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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ―― THE BEST LOGISTICS MAIL MAGAZINE <Vol.61 2003/10/14> ―― ■■■ ……………………………………………………………… ■■■ ■■■■ ロジスティクス思考的経営話(物流話)0061 ■■■■ ■■■ …………………………………………………… ■■■ 発行者:株式会社イー・ロジット http://www.e-logit.com/?mm61 監 修:CEO 角 井 亮 一 magazine@e-logit.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □□ 開催間近! □□ 講演:日通総合研究所/湯浅 和夫 氏 □□ □ 物流改革戦略 カサイ経営 /河西 健次 氏 □ □ セミナー イー・ロジット/角井 亮一 □ □□□□□□□□□【大阪会場】10月29日【東京会場】11月07日 □□ └→ http://www.e-logit.com/seminar/2003autumnseminar.htm?mm61S ━━ [ INDEX ] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ □ □1.最新イベント/セミナー情報 □ □ □ □2.今週の物流ヘッドラインNEWS □ □ □ □3.今回の物流話 「物流会社の生き残り【2】」 □ □ 〜現場の素材(品質)の差/忘れがちな安全対策〜 □ □ / 宮野 雅則 □ □ □ □4.編集後記 □ □ □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┌─────────────────────────────── │ □■1.最新イベント/セミナー情報 └─────────────────────────────── ◆ イー・ロジット関連のイベント・セミナー情報です └→ http://www.e-logit.com/seminar/seminarfair.htm?mm61 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◇Seminer◇ 「コストを利益に変える物流改革セミナー」 <主催:株式会社イー・ロジット> ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ イー・ロジットでは大阪会場10月29日(水)、東京会場11月7日 (金)の両日、恒例の戦略物流セミナーを今年も開催致します。今回の テーマは「物流改革」。講師には物流界の2大コンサルタント、カサイ 経営の河西健次氏と日通総合研究所の湯浅和夫氏をお招きし、イー・ロ ジット角井亮一を加えた3部構成で皆様に『コストを利益に変える物流 改革』のヒントの数々を御伝授致します。奮って御参加下さい! └→ http://www.e-logit.com/seminar/2003autumnseminar.htm?mm61S ●大阪会場 開催日時:2003年10月29日(水) 13:30-18:00(13:30開場) 会 場:大阪産業創造館 イベントホール(堺筋本町駅) 定 員:100名 ●東京会場 開催日時:2003年11月 7日(金) 13:30-18:00(13:30開場) 会 場:東京国際フォーラム 映像ホール(東京駅直結) 定 員:120名 ○参加費用 :18,000円(税込) ●お申し込みはこちらから └→ http://www.e-logit.com/seminar/2003autumnseminarform.htm?mm61S ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ◇Logistics Event◇ 「上海物流視察&Cemat Asia」ツアー <主催:日本旅行 企画:アイオイ・システム> ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 経済的躍進を続ける中国の物流の現状を正しく理解し、日本からのビジ ネス展開の方向を模索することを目的に、「上海物流通視察」ツアーを 実施致します。皆様方の日頃のご支援に感謝の気持を込め、特別価格で ご参加頂けます。ご興味のある方は是非ご参加下さいませ。 企画: アイオイ・システム (主催:日本旅行) 協賛: ロジスティクスIT研究所 費用: お一人様130,000円 定員: 20名 日程: 11月19日(水)〜11月22日(土)<成田空港発着> 視察先: 上海周辺物流通施設視察(3ヶ所を予定) 上海物流通産業懇談会「上海市物流システムの展望」(予定) 上海市物流関連団体・企業とのフォーラム 上海物流通産業懇親会パーティー Cemat Asia視察(終日) ※詳細はこちらからご覧下さい URL: http://www.hello-aioi.com/ja/index.html お申込み・お問い合わせ: info@hello-aioi.com ┌─────────────────────────────── │ □■2.今週の物流ヘッドラインNEWS └─────────────────────────────── ◇= ニュースの詳細 =◇ └→ http://www.e-logit.com/logichro/?mm61 ◇= 今週の注目物流NEWS =◇ ● 日立製作所が事業化/トレーサビリティー・ソリューション/企業・業種の枠超 越 └→ http://www.e-logit.com/logichro/20031015.htm?mm61#01 ● 米社UHF帯ICタグ/丸紅、独占販売権を取得 └→ http://www.e-logit.com/logichro/20031015.htm?mm61#02 ● バイタルネット/診療所向けに薬品在庫管理 └→ http://www.e-logit.com/logichro/20031015.htm?mm61#03 ● NTT西/無線ICタグビジネス/大日本印刷と提携 └→ http://www.e-logit.com/logichro/20031015.htm?mm61#04 ● 東海ゴム 物流部門を分社 └→ http://www.e-logit.com/logichro/20031015.htm?mm61#05 ● 三井物産/欧州で共同物流事業/仏の大手輸送会社と合意 └→ http://www.e-logit.com/logichro/20031015.htm?mm61#06 ● 近畿地区の荷受会社統合 └→ http://www.e-logit.com/logichro/20031015.htm?mm61#07 ● 横浜港 新照会システム稼働 └→ http://www.e-logit.com/logichro/20031015.htm?mm61#08 ● 成田〜上海貨物便増便/JAl └→ http://www.e-logit.com/logichro/20031015.htm?mm61#09 ● 京神倉庫を完全子会社/トナミ運輸 └→ http://www.e-logit.com/logichro/20031015.htm?mm61#10 (記事提供:物流経済新聞社「ロジクロ」) ┌─────────────────────────────── │ □■3.