メルマガ:虹の向こうに妻がいる
タイトル:虹の向こうに妻がいる 4月11日号  2004/04/12


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           ■虹の向こうに妻がいる■
               
               2004/APR/11TH  購読者602名

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 みなさんこんにちは、杜国朝です。

 前回のメルマガで旅行記を書きましたら、読者の方から羨ましいとのメ
ールをいただきました。
 実は私自身、妻が来日してからどこか連れていってあげないとという気
持ちは常日頃からあったわけなのですが、毎日の生活につい流されて
いたというのが言い訳の部分としてあります。

 日本に憧れて来たのかどうかは本人のみぞ知るというところですが、私
の住むところの福井というところをさほど悪くないところだと思っている妻の
ことですから、まあズルズルと時が過ぎてしまったということにしておきまし
ょうか。

 さて今回は前回お知らせしたとおり、千葉の2泊目以降を書いていくこと
にします。
 あっ、ここで前回書き忘れたことがありますので、ここで書いておくことに
します。

 現在、私のホームページに載せています写真なのですが、この豪邸は
あの木村拓也・工藤静香夫婦の家なんです。
 表札はあがってはおりませんでしたが、周りの家とは格が違うこの家は、
『おらの家だ、どうだ!』といわんばかりのものでした。
 外壁を石で固めた地中海風の建物でしたね。

 私らが遠慮がちに撮影しているときにも、他の人がクルマでやってきて
横付けし、撮影をしてから去っていったりしていましたから、間違いないで
すね。
 中にはいろうとしましたが、『お前誰だ!』と言われそうだったので、やめ
ました。

 でも、SMAPのメンバー全般的に言えることなのですが、彼らはとてもま
わりに気を配るよい青年のようですね。
 一般にはいちど有名になってしまうと、わがまま三昧になってしまってス
タッフを困らせることも多々あるようなのですが、彼らについては悪い話は
まったくありません。

 そのあたりがアイドルでありながらも、徐々に脱皮していって本当の大物
芸能人になっていけるものなのでしょうか。
 器が大きいということですかね。

 さて、連れの家でたらふく焼肉をご馳走になった我々は、お風呂にもど
っぷりと浸からせてもらいまして、それはもう竜宮城にでも行ったかのような
もてなしをうけました。
 そこでも話題にのぼったことは、うちの子供のこと。

 うちの子供は最近人見知りするようになりましたが、それでもよく笑いまし
て愛想をふりまきます。
 それが結構、まわりには好評でして、まあ明るいぶんにはいいだろう、笑
って周りが明るくなるのであれば、これは結構なことです。

 もう少し大きくなってきたら、今度は親のほうから、

 『知らないおじさんやおばさんには、声をかけられてもついて行ってはい
けないよ!』

 と教えなければならなくなるわけですが、いまのうちはまあいいじゃない
ですか。
 このまま大きくなってくれればというのが、親の本音でもあります。

 さあて朝になりまして、今日は房総半島の南の方に出かけようということに
なり、鴨川や館山の方までクルマで行きました。
 千葉はすでに春というのか、初夏を思わせるような陽気になっていました。
 やはり、日本海側のそれとは違いますね。
 お金がたんまりあって悠々と過ごすには、この辺りはとても良いところです。

 南方の木がたくさんあって、ここは日本なのかと思わせるようなリゾート地。
 妻はこれらの木を見て、どのように思ったことでしょう。
 鴨川シーワールドを横目に見て、我々はもう少し走りました。
 丸山町のローズマリー公園というところに行きました。
 URL参照 http://www.rosemary-hill.jp/

 旅行の本には載っていないのかもしれませんが、私も連れに聞いて、この
地をはじめて知りました。
 千葉県人を8年ばかりしていたのですが、ここは知りませんでした。
 たぶん、最近になって新しくできたところなのでしょう。

 とにかく花がたくさん植えられていて、千葉の県の花である『菜の花』もた
くさん咲いていました。
 妻は花が大好きで、持って帰りたそうな感じでしたが、そこまではねぇ。
 連れは現在、自宅の周りをハーブとか植物栽培で埋め尽くし、余裕三昧で
うつつをぬかしている殿方。

 いつも私は不思議に思うことですが、この千葉の南の方というのは、ヨーロ
ッパの雰囲気がよく似合いますね。
 レンガで造られた道路などを歩いていると感心させられます。
 我が家もいま新築するところなので、雪国ではありますが、こんなレンガ造
りのものを考えようと思います。

 まわりの家から浮いちゃっても知らねぇぞってね。
 良いんですよ。
 一生に一度のことなんですから。
 同じ金を使うならば、ドンと派手にやりましょうか。
 地味な家じゃ、仕方ありませんわ。

 (話を元に戻して、)

 ここでも、苺の食べ放題がありました。
 さきの成東町の苺ほどは甘くはありませんでしたが、それでも大きくって少
し酸味のある苺が私には印象的というか、新鮮でした。
 妻は相変わらず、苺にむしゃぶりついています。
 普段買うと、苺って高いですからねぇ。

 こんなときにでも、しっかり食ってもらいましょうかね。
 はっきりいいます。
 うちの妻は、苺中毒です。
 そのうち、顔が赤くなるのではないでしょうか。
 でも、ラベンダー畑はよかったですねぇ。

