虹の向こうに妻がいる　６月２６日号 2003/06/26

メルマガ：虹の向こうに妻がいる
タイトル：虹の向こうに妻がいる　６月２６日号 2003/06/26

----<杜国朝から皆さんへ>------------------------------------ 毎日変化のない生活にお困りのあなたへコツコツと何かやりませんか？私がやっていることをぜひあなたにも楽しんでもらいたい。 http://wwa.irias.co.jp/i.asp?WCI=Rule&WCE=67821 ---------------------------------------------------------- 新婚新婚新婚新婚新婚新婚　　　■■　　　新婚新婚新婚新婚新婚新婚　　　　　　　　　　■虹の向こうに妻がいる■ 　　　　　　　　　　　　 2003/JUN/26TH 購読者531名新婚新婚新婚新婚新婚　　■　■　■　■　■　　新婚新婚新婚新婚新婚　みなさんこんにちは、杜国朝です。　入院して一週間が経ちました。　妻もまだ出産直後ということもあって、病院には見舞いには来てもらえないんです。　だけど、最近妻に携帯を買ってあげたことのメリットを感じられるようになりました。　子供の声を携帯で聞かせてくれるんです。　子供は順調に成長しているのか、ほんの数日のことなのですが、やはり見れないということになると見たくなるものですね。　子供が泣くたびに子供の様子がわかって、それだけで満足できます。　自宅からいちばん近い病院に入院しているのですが、それでも子供を見ることができないということで、単身赴任をしている旦那さんの気持ちがよくわかりますね。　家族のために単身で遠隔地で働いているという現実を、こういったことで感じ取ることができます。　うちの場合、両親が高齢でありながらも元気でいてくれるので、それに感謝をしなければなりません。　病院にはうちの両親と同じくらいの歳の老人がたくさん入院しています。　持病は人それぞれに持っているのでしょうが、うちの両親を見ていると、こんな元気でいてくれて助かるなぁって、こんな時期に思うわけですわ。　普段当たり前に親を見ていますが、身体が故障したときにこそ、親の存在とか身内のありがたさを感じますね。　健康であることがごく当たり前のことであると普段人間は勘違いするものですが、健康を維持することが大変なことだということを、こういった病気をしたときにいま一度考えて今後の生活を見直していきたいですね。 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　さて今回は、第３８回のメルマガの１７項目のなかから、７番めのものについて採りあげることにします。『⑦夜は早く休むので健康には良いのだが、朝が早いかと思えば遅い。』というものを採りあげることにします。　私はとにかくパソコンというのかインターネットが好きで、時間を忘れて毎日没頭しています。　すると妻が必ず、『ビータン！(消してという意味か？)』と言って、早く寝なさいと言ってきます。　『おい！まだ１０時だよ！』と私は思うのですが、妻にしてみればもう寝なきゃいけない時間だそうです。　ブツブツ言いながら、私がパソコンの電源を切るのをずっと待っています。　私はその冷たい視線に攻められながら、毎日パソコンの火を落とすのであります。　『やりたいことがまだあるのになぁ』とか、『こんなに早く寝ちゃ、夜中に目が覚めちゃうよ』とか思うのですが、まったく受け付けてくれません。　妻にしてみれば、夜更かしという生き方がないのでしょうかね。　とにかく夜でなくてもよく寝るし、私が仕事で夜出るので早めに休むと、いっしょになって早く寝ようとするし、寝ることがとにかく好きなんでしょうか。　妻の実家は農家で妻に話を聞いてみると、農家というのは朝が早いので夜は早めに寝て次の日に備えるのだそうな。　うちも農家(兼業の)ですので、その考え方はよくわかります。　農繁期にはそのようにして、疲労が溜まらないようにしていますから。　でも、たまにはゆっくりと夜を楽しむというのを味わってもらいたいものです。　だけど最近になって、パソコンで妻の興味をひく技を身につけました。　それは、妻の故郷のほうのサイトを出してきて、それを見させるのです。　そうすることにより、妻は気を良くして多少の時間延長を許してくれます。　哈尓濱日報とか、人民日報など。　特に哈尓濱日報には動画がありますから、さらに上機嫌になります。　特に今は、SARSの本国での情報を知りたいという感じでして、逆に妻から新型肺炎の情報を出してと言われることさえあります。　そういう情報を見てから実家に電話をしたいと言って電話をするのですが、そんな時間をインターネットの時間に組み入れられるので、私もその分楽になりました。　私はもともと妻にもインターネットの奥深さを教え込みたいと感じているので、妻はもっとのめり込んでくれないものかと期待しているのです。　