メルマガ:運ちゃんのひとりごと
タイトル:運ちゃんのひとりごと 2月3日号  2008/02/03


----unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan----

                運ちゃんのひとりごと

     2008/FEB/3RD  総購読者数 1,163名
      melma214回、magmag114回、melten1398回、e-mag117回

    今日現在までの走行距離371,800km(順調に走っています。)
----unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan----


 皆さんこんにちは、あさやんです。
 年末から天気が荒れていますね。
 私の住む福井では12月の31日から雪が降り始めまして、ほんと冬らしくなりま
した。
 雪がしんしんと降るという表現がピッタリでして、これがまた積もる雪なんです。

 除夜の鐘を聞きながらしんしんと雪が降る。
 こちら福井には永平寺というお寺があります。
 このお寺は曹洞宗の総本山です。
 うちは浄土真宗なので関係ないといえば関係ないのですが、でも名前の通った
ものが自分の住む県にあると、お国自慢したくなるのは日本人というやつなのか。

 まあそれはいいのですが、今年の雪はちょっとばかり攻撃的でして。
 私の愛車はその雪にやられることになるのです。
 年末から降り始めた雪は、私の住むところでは15センチ位積もりました。
 家の前の道路とか我が土地の雪かきに時間を割かれ、なんとか一仕事終えたと
家に入って一服していました。

 次の日の昼下がり、家の中でゴロゴロとしていたら、『ドスン、ドスン!』と外で鈍
い物音がする。
 屋根から雪でも落ちたのかと、そのときはその程度に思っていました。
 それはそれで間違いなかったのですが。

 夕方になり、どこか食事にでも出かけようということになりクルマに乗って出かけよ
うとしたところ、妻が私に言う。

 『クルマ、クルマが大変よ!』

 見てみると、アッチャー。
 ボンネット、屋根、トランクに大きなへこみの痕。
 そして、後ろのウインカーのフラッシャーのカバーも割れている。
 20年乗ろうといきがっていた私の愛車プジョー406が、なんとまあ無残な姿に。

 我が家の屋根はスレート葺きのかわらでこれがまた結構優れものでして、雪かき
をしなくても自然に落ちてくるのです。
 この優れものが、今回は悲劇を生んだわけです。
 屋根の高いところから低いところに雪が少しずつずれ込んでいき、最終的に雪は
雨どいの上辺りにたくさんの水分を含んだ状態で塊になります。

 この塊が上からドスンと、私の愛車を直撃したわけです。
 総二階建てなので、上からの雪がもろ落ちてくるので、高低差も結構あるし、慣
性もかなりになって落ちたのだと推測されます。
 トランクやボンネットなどというものは叩けばすぐに戻るし工賃もそれほどではない 
のですが、屋根の部分というものはこれが結構厄介なところらしいです。

 はずして板金するというわけにもいかず、結構手間がかかるということのようで。

 まる11年乗り、来る3月の車検を受ける構えでいたのですが、このへっこみを直
すことを考えたとき、修理と車検の合計がどう考えてみても40万円以上かかるであ
ろうと思い、私の頭の中ではプジョー君との友好関係が一気に冷え込んでいくのを
感じた。
 20年乗ると意気込んでいただけに、このショックも隠しきれない。

 気がついたら、ディーラーに足を運んでいた。

 住宅ローンもあって生活はけっして楽ではないのだが、でもバタバタの中古には
乗りたくはない。
 そんなクルマが乗れるのであれば、私はこのプジョー君に乗り続けるだろう。
 気持ちもクルマもへこんでしまったが、それでもまだまだ乗ることはできる。
 基本的にはがっしりしているし、走行距離が何せ少ないもので潰すには惜しい。

 クルマに対する考え方は人それぞれでしょうが、私はいままでの人生のなかでい
ろいろと失敗を繰り返してきました。
 若かりし時は安いクルマを買ってはそれを頻繁に買い換え、一台たりとも車検まで
乗り続けたクルマはありませんでした。
 詰まんないクルマは結局ははやく飽きてしまう。

