メルマガ:虹の向こうに妻がいる
タイトル:虹の向こうに妻がいる 4月10日号  2005/04/10


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           ■虹の向こうに妻がいる■
               
            2005年4月10号星期日  購読者645名

新婚生活出産に子育て  ■ ■ ■ ■ ■  新婚生活出産に子育て


 みなさんこんにちは、杜国朝です。

 みなさん! 夫婦喧嘩はしてますか?!

 などと、アントニオ猪木のような聞き方をしていますが、最近はよく妻と夫
婦喧嘩をするようになりました。
 殴りあったり蹴りあったりしているわけではないのですが、口喧嘩の類で
しょうか。
 犬も食わない奴です。

 ことの発端は以前メルマガにも書いたことがありますが、パチンコ。
 パチンコなんです。
 結婚してからその回数そのものは激減したのですが、それでも妻の目を
盗んではホールに足を運んでいるわけです。
 平日はひとりで行っているのですが、問題は週末。

 妻と子供を連れてホールへ行きます。
 とはいっても、妻と子供はホール内には入りません。
 なぜかといいますと、ホールの中はタバコの煙で涙が出るほどに煙いか
らです。
 この煙は絶対子供にはよくないと、妻は子供をホールから隔離します。

 いまどきの奥さん連中はクルマの中に子供を置き去りにしてパチンコに
熱中し、赤ん坊も熱中症などに侵されてしまい、最悪死に追いやってし
まうといった悲惨な事例が多発しています。
 実は私は、夫婦でパチンコをしている姿をみているととても微笑ましい
というか、羨ましいのです。

 実際にはふたりとも負けていて、家計をものすごく圧迫している夫婦も
いることでしょう。
 だけど良いんだよなぁ。
 その奥さんがジーパンを穿いた姿をしていると、とても悩ましいのです。
 そう! 私はジーパンフェチだったのです。

 だけどいまのパチンコはほんとにギャンブルになりましたね。
 負けると生活が嫌になるほど負けが込んでいきますから、もうこの辺で
止めてやろうかなどと考えたりもするのです。
 だけど大勝ちしたときのことをどうしても引きずってしまい、なかなか止め
られないんですよね。

 妻は私が負けると決まってこう言います。

 あなたはいくらでもパチンコにお金をつぎ込んでいるけど、私はどうして
欲しいものがあっても買うことができないの?
 不公平じゃない!
 『離婚!』(リーフォンと発音する。)
 
 このようなことを繰り返し繰り返し言われてきました。
 先日の週末なんかは妻も溜まりに溜まっていて、終には爆発しました。
 
 『離婚しましょう! もう私はやってられない!』

 みたいなことを言われてしまいました。
 でもなあ、最近はとても調子がよくて今この財布のパンパンの状態も
すべてはこのパチンコの勝利の結果を物語っているんだということを強調
したかったのです。
 でも妻の前で負けたということを実演してしまうと、これはまた辛いです。

 皆さんそうでしょうが、パチンコをするときには全員が勝つことをイメージ
するはずです。
 私もそうです。
 パチンコに勝って妻や子供に欲しいものを買ってあげたいと思うからこ
そ、こうしてがんばっているわけです。

 調子が良ければ良いほど、遊びの感覚よりは仕事の感覚でいます。
 普段の負けを取り戻すがために、度きつく出すんだ!
 こんなこと滅多にないわ!
 取れるときに取っておこうという気持ちは、パチンコをされておられる方な
らば理解できるはず。

 千載一遇のチャンスじゃ!ってね。

 今年に入ってから何度となくパチンコに行っていますが、損をしたときの
気持ちを引きずりながらしていますが、それでも収支を考えるとなかなか
いい感じになっているんです。
 だから止められないんですね。
 楽しいことをしてお金稼ぎをするというのは、いいんじゃないでしょうか。

 週末はよい亭主に徹しましょうか。
 中国人に限らず、日本人以外の女性はたぶん思うのですが、旦那が
家にいるときにはどの程度家族のことを思ってくれているのかというところを
見ているような気がします。
 私の場合には、平日はほとんど家にはいない。

 三時間から四時間ほど家で寝てそれで仕事に行くものだから、家族と
ゆっくり団欒というわけにはいきません。
 だから、週末くらいは家族サービスをしなさいよというのが妻の本音なの
でしょう。
 働くだけが旦那の姿ではないということをいっているようです。

 中国の男性はよく家庭のことを手伝ってくれるというか、役割分担が多
いのだそうです。
 そのような男女の役割分担を小さいときからみてきているから、日本人
男性のような家のことは妻が全部やるのが当たり前なんだという感覚が
理解できないのでしょう。

 最近では中国の男性の妻への暴力が問題にもなっているようですが、
それが原因での離婚も結構あるようです。
 『一人っ子政策』の弊害や、中国の人々のものの考え方が変化して
自由主義的な社会になってくるとどうしてもこんな感じになってしまうんで
すかね。