最近になって子供が生まれ、妻は母乳で子供にお乳をあげているのですが、三時間ごとにお乳をあげているので、どうも寝不足のようなんです。　だけど定期的に子供に対してお乳をあげなければならないので、その責任感で寝てばかりはいられないと考え直してくれれば、それはそれでいい傾向ではないかと思います。　朝が遅いというのは、どうしたものでしょう。　母や私は、妻が私に弁当を作ってくれればいいなぁと思っているのですが、未だにそのような兆しはありません。　だけどよくよく考えてみましょう。　弁当箱を開けて、冷めた中華料理がたくさん入っていたら、どういうことになりましょうか。　油ギットリが固まっているのですよ。　中国人はもともと弁当という習慣がないようですし、あっても現地で暖めてから食べるということらしいので、我々がお昼になったということで会社で弁当箱を開けてみたらビックリということが現実にはあるんじゃないでしょうか。　それも困った問題です。　私の勤務先の同僚なども私の弁当箱を見て、　『あれ、中華料理じゃないね。』　と言って、冷やかしたりします。　冷たい中華は、冷し中華くらいでいいですね。　でもこれは、本場の中国には中華料理として存在してはいませんから。　(でも、似たようなものはもしかしたらあるのかも。) 　妻は、この冷し中華をとてもうまいと言っていました。　中国の状況を考えると、とても冷たい麺をつるつると食べられるような環境にはないということがわかっているだけに、この未体験の食べ物に感激したのでしょう。　冷し中華からスタートして、そうめんや冷麦などを好んで食べています。　氷も中国の一般家庭においてはまだまだ冷蔵庫がないので、自宅で氷がかじれるということをとても良いことだと感じているようです。　何も味のついていない氷を口にほおばっているのですよ。　なんか笑ってしまいますね。　こんな些細なことでも、文化が違うんだなぁということが読み取れるんですね。　こんなことにいちいち目くじらを立てないで、この違いを見て笑い飛ばせるくらいの余裕が欲しいですね。　これが国際結婚をした者のある意味、特権というべきものなんでしょう。　次回は、『⑧好き嫌いがはっきりしていて、むずむずしていることがない。』というのを採りあげていきたいと思います。　 ------------◆---------------◇--------------◆----------- Blueさんからは、このようなメールをいただきました。 ----------------------------- こんにちは。私は、結婚を意識し始めた３３歳の男性で、結婚に関していろいろＨＰを検索していて杜国朝さんのＨＰを見つけたのですが、なんか最近国際結婚される方が増えているようですね。日本人男性と中国人女性という組み合わせも結構あるようで、こんなページを見始めたのも、日本人ばかりの相談所に登録して見合いをするのだけど、うちの親が、「お前は長男だから、親と同居が当たり前だ。」と譲らず、そのたびに相手の女性から断られているのが原因なのですが。。。それで途上国の人ならこんな条件を飲むかもと甘いことを考えていたのですが、その場合、経済的な理由であったり、その他にも国際結婚だと、考え方の違いで、やはり考えられないような問題がいっぱいあるようですし、半年前から読んでいたあるメールマガジン（添付ファイル）に失敗例の体験談が載っていたりして、「世の中甘くないな」と思うこのごろです。愚痴ばかり書いてすみませんでした。 ----------------------------- 　ブルーさん、どうもありがとうございます。　私の場合は、世話好きのおばさんに恵まれてよくお見合いをしていましたが、次男坊であってもなかなか良い縁談には恵まれませんでした。　それで順序として中国人女性と移っていったというわけでもないんですが、でも何気なしに国際結婚も悪くはないのかなぁという気持ちにはなりました。　だけど我が家に外国人が来たらどうしようという気持ちは、当時はほとんど考えていなかったような気がします。　私はどちらかというと、こういうことには楽観的なのでしょう。　むしろそのときには、両親とかまわりが心配していたと思っています。　でもその外国人が来てしまえば、いっしょにうまく暮らすしかないんですよ。　結婚って誰にでもできるものだと思いますが、それを続けることって難しいなぁというのも痛感しています。　現にいま我が家では、嫁姑バトルが水面下で燻っていますし、いつ噴火するのか怖くて見ていられないところがあります。　でも、基本的には優しいので、いかに人種が違えどもそこは同じ人間だということがいえるかと思います。　人種って顔の色などで分けている人が多いですが、日本人と中国人っていうのは明らかに違う人種です。　黄色人種という色分けではおなじなのですが、よくよく見てみると中国人のなかには目の青っぽい人もいますし、単に人種では語れないものがありますね。　民族という観点からみれば、日本人対中国人という見方では見れなくなります。　