メルマガ:虹の向こうに妻がいる
タイトル:虹の向こうに妻がいる 2月1日号  2004/02/01


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      私にはやらなければならない理由(わけ)がありました。
     毎月赤字の家計簿から苦しい支払いに四苦八苦の生活。
     精神的も健康面も疲れ切った状況で将来が不安でした。

       家族の笑い声が聞きたい!笑顔を取り戻したい!
       私の願いはHPでチャンスをつかむことが出来ました!

      http://www11.ocn.ne.jp/~ureshii/indexf.htm

      出会えてよかった!自分でも驚く人生の好転!
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           ■虹の向こうに妻がいる■
               
               2004/FEB/1ST  購読者591名

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 みなさんこんにちは、杜国朝です。
 みなさん(ここでは夫婦をやっている旦那側)は、普段どのような方法で
奥さんとスキンシップをしていますでしょうか。
 最近はどうも仕事が忙しくて、妻をかまうことができないことが多くなりま
した。

 妻の毎日の口癖である、『いつ帰る?』『どこへ行く?』の質問にも、い
つもどおりの返答方法である、『わからない』と言うだけなので、妻もいい
加減しびれを切らしたのか、『あなたはいつもわからない、わからない』っ
て言うようになりました。
 だってわからないんですよ。

 自分ですら、明日の予定はおろか、今日の予定さえもわからないんです
から、聞かれても言いようがありません。
 これが運ちゃんの生活というものなんです。
 家にいて良いパパを演じていれば、それは経済的に貧しくなってしまう
し、給料優先にがんばっていれば、妻や子供は寂しがる。

 そんな仕事なんですね。
 それで、これはずっとそうだったのですが、私はこうしてメルマガを書い
ていますが、つまりはパソコン(電脳)に向かっている時間がとても長いん
です。
 仕事から帰ってきたら、なにもしないですぐにパソコンに火を入れる。

 メールチェックをして、ネットサーフィン、ホームページの更新をしたり、
メルマガを書いたりしている。
 同居して一年位は、特になにも言われなかったのですが、最近特に、
 『あなたはいつも電脳、電脳。電脳と結婚したのか?』
 などと言い寄ってきます。

 だってしょうがないでしょ?
 私の唯一の趣味なんだから。
 そういえば、結婚紹介所の人にも言われたなぁ。

 『電脳ばかりに向かっているのは、とてもまずいことですよ。』
 ってね。

 つまりなにが言いたいのかというと、私のことを第一に見ていてくれると
いった、そういう独占的なものが夫婦生活には必要だということ。
 でもねぇ。私が電脳をやっていたことで、妻も助かっていることがあるん
ですよ。
 ホームページ内で紹介している、例の格安国際電話です。

 あんなのがあったからこそ、毎日中国の実家に電話(それも長時間)が
できるんですからね。
 よく考えるのですが、むかし国際結婚をした夫婦が私の妻がかけるくら
いの国際電話をかけていたとしたら、もうすでに数100万程度のお金に
なっているのではないかということですよ。

 私は昔、小さいときにちょっとした好奇心で台湾と韓国へ国際電話をか
けたことがありました。
 ものの数分かけていたくらいでありましたが、それでも7,000円位の請
求があって、両親にはとても叱られたという思い出があります。
 それほどに国際電話は高いものであったわけです。

 現在はどうなんでしょうか。
 いかに自由な競争体制が確立されているとはいえ、やはり普通に国際
電話をかけるには勇気が要りますね。
 妻はこの現実というものを知らないのだと思います。

 私は当初、ここの3,000円のプリペイドを購入すれば、向こう三ヶ月位
はもつものだと思っていました。
 中国向け料金は5円/分ですから。(最近はさらに値下がりしました。)
 つまり一枚購入すれば、600分くらいは話せるわけです。

 なのに近頃は、一ヶ月もつかもたないかくらいにまでなってきまして、警
告を発したわけなんです。 
 妻のことを思ってできるだけ寂しい思いをしないようにと、たくさん話せる
国際電話を提供しているわけですが、最近はこの私の配慮をしたもので
私に対する愚痴を実家の親などに話しているようです。