 それにその当時のクルマの買い方をよくよく考えていくと、安いクルマしか買ってい
ないにもかかわらず、経費がものすごくかかっていたということだ。
 違った言い方をすると、100万円のクルマを三年間乗り、事故って全損ということで
また100万円のクルマを買い続けるというパターン(これを二回繰り返す)と、300万
円のクルマを九年間乗り続けるのと、どちらが自分にとっては合っているかということ。 

 新しい物好きには前者の方が合っているかもしれない。
 でも、良いクルマに長く乗ることのほうが自分には合っているということをつかんだ。 
 物欲の強い人って、自分の欲しいものを手に入れてそれを長く所有することで、そ
れが結局は出費を抑えることにもなるということだ。

 600万円のクルマを買ってもそれを20年間乗り続ければ、年間あたり30万円の負
担になる。
 90万円のクルマを買って3年間で潰してしまえば、それも年間あたり30万円の負担
になる。
 私はクルマの値段ではなく、年間あたりの負担でクルマの購入を考える方です。

 今まで11年間乗り続けたプジョー406は、車体価格が320万円程度であったから、
年間あたり29万円の負担であったわけだ。
 その間、特別大きなトラブルもなかったし、飽きることもなかった。
 良いクルマの条件は、末永く乗り続けることのできるもの。
 安いクルマに長く乗り続けることのできる人は、そういう意味ではとても羨ましい。 

 『それであさやん!次は何に乗るの?』

 という声が聞こえてきそうなので、それは次のところで書いていくことにします。

------------◆-------------------------◆-----------------

 【今度のクルマは何にしたのでしょう】

 私は元来、フランス車が好きなのです。
 ドイツ車はどいつもこいつも画一的なものばかりで、べっ甲飴みたいな印象がある。 
 速けりゃいいんでしょうという味付けが、どうも嫌味ったらしい。
 アメ車は未だ日本の道路事情を受け入れようとしていない、占領軍的ものの考え方
に終始している。

 ボルボは好み的に長く乗れそうな気がしない。
 イタ車はいつ壊れるかわからない気がする。
 イギリス車は個性があるようでないところが候補に挙がらないところか。
 ではなぜ、私あさやんは国産車を買おうとしないのか?
 先ほども書きましたが、私はべっ甲飴的クルマの生産をするところが大嫌いなんです。 

 確かに優等生をたくさん製造しているのだが、でもそれだけ。
 バカでっかい馬力のエンジンを積んで出足もものすごく速いのだが、それでもハンドリ
ングやサスはちぐはぐで、バランスがとれていない。
 だから国産車で暴走すると、すぐに事故るんだ。
 日本の道路事情に300馬力の乗用車は必要ありません。

 トラックじゃあるまいし。

 私は以前に購入したところと同じディーラーに足を運びました。
 そこにはプジョーのほかに、シトロエンがありました。
 シトロエンというと昔は曲者なクルマばかりを作っているところでした。
 だから当初はなにも買うつもりがなく、ただふらっと足を運んだ感じでした。
 ショールームで何気にクルマを見ていると、ちょっと気になる一台がありました。

 いま巷では、ミニバンというのが流行っているではありませんか!?
 私も今度クルマを買うときは、ミニバンかステーションワゴンか、そんなものが欲しいと
イメージにはありました。
 それはなぜかといいますと、私ら家族は四人家族なのですが、実家の両親を乗せて
どこか旅行に行きたいとなると七人乗りくらいのクルマが必要となってくるのです。

 そうなると、ステーションワゴンではその乗車定員の条件を満たさない。
 ということで、七人乗りのミニバンということになりました。
 国産メーカーではどこのメーカーでもミニバンを出しています。
 うちの会社の連中にも流行りのステーションワゴンやミニバンに乗る人がとても多く、い 
ろいろと見て来ましたが、これといったクルマはありませんでした。

