虹の向こうに妻がいる　７月２７日号 2003/07/28

メルマガ：虹の向こうに妻がいる
タイトル：虹の向こうに妻がいる　７月２７日号 2003/07/28

----<杜国朝から皆さんへ>------------------------------------ 毎日変化のない生活にお困りのあなたへコツコツと何かやりませんか？私がやっていることをぜひあなたにも楽しんでもらいたい。 http://wwa.irias.co.jp/i.asp?WCI=Rule&WCE=67821 ---------------------------------------------------------- 新婚新婚新婚新婚新婚新婚　　　■■　　　新婚新婚新婚新婚新婚新婚　　　　　　　　　　■虹の向こうに妻がいる■ 　　　　　　　　　　　　 2003/JUL/27TH 購読者526名新婚新婚新婚新婚新婚　　■　■　■　■　■　　新婚新婚新婚新婚新婚　みなさんこんにちは、杜国朝です。　この前、妻の在留資格の更新に行ってきました。　もうすぐ日本に来るんだとか、いやまだ来れないんだとか、などと騒がしくして今まで突っ走ってきましたが、あんなことを考えて実際に妻が来日してから、早いものでもうすぐ一年になろうとしています。　なんだろう、今までなかったような生活が速いスピードで駆け抜けたようなそんな毎日でした。　妻の来日、妻の日本語学習、妻の妊娠、そして出産。　一年でいろんなことがありました。　まさか来日して半年で、妻が中国に帰省するとは思わなかったし、嫁姑バトルも予想外。　ほんと、新婚生活なんて一瞬のうちに通り過ぎてしまいましたよ。　今では仕事から早く戻ってくると、いっしょに子供のお風呂を入れたり、なにかと子供中心の生活になっています。　あの新婚生活が懐かしいなぁと、ついこの前までのことを思い浮かべています。　でもなぁ、甘い甘～い新婚生活もいいのですが、私も歳が歳なのでとりあえずは子供をひとりくらい作っておかないとという焦りがこういう結果となってしまいました。　人生は後戻りできないものなので、この子供が早く世話のかからない状態になることを期待して、私はとにかく働くことにしましょうか。　今回の在留資格は一年だろうなあ。　今後は信用を築いて三年、永住、帰化とステップアップしていきたいですね。　今日、その在留資格更新の結果のはがきが来ていましたが、入管とは今後も長い付き合いになりそうです。　だから、入管とはあまり変なトラブルをおこさないようにした方がよいということを学ばせてもらいました。 ------------◆---------------◇--------------◆----------- 　さて今回は、第３８回のメルマガの１７項目のなかから、1２番めのものについて採りあげることにします。　『ピアスをしたり、おしゃれに時間をかける。』というものです。　自慢じゃありませんが、うちの妻は綺麗です。　それは私が思う以上に、妻自身がそう思って今まで生きてきたのでしょう。　自意識過剰と後ろ指をさされるような女性はこの世には非常に多いものですが、中国の農村に住んでいながらもなぜにこんなにあっさりとした化粧ができるのか、私は不思議でなりません。　私は妻にはたいした化粧品を買い与えてはおりません。　１００円ショップでマニキュア、除光液、口紅、シャンプー、コールドクリーム、マスカラーなどなど、ありとあらゆる化粧品を１００円ショップでまとめています。　まだこんなんで満足してくれているから、家計がなんとかもっていますが、一流メーカーの資○堂とかオカネボウなどのやつを使い始めたら、私ら日本人陣営はひもじい思いをすることでしょう。　中国では、この資○堂のブランドがかなり崇拝されているようで、妻もその資○堂の化粧品コーナーを通りかかると、商品を見て溜息をついていきます。　『いつかはクラウン』ではありませんが、『いつかは資○堂』と思っているのかもしれませんね。　そういえば思い出すのが、妻が来日する前に知り合いの在日中国人がその写真を見て、『これはただのいなかの女性ではありません。』と言いました。　『そんなはずはない。ずっと農村に住んでいて、ぜんぜんスレていない女性だから化粧の上手い下手はあっても、いなか者はいなか者だ。』と私はすぐさま言い返しました。　でも見る人が見れば、そう感じさせるところがあるらしい。　それは眉毛をただ書いているのではなく。タトゥーというのか刺青のようなものが入っていると言うのである。　あとになって妻の眉毛をよく見てみたが、なるほどなにやら入っているようだ。　これも聞いた話だが、少し前に中国では眉毛の部分にペンで書かずに刺青のような細工をすることが流行した時期があるという。　