 話はかわりますが、私はこのことに対して特に気にはとめていなかったの
ですが、久しぶりにネットオークションを覗いていました。
 妻は毎日のように私に対して、
 『また電脳なの! 妻は私ではなくって、電脳なの?』
 などと口癖のように言ってきます。

 かなり部屋の空気が悪くなってくると、子供を抱っこしながら電脳に向か
っているわけですが、最近は子供もよく動くようになりまして、抱っこしなが
らのタイピングもままならなくなりました。
 入力操作をしていると、子供が両手でパンパンとキーボードを叩くんで
すよ。

 まったく仕事になりゃしませんよ。
 それで妻に突っ返すのですが、妻はこの子供のことをニーダハイズと言
います。
 つまり私が作った子供だと。
 おいおい生産したのは、あんたの方じゃないか!

 いや、そんな議論をするつもりはないんです。
 私的には、同様にニーダハイズと言って妻の子供であるということを言っ
ているわけなのですが、別に憎たらしい子供であるまいし、可愛いわが子
を粗末にしてはいけません。

 最近は虐待とか多くなりましたが、そんなことをするならば端から子供など
作るべきではありません。
 だから言っているでしょ!
 明るい家族計画って。

 うちもそんなのしていなかったのですか、妻は二人目は要らないって言っ
ているので、真剣に考えなければならないですかね。
 話はかなり逸れました。
 それでネットオークションなのですが、なにを思ったのか、ふと女性服とか
宝石・アクセサリーなどのところを見ていました。

 1円オークションとかあったりして、安いものには目がない私は、迷わずこ
こに飛び込むことにしました。
 実は昨年のクリスマスプレゼントにネックレスをプレゼントしたのですが、こ
れもこのオークションで落札したものだったのです。
 妻には18,000円と話していたのですが、実際には4,000円くらいです。

 でも、実際の値札は18,000円とはいっていたので、事情を知らない妻は
とても上機嫌でした。
 値段じゃないんです。
 つまりは気持ちなんです。
 と思っているのは、旦那の方だけなのかもしれませんが、でもねぇ。

 今回はカバン、ピアス、ネックレス、靴などに入札参加し、結構落札して
きました。
 『こんなに安く買えるの!?』と思った妻はなにを思ったのか、

 『この前のネックレスもここで買ったの?』

 と言い寄ってきました。
 私も一瞬、『ヤバイ!』と思いましたが、『あれは違うよ!』と冷や汗をかき
ながら説明していました。(アセアセ)
 やっぱり値段で価値が決まるのね。

 だけど、こうやって妻のことを思っているのよと説明していたら、満足そう
な顔をしていました。
 電脳が妻ではないということがわかってもらえれば、それで良いんです。
 これでしばらくは言われなくて済むことでしょう。
 
 デパートで、買えないような高価なものを眺めるのもひとつのショッピング
法なのかもしれませんが、こうしてひとつの写真を眺めながら本来高いもの
を安く落として購入するというのも悪くはないのではないかと思いました。
 近頃、妻は高い化粧品に目を向け、あれが欲しいこれが欲しいと言い始
めましたが、こんなのもオークションで出ないでしょうかねぇ。

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 嫁姑の話題については以前も採りあげましたが、今回はまた違う人のメー
ルを紹介することにします。
 Eさんからのものです。
 前文紹介することは避けて欲しいということなので、抜粋して紹介すること
にします。

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毎回メルマガを楽しみに読ませて頂いております、Eと申します。私はシンガ
ポールに住んでいますが、旦那の両親(シンガポールの中華系)と同居して
おります。もう1年弱経ちました。

私が結婚してビザの関係上1年経ってからシンガポールに住み始めました。
新婚という初々しさはまずありませんでした。
それに付け加え兄弟が毎日晩御飯を食べに帰ってきます。しかも子供付き。
私は2人兄妹で育ち、兄が一人暮らしを始めてからは殆ど一人っ子みたいな
状態だったので、毎日人が来て夜遅くまでいるのが鬱陶しくてたまりません。

