メルマガ:虹の向こうに妻がいる
タイトル:虹の向こうに妻がいる 7月4日号  2004/07/05


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           ■虹の向こうに妻がいる■
               
               2004/JUL/4TH  購読者624名

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 みなさんこんにちは、杜国朝です。

 皆さんのところでは、平穏に夫婦生活をエンジョイされておりますでしょ
うか。
 私はこの一週間、とても忙しくてほとんど家におりませんでした。
 今こうして、ようやくパソコンに向かいはじめて原稿を書いているところ
です。

 実は今週はじめに、久しぶりに夫婦喧嘩をしました。
 またまた猫も食わないようなくだらないことといえばくだらないことなので
すが、たいぶ言葉を理解するようになってきた妻をさらに鍛えあげなけれ
ばなりませんから、できないことは教え込まなければならないと日々感じ
ているところなのです。

 ことの発端といいますと、これまた私の母が絡んでいること。
 とはいっても、直接は母の意見はないんです。
 うちの母は当初は、なんだかんだと妻に対して口うるさいことを私に対し
て言ってきましたが、それでも子供が生まれてから以降はだいぶ妻に対し
ては丸くなり、それなりに家庭は和やかなムードになっていました。

 うちの母の声は、並みの人以上に大きな声で話すタイプの人なのです
が、それでもそれはけっして悪気があるわけでもなく、妻に日本のことを教
えなければならないということで、それなりに努力をしているのです。
 でも嫁姑の関係って私のような男にはわからないのですが、やはりそこ
にはいろいろなことがあるのでしょうかね。

 表面上はうまく取り繕っている関係であっても、裏では醜い争いが続いて
いたり、毎日言い争っているような関係であっても、お互いが一線を引いて
それ以上は関わらないように考えていたりと、いろんな家庭のかたちはあろ
うかと思われます。
 うちの妻は私には結構言いますが、親には特に意見を言わないんです。

 それだから直接対決というような熾烈な争いを見ることがなくって、家庭が
安定しているのかもしれませんが、お互いが言いたいことを言いまくってい
たんじゃ火花が散らないわけがないじゃありませんか。
 まあそれはともかく、今回の問題は姑の思いやりと妻の処理からきたことに
ついて私が意見をしたこと。

 どういうことかといいますと、今回のことは特にそれぞれの生い立ちが関わ
っているように思われます。
 うちの母は7人兄弟の長女として幼い頃から暮らしてきている。
 だから弟や妹などの面倒を必然的に見なければならないので、親からも
らったお菓子とかを均等に分けるなどの習慣がついている。

 なので今回もその習慣からか、母は嫁に対して分けようといろんなお菓子
や食べ物を渡していた。
 我々夫婦の部屋には、お菓子の入ったスーパーの買い物袋が壁にかけ
てあるのですが、どれか酒のつまみになるようなものはないものかと物色し
ていましたら、ありましたよありました。

 そんで何気に賞味期限を見てみたら、なんと一年くらい過ぎてしまってい
るようなお菓子がゾロゾロ。
 そのときは、ゴキブリを発見したときのような感覚になりましたよ。
 私もこれをみて、おもわず言ってしまいました。

 『なんで食べないんだよ!』

 ってね。
 すると妻は、

 『食べたくないお菓子なんだもの。』(それ相当の意味の言葉)

 って。
 さらに私がカチンときて、

 『食べたくないのなら、俺に言うなり、パパやママに返せばいいんだろ!
なんでそれができないんや!』

 これが妻には効いたようです。
 すると妻はいつもの怒り出すときの雰囲気になってきました。
 小声でぶつぶつと、

 『あなたはいつもパパ・ママがどうのこうのと・・・・』

 下に三十度くらい向いて、そしてエネルギーを貯めはじめました。
 表情が寂しそうな、それでいて何かを考えているような。
 このスタイルになると、そのあと物を投げ始めるんですよ。

 『やっべぇ・・・(アセアセ)』

 率直にそう思いました。
 すると始まりました。
 今日は枕でした。
 三人分の枕が一斉に私のところに投げられてきました。
 こうなるともう手が付けられないんです。

 私もこれに応戦しました。
 投げてきた枕を投げ返してやりました。
 すると妻は泣き出しました。
 いつもこのパターンなんです。
 でも俺は悪いことを言ったつもりはないから、ここは心を鬼にして・・・。

