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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ―― THE BEST LOGISTICS MAIL MAGAZINE <Vol.62 2003/11/05> ―― ■■■ ……………………………………………………………… ■■■ ■■■■ ロジスティクス思考的経営話（物流話）００６２ ■■■■ ■■■ …………………………………………………… ■■■ 発行者：株式会社イー・ロジット http://www.e-logit.com/?62 監 修：CEO 角 井 亮 一 magazine@e-logit.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ● 東京会場７日開催！ ┃物┃流┃改┃革┃セ┃ミ┃ナ┃ー┃！┃ ● ● 残席あと３席！ ┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┛ ● ●└→ http://www.e-logit.com/seminar/2003autumnseminar.htm?62S ● ━━ ［ ＩＮＤＥＸ ］ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ □ □０．速報！物流改革セミナー、大阪会場で開催！ □ □ □ □１．今週の物流ヘッドラインＮＥＷＳ □ □ □ □２．今回の物流話 □ □ 「物流現場での作業効率ＵＰポイント【４】」 □ □ 〜効率的なオーダーピッキングの手法〜／松本 肇 □ □ □ □３．外国語なんて怖くない！一言レッスン【英語編１４】 □ □ 英語で言えますか？→「通路側の席にしてください」 □ □ □ □４．編集後記 □ □ □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┌─────────────────────────────── │ □■０．速報！物流改革セミナー、大阪会場で開催！ └─────────────────────────────── ■ 読者の皆様、こんにちは！ すっかり秋が深まりゆく今日この頃、皆様いかがお過ごしですか？ まもなく山入端が紅葉色に染まる素敵な季節を迎えますね！こちら 関西では京都や奈良などの観光地は既に多くの人で賑わっています。 ■ 去る１０月２９日（水）、先日よりご案内させて頂いておりました イー・ロジット主催の戦略物流セミナー「コストを利益に変える物 流改革セミナー」を大阪会場で開催させて頂きました。当日は３時 間半以上にも及ぶ長時間の講座にも関わらず、ほぼ全員の参加者の 方が最後まで席を立たれることなく、熱心に講演に耳を傾けていら っしゃいました。ご参加頂きました皆様、本当にお疲れ様でした！ ■ 参加者の皆様のコメント・感想をすこしご紹介させて頂きます。 ------------------------------------------------------------ ●第１部「コストを利益に変える物流ＡＢＣ」 〜究極のローコスト物流を実現するためのアプローチ〜 ／株式会社日通総合研究所 常務取締役 湯浅 和夫 氏 ------------------------------------------------------------ ＜大阪会場参加者の方々の声＞ ・物流ＡＢＣの実践応用の可能性について認識できた（Ｋ社／Ｗ氏） ・複雑だと思っていたＡＢＣ分析が容易にアプローチ可能と解った （Ｓ社／Ｋ氏ほか数名） ・荷主への物流改善提案に活かしたい（Ｓ社／Ｍ氏） ・社内でもアクティビティー管理は採用していたが、それを営業活動ま では活かせていなかったことを再認識した（Ｓ社／Ｍ氏） ・システム部門と共に物流ＡＢＣを活用することで生産・営業部門を変 化させてみたいと思った（Ｓ社／Ｋ氏） ------------------------------------------------------------ ●第２部「キャッシュフローを生み出す物流改革」 〜戦略物流がキャッシュフロー効果を増加させる〜 ／株式会社イー・ロジット 代表取締役 角井 亮一 ------------------------------------------------------------ ＜大阪会場参加者の方々の声＞ ・物流は企業戦略である点を再認識した（Ｗ社／Ｈ氏、Ｃ社／Ｍ氏） ・荷主開拓のアプローチとして物流改革提案を活かしたい（Ｓ社Ｍ氏） ・キャッシュフローを生むポイント４、在庫圧縮ポイント８など明確に