メルマガ:運ちゃんのひとりごと
タイトル:運ちゃんのひとりごと 4月1日号  2007/04/01


AGLOCO AGLOCO AGLOCO AGLOCO AGLOCO AGLOCO
ブラウザのツールバーに表示しているだけで報酬が入るとしたら・・・。
そんな都合のよいものが世の中にあるの?
あるよっ! それがこのAGLOCOです。 もちろん無料だよ!
      http://www.asayan47.com/agloco-presentation.html
AGLOCO AGLOCO AGLOCO AGLOCO AGLOCO AGLOCO

----unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan----

                運ちゃんのひとりごと

          2007/APR/1ST  総購読者数 1,235名
      melma209回、magmag109回、melten134回、e-mag112回

            今日現在までの走行距離295,998km
----unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan----


 皆さんこんにちは、あさやんです。
 また大きな地震がおきましたね。
 今度は石川県の能登半島沖で。
 能登半島地震と名づけられたようですが、震度七というところがありました
から、あの阪神淡路大地震に匹敵する規模のものです。

 ただ、住宅密集地からは少し離れたところに震源地があったので被害は
規模の程度からすると限定的であったと解釈することはできそうですが。
 それでもやはり古い建物などは、ものの見事に崩れてしまっており、揺れ
のすごさを物語っているといったところでしょうか。

 金沢には知り合いもおりますので早速連絡もとりましたが、揺れは強かっ
たけど被害は特にはなかったとのこと。
 あれって、金沢市内に近いところに震源があったならば、かなりの激甚災
害になっていたはずです。

 皆さんの金沢に対するイメージはどうか知りませんが、ここは近年発展が
著しいところです。
 産業云々ではなくって、都市計画の整備がとてもよい方向で進んでいると
ころなのです。
 短命だった、森善朗元総理のお膝元です。(悪いたとえかな?)

 最近になって建てられた石川県庁をはじめ、その周辺の道路などは近代
都市の手本ともいえるようなものです。
 ただ、旧来の地域においては古い建物が密集していたりして、古都金沢の
一面もみせてくれてますが、これなどが崩れていたら大変なことになっていた
はずです。

 うちはホームセンターの仕事もしているのですが、能登半島の店舗ではな
にやら木材とか波板などの住宅資材が飛ぶように売れているのだとか。
 こういう天災って、ほんとうに忘れた頃にやってきますから怖いですねぇ。
 私の住む福井も震度四くらいあったらしいのですが、それほどの揺れは感
じませんでした。

 私的には、震度二くらいかなって感じ。
 家を建てるときに地盤改良をしていたから、それの効果かも。
 そんなわけないか。
 私はそのときは家でテレビを観ていました。
 リアルタイムでニュースが流れたので、その数字に驚いた次第です。

 今回の地震で被害を受けられた方々に対しましては、心からお見舞いを申
し上げます。
 
------------◆-------------------------◆-----------------
【近頃の話題から】

◆高速道のガソリン価格改定、月1回から週1回に(日経goo News mail)

 東日本高速道路会社など高速道路会社4社は、高速道の給油所で販売す
るガソリン価格の改定ペースを現在の月1回から週1回に見直すと発表した。
 3月17日以降は毎週土曜日に価格改定する。
 高速道の給油所については、ガソリン価格が大きく変動する時期に、価格
を頻繁に見直す一般道の給油所との価格差が広がる問題があった。

 見直すのは東日本高速のほか、中日本高速、西日本高速、本州四国連絡
高速の計4社。
 給油所が限られる高速道では、ガソリンの不当な高値販売を招く恐れがあ
るため、高速道会社が価格の上限を定めている。

------------------------------------------------------

 ガソリンの価格は一時の高値からすれば、だいぶ落ち着いてきた感があります。
 120円以下で販売するスタンドなんかもあちらこちらで見ることができるように
なり、こういう市況関係のものはなるべくならば安定して供給してもらいたいなぁと
いうのが正直なところです。
 皆さんは高速道路のガソリンスタンドの価格ってどう思いますか?

