メルマガ:虹の向こうに妻がいる
タイトル:虹の向こうに妻がいる 8月31日号  2003/08/31


----<杜国朝から皆さんへ>------------------------------------
毎日変化のない生活にお困りのあなたへ
コツコツと何かやりませんか?
私がやっていることをぜひあなたにも楽しんでもらいたい。
http://wwa.irias.co.jp/i.asp?WCI=Rule&WCE=67821
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           ■虹の向こうに妻がいる■
               
               2003/AUG/31ST  購読者542名

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 みなさんこんにちは、杜国朝です。
 今日は皆さんにビックな情報をひとつ。
 なにげなく在日本中華人民共和国大使館のサイトを見ておりましたら、こ
んな情報が目に飛び込んできました。

 中国渡航にビザが不要になったということです。
 短期という条件がつきますが、この短期というのは入境日から15日以内を
指すようです。
 私はいままでに二度の訪中を果たしておりますが、そのたびにビザを申請
し、その面倒さを味わってきました。

 お金はかかるし、やはり事前に渡航申請をするということはひとつ余分な
仕事をしているわけだし、『不好!』を連発していました。
 ビザが不要になったということで、なにかひとつでも妻の家族にお土産を
買うことができるようになりました。

 これは国際結婚をした旦那のひとりとして、とてもうれしいことですね。
 ここにその在日本中華人民共和国大使館のURLを載せておきますね。

 http://www.china-embassy.or.jp/jap/index.html

 それと私は先日、妻のビザの更新に行ってきましたが、申請を終えてパス
ポートのなかに目をやると、

 『おやっ?』

 と思えるようなことが書かれていました。

 『THREEYEARS』

 とハンコが押されているのですよ。
 あっ、そうか。3年のビザが出たのか。
 私たちは、まあ最初の更新だし、1年の更新を2回くらい味わってから、
3年ものでももらうことにしようかと話し合っていたのですが、いやこれには
ビックリしました。

 私の近くの知り合い関係では、いきなり3年をもらった夫婦はおりません。
 ですので今回のことは、とてもガオシン(嬉しい)でした。
 この調子で、次回はぜひ永住の申請でもがんばってみましょうか。

 『気が早いんだよ!』(購読者の声)

 はい、そうでした。 

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 さて今回は、第38回のメルマガの17項目のなかから、最後の17番めの
ものについて採りあげることにします。

 『私のものであっても欲しいものがあると、『私的!私的!』と自分のもの
にする。』です。

 妻の来日後、お恥ずかしながらあまりお小遣いというものをあげられずに
います。
 ですのでふたりで買い物に行ったときに妻のほうで欲しいものがあると、
どうしてもものをせぶられてしまいます。

 まあそれは致し方ないことと思っていますので、なるべく希望に叶うかた
ちでやっているわけですが、それでもそれ以外に妻の行動を見ていると
おかしなことを言っているなぁと思えることがあります。

 明らかに私のものなのでありますが、それを妻が『私のだ!』と言いはじ
めるのです。
 私にしてみれば、『なに言ってるんだ!』って感じなのですが、いっこうに
あきらめる様子がありません。

 いままでにどのようなものが犠牲になったかといいますと、横長の枕、パソ
コンをやるときの椅子、私の未使用のトランクス、白のTシャツ、ダウンジャケ
ット、書き味最高のボールペン、焼肉屋に入ったときにおいしかった塩タン、
二回目の訪中のときに奪われたユニクロのTシャツなどなど、他にもいろい
ろとあります。

 そのいずれもが、妻が手にとってみて気に入ったものを我が物にしたいと
いう感じでした。
 でもどうだろう。
 独占欲が強いというようには、どうしても感じられないんですよね。

 横長の枕というのは、あの"しまむら"で買ったものなのですが、私が安眠
を願うあまりについ衝動買いしてしまったものなのですが、当初はふたりで
頭を並べて寝ていたのですが、ついには妻の昼寝の友になってしまいまし
た。

 パソコンをやるときの椅子というのは、いわゆる事務所に置いてあるような
椅子なのでありますが、それと木で作られた勉強机に付いていたガチガチ
の椅子とがあって、最近では妻もパソコンに少しずつ興味を示してきて、私
がやっていると横にやって来て、次第に私の座っているパソコンの椅子を
占拠しようとしてきます。

 私もいろいろとやっているので、暇ではありません。
 だから追い返すのですが、妻も細身の割には結構力があります。
 最初のうちは私のひざの上に座らせてパソコンをやっていましたが、そん
なんじゃなにもできはしませんから、仕方なくその椅子で横に座らせて、私
は硬い勉強机の椅子でやっているのです。