キーポイントが絞られていたのが解りやすかった（Ｓ社／Ｓ氏ほか） ・これまではサービスの向上のみを第一に考えていたが、キャッシュフ ローを考慮し敢えてリードタイム延長という提案にはカルチャーショ ックを受けた（Ｎ社／Ｍ氏） ------------------------------------------------------------ ●第３部「ＳＣＭと在庫削減成功のポイント」 〜実例に学ぶ、収益に貢献するSCM〜 ／株式会社カサイ経営 代表取締役社長 河西 健次 氏 ------------------------------------------------------------ ＜大阪会場参加者の方々の声＞ ・ＳＣＭについて再確認できた、キーワードや全体の流れが良く解った （Ｎ社／Ｍ氏） ・在庫管理状況に関するコンサルティング調査項目３０が役立った （Ｅ社／Ｎ氏ほか） ・ＳＣＭ失敗の要因としての「特売主義」が納得できた（Ｅ社／Ｙ氏） ・実例で成功・失敗のポイントを説明されたのが具体的で解り易かった （Ｈ社／Ｏ氏ほか） ----------------------------------------------------------------- ■ 当セミナー、東京会場では明後日１１月７日（金）に開催致します。 お陰様で大変多くの方々にお申し込みを頂いておりまして、すでに 定員１２０人のところ、残席が３席のみとなっております。ご参加 をお考えの方がいらっしゃいましたら、まずは下記事務局まで申込 受付の可否をお問合せ下さいませ。 ≪e-LogiTセミナー事務局（担当者：津崎）／TEL06-6110-8106≫ □ 物流改革セミナー（東京会場）開催要項 開催日時：2003年11月 7日（金） 13:30-18:00（13:30開場） 会 場：東京国際フォーラム 映像ホール（東京駅直結） 定 員：１２０名 参加費用：１８，０００円（税込） □ お申し込みはこちらから（まずはお電話にて残席をお問合せ下さい） └→ http://www.e-logit.com/seminar/2003autumnseminarform.htm?62S ┌─────────────────────────────── │ □■１．今週の物流ヘッドラインＮＥＷＳ └─────────────────────────────── ◇＝ ニュースの詳細 ＝◇ └→ http://www.e-logit.com/logichro/?62 ◇＝ 今週の注目物流ＮＥＷＳ ＝◇ ● 日本経団連、物流効率化で提言／省庁間で標準化を／安全運送の荷主指針も作成 └→ http://www.e-logit.com/logichro/20031105.htm?62#01 ● 大阪で物流改革セミナー／イー・ロジット └→ http://www.e-logit.com/logichro/20031105.htm?62#02 ● 化粧品事業を統合／カネボウ・花王 提案力・ブランド強化 └→ http://www.e-logit.com/logichro/20031105.htm?62#03 ● 機能強化へ施設新増設／関東工場物流センター改修／キーコーヒー └→ http://www.e-logit.com/logichro/20031105.htm?62#04 ● エーザイ／保管・入出庫時の環境改善 └→ http://www.e-logit.com/logichro/20031105.htm?62#05 ● 今月から共配／アークス └→ http://www.e-logit.com/logichro/20031105.htm?62#06 ● 深夜フライトサービス開始／ヤマト運輸 関東〜北海道で └→ http://www.e-logit.com/logichro/20031105.htm?62#07 ● 東京〜博多間に高速RORO船／商船三井フェリー └→ http://www.e-logit.com/logichro/20031105.htm?62#08 ● 港湾機能強化へ規制緩和／福岡市 └→ http://www.e-logit.com/logichro/20031105.htm?62#09 ● 次世代ERP共同開発／インフォコム 推進母体を設立 └→ http://www.e-logit.com/logichro/20031105.htm?62#10 ≪記事提供：物流経済新聞社「ロジクロ」≫ http://www.transport.or.jp/logichro/ お問い合わせはコチラ→ info@logi.jp ┌─────────────────────────────── │ □■２．