メルマガ:虹の向こうに妻がいる
タイトル:虹の向こうに妻がいる 9月19日号  2004/09/20


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           ■虹の向こうに妻がいる■
               
               2004/SEP/19TH  購読者664名

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 みなさんこんにちは、杜国朝です。
 私は前回のメルマガ発行後から今までの間に新居に移りました。
 引越しも業者を頼らずに、少しずつ荷物を移していったりして自分たち
でやれるところは全部自分たちでやりました。

 家具であるとか、電気製品などは私のパソコンデスク以外はすべて新
しいものを購入しましたので、引越し業者を使わなくて済んだ原因はそう
いうところにもあります。
 住宅メーカーからの引渡しの日に、電力会社などとの契約も済まし、な
んとか我々夫婦は新しい生活を歩み始めたのでした。

 しかしなんですねぇ。
 新しい家を建てるということは、なんとまあお金がたくさん必要なのでし
ょう。
 最終的に考えてみると、余裕をみて予算を組んでいたはずなのに、い
ざ集計してみると、やっぱり予算オーバーをしていた。

 中森明菜の歌に、
 『家も二度目なら〜、少しは上手に〜』(あれは恋か)
 という歌があったかどうかは知りませんが、なにせ初めてでしたから、ど
のくらいお金が必要なのかは皆目見当がつきませんでしたね。
 なにせ物が物だけに、お金の単位が万単位です。

 予算オーバーというと、やはり不安になります。
 最初から胃の痛む思いをしなければならないのか。
 どうやって工面しようか。
 施工店からは取立てらしいものがあったりするし・・・。
 言葉は柔らかいが、結局ははやく払えというものだ。

 もともと蓄えがない状態で家を建てたものだから、こんなときにはやっぱ
り大変です。
 両親に頼ってばかりいては別居をした意味がありませんから、話を持っ
ていくわけにもいかないし。
 いい加減、親元から完全に独立しなければ。

 40前のいい歳をしたおやじが、未だに両親に頼っていると馬鹿にする
人も多いことでしょうし。

 仕事を急に一生懸命はじめたところでどうにもならないことだけに、いま
私のいちばんの悩み事になっています。
 妻は私の悩みをわかってくれているのかな?
 とにかく見切り発車で新居に移転した私達を、どうぞあたたかく見守っ
てください。

 今後は新居移転後のレポートということになりますね。
 
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【中国人妻の日本語教育について】

 妻が来日して二年が経過し、日本語の方もそれなりに上達してきました。
 こんな短期間で、私の話す日本語をそれなりに理解し、話す言葉も少し
ずつではありますが、日本語が混じりはじめてきました。
 私としては、意外なスピードでの上達に喜んでいるところです。
 がんばっていたんですね。

 妻の来日当時のことをいろいろと思い出していました。
 当時は、どうやって妻に日本語を教育していこうか。
 そんな不安が毎日のようにありました。
 まわりはみんな、こんなことを言います。

 『外国人というものは、日本語を学びたければ日本人と接して話をすれ
ば、それでそれなりに話せるようになるものなんだよ。』

 結果論として、こんなことを言う人が日本人には非常に多いですね。
 私はこれにはどうも賛成したくないんですよね。
 というのは、やっぱり自分に置き換えて考えてしまうからなんです。
 つまりは、

 『私が中国語をマスターしたければ、中国に行って中国人と直接会話を
すれば、それで中国語を話せるようになるのか?』

 というものなんです。
 現地の言葉を話したければ、現地に赴いて話すようにすればそれでい
いという考え方は、私はとても暴力的だと思うのです。
 それではアメリカに行けば、誰でも日本人は英語をマスターすることが
できるのか?

