メルマガ:虹の向こうに妻がいる
タイトル:虹の向こうに妻がいる 10月31日号  2004/10/31


★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆★◆
新婚新婚新婚新婚新婚新婚   ■■   新婚新婚新婚新婚新婚新婚

           ■虹の向こうに妻がいる■
               
               2004/OCT/31ST  購読者656名

新婚新婚新婚新婚新婚  ■ ■ ■ ■ ■  新婚新婚新婚新婚新婚


 みなさんこんにちは、杜国朝です。
 私のホームページである『結婚してしまいました。』が、ついに10万アク
セスを達成しました。
 立ち上げ当初の勢いはすっかりなくなってしまいましたが、それでも定期
的に訪れていただく方がおられるようで、ずいぶんと助けられました。

 夫婦生活としては安定期にはいってしまったようで、ハングリーななにか
訴えかけるようなものがなくなっているというのが本当のところでしょう。
 でも、夫婦としての幸せを味わっているということで、今後は子育てとか
夫婦関係を良好にするためのレクチャーをしていくことが増えていくので
はないかと考えられます。

 ところで話は変わりますが、私は以前から嫁姑は同じ屋根の下で暮らす
ことができると考えて『嫁姑同居』を語ってきましたが、結果としては失敗に
終わってしまいました。
 志半ばにということになるのでしょう。

 別居するしかすべはなくなったというところまで追い込まれたわけではな
いのですが、それでも生活していくにつれ、母や妻の表情を見ていると、
どうもしっくりいっていないかなぁというのが感じられてきました。
 家によっては暴力的な嫁姑の喧嘩もあると聞きますが、我が家はそんな
のはありません。

 むしろ、言葉の暴力のやり取りということになるでしょうか。
 でもそれは直接やりあうということではなく、そのすべては私がサンドバッ
クとなって双方の言葉を聞いて仲裁していくという感じなのでありました。

 『うんうん、あなたのいうことも一理ある。間違ってはいないね。』

 ってね。

 母と妻との感情の間には、やはりズレというものが感じられました。
 母は妻に少しでも日本や我が家のしきたりなんかを教えようとして、口う
るさく教えようとしていた。
 でもそれは、早く日本の生活に慣れて私の妻として立派になってもらい
たいという気持ちからなのである。

 私にはそれはよくわかる。

 でも、妻の考えは違います。
 大きな声で歯切れよく語る母の口調からは、アドバイスというよりは説教
とか、たんに悪口としか聞き入れなかったようなのです。

 『また、なにか言っている。もううんざりだわ。』

 ってな感じて。

 母の言うことが、

 『トトトト、トトトト・・・・・』

 と言っているように聞こえるらしい。
 つまりは早口で機関銃のように飛び出す言葉を表しているらしい。
 だけど私は双方を仲裁する立場の者としては、

 『母は、あなたのためを思って言っているんだ。』

 と説いています。
 端から、何か母が言うと小言を言っているとしか感じられなくなってしま
ったほどに、知らず知らずのうちに関係がギクシャクしてしまったのです。
 私にはわからないところで、双方は精神的にストレスを感じることが増え
ていったようです。

 どこかの話で、中国の嫁姑はよくやっていると聞いたことがありますが、
他の中国人女性の話しを聞くと、やはり嫁姑のやりとりというものはどこで
でもある話ということで、人間だからこんなのは当たり前なんだと納得しま
したね。
 万国共通の悩みのようです。

 これが普通の状態であるとすると、嫁ぎ先のお父さんやお母さんの下
(しも)の世話をする嫁さんというのは、とても人間のできた方であるという
ことになりますね。 
 嫁だから当たり前だとはけっして思わないでください。(該当する方へ)
 その方は、とても過ぎたお嫁さんなのですよ。

 妻は出産前には少し太りましたが、出産後は結構痩せました。
 私は特に気にしていませんでしたが、妻は気にしていたようなんですね。
 朋友からもよく言われるようで、ある日私に言い寄ってきました。

 『私はなんでここまで痩せたと思うか?』

 って。

 つまりは母の言論の自由に対する、妻のストレス疲れということになりまし
ょうか。
 なにかあるのでしょう。
 母の言い分というのは私には理解できているので、それをそのままやって
くれれば、ある程度は満足できるのではないかと。