今回の物流話 │ 「物流現場での作業効率ＵＰポイント【４】」 │ 〜効率的なオーダーピッキングの手法〜 ／ 松本 肇 └─────────────────────────────── 以前「物流現場での作業効率ＵＰポイント（２）」として、多品種を対 象とした少量・多頻度・短納期などのニーズが近年増してきており、物 流センターではオーダーピッキングの重要性が高まってきていることを 書きました。 生産性が低下し、コストアップの要因となっているオーダーピッキング を効率化する手段として、オーダーピッキングシステムを紹介し、種蒔 き式と摘み取り式という切り口から、導入に適したシステム例を挙げま した。 今回は、オーダーピッキングシステムを選択する際に検討しなければな らない、運用方法について考えてみたいと思います。如何に優れたシス テムを導入しても、物流業務の多くはいまだに人間系の作業に頼ってお り、運用方法にあったシステムを選択しなければ、改善効果が上がらな い場合があるからです。 オーダーピッキングは、全倉庫作業時間の6割を占めると言われており その作業効率を向上することは、物流センターの機能そのものを左右す るほど重要だと考えられます。 オーダーピッキングの内容を細かく見ると、棚へ移動し、棚から商品を 探し、棚から商品を取り出すというステップを繰り返しています。この 中で、移動する時間と探す時間にウェートが掛かっていますので、この ２つを短く出来れば、生産性が向上すると言えます。前回のメルマガで 「思考、判断、移動」の排除という切り口を挙げましたが、オーダーピ ッキングの生産性を向上させるポイントは、判断と移動を排除する方法 を考えることだといえます。 指示方法には１オーダー（注文）ごとにピッキングする狭義のオーダー ピッキングと全てのオーダーをまとめて、各商品単位にピッキングする トータルピッキングに分けることが出来ます。トータルピッキングは、 複数の注文をまとめてピッキングすることにより、狭義のオーダーピッ キングに比べて移動時間を短縮することが可能となります。 例えば今日の注文は１０件で、Ａ商品を注文した顧客が１０人、Ｂ商品 を注文した顧客が５人いたとすれば、狭義のオーダーピッキングの場合、 １０＋５＝１５回ピッキングすることになります。しかし、トータルピ ッキングをするとＡ商品で１回、Ｂ商品で１回の計２回でピッキングで き、大幅にピッキング効率を向上させることが出来ます。 ただし、トータルピッキングの場合、ピッキング後の処理としてオーダ ー別のアソート（仕分け）が発生しますので、一度にたくさんのアイテ ムをピッキングするとアソート作業が煩雑になり、かえって効率を低下 させることがあるので、注意が必要です。狭義のオーダーピッキングで は当然仕分けは発生しません。 では、相方のメリットを活かしつつ、デメリットを排除するにはどのよ うな方法が考えられるのでしょうか。一般的には、全オーダーを複数回 に分けて、ピッキング指示を出す方法があります。バッチ処理を取り入 れることにより、良い具合にピッキングを効率化させることが可能とな ります。 分ける基準の例としては、得意先別、出荷方面別、アイテム別、注文順 別など、オーダーのまとめ方は様々です。例えば、注文点数を基準にオ ーダーをまとめてみると、１点買いのオーダー（シングルピッキング） と複数点買いのオーダー（マルチピッキング）を分けることが出来ます。 さらにそれらを商品の保管してあるゾーンごとにまとめると、ピッキン グ導線は短くなり、ピッキング効率は上がるのではないでしょうか。 以上で、４つのピッキング方法を紹介しましたが、まず自社のピッキン グ方法の方向性を検討する手段として、商品を出荷数量の多い順にＡＢ Ｃにグループ分けする方法を用いることが出来ます。縦軸に出荷数量、 横軸に商品アイテムを取り、累計構成比をグラフ化して、グラフが超集 中型を示した場合はトータルピッキングを活用、標準型および分散型を 示した場合は、バッチ処理したピッキングを活用、というひとつの目安 になります。 実際には、それぞれのピッキング方法を組合せ、ＡＢＣランクそれぞれ のピッキング指示方法を考えるのが、良いかと思います。 １．分散型例 ２．超集中型例 ３．標準型例 ※下記ＵＲＬより図表を参照できます └→ http://www.e-logit.com/mailmagazine/0062.doc?62 それから運用方法としては、ピッキング指示を１人でピッキングするパ ターンや１つのピッキング指示を商品カテゴリーや商品の大きさなどを 基準に複数人で順にピッキングし、最後にまとめるパターンなどがあり ますので、ピッキング指示と運用方法を「判断と移動の排除」という視 点で決定していくことが重要であると思います。 