私の眉毛なんていうのは、常に手入れをしていないとボサボサの太くて汚い眉毛になってしまうので、妻はよく私の眉毛を見て手入れをしてくれます。　頭を押さえ込んで動かないようにして、はさみで切り込んでいきます。　(オヤジはどうでもいいってか！　まあそう言わんと。) 　まあ化粧というものは、自分がいつまでも綺麗であり続けたいという女性の永遠の願いと、旦那にいつまでも女として見ていてもらいたいという気持ちがそうさせるのでありましょうが、感心できることがあります。　それはいつも聞く話ですが、　『どこに行くにしても化粧をして、私たちを平気で長い間待たせるのです。　それで綺麗になったのかといえば、お世辞にも綺麗とはいえない。』　そんな話は多いものですが、　うちの場合には、　事前に何時にお出かけするよと言っておくと、ちゃんと化粧の時間を考えていて、言った時間には出られるようにしているんです。　これには感心しました。　『これでどう？』ともいわんばかりのスタイルをとって、私に確認しています。　まあ綺麗だというのは、不細工よりはいいものですね。　それもお金を極力かけずに、綺麗でいられるというところが私の生き方に合っています。　歳こそ１０歳離れていますが、こんな若い女性と腕を組んで買い物に行くんですよ。　それも私が強制しているわけではなくって、妻のほうから自然に腕を組んでくるんですから。　若いというのは多少なりともわがままなところが付きまといますが、それでも普通であれば、いままでこんなに若い女性とお付き合いすることができなかった私としては、贅沢な悩みなのかもしれませんね。　買い物はどうしても妻の時間が長くなりますが、周りの人が『なんでこんなオヤジと？』と思われていることそのものが快感になることがあります。　これは優越感というものなのでしょうかね。　　次回は、⑬『靴を脱ぐとき、揃えて置いておかない。』を採りあげることにします。 ------------◆-------------------------◆----------------- 　購読者からのメールを紹介したいと思います。　今日はなうなうさんからのものです。 -------------------------------- こんにちは。退院おめでとうございます。その後　体調はどうですか？奥さんは元気ですか？その後どうでしょうか？あさやんさん（漢字の変換が難しいのでこう呼んでもいいでしょうか？）は怒ってしまったみたいですが、やっぱり奥さんもすごく不安なんだと思います。産後は、ただでさえもう精神が不安定なのに、子育てでぶつかる悩みなんかってすごいんです。だから、日本の女性が里帰り出産を強く望む気持ちって分かります。私の場合も、義理ママはとてもよくしてくれました。家に来てそうじや料理の手伝いもしてくれました。でもそういうときになかなか１００％ゆっくりもできないんです。体は休んでいても、頭や心がどこかで気を使うし、もし一緒にお手伝いすると　結局　体は休めない。うちの旦那も「女ってどうしてそんないめんどうなの？」と聞きますが、こればっかりは説明できないんです。「離婚」ということばを軽く使っているように思えてしまうかもしれませんが、彼女の場合　離婚でしたら自分も大変なんですよね。でも、他に自分のつらい状態を伝える術が見つからないのではないでしょうか・・・。あさやんさんとお母様が大声で話しているのを聞きながら、あれやこれやと勝手に想像して被害妄想に走ってしまう奥さんの気持ち、よく分かるんです。人間はどうしても　悪い方向に考えてしまうんですね。私もそうです。まぁ、全部が全部私のことを言っているわけではないことも分かっているんです。特に中国系は大声で話すので、怒っていなくても怒っているように聴こえるし。少し中国語を理解するようになってからのほうがひどかったかな。ところどころ分かることをつなぎ合わせちゃったりして。自分の名前なんかが出てきたらもう落ち込み度も大変。と、何を言いたいのか分からなくなってきましたが、ちょっと奥さんをフォローしてみたくなりました。なうなう -------------------------------- 　なうなうさん、ありがとうございます。　このなうなうさんは、中国系シンガポール人の男性と国際結婚をしている方で私とはメルマガの相互紹介をしていただいている方なのですが、私とはちょうど正反対の立場になるということで、非常に参考になる意見をいつもいただいております。　妻がいろんな面で不安を抱えているというのは、承知しているつもりなのですが、私なりにひとつでも解決してあげられたらという気持ちで臨んではいるのです。　なうなうさんはうちの妻とはまるで正反対の状態の人ですから、そのお気持ちもよくわかるのでしょうね。　旅行で異文化を楽しむのはとても興味深いものなのですが、これが毎日となるととても大変なことになります。　