 私はずっと高いなぁって感じてました。
 一般のスタンドよりはまず高いってね。
 だから、高速に乗る前にガソリンを入れるのが鉄則みたいになっていました。
 でもちょっと前に、その価格差が逆転していたときがあったんですね。
 高速で入れたほうが安いんだって。

 信じられないけど、そんな話がありました。

 いまは元通りだろうけど。
 高速道路がもっと安く走れるようになったら、ガソリンスタンドも繁盛するだろう
から、値段も安くするといいのにと私は考えていますけどね。
 私はなるべく乗用車では遠出をしないようにしているので、今回のガソリンの高
騰はあまり気にはしていなかったのですが、問題は軽油。

 安いときには60円位で入れられたんだよなぁ。
 それが今では100円くらいが当たり前で、へたすりゃ110円くらいする。
 荷物の運賃がダンピングされるこのご時世に、燃料代だけが倍近くになってき
たわけだから、これは悲鳴があがらないわけがないよなぁ。
 私は若いときに乗用車ディーゼルに憧れていました。

 例えば昔はとても売れたいすゞのジェミニ。
 あのディーゼル車がとても燃費がよくって、私も欲しかったんですよ。
 ディーゼルっていうと煙もくもくで環境に良くないっていうイメージが強いですが、 
環境対策にうるさいヨーロッパでは、結構ディーゼル車がもてはやされているら
しいです。

 いま発売されているかどうかわかりませんけど、ベンツのミディアムクラスだっ
たでしょうか、一台ディーゼル車が国内で販売されているようです。
 以前、雑誌で見ました。
 ベンツのディーゼルっていうと、昔はDOHCのディーゼルっていうのが出てい
ました。

 とても静かでこれがディーゼル車かっていうほどに静かなエンジンだったのを記
憶しています。
 いまのトラックでも証明されていますが、対策を組んだディーゼル車であればそ
のほうが経済的で環境にも優しいと思います。

参考サイト:
http://www.yomiuri.co.jp/atcars/news/20060614ve02.htm
http://www.nikkeibp.co.jp/news/car06q3/511620/

 私がまだ免許取立てで坂道発進が苦手だった頃、トルクの厚いディーゼル車は
とても安心感がありました。
 そんなイメージを引きずっているから、下がスカスカのトルク感のないディーゼル
のトラックにはまったく魅力を感じないのです。

 ディーゼルって高負荷運転をすると急に燃費が悪くなるっていうし、引っ張ってガ
ソリン車のように走るのも本来は苦手分野。
 だからゆっくりと走るのがいいのです。
 乗用車では私はディーゼルがいいといいながら乗ったクルマがあります。
 それはいすゞのミュー。

 とにかく粘りがありました。
 2800CCのディーゼルターボ。
 でも乗り潰すことまでにはいかなかった。
 それは自動車税が高かったから。

 昔は2800CCのディーゼルは2000CCのガソリン車と同じ税金だったから、 
それがディーゼルの魅力だったわけなのです。
 それがガソリン車と同じ税制になってしまったものだから、詰まんなくなってしま
った。
 長い距離を通勤している人というのは、昔はたいていがディーゼル車でした。

 いまはディーゼル車そのものが販売されなくなってきているので、私はとても残
念で詰まらなくなっています。
 売れないから作らないではなくって、どうしたら省燃費で環境に優しくなるのかを
自動車メーカーは考えるべきです。
 ぜひ、あのジェミニの2000CCディーゼルターボを甦らせましょう。

 メタノール車や電気自動車もいいけど、とりあえずはクリーンディーゼル車をもっ
と研究しましょうよ。

 もしお金があるのならば、私はディーゼルの高級車に乗ってみたいですね。
 私の好きなプジョーも本国ではディーゼル車を出しています。
 なんで日本に入れてくれないのかなぁ。
 売れないから?
 並行輸入しかないねぇ。

 まあ、お金ないから、夢にしておきましょうか。
 私の愛車であるプジョー406はこの3月でまる10年になりまして、ちょっと前に 
全塗装をして20年乗るための決意をしました。
 さすがにこの世代のプジョーになるとボディもきしみがありません。
 新車を買えないひがみもありますが、いまは乗り続けるしかありません。

 というわけで、プジョーフリークと隠れ乗用ディーゼル車ファンの私からの意見
でした。
 懐かしい人もいたんじゃないかな。


------------◆-------------------------◆-----------------
【購読者から】

二月に発行したメルマガのお返事としていただいたメールです。
ご紹介していきましょう。

-----------------------------------------
あさやんさん こんにちわ
いまや輸送はトラック時代、あさやんさんのような運ちゃん方のご活躍があって
われわれ庶民の生活が成り立っているのは充分承知しております。

乱立によりトラック業界も競争が厳しく、荷主からたたかれてそのしわ寄せはウ
ンちゃんに寄せられて労働条件は大変厳しいものと聞いており、その結果過労
からの事故も少なく無いとも耳にしており、事実カラスの鳴かない日はあっても
トラック事故の報道の無い日はありません。

いかに荷主の要望とはいえ大雪の中道路状況を無視して指定時間までに届け
なければならないとは…もちろん拒否すれば荷主は他の運送会社にまわすだ
けでしょうが、幸い迂回路を経由して無事届けられたようでよかったですが…
乗りなれないトラックでひとつ間違えればスリップ、転落、珍しくも無い新聞記事
になる危険と隣り合わせですね。