オーダーピッキングシステムの導入で、非熟練作業化や短時間品揃えが 可能となりますので、指示方法と運用方法をうまく組合せ、改善効果を 上げて頂きたいと思います。 ◇ 今回の「物流話」への御意見・ご質問はこちらまで！ ◇ ───┬──────────────────── └─→ magazine@e-logit.com ┌─────────────────────────────── │ □■３．外国語なんて怖くない！一言レッスン【英語編１４】 │ 英語で言えますか？→「通路側の席にしてください」 └─────────────────────────────── ◇ 今回は「移動手段に関する英会話」シリーズの４回目です。前回は 列車を利用する際の会話例をご紹介しましたが、今回は飛行機に乗 る際に役立つフレーズをいくつか御紹介致します。 ※ 下記の日本語のフレーズを英語で言い換えて下さい。 （回答例は編集後記の後に記載しております） ────・・───・───・・───・───・・──── 〜飛行機を利用する際に役立つフレーズ〜 １．ニューヨーク行きの航空券を予約したいのですが ２．１１月５日の便を御願いします ３．直行便にしてください ４．ビジネスクラスにしてください ５．通路側の（窓際の）席にしてください ６．東京行きの早朝の便はありますか？ ７．空港には何時までに行けばよいですか？ ┌─────────────────────────────── │ □■４．編集後記 └─────────────────────────────── ■ 冒頭で「紅葉」について少し触れましたが、なぜ秋になると木の葉 の色が変わる「紅葉」という現象が起きるのか、皆様は不思議に思 ったことはございませんか？ ■ 紅葉する木々として有名なのがモミジやカエデですが、これらの品 種の植物は秋から冬にかけて、気温の低下と共に葉っぱの部分にコ ルク層が形成され、葉への水・養分の流れが妨げられます。そこに 光合成で作られた糖分が蓄積され、ここで特殊な色素が形成される と同時に葉緑素が分解され「紅葉」という現象が起こります。 ■ これだけを聞くと何だか難しい気がしますが、簡単に言いますと、 紅葉が起こるためには「夜間の急激な冷え込み」「大気の乾燥によ る地中水分の減少」「強い直射日光」といった自然条件が必要だと いう訳です。 ■ 紅葉のメガニズムについて少しはご理解頂けましたでしょうか？ 紅葉鑑賞の際の話のネタにでもお役立て頂けましたら光栄です。 それでは、次回の物流話もお楽しみに！ ☆新登場！☆ よくわかる物流専門用語集◆御利用ください！ ─┬────────────────────────── └─→ http://www.e-logit.com/words/?62 ──────・・────────・・────── ≪外国語なんて怖くない！一言レッスン【英語編１４】回答例≫ ※あくまで下記は回答の一例です 〜チケットを買う場合のフレーズ〜 １．I'd like to make a seat reservation to NewYork. ニューヨーク行きの航空券を予約したいのですが ２．The flight on novemver 5th, please. １１月５日の便を御願いします ３．A direct flight, please. 直行便にしてください ４．Business-class, please. ビジネスクラスにしてください ５．I'd like a aisle（a window seat）, please. 通路側の（窓際の）席にしてください ６．Do you have any flights to Tokyo in the early morning? 東京行きの早朝の便はありますか？ ７．By what time shall I come to the airport? 空港には何時までに行けばよいですか？ ──────・・────────・・────── ● お友達、同僚の方々にも「物流話」を御紹介して下さい！ ● ─┬──────────────────────────── └─→ http://www.e-logit.com/mailmagazine/?62 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 発行者e-LogiTのWEBサイトは！ → http://www.e-logit.com/?62 ■ バックナンバーは！ → http://www.e-logit.com/mailmagazine/mailmagazinebacknumber.htm?62 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