 あと内衣(ネーイー)といわれる下着類についてですが、なぜに妻は男物
の下着を好むのでしょうか。
 私が仕事で着ようと思っていたTシャツを、自分のものにして着てしまいま
した。

 真っ白いやつなのですが、これが着てみると悪くないのです。
 トランクスは女性用下着の上に履いているのですが、平気な顔をして家の
なかを歩いています。
 おやじならばパンツ一丁でと非難の的になりますが、なんの恥らう姿もあり
ません。

 たぶん私が暑くなってから、パンツ一丁で家のなかをうろつくようになって
からそうなったのだろうと思います。
 『暑いんだからいいでしょ!』といった感じにとれますね。
 真似しなくても良いよって私は思うのですが。

 妻にとっては、日本の暮らしのどれがデフォルトなのかがいまいち掴めて
いないのだと思います。
 だから私たち家族が変なことをしていると、妻はそれをごく普通のことと受
けとめてしまって、終いにはとんでもない日本ナイズドされた外国人になっ
てしまいます。

 気をつけることにします。
 まあでも、日本を理解する前に家族や家庭を理解するという意味では、最
近の妻はよくやっているように思いますね。

 以前ほど姑にも陰口を叩かれなくなってきているし、それは一定の努力を
している賜物といえるでしょう。
 家族に溶け込もうとしている妻の気持ちを母が感じているのでしょう。
 いい傾向だと思います。

 親との同居って国際結婚に限らず、ものすごく難しいことのようなのですが、
嫁姑の両者が相手の立場を尊重すれさえすれば、いい関係を築いていくこ
とがじゅうぶんに可能なのだと私は思いました。

 今回で17項目の一連の特集は終わるのですが、また新たに違ったもので
我が家の国際結婚事情を書いていきたいと思います。
 
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 購読者からのメールを紹介します。
 よくいただいております、さりおさんからのものです。
 嫁姑のことについて書いたときのものと、子供に対する冷房の問題につ
いて書いていただいております。

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 「家庭内別居」とまではいかなくても、奥さんが困った時や、大げさに言う
と、生命の危機くらい大変な時以外は、干渉しないほうが、お互い楽だと
思います。

 ただ、「無視」されているとは思われないように、奥さんに向かってはいつ
もにこにこしているとか、助けがほしい時はいつでもいってねくらいの態度は
しておいたほうが良いでしょう。

 特に日本人は、「相手の為に」という思いが強すぎるくらいなので、外国人
には「うざい」と感じられる可能性があります。
 その辺を自制できれば、そのうち遠慮無く何でも言い合える日も近いので
はないでしょうか?

 ところで、奥さんの「子供の為に」扇風機の風を気にするのは、とても微笑
ましいし、良い事ですね。

 最近の子供は、いつもエアコンで「快適」な環境にいるせいで、体の自己
温度調節機能が衰えているんです。
 エアコンで「良く」冷えた環境にばかりいるための、低体温症も深刻な問題
です。

 「熱中症」にも気をつけないといけませんが、「特に」エアコンや扇風機の直
風(扇風機は壁に向ける等)は避けるのがベストです。

 ご存知だと思いますが、乳幼児は体内の80%(大人は60%)が水分です。
 大人よりも暑さに弱いので、汗を良くかく分、こまめな水分補給をお忘れなく!

 では、また。

☆ さりお ☆
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 そうですよね。
 日本人って、どうしてもサービス精神旺盛な国民なので、そのあたりからすで
に衝突の元を作っているのかもしれませんね。
 思いましたが、向こうの人って良い意味で自立していますよね。

 日本人のように時間にうるさいところはないのであるが、それでもきっちりともの
ごとをこなしているといったような。
 若者が昼寝をしていると、あまり良いことを言われませんが、中国人の妻にして
みればそれは一日のなかのスケジュールに入っているとても重要なこと。
 なんかそんなふうにも思えてきました。

 私の部屋は毎年酷暑で大変だったのですが、今年の夏は割合に涼しく、おま
けにエアコンも入ってものすごく快適になりました。
 妻本人は中国でも北の人なので、やはり日本の暑い夏というものには馴染めな
いのでしょう。
 でもよく我慢している方じゃないかな。

 子供もだいぶ大きくなりまして、冷たい風が当たるといけないと思って布団をか
けてあげるのですが、それを元気よく足で払いのけるようになりました。
 足でなんでもアクションをするというところは、妻そっくりだと思いましたね。
 こんなこと書いちゃうと怒られそうですが。

 うちの子供はぼちぼち離乳食でしょうかね。
 それではまた、次回まで。

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