 やはり私には、国産車は受け付けないようです。
 ということで、シトロエンのショールームにあったミニバンがターゲットになりました。
 名前は、『シトロエンC4ピカソ』というものです。
 試乗車もありましたので、実際に乗ってみました。
 いやあ実に素晴らしい開放感。

 フロントガラスが頭上のあたりにまで延びているんです。
 とにかく360度の視界がガラス張りの印象。
 こんなことを書いてもイメージがつかめないと思うので、皆さんはサイトをご覧になって 
イメージしてみてください。

 シトロエンジャポン http://www.citroen.co.jp/top.html
 このなかでC4ピカソを選んで、そしてプロモーションビデオをご覧ください。

 フランス車の伝統ともいうべきエンジンは車格からはちょっと小さい馬力のものですが、
それでも実際に運転してみると、これがまたトルクフルという表現がピッタリの動きをする。
 国産ならば200馬力程度のエンジンを積むであろうに、なぜにこのクルマは140馬力
程度にとどまっているのだろうか。
 これはフランス車乗りならば、誰でも知っていることである。

 でもこのクルマ。
 ちょっと個性的でしょ?
 私もこのクルマが発売開始時には、まったく興味を示さなかったんですよ。
 またシトロエンが変なクルマを作ったってね。
 その程度でした。

 でもその印象は、試乗してみて納得できました。
 うちの会社の創業者がトヨタのアルファードのロイヤルなんとかという最高級グレードに
乗っているのですが、なんでもコーナーリング時のロールがめっぽう気になるんだとか。 
 トヨタって昔からそうですけど、ハンドリングがちゃちいですよね。
 キュッてハンドルを切ると、反対側に車体がロールするっていうか。

 でもこのクルマは違いますね。
 シトロエンとはいいますけど、いまではプジョーが生産しています。
 プジョー系列ですから。
 だから、たぶんにステアリングもプジョーの技術が活かされているのではないかと。 
 ハンドルを握ってそう感じました。

 広いトレッド幅なので、ロールはやはり少ないです。
 うちの会社の創業者も、こんなクルマをチョイスしないとダメなんですよ。
 でも今回、どうしてこのクルマを選んだのだろう?
 そう考えたとき、私には子供の顔が浮かびました。

 まだ上の子が四歳だし、これからいろんなところに遊びにいくとこんなクルマが楽しい
んじゃないかと思いました。
 ちょっと分不相応な価格なのですが、そこはがんばって仕事で走れば、なんとかなる 
だろうと。
 お父さんはがんばるぞと。

 それでいざ、商談に入りました。
 セールスマンには事前に、私は平凡な数字ではクルマは買いませんと宣言しました。 
 今まで乗っていたプジョー君も、当時はグラリとくるくらいにがんばってもらいました。
 ではお願いしましょうというくらいに内容が素晴らしいものになりました。
 今回はどうなるかなあ。

 外車って、どれくらいの値引きをするのかわかりませんよね。
 私のいままでのクルマ購入史において、渋い値引きで購入したクルマは一台もありま 
せん。
 すべてが30万円オーバーです。
 これは現金による値引きだけではなく、用品サービスも含んだ値段ということで。

 クルマというものは、車両本体価格が高いからといって値引きの額も大きいのかといえ
ば、そういうわけでもないようです。
 1千万円のクルマが100万円も値引きをすることはありえないわけで。
 もしそれができるのであれば、最初から900万円のクルマとして出しなとなりますので。

 でも、私の今まで購入したクルマにおいては、150万円程度のファミリーカーを現金値
引きが27万円、用品サービス5万円程度付けて、見事30万円オーバーを達成。
 お店においてあった四駆を、つまりは新古車というやつを買った時にも、現金値引きは
20万円程度であったが、用品サービスのほうでそれ以上に付けてもらったりして、換算
するとこれまた30万円を大きくオーバー。

 そんなことに慣れきっている私は、ご挨拶程度の値引きを提示されても買い気が出な 
いばかりか、この人商売下手だなぁと見限ってしまうのであります。
 前回のプジョー君の車検のときにも色を塗り替えて乗り続けるか、それとも買い換える
か迷ったのですが、値引きがふざけていたので、無条件に車検に通すことにした。
 本音はプジョー407に乗りたかったのではありますが。

