虹の向こうに妻がいる　５月２５日号 2003/05/26

メルマガ：虹の向こうに妻がいる
タイトル：虹の向こうに妻がいる　５月２５日号 2003/05/26

----<杜国朝から皆さんへ>------------------------------------ 毎日変化のない生活にお困りのあなたへコツコツと何かやりませんか？私がやっていることをぜひあなたにも楽しんでもらいたい。 http://wwa.irias.co.jp/i.asp?WCI=Rule&WCE=67821 ---------------------------------------------------------- 新婚新婚新婚新婚新婚新婚　　　■■　　　新婚新婚新婚新婚新婚新婚　　　　　　　　　　■虹の向こうに妻がいる■ 　　　　　　　　　　　　 2003/MAY/25TH 購読者516名新婚新婚新婚新婚新婚　　■　■　■　■　■　　新婚新婚新婚新婚新婚　みなさんこんにちは、杜国朝です。　昨日、ベビーショップに行ってきました。　妻はいま９ケ月目の後半の状態で、もうそろそろ準備に取り掛からないといけないということで行ってきました。　来日してから今までの間に、妻は中国人妻同士のネットワークを築き、どこに安い店があるのかといった情報はすぐに調べられるようになりました。　今回行ってきたベビーショップもそのひとつです。　西松屋というところです。　このお店は全国に展開しているところのようですので、皆さんのお近くにもあることでしょう。　安いところに目のない我々でしたので、期待して行きました。　店内に入ってみると、所狭しとベビー用品が置いてあります。　『うん、なかなか安い！』と清水アキラのものまねのように感動した私はどんどん中へと入っていきました。　基本的に国際結婚をした人というのは、妻の家からは孫渡し用品というものは受けられませんから、自分たちで揃えるか、こちら側の親戚からもらわなければなりません。　次男坊ゆえに、親戚からの贈り物もあまり期待できませんから、やはり自分たちで揃えることになります。　ところがいました。いましたよ。　強い見方が！　昔の同僚に『もう少しで子供が生まれる。』と縁がましく電話をしたところ、要らなくなったベビー用品があるからそれを送ってやるよという心強い電話がありました。　持つべきものは友ですね。　必要なときはとても重要なものなのですが、子供が大きくなってしまうとこれがまた邪魔で仕方がないと言っていました。　そんなものなのでしょう。　乳母車(今はこうは言わないらしい。)、チャイルド・シートなど、使わなくなるとこれほど邪魔になるものはないらしいですね。　私は中古品に関しては特別なにも感じないので、使えるものならばどんどんもらいたいと思っています。　晩婚ってこんなところにもメリットがあるのでしょうかね。　西松屋には産前産後のものを中心に買い求めに行きましたが、やはり安いものが数多く並んでいます。　ベビー服って、小さくて生地を少ししか使わないくせに値段がバカ高くてというイメージがありましたが、ここは安いです。　ベビーカーも定価で４万円くらいするものを８千円で買ってきました。　型が古いのか、単なる売れ残りなのか知りませんが、新品にはかわりありませんから私はそれで良いと思っています。　妻もそれにとても満足していました。　今まで子供のことに関してはあまりふたりでは話し合ったことがありませんでしたが、今回感じたことはベビーショップへ行くということは、そのあたりの意思統一をした上で行かないと、買うものひとつで口論になると感じました。　どういうことかといいますと、私は基本的には布おむつ派なんです。　ところが妻は、友達の人が紙おむつを使っていたという影響からか紙おむつ派なんですね。　私がなぜ布おむつにこだわるのか？　それは産婦人科の先生の意見と先ほど出てきた友人のひとことから。　おもらしをしたときに、濡れた感覚を赤ちゃんが味わうということはとても重要だという産婦人科の先生の意見。　そして、布おむつにして出費がかなり少なくできたという友人の意見。　どちらも目からうろこの意見です。　私にはどちらの意見も魅力的に感じます。　紙おむつは一度きりでお母さんには手軽なのでしょうが、やはり継続して買い続けなければなりません。　これはかなりの出費を伴います。　妻は終始、西松屋の店内で紙おむつにしろとはるか海の向こうの党総書記の寝言のようなことを言ってがんばっていましたが、私はこの意見には屈せず布おむつを主張し続けました。　これには有無を言わせないつもりです。　自己主張は国際結婚では必須の条件です　今後の我が家の家計と今後の私のパソコンライフがかかっています。　安月給ゆえに、無駄遣いは許されません。　しかしなんですね。　安い安いといろいろ入れていくと、これがまた結構な額になるんですね。　私は最近、ノートパソコンを買い換えたのですが、私が赤ん坊の物品にひとつひとつ高いだのとけちをつけると、妻が反論してきます。　『あなたの電脳よりは安いわよ！』ってね。　私にはかなりきついひとことです。　この日妻には、勢いに乗って携帯電話をせがまれました。　これについては次回にします。 ------------◆---------------◇--------------◆----------- 　今日は第３８回で書いた１７項目の中の三番目について書いてみます。　③風呂に入るとき、我先と先にはいる。　昼間でも平気にお湯をはって勝手に入ってしまう。　からだを洗って湯船にはいるとき、からだを流さない状態で浸る。　というものでした。　知らない者って、ある意味強みを持っています。　『知らないから。』で、なんでもできるところがあります。　妻の場合も、今までの生い立ちのことについて考えてみることにしました。　中国の都市部のことはよく知りませんが、少なくとも農村部あたりでは共同浴場らしく、週に一度程度しかお風呂には入れないようです。　それも誰が入ったか、何人くらい入ったかさえもわからないくらいに濁った湯船のなかに入るそうで、考えただけでも嫌になってきますね。　日本には銭湯がありますが、金をたくさん取る代わりにお湯はじゅうぶんに綺麗ですよね。　知らない人がたくさん入ったからといって、気持ち悪くなった人はそうはいないはずです。　中国の場合はお湯がとても汚いと言っていました。　