去年は2ヶ月か3ヶ月に一度は用事で日本に帰っていたのですが、4ヶ月帰っ
てないとイライラしてきます。
早く国営マンションを購入したいのですが、事業を旦那がし始めてそれが軌道
に乗るまでは、忙しくてできないと言われじっと堪えていますが、もう我慢の限
界なので今年に買わないと私は切れる!と言っています。

国際結婚というよりも同居が大変です。旦那は大概義理母の肩を持ちますし、
毎回それで旦那にムカつきます。
例えば頭を夜に洗うと「脳に水が入るから良くない」といいます。
でも日本人は頭が汚いままベッドの上で寝るなんて考えられないので、絶対夜
中になろうが洗いますが、毎回顔がしかめっ面です。
もう無視状態ですが、先日風邪をこじらした時に「だから夜に洗うなとあれほど
いったでしょう!」と言われまくりました。
旦那まで義理母が言った時は彼女の肩を持ちます。

始めは私も杜国朝さんの奥さんのように、言葉が分からないので(家では皆
福建語で話しています)私のこと文句言ってるんじゃないかしら?
と多々思いました。
ただ、義理母の性格が分かってからは、私に対してじゃないことは理解しました。
中国でも嫁いびりはあると思います。
こちらでは台湾、香港、韓国ドラマがよく放送されていますが、どこの国でも嫁に
対して意地悪をしています。
シンガポールでも私の友達の義理母はとってもイケズです。
話を聞くと「旦那の母親でよかった。」と思います。

今ちょっと義理兄弟で苦労してますが、日本人は長生きなので、ましてや外国妻
が義理両親の世話を30年、40年も見ないといけないと思うと地獄だと思います。
家族になったといえど、所詮他人。
旦那も夫婦だけれど所詮他人。
他人に嫌な事をされると忘れませんが、家族なら忘れてしまいます。
まずは自分の家で気兼ねなくなんでもできる環境にあると、イライラする事がな
くなると思います。私も自分のキッチンがあれば日本の調味料や食材を一杯置き
たいですが、今は置くスペースがないので殆ど置いていません。なので毎日中華
でもう飽きました。

やはり別居が一番だと思います。私も一日でも早くこの家から出たいと思ってい
ます。両親にこの家のことを話すと「帰ってきなさい」といつも言われます。
「一人でもいいから帰ってきなさい。」なんて言われます。たまに「そうしよう
かな?」と思う事もありますが、旦那が嫌いになったわけではないので今年一杯
頑張ってみようと思います。

となんか愚痴になってしまいましたが、杜国朝さんと奥さんに頑張ってもらいた
くてメールしました。上を見たらきりがなく、下を見たらもっとひどい環境の人
もいるわけで。あまり無理せず、自分たちなりに頑張ってください。

では無事双方の平和が訪れるように願っております。

E

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 Eさん、どうもありがとうございます。
 抜粋するという条件付で掲載を許可していただいたわけですが、いざ文章を読
んでみると、Eさんもかなり考えて書かれているものであるわけで、なかなか省くと
ころも見つかりませんでした。

 このなかで、『国際結婚というよりも同居が大変です。』という言葉はまさに海外
に嫁いだ方の本音の部分でしょうか。
 我々夫婦も、部屋の中で生活している分にはとてもいい雰囲気で、民族の違い
といったものを感じさせないくらいにアットホームな毎日を送っています。

 別居がお互いのための最善の方法であろうということはなんとなくわかるのです
が、それでも別居するまでの間に少しでも日本のことを母から吸収してくれればと
いうのが旦那としての気持ちなんですよね。
 そういうのもぜひ理解してもらいたいんです。

 相手のことを嫌がってしまうと、なにがなんでも嫌になるようなところがあります
が、
そうではなくって姑というものをひとりの嫌な人間の存在ではなく、生きたバイブル
として知恵を拝借するようなつもりで見ていれば、また違った評価というものも生ま
れてきそうな気がしますが、如何なものでしょうか。

 でもなぁ。
 私も職場には嫌な上司がおりますが、あんなのとおなじ屋根の下で生活すること
を考えると、ゾッとしますからねぇ。
 そんな感じなのかなぁ。
 やっぱり女性っていうのは、昔からよく耐えていますよね。