今回の物流話 「物流会社の生き残り【2】」 │ 〜現場の素材(品質)の差/忘れがちな安全対策〜 │ /宮野 雅則 └─────────────────────────────── 物流現場に携わる管理・監督職の方なら、一度はこのような経験がある のでないでしょうか? 物流現場を巡回していると、まれに壊れて放置してある商品を見かける ことがあります。そばに居た従業員に声をかけると「私は知りません」、 「ずっと前から置いてありました」、「こんな所に置いてあったらそり ゃあ、壊れますよ」などなど。 そこで、今度は現場責任者に聞いてみると「私は知りません」、更には 「今忙しいから後にしてくれ」−−なんとも事故解明には非協力的な態 度です。 これは商品事故防止対策で頭を痛めている物流会社の一例ですが、この 会社は事故防止対策として日頃現場全員を集めてきちっとした指導を行 うこともなく、朝礼で昨日こういう事故があったという報告で終わって います。 さらに、あまりにも事故が多くなり、事故防止対策の一環として原因者 へは罰金を課すようになったそうで、その金額については責任の度合い を設定し、所属長の判断で会社側の負担額を決めているようです(残り は原因者が罰金として会社側に支払う)。この光景は会社の大小規模に 関わらず、管理・監督職との意思疎通ができていない作業現場でよく見 られます。 もうお分かりのとおり、この不況の中では特に予定外の出費を惜しむあ まり、不意に事故を起こしても罰金を課せられるなら知らん顔しておき たいというのが人間の心中です。車を運転中にちょっと壁やガードレー ル、電柱にこすってしまった時に、自分の車の傷ばかり心配するのと同 じです。 それでは、これとは対照的に壊れた商品について「申し訳ございません」 「これは今朝の入庫時に○○作業員がリフト操作中に引っ掛けたもので す」「すでにお客様へは報告済みです」と答える現場ですと、再発防止 対策を早急に立てることができ事故処理も早く終わります。 不運な出来事でも最悪な事態には至りません。対応が早く、現場作業員 がいつも前向きであるところは、作業品質(人間の品質=人間性)だけ でなく、会社全体の品質がよいことにつながっています。もちろん、安 全面を最重視している現場はさらによいです。 しかし1人でも事故や怪我を被った場合、ここを上手に管理・監督職が 対応しなければ現場の雰囲気はマイナス思考へと傾き、前の例の状態に 近づいていきます。 しかしながら、ほとんどの物流現場の作業員は時間に追われることによ り、心に余裕がもてず、作業の正確性を意識し過ぎ、安全を忘れがちに なっています。物流の効率化が進むにつれ安全面の対策を低く置くと、 どんな現場においても本末転倒となってしまいます。 ◇ 今回の「物流話」への御意見・ご質問はこちらまで! ◇ ───┬──────────────────── └─→ magazine@e-logit.com ┌─────────────────────────────── │ □■4.編集後記 └─────────────────────────────── ◇ 読者の皆様、こんにちは! 秋風が大変心地良い今日この頃、いかがお過ごしでしょうか? ◇ 今回の物流話では「物流現場の品質」について、現場の声を良く知 るスタッフがコラムを書かせて頂きましたので、私の方からもこれ に関連した話題を1つ御紹介させていただきます。 ◇ 先日、海外のお客様が物流施設の見学を目的に来日され、同行をさ せて頂く機会が有りました。見学先企業様の皆様にご協力を頂き、 大変有意義な視察に終えることができたのですが、何より視察に参 加されたメンバーの熱心さに感銘を受けました。 ◇ 中でも、見学を終えての会食の席で、視察に来られていた企業の社 長様が「明日から実践すること」として長いリストを作っていらっ しゃったのが大変印象的でした。 ◇ その方曰く、「日本の物流現場で最も素晴らしい点は、建物や設備 は勿論ですが、それよりもそこで働くスタッフの心意気です。それ はいくら企業が押し付けても、なかなか身に付かないものだからで す。それは礼儀であり、また業務への熱意です」との感想を述べら れてました。これこそ正に現場の品質というものですね。 ◇ そして、物流現場での「朝礼」や「終礼」を行ってこなかったが、 現場の士気を高めるために、まずは日本の現場を見習い明日からこ れを取り入れてみよう、とも仰られていました。 (日本の物流関係者・現場の皆様、これは大変な賞賛ですよね) ※都合により今回は「外国語なんて怖くない」のコーナーはお休みしま した。次号をお楽しみに! ──────・・────────・・────── ● お友達、同僚の方々にも「物流話」を御紹介して下さい! ● ─┬──────────────────────────── └─→ http://www.e-logit.com/mailmagazine/?mm61 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 発行者e-LogiTのWEBサイトは! → http://www.e-logit.com/?mm61 ■ バックナンバーは! → http://www.e-logit.com/mailmagazine/mailmagazinebacknumber.htm?mm61 ■ ご意見・ご感想は! 当メールマガジン及び物流全般に関するご質問やご相談などござい ましたらご遠慮なくお問い合わせ下さいませ。 → magazine@e-logit.com ■ 著作権情報 著作権は株式会社イー・ロジット、またはその情報提供者に帰属する ため、掲載記事の有料販売などを禁じます。但し無料の社内メール、 会議資料としての利用は問題ありません。 「イー・ロジット」「e-LogiT.com」は、登録商標です。 ──────────────────────────────── Copyright(C)2002-2003 e-LogiT Inc. 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