メルマガ:虹の向こうに妻がいる
タイトル:虹の向こうに妻がいる 9月7日号  2003/09/07


----<杜国朝から皆さんへ>------------------------------------
毎日変化のない生活にお困りのあなたへ
コツコツと何かやりませんか?
私がやっていることをぜひあなたにも楽しんでもらいたい。
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           ■虹の向こうに妻がいる■
               
               2003/SEP/7TH  購読者548名

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 みなさんこんにちは、杜国朝です。
 私は週はじめに、夫婦喧嘩をしてしまいました。
 以前、妻が私にお茶を入れろといったことに関して書いたことがありまし
たが、そのことが今回の喧嘩の原因なんです。

 喧嘩になるまでは、私が気がつけばその都度お茶を入れてあげたり、ま
たあるときには妻が私にお茶を入れてくれたりと、それはもう夫婦としては
理想的なことをしていたわけなんです。

 ところが最近妻は、インターネット上にある電影(映画)のダウンロードに
はまってしまいまして、パソコンと向き合うことがとても多くかつ、長くなりま
した。
 それで手が離せないということで、私に対して、

 我要フー(飲む)茶、シェーシェー!
 (私はお茶が飲みたい。ありがとう。(この場合のありがとうは、先にありが
とうを言っていることが、通常は笑いを買うところであった。))

 と言ってきました。
 ところがたまたまその日に限っては、私の虫の居所が悪くて何度となく
要求してくる妻の『お茶入れろ!』を無視していました。
 するとどうでしょう。
 私に向かって足で催促するようになりました。

 私はさすがにこれには面食らってしまい、怒りを顕わになることになりま
した。

 『何だこの足は!』
 『茶くらい、自分で入れろ!』

 っと怒鳴ってしまったんです。
 以前、朋友からは中国人というのは足で意思表示することがかなりあり
ますよとは聞いていましたが、これを日本でやられちゃたまりませんよ。

 サド・マゾの関係で足蹴りされたいっていうのならば、こんな感じの喧嘩
もなくて好ましいのでしょうが、ノーマルが好きな私としては、できれば勘
弁してもらいたいです。

 すると妻は抱きかかえていた子供を布団の上に置くと、いきなり泣きわ
めきはじめました。
 私はいけないことをしてしまったのだろうか。
 でも、足で指図をされて黙っている日本人というのはいるのだろうか。

 少なくともここは日本である。
 足で意思表示をするというのは、まずもってない。
 『なんだこの人は!』で片付けられてしまうのがほとんどである。
 なにも国際結婚に関して理解のない人ならば、私の言うことはじゅうぶん
に理解してもらえることだろう。

 今現在、我々夫婦は冷戦状態になっている。
 お互いが子供の顔を見て微笑むことはあっても、以前のような普通の会
話をすることはいまはない。

 でもどうなんだろう。
 家族の中を見ていると、来日当初のときと比べるとその家族の中の空気
というものが確実に変化している。
 以前ならば、妻がこんなことをしたならば必ず母が、

 『やっぱあかんな。あの嫁は。』

 と大きな声の通る声で言っていたのだが、
 いまでは、この一件を話したけれども特に反応せず、

 『私に対しては普段どおりに接してくれている。』

 と言っていた。
 ここで母が怒鳴ったりすると、日本人チーム対中国人嫁の構図が出来
上がってしまい、それこそ家庭のなかが本当に壊れてしまうことになるの
で、ここはひとつ母に大人になってもらって、静かに見守ってもらうことに
してもらった。

 母もだいぶ丸くなったものだなぁと息子ながらに感じた。
 
 夫としての私の気持ちとしては、できれば足による意思表示はやめて
もらいたいのである。
 日本での生活で足を使うというのはやはり不自然であり、失礼である。
 中国での足の意思表示に対する捉え方というのは、どのようなものな
のであろうか。