 でも、妻にしてみれば完璧な嫁などいないし、それに母の言うことを簡単
に認めるわけにはいかないといった意地もたぶんにあることでしょう。
 女性どうしのやり取りには、ついていけませんね。
 仲裁役もたいがいにしなければなりませんね。
 こっちの身体がもちませんわ。

 でも正直なところ、家を建てようと考えた私の考えが、実は思い出そうにも
出てこないんです。
 特に危機的なものもなかったし、とりあえず親の家にいれば何も苦労をす
ることもないしで。
 私は次男坊ですが、長男不在で家継ぎを考えておりましたので。

 新築移転後の妻というのは、そういう意味では広々と生活しています。
 だいぶ精神的に開放されたという感じなのでしょうか。
 目付け役がいなくなったということで、私に対する要求もストレートにくるよ
うになってきました。
 今度は私が少しきつくなってきたかな。

 不規則な運ちゃんの仕事でありながら、それでもはやく家に帰ってくると、
妻は私の作る料理を期待します。
 私の作る料理はおいしいのだそうです。
 それはそれでいいのですが、私は家に帰ったらすぐにお風呂に入って、
そしてゆっくりとご飯を食べたいんですよ。本当のところは。

 私的には、妻が私の作る料理を知ることで、私の好みを掴もうとしている
のではないかって勝手に解釈しています。
 事実、日を追うごとに妻は私の食べそうなものを料理するようになりました
から。

 だから私がいま作っている料理は、けっして無駄な労力を費やしている訳
ではないということ。
 それともうひとつ。
 妻は親と同居しているときには、ほとんど私の弁当を作ってはくれませんで
した。

 70前の母には申し訳ないが、文句を言わないということを前提に毎日弁当
を頼んでいました。
 本当は妻が作ってくれたらいいのになぁと思うこと半分、弁当が全部中華に
なると困るなぁと思うこと半分。

 これが新居に移るや否やas soon as.

 妻は私が伝えておいた時間に合わせて、毎日弁当を作るようになりました。

 『なんや、作れるやないか!』

 そんなふうに思いましたわ。
 弁当の中身を見るとありゃビックリ。
 母の作る弁当とうりふたつなんですよ。
 作ろうとはしなかったが、しっかり弁当の中身を見て把握していたんです。
 これにはたまげました。

 母から直接教わったわけではないのに、弁当に作るおかずを飯時に食べて
いてそれをひとつひとつ理解していたのです。
 そういえば当時はこんなことを言っていました。
 なぜ弁当を作ってくれないのかと問うと、あなたのお母さんが作るからよと。
 そりゃそうだけど、君が作ると言えば母は作るのをやめるんだと説明した。

 だけど本心はそんな面倒なこと、やりたくはないということなのでしょう。
 だから新居を構えたということは、それなりにメリットもありましたね。
 ひとつずつ日本の夫婦のやり方を理解していくうちの妻。
 少しずつでも夫婦の絆が深まっていくのを感じていけるというのが幸せを味
わっているということになるのでしょう。

 妻は機嫌を損ねると弁当を作らなくなるんじゃないかと思って、私も柔らかく
対応するようになりました。
 だから気遣うようになり、家庭の中はとても暖かい空気に包まれています。
 であるからして皆さんも、弁当というものは妻が勝手に作っておいて私が持
っていくものであるとはけっして考えないでください。

 これは当たり前のことではないのです。
 毎日の弁当に感謝しながら食べるというのも、食べ物だけに結構味がある
ものですね。
 いろいろと感動を与えてくれる嫁であります。(苦笑い)
 
------------◆-------------------------◆-----------------
【新築日記】

 家のことについてはひととおり書いてきたと思います。
 これから家を建てようと考えられておられる方に、ひとつアドバイスをした
いことがあります。
 それは、特に所得が私と同じようにあまり高くない方へ。

 家のローンの組み方なのですが、あまり毎月の支払額を高くしない方がよ
いということ。
 なるべく短期で払い終えてしまいたいと力んでも、そうは簡単に支払えるも
のではありません。
 いちばん良いのは、アパートに住むのと同じ感覚で支払うということ。