 近代的になると、どうしても人間っておかしくなる部分ができてくるんで
すね。
 昔の中国の姿を懐かしむ人たちも多いんじゃないでしょうか。
 昔はよかったってね。
 改革開放政策が全人民に享受できるものでないとダメです。

 農家なんて依然生産性があがらないから、こんなものやめたい。
 でも都市部に働きに行きたいと思っても国の政策があるから、行きたく
ても行けない。
 都市部の人間だけが良い思いだけをして、わしらは依然貧乏。
 こんな構図があるから、中国の自由化は矛盾だらけなのである。
 
 中国の農民一揆がいつ起こっても、けっして不思議ではないのである。
 中国の所得格差が著しく開いているのは、このような理由からである。
 日本の農家に生まれ育ってよかったなぁ。
 ありがとよぅ!

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【国際結婚ってどうなのよ!】

 先日、同僚から相談を受けました。
 その同僚のお兄さんが中国の女性と国際結婚をして、最近そのお嫁
さんが中国から来られたそうなのですが、困ったことになったと。
 その家ではお風呂がなく、近くの銭湯に入りに行っているとのこと。

 そのお嫁さんは共同浴場というものを知らないのか、かなり抵抗感を
持っていると。
 ずっと家でお風呂に入っていたか、シャワーを浴びていた人ならば、こ
の感覚はわからないでもないですね。

 だけどだからといって、すぐにお風呂を作るわけにもいかないからなんと
かしてと相談された。
 銭湯に行けばいいじゃないかというのは簡単なのですが、この他人ど
うしが同じ湯船に入るという感覚がわからないのでしょう。

 だから旦那さんから銭湯に入るお金をもらっていくのだが、お風呂に入
らずに帰ってくるようだと同僚は話していました。
 文化の違いって、このあたりからもあるんでしょうか。
 でもお風呂の入り方って、その環境の適応能力があればすぐに慣れ
ていくものだと私は考えているのですが、そんなに抵抗があるのかなぁ。

 シャワーだけを浴びるにしても、結局はなかに入って知らない人たちに
自分の裸体を見られるのであるからして、恥ずかしくて仕方がないので
しょう。
 うちの場合は、母が妻に対して日本のお風呂の入り方というものをう
まく伝授してくれました。

 私はこれが大きかったと思います。
 夫には、外で直接教えるということはできないからです。
 うちの場合は、健康ランドで母が妻に教えました。
 やはり当人同士だけではどうにもならないこともあります。
 周囲の応援を借りてなんとか今日に至っているわけでして。

 私の妻にも今回のことについて、いろいろと聞いてみました。
 中国にいた頃のお風呂の状況について。
 農村に住んでいた妻のところでは家ごとにはお風呂というものがなく
て、共同浴場であったようです。
 しかも毎日お風呂に入れるわけではなくって、良くて週に二回くらい。

 湯船はどうだったかを聞くと、これがまた汚かったらしい。
 お湯は濁っていて、ただ単にお湯に浸かっているという程度。
 だから日本のお風呂を見て、なにやら嬉しそうだったのがうなづけます。
 入りたければ毎日でも入れる。
 私もお風呂が好きだから、時間があればゆっくりと入っていたい。

 頭が痒いって、とても不潔じゃないですか。
 良かったね、風呂好きの亭主で。
 うちの妻はそう考えると、違った土地での適応性はある方ですかね。
 まあいずれにしても、違った国の人がいきなりやってきて慣れた手つき
でというのは、無理なことですわね。

 こういうのをいちいち面倒くさいと感じたらいけませんね。
 相手は何も知らない子供だと捉えて、一から懇切丁寧に教えていか
なければなりません。
 それが結局は末永く夫婦として、共に同じ屋根の下で暮らしていくこ
とにつながるのでしょう。 

 仲の良い、そして長続きしている夫婦にはそういった日頃の努力があ
ります。
 皆さんもこんなことは必ずあることでしょう。
 皆さんのお話もお聞きしてみたいものですね。

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【杜国朝の運営するメーリングリスト】

 私は今、『虹の向こうに妻がいる』というメーリングリストを運営しており
ます。
  参加ご希望の方は、次のURLから登録願います。
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  話題は多岐にわたり、国際結婚のみならずほかの事にもふれても構い
ません。

 日本語の上手な中国の方もおられます。
 この機会に生の中国の情報に浸ってみましょう。
 なお参加ご希望の方は規約をよくお読みの上、承諾された方が参加し
ていただきますようにお願いしたいと思います。

 なお参加には自己紹介を義務付けておりますのでよろしくお願いします。
 自己紹介なしに入会を承認することはありませんので、お間違えなく。
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