メルマガ:虹の向こうに妻がいる
タイトル:虹の向こうに妻がいる 10月5日号  2003/10/05


----<杜国朝から皆さんへ>------------------------------------
毎日変化のない生活にお困りのあなたへ
コツコツと何かやりませんか?
私がやっていることをぜひあなたにも楽しんでもらいたい。
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           ■虹の向こうに妻がいる■
               
               2003/OCT/5TH  購読者560名

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 みなさんこんにちは、杜国朝です。
 私はこのたび、資格試験というものを16年ぶりに受けてきました。
 なにを受けたんだって?

 MOUS検定です。
 資格試験というよりは検定試験と表現した方が正しいわけなのですが、
ちょっと事情があってこれが必要となりました。
 それで今回受けてきたわけなのですが、正直この検定をなめていました。

 私は若かりし頃、よく資格試験を受けに行っていまして、狙いを定めたもの
については必ず手中に収めてきました。
 それで今回、久々に固まっていた頭をほぐしつつ受験してきたわけなので
すが、はっきりいって準備不足というのか勉強不足でした。

 まあ、他の試験と比べてひねくった問題とか、引っ掛けるような問題はなく
って、ワードやエクセルの機能を正しく理解していれさえすれば、解けるもの
ばかりなんです。
 それは今回受験してみて、よくわかりました。

 いやそれにしても、困りました。
 なにが困ったのかといいますと、私がいままで受けてきた資格試験というも
のは、いちど問題を解いてそれを再確認することができたものばかりであっ
たのですが、この検定試験はそれができず、いちど問題を閉じてしまうと確
認ができないんです。

 もっとも、確認するような時間はありませんが、それにしても問題の問いかけ
に対して即答を求められるような試験内容に、ただ冷や汗を流すばかりの私
でした。

 MOUS検定を所持しておられる方のアドバイスが欲しいです。
 一般のワードとエクセル(OfficeXP/2002)を受験します。

 それで湿気た顔をして家に戻りますと、妻が私の顔を見ていきなり、

 成功(口馬) 是不是?

 というので、私は不是・ぷし・ふし・プシ・・・・と繰り返し妻に言いました。
 妻は笑っていました。
 でもそれは私を馬鹿にしている笑いではなく、宥めているような笑いでした。

 下一次!(次があるわよ!)

 といった妻のひとことに、私は疲れもなんとか吹っ飛びました。
 大陸的な妻のその気持ちに、私は今後の傾向と対策を考えていくことにしま
した。
 家庭に戻って慰めてくれる人がいるということ。
 これが味わえるから、結婚した意味があるんだ。

 私が選んだ相手に間違いはなかったんだ。
 そう思った一日でした。

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 購読者からのメールを紹介します。
 さりおさんからのものを紹介します。
 以前私が、他の国際結婚をされているお宅に出産祝いのお返しをしにいった
際に、そこで見てきたことをメルマガ上で書いたところ、購読者からお返事があ
ったという設定で読んでいただきたいと思います。

  掲載するには少しタイミングを失ってしまったところがありますが、良いことが
書いてあるなぁと思っていてどうしても皆さんに披露したかったものなんです。

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あさやんさん、こんにちは。さりおです。

あさやんさんのお知り合いの(奥さんが中国人の)お母さん、「天晴れ」です。
私が今迄あさやんさんのお母さんに言いたかった事を、「まさに」実践している
方ですね!
残念ながら、そう多くはいないと思いますが、でもでも、ちゃんといらっしゃるん
ですね!
すごく感動しました。私も、かくありたいです。

天晴れなお母さんは、ちゃんと相手を尊重しているんですよね。
例え自分のやり方が「理」に適っていたとしても、それを相手に強要しては、相
手の存在価値さえ認めていないような気がするんです。
残念ながら、あさやんさんのお母さんは、例えそれが日本の常識、一般的な
やり方だとしても、結局は「自分のやり方を”押し付けている(強要)”」だけで
す。

相手の事など、全く無視もいいとこです。
それでは、相手は反発をおぼえても当然だと思うのです。
中には、あさやんさんのお母さんのやり方でも、何とかなる人もいるでしょうが、
ごくまれだと思います。
そうすると、やり方を変える必要が出てきますよね。

何かしらの武器を持つよりも、実は「丸腰」が一番最強というのを聞いた事はあり
ませんか?
天晴れなお母さんは、「丸腰」で、あさやんさんのお母さんは、武器を持ってし
まっています。