 それとこれは、夫婦生活というか親と同居する場合での鉄則ですが、旦那は実
母の肩を持つんじゃなくって嫁の肩を持たなければならないってこと。
 嫁にしてみれば味方が旦那しかいませんから、旦那が実母の味方をしてしまえ
ば、その夫婦の信頼関係はそこで終わってしまうことになります。
 これは私も常に気遣っています。

 嫁いびりについては、私も個人的な考えとしては万国共通に行われていること
ではないかと思いますね。
 子供どうしのいじめも日本固有のものではないし、あの自由の国アメリカであって
も、未だに白人が有色人種に対する差別をしているわけで、この種のことは日本
だけの問題ではないってことですよね。

 『家族になったといえど、所詮他人。』

 やはり生い立ちが違うので、すべてのことについて折り合いをつけるということが
困難なのでしょうか。
 私も今後は、あの嫌な職場の上司のことを姑と照らし合わせて考えていくことに
しようと思います。

 根本的に考え方に隔たりがある人間どうしが、共通点を見つけて仲良くやってい
くってことは難しいですし、そんな努力をすることそのものに意味が見出せないよう
な気がするからです。

 でも最後のところの、『両親にこの家のことを話すと「帰ってきなさい」といつも

われます。』というところですが、うちの母は私の姉にはこんなことは言いませんで
したね。
 前に私の姉が嫁ぎ先で面白くないことがあり、飛んで家に帰ってきたことがあった
のですが、母は帰ってきた姉をその理由を聞くこともなく、嫁ぎ先に戻らせました。

 そういう昔気質の母なんです。
 曲がったことが大嫌いで、自分の考えは押し通す。
 そんな強情な母ですから、考え方の折り合いを見つけるなんてことは到底考えら
れません。

 でも最近は、嫁の前で子供をあやしてくれていたりするので、家庭の中の環境は
改善されています。
 だけど影で私にはいろいろとこぼしています。
 なかなかうまくはいかないものです。

 うちの妻が、私というものを中国人の男性のような世話好きでよく動くのをモデル
にしているのならば、それはかなり評価の低いものになっていることでしょう。
 『郷に入っては郷に従え』という言葉は、こんなときによく使われる言葉ですが、
この言葉って、非常に都合のよい言葉であると私は感じています。

 我々日本側の家族というのは、海外から嫁いできた嫁に対して、『ここは日本だ
から、日本のしきたりを学ばなければならない。』と一方的に言いますが、それじゃ
もしあなたが外国で生活するのであれば、短期間で言葉とか生活習慣などに最
適化することが可能なのかどうかということ。
 そう反論するとたいていの人は、

 『私は外国に行くことは、まずないから。』

 と決まり文句のように言い返します。
 まったくもって勝手な発言だと、私は反論する気もなくなります。
 これじゃ、アメリカ人が全世界で英語が通じるからと勝手に解釈して、なにも考え
ずに一方的に英語で話しかけるのと同じようなものになってしまいます。

 でも妻をはじめ、海外から嫁いできた女性に共通していえることは、言葉が話せ
ないからといってけっして投げ出さないということ。
 日本という国は素晴らしい国だと夢見てきた彼女らではありますが、常に前向きに
生活している様は見習わなければならないと思いますね。

 個人的には、Eさんにはがんばってもらいたいです。
 なにか旦那さんに良いところがあって、はるかシンガポールにまで嫁がれたわけ
ですから。

 ほんと、うちの嫁姑は最悪なケースだと考えていましたが、うちよりももっとひど

ところもあることでしょうし、そんなことを考えると、私がもっとしっかりしなけれ
ばなら
ないんじゃないかと思います。
 妻は妻なりによくやっていると思いますよ。
 そう思えば、腹も立たなくなりますから。

 海外から嫁いできた嫁に、日本の妻像を求めることじたいに無理がありますから。
 少しでも近づいてくれれば、それに越したことはありませんがね。
 そういうささやかな進歩を確認したときに、大きな感動を味わえるのだと。
 国際結婚ってこういうところに面白みがあると思えるのですが。
 皆さんはいかが思われますでしょうか。
 
 それではまた、次回まで。

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