 そのセールスマンは結果が残せなかったのか、今では既に退社しているようです。
 そういう意味では、今回のセールスマンはとてもやる気満々の人。
 シトロエンショールームには男性がひとりしかいなかったから、この人がたぶん責任者
なのだろう。
 クルマの試乗をするときからいろいろと話をしていたのだが、この人はやたらと詳しい。 

 フランス車の歴史をひととおり把握しているとみた。
 私も結構好きでいろいろと話をしていたのだが、話が止まることなく終始フランス車のこ
とで話が弾んだ。
 『よく知りませんけど、このクルマいいですよ・・・』というセールスマンは多いものだが、
好きなものを他人に売り込むことのできるいわば強い武器を持っている素晴らしい人だ。 

 さあ、どんな条件を提示してくるかなぁということでいざ商談に入った。

 やはりいきなりからすごい値引きは提示してはこない。
 まあでも、単純に値引きだけを見ているだけでは、今回も商談が不調に終わってしまう
可能性もある。
 総合的にみていかなければならない。
 下取車の価格、購入車の値引き、用品サービス、これらのトータルだ。

 今回はそのディーラーの名誉のために数字的なものは差し控えるが、こんな感じに。 

・下取りのプジョー406は、現金買取あたりで査定を取らせたら2・3万円程度であったが、
とりあえず二桁の額は確保できた。
 なにせ登録後11年も経過しており、全塗装や今回の屋根のへっこみが致命的になっ 
たかたちにおいてのこの価格は評価できる。

・購入車の値引きも、自分が思い描いていたラインをとりあえずは超えた。
 相手も人間であるから、必要以上の値引き要求は感情を逆なでしかねないから、とりあ
えずは相手の条件提示に一定の評価を下す。

・用品サービスであるが、これが意外な結果になったのだ。
 というかこれが決め手になったといっても過言ではない。
 まずは冬タイヤの話から。
 通常、クルマを買ったときについているタイヤは夏タイヤ。

 だから、スタッドレスは別に購入しなければならないものだが、別に購入してローンでも
組むとなると多重債務の恐怖が待ち構えている。
 なので、今回は購入の際にいっしょに組み込んでもらおうという意味合いでセールスマン
に頼んだのだ。
 すると、提携しているタイヤショップから格安にてなんとかさせますとの回答を得た。 

 国産車に組み込むスタッドレスならば結構安いセットが組めるのだが、フランス車の場
合はホイールのPCDが国産車とは違うので、絶対数で種類が少ない。
 故に、ホイールの値段も安いものが見つからない。
 おまけに、いままで使用していたプジョー406に履かせていたホイールが結構な値段が
した割には材質が悪く、腐食してしまってボロボロになっていた。

 長く乗るなら、やっぱりホイールも一流品を買わないとダメだね。
 そういうのがあったから、今回は純正品が欲しかった。
 プジョーは純正ホイールをスピードラインから供給を受けているので、たぶんシトロエンも
間違いないだろう。

 今まで11年乗ってきたプジョー406の場合、夏用のホイールが社外品で、冬用に純正の
ホイールを履かせていた。
 冬用のほうが塩を撒いている路面のことを考えると過酷な状況におかれていると思われる
が、それでも結果は夏用の社外のホイールのほうが腐食して表面がボロボロになっていた。
 やはり根本的につくりが違うのだろう。

 それはともかく注文書に目をやると、このスタッドレスとホイールのセットが値引き欄に組み
込まれているではないか。
 つまり、ただでどうぞという意味だ。
 人間やはり、言うだけタダというのは本当らしい。
 あともうひとつある。