 家賃が毎月6万程度であると仮定するならば、住宅ローンの額も6万くらい
にするのです。
 でも根本的に違うのは、支払う額が同じでもそれが後に自分のためになる
のといくら払っていっても自分のものにはならないということの違い。
 財産形成というのはこのあたりの感覚が重要なのでしょうか。

 あと、ローンをボーナス併用の支払いにはしない方がよろしいということ。
 ボーナスというのは、基本的には企業の決算次第でどうにでも変化する可
能性があるということ。
 だから、ボーナスが出なくなることもじゅうぶんに考えられるのです。
 このご時世。公務員でもボーナスの支給額が減っているのですから。

 ましてや一般企業の会社員でしたら、なおのことですね。
 ボーナスは慢性的に残っているローンの残額整理とか、家族のために有効
に使うとか、その程度のものに考えておいた方がよろしいです。
 ボーナスを当て込んでおくと、いざ支払いになったときに充当するものがな
いと淡くってしまうことになります。

 それと私が実感として味わったことですが、家を建てるならばなるべく若いと
きに建てた方がよろしいですね。
 35年位のローンでなるべく月々の支払額を抑えようと考えたとき、たとえば
いま40歳であるとしたら、支払いが終わるのは75歳になります。
 これでは定年を迎えた後も払っていかなくてはなりません。

 これは非常にきついことです。
 自動的に二世代ローンということになり、息子(または娘)達の世話にならなけ
ればなりません。
 あてにできればよいのですが、どうなることやら。
 35年ローンを考えるならば、タイムリミットは30歳ということになりますか
ね。

 でも、自分の城を構えるということはとても意味があります。
 やはり周囲が私のことを、一人前として認めてくれるといった空気に包まれる
ようになります。
 誰も助けてはくれないから、これはほんと自分の城であるわけなんですね。
 皆さんもぜひ家を建ててみてください。

 それではまた、次回まで。

------------◆-------------------------◆-----------------
【メルマガ相互紹介】

┌────────────────────────────┐
   《自分が好きになるメンタルビューティートレーニング》

    人生をたのしくするキーワードは
    「自分大好き」になること。
    そのためのちょっとしたコツを伝授いたします。
    あなたの心の中にすでにあるダイヤモンドのみがき方です。
    是非試してみてください。

    ご登録は http://www.mag2.com/m/0000127955.htm 
    バックナンバーhttp://mini.mag2.com/pc/m/M0029501.html
    発行責任者 角礼寿  http://www.1daisuki.com 
└────────────────────────────┘

------------◆-------------------------◆-----------------
【杜国朝の運営するメーリングリスト】

 私は今、『虹の向こうに妻がいる』というメーリングリストを運営しており
ます。
  参加ご希望の方は、次のURLから登録願います。
  中国のいろんな情報が入手できることでしょう。
  話題は多岐にわたり、国際結婚のみならずほかの事にもふれても構い
ません。

 日本語の上手な中国の方もおられます。
 この機会に生の中国の情報に浸ってみましょう。
 なお参加ご希望の方は規約をよくお読みの上、承諾された方が参加し
ていただきますようにお願いしたいと思います。

 なお参加には自己紹介を義務付けておりますのでよろしくお願いします。
 自己紹介なしに入会を承認することはありませんので、お間違えなく。
         http://www.egroups.co.jp/group/china-kekkon

------------◆-------------------------◆---------------

◇発行者◇

 杜国朝(小朝) owner@asyan47.com

 ホームページ  http://www.asayan47.com/kekkon.html

<<広告>>

♪お馴染みになりました!嬉しい情報おトク満載オプトインメール。

大好評!あなたのケイタイやパソコンへ、知りたいお役立ち情報を無料で
受信するたびに、10円が貯まります!!
●今なら豪華景品が、登録者全員に抽選で当たる!!
http://www.opt-club.com/member/166291/

<<杜国朝の広告>>
★☆★☆★☆★☆★ 安い国際電話をかけよう!! ★☆★☆★☆★☆★
   時間や料金を気にせずに、国際電話をかけることができたら。
   これが国際結婚をした者のひとつの夫婦円満の方法かも。
       http://www.asayan47.com/kakuyasu2.html
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。