メルマガ:虹の向こうに妻がいる
タイトル:虹の向こうに妻がいる 第2回  2003/03/31


----<杜国朝から皆さんへ>------------------------------------
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           ■虹の向こうに妻がいる■
               
        2003/MAR/30TH  第2回 購読者511名

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 みなさんこんにちは、杜国朝です。
 米英合同軍とイラクとの戦争は、イラクの予想外の反撃・抗戦に策を練り
直す必要に迫られているようですね。

 北朝鮮では、『おい!いつでも打ち込めるんだぜ!』と言わんばかりの強
気なことをしていますし、急に世界情勢がおかしくなってきましたね。
 朝鮮半島も平和な状態で今日まできましたが、あれってあくまで停戦状態
なんですよね。

 だから今回も北朝鮮が、あんまりバカな真似をすると停戦協定を破棄する
ぞと脅しとも受け取れない真似をしてきたんですよ。
 危ない国が近くにあるし、ミサイルの射程距離が我が家も含まれていると
考えたとき、平和というのは単にそこいらに転がっているのではなく、これは
権利を主張するみたいに勝ち取るものだと思うのは私だけでしょうか。

 話は変わりますが、今度うちの会社に中国人の労働者を受け入れることに
なったんですよ。
 現場作業員としてね。
 それでペーペー同士で話をいろいろとするわけなんですが、会社にもいろ
んな考え方をする奴がいるんですね。

 みんなわかってはいるんです。
 中国人を使えば会社も安く人を使えるということを。
 それで問題は、中国人を会社で働かせることについて賛否両論があるん
ですね。

 会社で嫌いな奴がいるんですが、そいつはこんなことを言っていました。
 『わぁ、会社に中国人が入ってくるんかぁ。いややなぁ。なんで中国人なん
か使うんやろか。』
 会社の立場としては、ひとつの班を仕切っていて、私と同年齢で私の班長
だということでしょうか。

 今回のことに対する私の考えは、
 『どんな人が来るのか知らないが、良い意味で中国人としての個性を発揮
してくれる人が来ればいいなぁ。』と。

 確かに今まで日本に働きに来た外国人というのは、単にお金を稼ぎたいだ
けで、起こしたいのか起こしたくないのか知らないが事件を起こしたりして、
その他の外国人のイメージをも悪くしているような、そんな人が大変多いように
思います。

 だからその嫌いな奴の言うこともわからない訳ではないのですが、未だにこ
んな考えしかできない若者が、まだ日本には大勢いるという現実にとても情け
なくなりました。
 なんか自分の妻を小ばかにしているようにも聞こえ、腹立たしくも思えました。

 うちの妻は自慢じゃありませんが、とても綺麗です。
 私はけっして謙遜もしませんし、否定もしません。
 妻が来日してからいろんな人に妻を紹介してきましたが、おおむね喜んでく
れました。

 皆さん、いかに他人の奥さんといえども、綺麗なものを見せられて不機嫌に
なる人はいないでしょう。
 と言いたいというかそんな考えでいたのですが、現実にはいるんですね。
 やっかむという感じではなくって、根本的に外国人嫌いが。

 高年者ならば仕方ないかなぁと思いますが、いまの日本を背負っていかなけ
ればならないような年代の人間が、日本人じゃないからどうのこうのと。
 私は国際結婚をする以前に、なんらかの中国人との交流がありました。
 国際空港近くの機内食を扱うところにアルバイトをしていたことがあるので
すが、そこにもたくさんの中国人が働いていました。

 最初は正直なところあまり馴染めなかったのですが、いっしょに仕事をして
いくに連れ、彼らのものの考え方が少しずつわかってきました。
 確かに彼らはお金が欲しくて日本に来ている。
 しかし日本という外国に来て、友人なども持ちたいと考えていると。

 こちらからいろいろ話しかけると、短期間にどうしてこんなに話せるのかと
思うくらいに日本語を話してくる。
 日本人なんて、未だに何年も外国にいたってろくに言葉が話せない状態で
日本に帰国してくる。
 この違いはなんなのだろうか。

 その国にとけ込んでいかないからです。
 外国に目を向けていない人というのは、やはり日本だけでものごとをすべて
片付けようとするところが強いですよね。

 だいぶ話が変な方向にいってしまいましたが、私が言いたかったことは、な
ぜ日本人というのは国際感覚が身につかないのかということなんです。
 長年義務教育・高等教育を受け、人によっては大学や大学院まで出ているの
にも関わらず、国際的なものの考え方がまるでできていない。

 日本人ってもしかしたら馬鹿なのかもって思うときがあります。
 政府が発展途上国などに資金提供ばかりしていて、それだけで国際協力だと
勘違いしている。

 国際結婚の世界でも、現在外国人と結婚をしている人と、その周囲に住んで
いる人とは考え方がまるで違うと感じている人がとても多いと思います。
 関係ない人からすれば、『近くに外国人が来た!?』と顔をしかめるところ
がありますよね。

 そういう人はそういう人なんです。
 私の家は県庁所在地にありながらも、いうところの田舎なんです。
 ですので近所付き合いは当然にあるのですが、この近所のおばさん連中に
もうちの嫁に対して好意的に接してくれる人と、避けている人がいます。

 それらのおばさんは、うちの嫁が来るまでは同じように付き合いのあった人
達なのですが、嫁が来てから付き合いかたが次第に変化してきました。
 でもね、私はもっと悪い方向に考えていたから特別このことでは悩んではい
ないんですよ。

 どういうことか。
 それはこの集落のみんなが、『あそこの家は外国人がいる。何か悪いことを
するんじゃないか。気をつけよう。』と警戒の眼差しで見るんじゃないかと思っ
ていたこと。

 その最悪なシナリオを持っていた私は、ある意味免疫ができているので、最
近の日本はよくなったものだと評価をしているところです。

 でもわからないですよ。
 こういう良い雰囲気ではありますが、妻が仮に何かをしたとしたらそれは、
『やっぱりそうだったのか。』と言われることになります。
 何でそんなことを言われなきゃならないのかと思うのですが、にわか良い雰
囲気と感じていた私が、周囲の本音の部分を知ることがいつかあるのかもしれ
ないということです。

 日本人どうしの結婚であろうが、国際結婚であろうが、まずは幸せになること
が重要なことだと思いますね。  

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【新潟空港で】

 妻を新潟空港まで送ってくるとき、通関検査をするところが私と妻とのしば
しお別れになる場所であったわけなのですが、我々の行動をずっと見てい
た人(おばさん)がいました。
 通関入り口でふたりは手を振ってお別れすると、そのおばさんいわく、

 『旦那さんだったんですかぁ?』(第3声:周囲に聞こえる声で)

 『・・・・・・。』
 『なんだよ。悪いか?』
 『だからおばさんは嫌いなんだよぅ。』
 とつぶやき、この場を後にしました。

 どうも夫婦には見られていないようですね。
 ここで財津一郎が出てきます。

 『さびし〜い!』

 周囲の白い目に追われるようにして、私は屋上の見学者ブースへと歩い
ていったのでした。

 しかし、杜国朝的なものの考え方でいけば、この夫婦に見えない関係が
もしかしたら他人が羨むほどの嫁をもらったということを後々にまで続けること
ができるということで、人生に希望が持てるということにもなります。
 なんでもプラス思考でいかなければ。

 お互いが老けてしまっては、見向きもされないですから。

 来週、妻が日本へ戻ってきます。
 どれくらいお腹が大きくなっているかなぁ。
 
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