 それは、純正オプションの小冊子のなかにあったチャイルドシート。
 一年ほど前にふたりめの子供が生まれたのでもうひとつチャイルドシートが欲しかったのだ。
 妻にもこのことを話し、なんとか安くチャイルドシートを手に入れられないか思案していた。
 ひとり目のときにあてがったチャイルドシートは割りと安いやつだったのだが、今度のやつは
ヨーロッパ標準というようなやつでとても造りがしっかりとしている。

 ジェットコースターに乗るときにつけるようなベルトが付いている。
 これまた結構な値段がする。
 半値くらいで買えれば御の字とみていた。
 ところが、このセールスマン。
 私が値段の事を持ち出すと、

 『つけて差し上げようと考えています。ただし、このふたつあるほうの安い側のものですよ。』

 と。
 いやどちらもしっかりしているので、安いもので結構です。
 率直にそう思った。
 いやぁ、ここまでやってもらえるとは思いもしなかった。
 このクルマは特にオプション品はなく、だいたい要求のほうも煮詰まっていた。

 私はナビとかDVDなどというものはまったく必要性を感じていないので、最初から要求する
つもりもなかった。
 四駆とかミニバンなどは、このオプションをフルに付けていくと結構バカにならないらしくて、
気がついたらビックリしていたというような話は珍しくはないのだ。
 いずれにせよ、気をよくして注文書にハンコを押したことは言うまでもない。

 さあ、これからまた大変な毎日になるけど、粋なおやじを目指して仕事に精を出しますか。
 今後のことはまたあらためて、後編ということでメルマガで書いていくことにします。 


-------------◆---------------◇---------------◆-------------

 【あさやんがいまどきのクルマ事情を斬る】

 よくレジャッコをみていますと、マフラーを大口径のものにしたり、超大げさなスポイラーをつ
けて走っていたりするクルマを見かけます。
 そんなクルマにかぎって公道をトロトロと走っていたりするのですが、これはどういうわけなん
でしょうか?
 走りの道具なのですから、もう少しその効果を確認するような走りをしてもよろしいのでは?

 なかにはランチジャーのような大きさのマフラーもあったりして、この時期の除雪をしていな
いような路面だと、マフラーが雪に引っかかって取れてしまう様なこともないとはいえません。
 なんでこんなに大きなマフラーが必要なんでしょう。
 音だけは立派なのですが、出だしがトロいんですわ。
 これがファッションだというのならば、親指を下に向けてダサイを強調したいです。 

 それから季節のものでスタッドレスについてですが、皆さんの履いているスタッドレスは雪道
に強いですか?
 私はいま後悔しています。
 韓国製のスタッドレスを二年ほど前に買ったのですが、これがまた効かないのなんのって。
 安心してハンドルを切っていけません。

 ズルズルとずっていきます。
 安かろうボロかろうという言葉が見事にあてはまるタイヤでした。
 やはりタイヤは安全運転の要。
 ケチってクルマを潰さないように、タイヤだけはいいものを選びましょう。
 でもどうなんだろう。

 うちの妻には軽自動車を乗らせていますが、良いタイヤを履かせているのですが車重が軽い
からなのか、ハンドルを切ってアクセルを吹かすとかなり滑りますね。
 これはどうしようもないのですかね。
 やはりある程度の車重がないと、タイヤも雪に噛んでいってはくれないということなのでしょう。
 そういう意味では、トラックの状態がいちばん理想的だといえるのでしょうか。

 滑るときは滑るのですが。

 滑るといえば、いまの受験生諸君には繰り返し述べてしまって申し訳ないのですが、中途半
端に滑るから人生を誤るのであって、完璧に滑ればこれまた違う人生が待っていたりもします。
 人生は考え方次第。
 良い大学を出ればすべて人生が成就するとは限らないのも、人生の面白いところ。
 がんばらなきゃならないのは、むしろ社会に出てからのほうが多いんじゃないかな。 

 話を元に戻しますが、このメルマガを書く少し前に、私もかなりヒヤッとすることがありまして。
 新潟の上越から六日町に抜ける国道253号線でのこと。
 松代町というところがあるのですが、そこと上越市大島区の間あたりの民家のない道路にお
いて、10秒ほどまったくハンドルのきかない状態に。
 雪はないんですよ。