お客さんは神様「時間を守るというのは、この業界に限らず重要なことなのだ」
…確かにそのとおりです。
しかし命の危険を冒してまで守らなければならないものでしょうか…

「安全」のほうがもっと重要では無いでしょうか。
確かに運チャンさんたちの命がけの活躍のおかげで私たちは安くて品質の良
い商品をを求めることが出来ます。

多少商品価格があがっても運チャンさんたちが安心して安全に働くことが出来
る環境が整えば、私たちが時間に追われて無理をするトラックの事故に巻き込
まれる危険も少なくなることでしょう。
トラック運ちゃん同士、団結して良い労働条件を勝ち取るよう頑張って頂きたい
ものです。

tchan
------------------------------------------

 どうもメールをありがとうございます。
 いやね、このトラックはけっして乗り慣れていなかった訳ではないのですが、た
だ雪道の走行に少々難があるというのか、悪路走破装置なるものが付いてはい
るのですが、効果がほとんどないので、評価として雪道の弱いトラックということ
で覚悟してこの事態に臨んだわけなんです。

 私の自分の仕事に対するポリシーとして、『無理をしても、無茶はしない。』とい
うものがあります。

 どんな仕事をしている人でも、ノルマや自らの目標を達成するために多少なり
とも無理をしていることと思われます。
 それに準じたものだと解釈していただければ。
 でも無茶というのは違いますよ。

 まったく除雪のしていない50cmの降雪のある道路を延々と走って目的地に
着けるだなんて、どう考えてみても実現できるものではありません。
 同じプロドライバーでも、技のある人とない人というものがいると思います。
 ブレーキの踏み方ひとつにしても、いくつものバリエーションのある踏み方の
できる人とガツンと踏む一通りの踏み方しかできないような人。

 私の班長なんて、まさに後者を絵に描いたようなタイプの人間。
 長い下り坂で、しかもそれが圧雪路であったならば、ブレーキの踏み方も慎
重でなければなりません。
 下手をすると後ろから流れ始めますから、そうなるとコントロールも困難です。
 そんなときに微妙なブレーキの踏み方のテクニックが活きてくるのです。

 この購読者の仰るところの『安全』はたしかに重要なことです。
 安全は最優先でなければなりません。
 でもね、どんなに雪が降っていてもきちんと除雪しているところってあります。
 やはり豪雪地帯の道路は除雪の体制も違います。
 私はそこに目をつけて、この作戦を思い立ったのです。

 だから、やみくもに走っているわけではありません。
 みんな行けないんだから、俺様も朝までここで寝ていようかといったそんな主
体性のない仕事のやり方は感心しません。
 そういった類の運ちゃんがたくさんいましたけど、そういうのに限って通常は
周りのクルマを煽り倒してカッ飛んでいる類の人たちでした。

 労働条件についてですけど、私らは荷主さんが相手というよりは会社の社長
との話し合いがメインになってくると思いますよ。
 社長から、『給料は払いたくないけど、仕事だけはきっちりやれよ!』と言わ
れてしまえば、やらないわけにはいかないわけで。
 会社の経営方針がすべてでしょう。

 私はこのときに迂回路を選んで結果として朝までに荷物を着けましたが、もし
うちの社長がそんなことをしなくてもよい、高速の入り口で止まって朝まで待ち
なさいと言えば、そうしていたのかもしれません。
 でもその当時の配車係も荷主さんも、私の意見を尊重してくれました。
 どんな状況であっても、社命速度を守るという前提での走行だからです。

 よく時間がないと理由付けてそこのけそこのけと前のクルマを煽り立てていく
クルマを見かけますが、あれはほとんど意味がありません。
 一台前に出たところで、結果として知れているからです。
 そんなことをすれば、いまは会社に苦情の電話が入る時代です。
 これも感心できませんね。

 常に定められた規則を守り、それで朝までに荷物を着けたわけです。
 急がば回れの現代版です。
 でもこれをみんながやっていたら、たぶんそこで事故とか詰まんないことが
複数おきていたと予想されます。
 裏をかくことができたからの成功例です。

 以後、そこの荷主の人とはかなり近い心のやりとりができています。
 雪国の運転手さんでそのなかでもしっかり運んでくれる運送会社に頼んで
よかったと言ってくれたことをとても喜んでいます。
 ただ、ものを運んでいるわけではないんですよ。
 そして命を粗末にしているわけでもない。