あっ、そうそう。　私の名前の杜国朝ですが、読み方を正確にご存じない方が多いと思われます。　正確には、『とこくちょう』と名乗っております。　一発では変換されない名前ですので、こういうふうに言われることも珍しいことではありません。　妻が日本語を学べは学ぶほど、違った悩みがでてきます。　いまは私が書いているこのメルマガの原稿を時折見られることがありますが、妻は少なからず気にしているようです。　この原稿をすぐには解読できないので、いちど書いて写しておいて、あとでそれを翻訳しているようです。　これが目で見ながら翻訳することができるようになると、あまり迂闊なことは書けないなぁと心配するような時期が必ずや来ることでしょう。　日本語が未だにわからない妻に悩んでいる時期と、普通にわかるようになってきた時期にまた違ったことで悩んでしまうことが国際結婚にはつきものなのかなぁと感じているところであります。　最近は特に、日本語が少しわかるようになってきたことからくる家庭内の嫁姑の衝突が、頻繁になってきました。　私の主張するところの親との同居がどこまでやれるのかが、ちょっと雲行きが怪しくなってきました。　なうなうさんには、これからも逆の立場ということでご指導をいただけましたらと考えております。 ------------◆-------------------------◆----------------- 　中国情報局からのお知らせです。 --新コンテンツ【チャイナチャンネル】オープンのお知らせ-- 　このたび朋友広場にて、新たに掲示板「チャイナチャンネル」がオープンしました。　※ チャイナチャンネルでは文字コードにユニコード（UTF-8）を使用しており中国語と日本語のどちらでも使用できます。 ◆カテゴリ一覧　チャイナチャンネルでは以下のカテゴリを用意しています。　以下のカテゴリの中で、思う存分語り合ってください。　　・ビジネスと経済　　・語学、留学、旅行、駐在　　・エンターテイメント　　・出会い、日中交流いろいろ　　・政治、歴史　世論いろいろ　　・通報掲示板　チャイナチャンネル　http://bbs.searchina.ne.jp/ 　この中国情報局の朋友市場は、知る人ぞ知る中国人との交友の場であります。　中国語を学んだり、生の中国の情報を得たり、幅広い使い方ができます。　皆さんもどうぞご利用ください。 ---------◆-------------------------◆----------------- 【メルマガの相互紹介】　国際結婚の関連のあるメルマガということで、提携を結んでおります。　ちょうど私と逆の関係の人で参考になっています。　よろしければ、ご購読ください。　歓迎！！、歓迎！！ -----------PR------------------------------ ♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲ いろいろあるよね、国際結婚　 ♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲ 中国系シンガポール人との結婚のエピソードを通してやってみなきゃわからない国際結婚の「いろいろ」をご紹介します。ガイドブックには載っていない「おもしろシンガポール」もあわせてご紹介！！　http://melten.com/m/9485.html 　■　　◆　　□　　◇　　◆　　□　　■　　◇　　◆　　□　　◇ 　私は今、『虹の向こうに妻がいる』というメーリングリストを運営しております。　参加ご希望の方は、次のＵＲＬから登録願います。　中国のいろんな情報が入手できることでしょう。　話題は多岐にわたり、国際結婚のみならずほかの事にもふれても構いません。　日本語の上手な中国の方もおられます。　この機会に生の中国の情報に浸ってみましょう。　なお参加ご希望の方は規約をよくお読みの上、承諾された方が参加していただきますようにお願いしたいと思います。　なお参加には自己紹介を義務付けておりますのでよろしくお願いします。　自己紹介なしに入会を承認することはありませんので、お間違えなく。 http://www.egroups.co.jp/group/china-kekkon ------------◆-------------------------◆--------------- ◇発行者◇ 杜国朝(小朝)　owner@asyan47.com ホームページ http://www.asayan47.com/kekkon.html

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