 ぜひ、中国通の方の意見をいただきたいものであります。
 妻も私もかなり強情な方だから、この冷戦は長くなりそうです。

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 購読者からのメールを紹介します。
 まずひとり目は、常連になりました。
 さりおさんからです。
 エアコンの風と子供の関係について、以前私が書いたものに対しての
お返事です。

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あさやんさん、こんにちは。「 どんな人なんだろう?」のさりおです。
思ったことを口にせずにはいられない、ただの、おせっかいです(*^.^*)
エヘッ。

ところで、奥さん「天晴れ」ではないですか!!!!
子供の為を思ってエアコンをつけずにいるなんて!!!!
今のこの暑い時期、授乳するのは、湯たんぽを抱いているようなもの。
以前私がお邪魔した家では、「授乳をすると湯たんぽを抱えているのと
同じだから、どうしてもエアコンをつけないと駄目なの」と言い訳し、自分
の為にエアコンを、それも23度でつける人がいます。
私は凍え死にしそうでした。だって、28度でも寒いと感じる人なのです。
ちなみに自宅にはエアコンはありません。

欲しいなと思うのは、とっても蒸し暑い日で、せめて湿気だけでも・・・と
思う時です。
でも、そんな状態は永遠に続くわけで無いので、我慢できてしまいます。 
そうそう、話はそれてしまいましたが、なぜエアコンはいけないかというと、
以前書いたかもしれませんが、最近「低体温症」の子供が増えています
が、ひとえにエアコンの責任です。

エアコンが温度調節をしてくれるので、自分で温度調節をする機能が
衰えているのです。
もちろん、環境に適応できにくく、病気にもなりやすいです。
そして、エアコンの冷気というのは、とってもとっても体を「芯から冷やす」
のです。

私は会社勤めをしていた頃、もろにその影響を受けました。
冬の寒さとはまた違う「冷気」で、冷えてきても気がつかなかったりと、とっ
ても性質が悪いのです。
なので、エアコンのある空間にいるという事に関しては、直接風が当たろ
うが当たるまいが、関係無いのです。

もちろん、直風を受けないにこしたことはありませんが、特に乳幼児には
エアコンは使わない方が、彼らの為です。
もちろん、寝る時にエアコンをつけっ放しなんてのは、もってのほかです。
自殺行為ですよ。

とてつもなく暑い時などは、扇風機と氷柱を使用するなどした方が良い
です。
扇風機を氷柱に当て、その冷気で涼むのです。
氷枕とかも、良くないです。
あれは、「冷たすぎる」のです。
なので、氷水に浸したタオルを絞って、それを頭に乗せるとか、保冷剤を
タオルにはさんだりすることをお勧めします。

とにかく、奥さんのエアコンを使わない事については、周りの人に「自慢」
すべきです。
もちろん、ご両親にもです。
しかも環境にも良いし、奥さんを「褒め称える」べきですよ!
表彰ものです!!!

☆ さりお ☆
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 さりおさん、いつもありがとうございます。
 この時期、赤ん坊を抱いていると本当に暑いですよねぇ。
 やはり体温が我々よりも高いということなのでしょう。

 今では当初のような妻の気配りはだいぶなくなってしまいましたが、それ
でも室温調整はまめにやっていますから、心配は要らないでしょう。
 でもほんとそうですよね。
 からだの芯まで冷えるような寒い部屋にいるにもかかわらず、寒いと感じ
ない人が実際にはいるんですよね。

 からだの体温調節機能がかなり麻痺しているということなんですかね。

 私も昨年まではエアコンのないこのくそ暑い部屋で夏を過ごしてきました。
 タオルを首に巻き、ねじりはちまきをしてパソコンをしていました。
 時にはパソコンも熱暴走気味になったりもして、私とパソコンのどちらが
耐久性に富んでいるのかを競い合ったこともあります。

 でも今年からは仕事中にも帰宅後にも、エアコンにあたっている時間がと
ても長いです。
 ハングリー精神がなくなってしまったのかな。
 まあでも、暑い時期はもう少しです。