 『しばらくはまた冷戦だなぁ。』

 このパターンは、なんとか定着してきました。
 それでそのあと、どのようなシナリオになるのかといいますと、週末の買い
物になると妻のほうから話しかけてきて、一件落着となります。
 それが今日でした。
 たまたま今週は忙しかったので、顔を合わすこともほとんどなかったし。

 日本人って、いまの若者はどうか知りませんが、私のような40前のオヤジ
であっても、それなりにものの大切さは学んできているつもりであります。
 今回のお菓子騒動も、日本人が本来持ち合わせているこの、

 『もったいない』

 ということがキーワードになっています。

 もらったものに対して、

 『要らない』

 とひとこと言えば、そのお菓子はみんなの口に入るし無駄がないじゃあり
ませんか。
 自分がもらったお菓子だけど、食べたくないからついたまってしまった。
 それで欲しいお菓子ばかりを買ってきて、それを先に食べている。
 無駄は極力なくさないと、これからの住宅ローン地獄には立向かえない。

 そんなこんなで、これからはこのような喧嘩が絶えなくなるでしょうね。
 必要なことで喧嘩をすることはとても重要であり、もっとするべきであると
私は考えています。
 我がままの張り合いでは、共に進歩はありえませんしね。

 だけどひとつ気になったなぁ。
 そのお菓子が入っていた袋の中に、ひまわりの種が封を開けずに入って
いたこと。
 以前ならば、『ボリボリ』と次から次へとかじっていた妻が、今ではあまり興
味を示さずになっていたこと。

 確実に口の好みが変わっているようです。
 生活の内容から、中国人である妻の内部に変化が見受けられるというの
はとても面白いものです。
 確実にひとつずつ日本人に近づいているように思われます。
 完全に日本ナイズドされるのはいつのことになるのでしょうか。

 夫婦喧嘩は、妻の日本理解のためのひとつの過程と考えますが、皆さん
は如何思われますでしょうか?
 
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【我が家の新築情報】

 住宅メーカーの構造検査を無事終え、だいぶ家らしくなってきました。
 あの基礎工事の状態を見たときの、とても貧弱に思えたイメージは今では
既になくなっています。
 やはり総二階建てというのが、より大きく感じさせるのでしょうか。

 今日は電気関係の打ち合わせにいってきました。
 コンセントの位置とか照明の配線の位置の確認です。
 ついでにユニットバスもはじめて見てきました。
 壁もバスも大理石調のデザイン。
 バスはマーブリウスというらしくて、とても重厚感があります。

 『ポンポン』と叩いてしまうと、それは普通のFRPなのでしょうが、それは庶
民の買い物ですから仕方ありません。
 お風呂が我が家のスキンシップの場でありたいと考えて思い切りましたの
で、この大理石調のデザインとひとつのこだわりとしてのジェットバス機能を
追加装備しました。

 これで健康ランドに行くことも非常に少なくなることでしょう。
 フセイン元大統領の大理石風呂を払い下げてもらおうとも考えましたが、
今はとても治安が悪いところですから、思いとどまりました。(なんちってね)

 参考URL:
http://www.hitachi-ht.com/02syouhin/2004/baspotion/baspotion_5.htm

 間取り的には3LDKであり、一戸建てとは申しましてもマンション風の間取
りなんです。
 でも私を筆頭とする新屋の家としては、これでじゅうぶんなんですよ。
 子供は当分ひとりだし、作ってもうちはたぶん二人どまりでしょう。
 そういう家族計画ですので。

 今年で住宅ローン減税も最後で、あたりでは新築ラッシュです。
 一戸建てが当たり前の土地柄ですので、皆さん普通に新築をしています。
 こんなのは、都会では考えられないことなのでしょうが。
 だって、アパートに住むのも一戸建てに住むのも月々の支払いが変わら
ないんですよ。

 もっとも一戸建てには、税金や地域住民との付き合いというものもついてま
わりますので、何かと面倒なことが多くなりますが、それでも財産というものを
形成するには、長い目で見たらこれは大切なことですね。
 これからがんばって、ローンでも払っていきましょうか。

 それではまた、次回まで。

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