だからそこでゆっくり浸かっているという感覚ではなくって、からだに付いた石鹸などの汚れを落とすような感覚しかないと話していました。　そんな訳ですから、からだを流さないで湯船に浸かるという行動はなんとなくわからないでもないです。　水事情の悪いところでは、お風呂さえもままならないのでしょう。　妻は来日当初、自分がトップにはいった後に湯船のお湯を流してしまいました。　湯船のお湯が汚れてしまったので、私たちに気兼ねして流してしまったのでしょう。　妻にしてみれば、どの方法が正当な方法なのか見当がつかないのでしょう。　だから、どの方法をとれば我々が納得するのかさえもわからないのだと思えました。　これは私が妻といっしょにお風呂に入って教え込むしかないと考えましたが、当時の妻は私とお風呂に入ることを頑なに拒みました。　恥ずかしいということが先にたつのでしょうか。　とにかく、『不！』、『不！』とひとことで断られるので、なにか見せられないものでもあるのかとさえ考えていました。　今では普通にふたりでお風呂に入りますが、そんなときに聞いたことが、中国では週に何度くらいお風呂に入っていたかということ。　田舎の農村部では、週に一度くらいしか入れないが、哈尓濱市街では毎日入っていると。　中国は市街地のほうではかなり快適になっているようです。　そういえば、北京に行ったときはホテルに入ると、ここは日本なのかアメリカなのかと思ったくらいですから、かなり中国も近代的になってきたと言えるでしょう。　私個人としては、もし家を建てるならばトイレと風呂場はこだわりたいと考えているので、やはり毎日使うものだけは自分の気に入ったものを取り入れたいですよね。　あと我先に入るですが、これも大衆浴場では入りたいときに入りにいったのでしょうから、順番もくそもないのでしょう。　日本では父親がまず最初に入り、母親が最後に入るというのがいちばん丸くおさまる方法のようですが、これってなぜそうなったのでしょうか。　男尊女卑がそうさせた日本の伝統なのでしょうか。　少なくとも、男女同権の中国人には理解できないことなのでしょう。　実際にどう思っているのかはまだ妻には聞いてはおりませんが、多分そんなことを言うんじゃないでしょうか。　我が家では、私がいちばん先にお風呂に入ることになっています。　そのわけは、私の仕事が不規則で早く休まなければならないので、私が自分でお湯をはって入るというパターンが以前から定着しているからなんです。　妻はそれを自分なりに解釈して、入りたいときに自分ではって入ればいいんだと感じとったのかもしれませんね。　現在は、私と妻がふたりでトップに入ります。　そうすることで、父と母はお湯が冷めないうちには入れるだろうという私なりの配慮です。　それと、年寄りっていうのは新しいお湯に浸かるよりも若い人間が浸かったあとの若者エキスが入ったお湯に浸かったほうがからだには良いというのもあります。　家庭内のルールというものは、最初から決めておかないとどんなおかしな方向にことが進むのか考えられないというのが国際結婚だと思います。　日本人の常識がある意味通用しない世界です。　『これくらいわかるでしょ？』は、日本人同士での常識を確認する言葉でしかないのです。　　次回は、『④水道、電気、暖房など、家計に直接響くようなことに対して節約しようとする感覚がない。』を採りあげますが、他の国際結婚をされた方の意見も聞きたいと思います。　私の持論ですが、国際結婚にデフォルトはないと考えております。 ------------◆---------------◇--------------◆----------- 　妻はもういつ子供を産んでもよい時期に来ていますが、まだいまのところその兆しはありません。　いつ生まれてくるのか、子供の名前はどうしようかなどいろいろと話し合っています。　出産には立ち会う予定でいますが、でも仕事が不規則ですのでどうなることやら。　仕事が手につかない状態です。　暇なので、まだそのぶん気が楽ですが。　とにかくは健康で美人で私に似ない妻に似た赤ん坊の頃から変な虫がつきそうなそんな子供が出てくればと思います。　すでに親バカは始まっているのかもしれませんね。　それではまた、次回まで。 ------------◆---------------◇--------------◆----------- 【メルマガの相互紹介】国際結婚の関連のあるメルマガということで、提携を結んでおります。よろしければ、ご購読ください。歓迎！！、歓迎！！ -----------PR------------------------------ ♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲ いろいろあるよね、国際結婚　 ♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲ 中国系シンガポール人との結婚のエピソードを通してやってみなきゃわからない国際結婚の「いろいろ」をご紹介します。ガイドブックには載っていない「おもしろシンガポール」もあわせてご紹介！！　http://melten.com/m/9485.html 　■　　◆　　□　　◇　　◆　　□　　■　　◇　　◆　　□　　◇ 　私は今、『虹の向こうに妻がいる』というメーリングリストを運営しております。　参加ご希望の方は、次のＵＲＬから登録願います。　中国のいろんな情報が入手できることでしょう。　話題は多岐にわたり、国際結婚のみならずほかの事にもふれても構いません。　日本語の上手な中国の方もおられます。　この機会に生の中国の情報に浸ってみましょう。　なお参加ご希望の方は規約をよくお読みの上、承諾された方が参加していただきますようにお願いしたいと思います。　なお参加には自己紹介を義務付けておりますのでよろしくお願いします。　自己紹介なしに入会を承認することはありませんので、お間違えなく。 http://www.egroups.co.jp/group/china-kekkon ------------◆-------------------------◆--------------- ◇発行者◇ 杜国朝(小朝)　owner@asayan47.com ホームページ http://www.asayan47.com/kekkon.html

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。