 朝方は少し涼しくもなってきましたので、もう少しすれば私の好きな秋が到
来します。
 やっぱり自然の風はいいものですね。
  
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 購読者からのメールを紹介します。
 今度は鳥羽さんからのものです。

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なかなかレスが書けませんが、しっかりと読ませて戴いています。

今日は(相当に遅いレスですが)「一寸レス」が出来る内容があったので…

|それと極めつけは、豆腐。
|豆腐って豆が腐ると書きますが、その豆腐が本当に腐った状態で食する
|料理があるんですね。 (臭豆腐って言ったかな。読んで字の如し。)
|ものすごい匂いがします。

我が家は臺灣人ですが、娘が、目茶この臭豆腐が好き!
国内でなかなか食べれないので、フラストレーションが溜まっています。
これ、自分で作られるのでしょうか?
でも、中国南部(+臺灣)のメニューかと思っていましたが、
北にもあるのですね。

|見ただけで吐きそうです。

思わず、笑わせて戴きました。

|それを実は母に話したんですね。すると母は、
|『そんなこともあるんかね!?これから少し考えるわ!』

羨ましい!我が家は、小さな集合住宅(マンション)に一族で住んでいますが
我が母は、これがないのですね!
長年教師ですが、教える、相手を受け入れないと言うのでしょうか・・・
(子供=私 としても、しんどいですが)。
これ、同一家屋にいなくても大変![結果は、移住と言う道を選んで、グリー
ンカードを申請中です
(「申請⇒受理と言う資格」を我老婆は持ってます)]

|そういえば中国の人はほとんど挨拶らしいものをしないとか。
|おはようございます。こんにちは。こんばんは。さようなら。
|こんなまともな挨拶は通常はしないらしいですね。

はい、これ、そうですね。
これは、生前、義母も言っていました(我が家は義理の両親が以前から
日本に住んでいた)。
でも、こちらから言ったら、せめて返事が欲しいのも事実です(笑!)。
まあ、さようなら、は言いますが。

でも、習慣って、なかなかね!難しいですよ。

因みに、我老婆は、てんぷら・寿司は、好きです。
以前、日本食が好き、と言っていたので、日本食を余り食べない私は「?」
状態でしたが、てんぷら・寿司は、日本食じゃない?
味醂を使ったり・芋の煮っ転がし等は、食べようがないみたいです!
               今後も、メルマガ、楽しみにしています!
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 鳥羽さん、どうもありがとうございます。
 この臭豆腐なのですが、たしか容器を空ける前にその表示を見ていまし
たら、広州なんとかと書かれていましたので、やはり南の食べ物なのでし
ょう。

 私は豆腐の食感がとても好きで、綿豆腐とか焼豆腐がとても好きなので
すが、臭豆腐も同じような豆腐には見えましたが、『臭』という文字があると
いうことはやはり臭いんでしょう。

 臭いのがウリなんですからね。
 大豆がかびているのを見たことがありますが、あんなんじゃないでしょうか。
 いずれにしても、私にはゲテモノにしか見えませんわ。

 それと母についてですが、妻が来日一年を迎えるこの時期に、私も家庭
のなかの変化についていろいろと考えていました。
 父は相変わらずなのですが、母の方の気持ちにかなりの変化があったと
私は見ています。

 たしかに日本人の嫁とはあきらかにものの考え方が違うし、こんなこともや
ってくれたらなぁというのは私もあるのですが、妻はそれなりに日本の生活
のやり方というものを自分の目で見て、それを実践しようという努力が少しず
つではあるがみられる。

 それを母が評価したのだと思います。
 親と同居することの難しさと、親と和気あいあいに生活したいという願いを
天秤にかけて私はいままでがんばってきました。

 今後もできれば親のやることを少しでも妻が飲み込んでいってもらえれば
と考えています。
 最初から投げ出しちゃ、できるものもできないじゃないですか。

 それではまた、次回まで。

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