 気温も0度になるかならないかの感じなのでまだ大丈夫だと思って走っていたのですが、ど
うやら山の天気なので、風が気温以上に冷えていてそれで凍結していたのでしょう。
 対向車が来ていたら、正面衝突をしてました。
 そんな危機的状況でした。
 でも、ハンドルを切ることなく沈着冷静に車体を立て直した私を、どうか評価してください。 

 いずれにしても、いかにスタッドレスであっても路面が凍みていたならば、まったく効果はな
いんだということを皆さんも肝に銘じて運転してください。
 それからスタッドレスは横の動きにも弱いんだということ。
 目を見ればわかりますが、前後方向に対してしか引っかかるようなパターンがありません。
 ハンドルを切った状態でブレーキを踏んでも、効果は期待できないということなんですね。

 これから二月に入り、またひとつ嫌らしい時期に入ります。
 雪のない道の方が実は危ないんだということを肝に銘じて安全運転に心がけてください。

-------------◆---------------◇---------------◆-------------

 【メルマガ発行後記】

 今年に入ってからの雪で思わぬことになってしまいましたが、言い換えると今まで乗り続けた
クルマがなにか大きなトラブルになることを告げていたのかもしれないと思うと、そろそろ時期に
なっていたのかもしれませんね。
 残りの人生が30年から40年ということに設定すると、いいところクルマが乗れるのは30年くら
いが限度になることでしょう。

 もしかしたらその頃までには、あの世に行ってしまっているかもしれないし。
 人生なんて、わからないものです。
 だから、やりたいことをやって悔いの残らない人生を送りたいかなぁって思います。 
 私の子供は私に似ているのか、とても感受性の強いところがあります。
 いいものや素晴らしいと感じたものを素直に表現できるようなところがあります。

 だから、今回のクルマにおいても、からだ全体で表現してくれるのではないかと。
 子供って、小さいときの思い出を後々までよく覚えているものです。
 私も三歳くらいのときに、両親といっしょに行った町内会の旅行のことを最近のことのように覚え
ています。
 そのことを両親に話していたら、びっくりしていました。

 当時のことを鮮明に覚えているんです。
 富山の宇奈月温泉に行った時にトロッコ電車に乗ったのですが、電車と電車の間で停車中に
私が立ちしょんべんをしたということ。
 それでそれを同級生の女の子にも見られていたということを幼いながらに記憶していたんです。
 両親との思い出はよく覚えています。

 だから、子供との思い出作りをきちんとしていかなければならないと痛感しているのです。
 普段、子供との対話の時間が少ないから、なおのこと重要に感じています。
 今回のクルマはきっと、それを実現してくれる重要なアイテムになると思います。
 最近は子供の引きこもりや非行など、悪い事例が数多く報道されていますが、こういった親子の
ふれあいってとても大切なのではないでしょうか。

 子供がすくすくと育つということ。
 これはいわば、親がやらなければならない重要な義務というものです。

 というわけで、今回はこれまで。
 
-------------◆---------------◇---------------◆-------------
===================================
◎このメールマガジン<運ちゃんのひとりごと>は、下記の配信システムを利用
して発行しています。(購読解除は御自身の実力でお願いします)

☆まぐまぐ http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000099214)
☆melma http://www.melma.com (マガジンID: m00020203)
☆メルマガ天国 http://melten.com/ (マガジンID: 9024)
☆E.Magazine http://www.emaga.com/ (マガジンID: unchan)
☆Mailux http://www.mailux.com (マガジンID:MM3E7A7B92C3B1C )
☆めろんぱん http://www.melonpan.net/ (マガジンID: 004288)
☆カプライト  http://kapu.biglobe.ne.jp/  (マガジン ID:10259)
===================================

 【発行者】

 あさやん owner @asayan.net メールをくれるときは@の前のスペースを削除してね。 
 サイト http://www.asayan.net/unchan.html

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。