 ロシアに行けば、必ずロシア語を話せるようになれるのか?
 中国は? アフリカの現地語は? 
 いま問題になっているイラクは?
 あんなアラビア文字、読めますか?
 皆目見当つかないわ。

 日本人と中国人は共に漢字を使用する関係ではありますが、中国人か
らみると日本語の文章の中にひらがなやカタカナが入ることにより、まった
く意味がわからなくなるということを妻が言っていました。
 我々日本人が中国語の文章を見たとき、漢字ばかりではありますが、そ
れでもそれなりに文章から意味をつかむことは可能です。

 だけど言葉に出して表現することはそう安易ではない。
 ここに言葉の難しさがあります。
 我々国際結婚旦那組(日本人)のなかには、中国語のエキスパートもいら
っしゃることでしょうが、ほとんどは話せない方ばかりでしょう。(失礼ながら)

 だから、

 『お前が日本に来たからには、お前が日本語を話すようにならなきゃなら
ないんだよ!』

 と言う資格は日本人の旦那さんには、もしかしたらないんじゃないかなぁ
って考えられるのです。
 そのうち奥さんと中国に里帰りさせられたときに、

 『私が一生懸命日本語を勉強して話せるようになったというのに、あなた
はなにも私の両親に挨拶ができないのね!』

 と言われるようになるのかもしれません。
 そんな恥をかかないためにも、ある程度の基礎的な中国語は学んでおく
べきだと考えられるのです。
 国際結婚をした者のひとりとして。
 国際結婚は高尚な生き方なのですから。

 けっして日本人の女性が相手をしてくれないからという理由でするべきも
のではありません。
 それは情けないものの考え方です。
 常に前向きに考えて生きていくために、となりに中国語の先生がいると感
じ、また学んでいく前向きな姿勢を持とうじゃありませんか!

 奥さんが日本語を学ぶこと。つまりは旦那さんが中国語を学ぶということで
もあると、私は皆さんに言いたい。
 すればもっと、毎日の生活は充実するものと思われます。

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【新築日記】

 家も既に完成し、あとは住宅メーカーからの引渡しを受ければ、この家は
我々のものとなる。
 自分でも思うし、周りの人にも言われるのだが、今の家はなんとまあ短期
間で出来上がってしまうのかと。
 5月3日に地鎮祭をして、6月18日には上棟。

 わずか3カ月半程度で家が建ってしまった格好になる。
 私がいままで住んでいた実家が建てられたときには、私はまだ5歳位で
それほど詳しく覚えているわけではないが、秋頃に着工して冬の雪のある
時期を越して翌年の夏頃に住み始めたわけで、実に一年近くかかってい
たのである。

 現場にはカンナくずも一切なく、その証拠に上棟のときは柱を組合せて
お昼前には家の形が出来上がってしまったくらいだから、いかに速いかが
おわかりになられるだろう。
 でもそれは単に手を抜いているということではなく、効率化を考えた上で
のことなのだろう。

 住宅の坪単価が安いということの裏には、このような企業努力があるの
だろう。
 だけど時間があるときには、なるべく家の中を覗くようにしていたのだが、
使用している建材が良いのか、涙が出るようなあのホルムアルデヒドの匂
いのするようなことはまずなかった。

 私がこの住宅メーカーにした理由が、実はこの匂いにあった。
 ある住宅メーカーの展示場のモデルハウスに入ったときには、いきなり
私の目からいきなり涙が出始め、子供も泣きはじめた。
 それほど匂いがきつかった。
 安い家具を買うとこんな匂いがするように。

 シックハウスという言葉が一時期よく言われていたが、未だにあるなぁ。
 今の家は、家の中の空気をなるべく循環させて匂いが充満しないような
造りになっているようで、それを知らないである時こんなクレームを住宅メ
ーカーに突きつけた。

 『リビングと廊下の間に仕切り(ドア)を付けて欲しい!』

 実はこれは妻の意見なのですが、12畳以上もあるLDKをひとつのエア
コンで冷やしているので、それがさらに廊下にまで及ぶとどうしても冷えが
悪いんじゃないかと。
 だから廊下との仕切りをする意味で、ドアなどをつけてもらいたいと。
 住宅メーカーの担当者からの答えとしては、

 『これは行政の指導であり、いまの住宅はみなこのようにすることが義務
付けられているのです。』

 とのこと。
 この答えで、我々は素直に納得してしまいました。

 家の中には自然吸気口と強制吐出口が数ヶ所あり、常に空気が循環す
るように考えられています。
 まあ実際のところ、この住宅メーカーの使用している建材ならば、特に匂
いがないので大丈夫かなとは思いましたが、ダメ押し的な装備ですね。
 いまの時代の基準を上回っていれば問題ありませんね。

 実に良い買い物をしましたわ。
 こういう家の選び方もあるということを、ひとつの事例として参考にしてい
ただきたいです。
 
 それではまた、次回まで。

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