  5.Take me to the hospital, please.
    (病院に連れて行って下さい)

※知ってて役立つ病名
  1.胃(おなか)が痛い → I have a stomachache.
  2.吐き気がする    → I feel nausea.
  3.めまいがする    → I feel dizzy.
  4.息苦しい      → It's hard to breathe.
  5.微熱がある     → I have a slight fever.
  6.のどが痛い     → I have a sore throat.
  7.胸焼けがする    → I have a heartburn.

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