中国は56ある多民族国家ですし、日本も大和民族だけではなくってアイヌや琉球民族も日本人だからです。　だけどどうでしょう。　単に日本人とひと括りにしたところで、いろんな日本人を見ていくに連れ、それがいろんなルーツから来たと思えるような顔立ちに日本人の流れを考えさせられるときがあります。　モンゴル系・朝鮮系・南方ポリネシアン系・アフリカ系・ロシア系など、少しでもその影響を受けている人が案外見受けられます。　今回我が家に生まれてきた子供は、漢族との混血になるわけですが、同じ黄色人種同士の混血なので、それほど混血らしい顔立ちにはならないのではと思います。　私はどちらかといえば、同じ人種それも近所同士でどんどん結婚をして血が濃くなるよりは、違う人種が結び合ってどんどん融合していくことの方が好ましいかと。　日本人同士の結婚も国際結婚もそれぞれに一長一短があると思います。　肝心なのは、来るべき問題にどれくらい立ち向かっていけるかだと考えています。　ひとついえることは、中国人が日本人に似たような顔立ちをしているからといって、おなじことを半ば強要していくことは避けたいということ。　外国人のイメージとして、アメリカ人ならば『アメリカでは・・・・』、中国人ならば『中国では・・・・』と前置きして話し出す光景を目にしますが、そういう外国人ってどちらかというと日本の生活習慣に戸惑いを見せているということがいえると思います。　うちの妻は、私が『ここは日本だよ。』と言うと、妻はきまって『私は中国人です。』と言い返してきます。　これは妻が中国人としての愛国心を持っていることと、そうは簡単に日本の文化には適合していくことができないわということを言い表しているのだと私は感じています。　Blueさんがこういった女性と毎日暮らしていけるかどうかを、国際結婚をする意味があるのかどうかという判断材料にされるとよろしいかと思います。　日本の女性のみならず、中国の女性も時代とともにドライになっていると感じています。　親との同居についてですが、日本の女性だからどうだとか、中国の女性だからどうだとかと言う前に、まずBlueさんが自分の親の面倒を見るおつもりがあるのかどうかということをお聞きしたいです。　まず、その家庭環境でしたら、ふたりで自分の親の面倒を見ていかないと厳しいんじゃないでしょうか。　自分の親を血のつながっていない妻のみが介護していくということに関してなにか違和感を感じませんでしょうか。　いま書いたことは、Blueさんだけの問題だけではなく、我が家も同じ問題に直面しているということで、あえて書かせていただきました。　どうぞご理解くださいませ。　ということで長くなりましたので、この辺にしておきます。 ------------◆---------------◇--------------◆----------- 【メルマガの相互紹介】国際結婚の関連のあるメルマガということで、提携を結んでおります。よろしければ、ご購読ください。歓迎！！、歓迎！！－☆－☆－☆－☆－☆－☆－☆－☆－☆－☆－　　ディープブルー　　　　　　音のない世界から－☆－☆－☆－☆－☆－☆－☆－☆－☆－☆－ろう者と聴者の交流も、一種の異文化交流。なぜならろう者はろう文化を持ち、聴者は聴者の文化があるから、、、聴者一家の中でただ一人のろう者である著者が勝手気ままに綴るエッセイです。ろう者の生活や、その心を覗いてみませんか？ http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=003808 －☆－☆－☆－☆－☆－☆－☆－☆－☆－☆－ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 「港華の中国メールマガジン」（無料）中国旅行、中国生活に関心のある方に、格安航空券や出入国情報、各種お知らせ，留学記、駐在記、見聞記、コラムなど掲載しています。読者プレゼントも有！登録は　http://home4.highway.ne.jp/KOKA/　から！ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ -----------PR------------------------------ ♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲ いろいろあるよね、国際結婚　 ♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲ 中国系シンガポール人との結婚のエピソードを通してやってみなきゃわからない国際結婚の「いろいろ」をご紹介します。ガイドブックには載っていない「おもしろシンガポール」もあわせてご紹介！！　http://melten.com/m/9485.html 　■　　◆　　□　　◇　　◆　　□　　■　　◇　　◆　　□　　◇ 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