 紫色というのは、心を和ませます。
 私は、緑とか紫色が好きでして、こういうところは心の癒しにもなります。
 これから住宅ローン地獄に襲われることになる私らですが、花などを植え
たりして心の余裕だけは失わないようにしていきたいと考えています。

 その次には、野島崎灯台へ行きました。
 千葉県最南端であるこの灯台には、アベックたちや団体旅行客でいっぱ
いでした。
 私の連れは元船乗りで、アメリカのほうから帰ってくると、まずは犬吠埼灯
台とかこの野島崎灯台が見えてくるのだと言っていました。

 そんなお金の要らないガイドの話を聞きながら、その場の雰囲気に酔いし
れていました。
 ふと我に返り、早く帰らないと渋滞に巻き込まれるという現実の問題を抱え
た我々は、このあたりでそろそろ帰る用意をはじめました。

 皆さん誰しも考えることは同じことで、すでにある程度渋滞ははじまっては
いましたが、それはそれ、車内で昔話に花が咲きました。
 懐かしいひと時でした。
 こんなところに遊びに行って、連れがいるというのは本当にありがたいです。
 でも、この連れのおかげで宿泊費はかなり抑えることができました。

 この連れとは、同じ会社で働いているときに、元をとるのはどちらがうまいか
というのを競っていた仲でした。
 結果として、連れは順調にお金を貯め、昇進試験にもパスし、立派な豪邸
を建てて、しかも会社ではそれなりのポストに就いている。

 私は生まれ故郷に戻り、再起を図りながらもそのなかで国際結婚という道を
選ぶ。
 お互いそれぞれにそれぞれの幸せを勝ち取ったわけではありますが、生き
方もそれぞれに合ったかたちになりました。
 それぞれの人生ってね。

 なんかこんなのを思ったとき、『俺たちの旅』を思い出してしまいました。
 『何年か後に、また会おうな!』ってやつです。
 私は中村雅敏が大好きなんです。
 あのイメージで生きていけたらと思うことが、長い間ありました。

 でも現実は厳しいですよね。
 普段の生活で、あの中村雅敏の役を演じていると、どうしても暗い奴という
ように思われてしまいます。
 でも気がつけば、私は私でした。
 それで我に返ったのでしょう。

 そんなバカなことを思いながら、連れの家に戻りました。

 連れの奥さんは私が同じ会社に勤めている頃から知っている人でしたの
で、家の中に一家が押し寄せたことに対する嫌な思いは感じられませんで
した。
 正直気疲れもあったことでしょうが、こんなあつかましい私達をどうぞお許
しください。

 これで旅行の二日目が終わってしまいました。
 旅行って、『もう』もしくは、『まだ』かと思うことで、その旅行の充実度がわ
かりますね。
 もう二日目が終わったのか! 速いなぁ。

 もう一晩、連れのお宅に泊めてもらい、明日は横浜に行くことにします。
 本当はこの横浜がメインだったのです。
 妻は中華街にとても興味があったのです。
 中国人である妻が、この中華街に対してどのような印象を持っているので
しょうか。

 そのあたりを書いていきましょうか。
 では次回をお楽しみに。
 
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【領土問題について】

 国際結婚をしていると、国家間で話し合っていることを夫婦間でもやらな
ければならないときがあります。
 先の中国人活動家が日本の固有の領土とされているあの魚釣島に不法
上陸したという事件について。
 妻はいつもとっている新聞の記事を見ていました。

 それで私は妻に対して聞いてみました。

 『この事件について、どう思うか?』

 すると、

 『ネイガーナンレン、プーハオ!』(あの人、ダメ。の意味。)

 意外な発言のように思えました。

 私の想像するところでは、あの島は中国ではもしかしたら中国固有の領
土だと教育を受けているのではないかと思っていたからです。
 国が変われば、相手も自分が正義だと思っているので、今世界で問題視
されている北朝鮮についても、国民は金正日の正義というものに付き合わ
なければならないわけですね。

 日本は地続きのない島国ですので、他国との国境紛争はそうはありませ
んが、それでも固有の領土と主張している部分と、領海の保有は国の利益
に直接つながる重要なことなので、がんばって守っていく必要がありますね。

 硬い話に限らず、スポーツなんかの話でもよくありますね。
 中国はどんな種目にも強い選手がいるので、妻は必ずといっていいほど
中国の選手を応援しています。
 私の場合はどうかな。
 あまり興味のない種目については、ただ見ているというくらいかな。

 このあたりでも、国民性というものが出ているのでしょうかね。
 愛国心が高い国の人は、自国の人間を気合を入れて応援している。
 昔の日本もそんなところはありましたね。
 『前畑がんばれ・・・』の頃の日本はまさにそんな感じ。
 国際結婚というものは、こんな角度からも自分を見つめることができます。

 しかし間違っても、いまのアメリカとイラクのような争いは、夫婦間では味わ
いたくはありませんね。
 日本とアメリカとの関係が、いちばん円満夫婦の形なのかもしれません。
 夫婦は協調していくことが大切です。

 そういう意味でいけば、我々国際結婚をした者というのは、ちいさな親善
大使なのかもしれませんね。

 それではまた、次回まで。

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