そうすると、相手は余程出来た人で無いと、丸腰で向かおうとは思わず、何か
しらの武器を手にするでしょう。
それでは、「目には目を、歯には歯を」で、「復讐は新たな復讐を生む」ように
なってしまいます。

それでは、相討ちで何もよい所がありません。
何かを得るには、「身を切らせて骨を起つ」位の精神でいくのが、すごく理想的
に思います。
「負けるが勝ち」とも言いますよね。

あさやんさんはメールで、「私が母をコントロールします」と言っていますが、そ
れもやはり、「丸腰」、「肉を切らせて骨を断つ」、「負けるが勝ち」の精神で臨ま
れると、相手(お母さん)も知らないうちにあさやんさんの「術中」にはまり易い
のでは?と思います。

ところで、あさやんさんは奥さんと「もめる(喧嘩くらい激しいもの)」ことはあり
ますか?
もしそういうことがお母さんの前であったら、(どんな理由で喧嘩しているにしろ)
お母さんが奥さんを(同じ女性として)かばってあげられると、奥さんへの印象も
違ってくると思うんですよね。

お母さんも、本心からでなくてもいいから、「唯一の見方のあさやんさんから責
められると、お嫁さんはどこも行き場所が無い」という意味からも、その時に助け
舟を出せれば、奥さんも

「ああ、この人は私を嫌っているわけではないんだ・・・」

と思えなくもないと思います。

何にせよ、一日も早く奥さんがあさやんさんのご両親とも「溶け込める」といいで
すね!

☆ さりお ☆

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 ということでした。

 さりおさん、ありがとうございます。
 ほんとこのお母さんの考え方には、頭が下がりました。
 私はこのような方に、日中親善大使でもやっていただけたらと思います。
 これほどに理解のある姑に迎えられれば、さぞ妻も幸せであったであろう
と、そのお宅の奥さんを羨ましがりました。

 こういった考え方は、いくら家族であっても違ったものの考え方をしてしま
うものなんですね。
 人というものを、単なる先入観だけでみてしまうことでうまくいくこともうまくい
かなくなってしまうということが、一般の家庭には多く見られます。

 私も嫁姑の問題についてはいろんな人に相談しました。
 意外と私の家庭の問題に対して、

 『ヘェ、まだそんな感じ? それならまだ、うちよりはマシやなぁ。』

 なんて言われたりもしました。
 つまり、言葉が通じないだけまだ本格的に衝突していないから、それ以上
には発展しないだろうという考え方です。
 これが妻が言葉を覚えて話せるようになってくると、本格的に嫁姑バトルが
繰り広げられることになるのでしょう。

 他のお宅のジメジメとした、ネチネチとした嫁姑の争いが私には恐ろしく感
じましたが、たしかにそれに比べればうちの場合は妻が反撃に転じないだけ
くすぶった状態で持ちこたえています。
 私に口説いて、それをなんとか発散しているといった感じ。
 これはこれでうまくいっているのかなぁ。

 言葉にしなければ気がすまない姑と、直接対話に持ち込もうとはせずに、
違う対象の人に話をしてなんとか我慢しようとがんばっている嫁という構図。
 嫁が姑のような性格をしていたら、すでに決戦は始まっているといえるで
しょう。

 君がいて僕がいる。荒れるものがいて、抑えるものがいる。
 だから社会というものはうまくまわっているのでしょう。
 そう考えていかないと、私も家でゆっくりとはできません。
 でもお互いに少しずつではありますが、どうしていくことがうまく生活してい
けるかといったものが、わかってきているようにも見ていて思えます。

 嫁いだ先の現状というものをわきまえ、その現状にどのようにしたらうまく生活
ができるのかといったことを考えているように、夫として見ていてよくわかります。
 どこのお宅も姑たちは、嫁といる時間を少しでも減らそうとして、用事を作って
外に出かけるということをしているようですし、うちの母もご多分に漏れずそんな
ふうになってきました。

 家族円満のかたちを探っているといったところでしょうか。
 そういった意味では、子供が生まれたということはいちばんの家族円満の潤滑
剤になっているなぁと感じています。
 いままさに、家庭は子供を中心にまわっています。

 子供の笑顔がいちばんですね。
 さあて、この勢いでもうひとり作ってみましょうか。

 それではまた、次回まで。

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