 そこにはプロとしての誇りと意地があるのです。
 わかるかな? わっかんねぇだろうなぁ・・・。
 特に、現場を知らない運送会社の社長さんなんぞには。
 
---


 今度はいつメルマガを出せるかわからないから、もうひとつ紹介しておきま
しょうか。
 今度は黒いダルマさんからのものです。

---------------------------------------------
ひとりごと さんへ

私は今、福祉有償運送の運転協力者に対する
「安全運転講習」のインストラクター(講師)をしています。

今までは”白タク行為”だと言われながら、高齢者や障害者の足として
通院や買い物につき合ってきました。
改めて運転協力者の運転を見ると、これで高齢者が安心して身を任せられるのか?
と言うような運転をする方がおります。

急発進、急ブレーキはあまりありませんが、いきなり進路を変えたり、
見通しの悪い交差点や狭い路地での徐行や一時停止をしないなど。
こういう私も以前はマイカー通勤で、結構悪い運転をしていたもんですが、
インストラクターになってから(まだ3年です)は、運転方法が変わりました。
今回の”ひとりごと”に海外の交通ルールがありましたが、とても参考になりました。 

交通事故は、被害者も大変ですが、起こした方も更に大変です。
特に、交通弱者である高齢者や、車いすの利用者にとっては
移動手段としての足を他人に任せているという事実。

今回(昨年)道路交通法が変わり、福祉有償運送に対して
法的には認められましたが、町中をゆっくりと安全運転をしている車を見かけたら
こうやって”安全を確保”しているのだと思って煽らないで下さい。

お互いに事故をなくしましょう!。

「黒いダルマ」より
---------------------------------------------

 黒いダルマさん、ありがとうございます。
 いまの現状として、障害者の方への支援業務の人材が不足しているなかでがん
ばられておられる様子が伝わってきました。
 私も普段走っていて、よく車椅子マークのついたクルマを見ることがあります。
 生身の人間が相手だけに、大変ご苦労様だとみています。

 しかしながら、なかにはひどいドライバーもいますね。
 割り込み、急ブレーキ、信号無視にかっ飛ばし。
 健常者ではなく、障害者を乗せているならば少しはそれを自覚して運転したらど
うなのよと言いたくなるようなドライバーが案外多いです。

 健常者と障害者の違い。

 それは、外からの衝撃に対して、身体が迅速に対応できるか否かという点。
 何かしら障害を背負っているわけですから、運転の仕方次第では人間さんが飛
んでいってしまいます。
 自分を支えるというのは、人間の様々な機能が正常でないとできない行動です
から、それをまず理解しないと。

 私らも荷物を運ぶときには、どういう動きに対して弱いのかをまずイメージします。 
 非常にデリケートな荷物であれば、いかに後ろに大名行列をつくろうとも、荷物
優先でいきます。
 後ろのクルマへのお気遣いはその後で。
 これも忘れちゃいけない。

 なにをするにも、思いやりが必要なのですよ。
 気持ちが通じるときってありますよね。
 そんなときは仕事をしていても、なにかが充実している。
 だけど、なんでこんなことわからないのかなあって思うほど、わかってもらえない
ときがこの世の中にはよくあります。

 知事をやるなら、社会を理解しなさい。
 会社の社長をやるなら、現場を理解しなさい。
 親をやるなら、家族を理解しなさい。

 上の立場の人間って、なんでもわかっているような顔をしていますが、わかって
いるようでわかっていないのがこの人たちなのです。
 もっと謙虚になりなさい!
 すれば、見えなかったものが見えてくるから。
 宮崎の東国原知事は経験はないけど、やる気がある。

 あの人にないものは、まわりがサポートすればいいのである。
 そういう体制ができていれば、宮崎の将来は明るい。
 会社も同じこと。
 現場を無視して、なんでも自分たちらで決めないでよ。
 現場の意見は的を得ているものがたくさんあります。

 お金をかけたあとでああすればよかった、こうすればよかったというのは、余計
に出費をかけることにもなります。
 話が大きく飛躍しました。
 思い当たることがあなたにありましたら、肥やしにしていただければありがたい
と思います。

 それではまた、次回まで。
 
-------------◆---------------◇---------------◆-------------
===================================
◎このメールマガジン<運ちゃんのひとりごと>は、下記の配信システムを利用
して発行しています。(購読解除は御自身の実力でお願いします)

☆まぐまぐ http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000099214)
☆melma http://www.melma.com (マガジンID: m00020203)
☆メルマガ天国 http://melten.com/ (マガジンID: 9024)
☆E.Magazine http://www.emaga.com/ (マガジンID: unchan)
☆Mailux http://www.mailux.com (マガジンID:MM3E7A7B92C3B1C )
☆めろんぱん http://www.melonpan.net/ (マガジンID: 004288)
☆カプライト  http://kapu.biglobe.ne.jp/  (マガジンID:10259)
===================================

 【発行者】

 あさやん owner@asayan47.com

 サイト http://www.asayan47.com/unchan.html

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。