メルマガ:運ちゃんのひとりごと
タイトル:運ちゃんのひとりごと 3月21日号  2005/03/21


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                          運ちゃんのひとりごと

         2005/MAR/21ST  総購読者数 768名
    melma179回、magmag79回、melten104回、e-mag82回

         今日現在までの走行距離121,863km
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 皆さんこんにちは、あさやんです。
 腰の痛みはなかなか引きません。
 治りかけると、

 『米、500袋ねっ!』

 と簡単に指示を出されてしまうので、私はひたすらデビュー当時の竹中直人
のように笑いながら、そして同時に怒るような芸を演じているのです。
 健常な運ちゃんがフレコンのような楽なものを運んでいたりすると、嫌味たっぷ
りに言ってしまったりしてしまうのは、私だけではないと思いますよ。
 配車の内容って、けっこう人間関係に影響します。

 話は変わりますが、皆さんは最近のトラックをみていてどのような感想をお持
ちでしょうか???
 飛ばさなくなったなぁという意見がかなり聞こえてきそうな気がしますが、それで
も未だリミッターが付いていないんじゃないかと思えるようなトラックも実際にはあ
ります。

 私は今回、福井から仙台まで農薬をもって行きました。
 仙台までは距離にして700キロ弱です。
 関東に行くなら茨城県あたりの距離になるわけですが、この仙台に行くまでの
間になにか私の手がパソコンのキーボードを叩かせるものとなったのです。
 その主人公は同郷の他の業者の大型トラックです。

 どこに行くかは知らないが、結局は同じ仙台近辺に納品だったのでしょう。
 富山あたりを走っているときに初めてまくられ、仙台の納品先に到着するまで
の間に何度となくそのトラックにまくられました。
 途中、数えてやろうかとも思いましたが、くだらないのでやめましたわ。

 使用したルートは、北陸道ー磐越道ー東北道。
 全線高速使用は運ちゃんの憧れです。

 まあ、私の走りは遅いのでたいていのトラックはまくっていくわけですが、それは
特に構わないわけなんですけど、問題はそのまくり方なんですわ。
 そのときの状態でクルマの走っている位置というものは変わるものなんですが、
このトラックは明らかに走り方がおかしいと確信したんです。

 どういうことかというと、

 私をまくるときにはいつも走行車線と追越車線を仕切っているラインを踏んで
まくっていくんです。
 二回目、三回目のときにはさすがに俺に意見でも言いたいのかなぁと思った
のですが、以前に同じ会社で積み込みをしたことがあるトラックだったので、お粗
末な奴だなぁと思いながらも、気持ちを抑えてやり過ごしていました。

 私はあいも変わらず80km/h走行。
 正直、眠くなりますわ。
 大型トラックは視点が高いので、なおさら遅く感じますわ。
 だけど考えてみると、あのかっ飛びの同郷のトラックは何度も私をまくっている。
 眠くて仕方ないのかなぁ。

 私をまくっていって、しばらくすると先のパーキングエリアなどで足を上げて寝てい
るんですよ。
 私個人の経験としては、飛ばしたほうが勢いで走れるから疲れないんじゃない
かなぁと思っているのですが、自分の実力以上の速度で長時間走ろうとすると
これはまた疲れることになるようです。

 大型トラックって疲れないですよ。
 大型にすっかり慣れてしまっているから、前に会社から4トン車で山口まで行っ
てきてと言われて走ったときには、かなり疲れました。
 重量がないものだから、荷物の慣性を活かして走ることができないんですよ。
 アクセルを緩めればすぐに速度は落ちてくるので、眠くなったりすると怖いです。

 話は元に戻しまして、私は基本的には一度走り出したら止まりたくない性分な
ものでして、いわゆる鉄砲玉というものの類なんですが、いまとなってはデジタコの
縛りなどの問題もあってか四時間に一度の割合で止まるように、半ば強制的に
休憩をとるようになってしまいました。

 それでも今回の仙台に行くまでの間には、二回しかパーキングには止まってお
りません。
 けっして眠くないわけでもありませんが、いつもそんな感じで走っているんです。
 だから今回のような運ちゃんの走りをみていると、

 『職を変えたら!?』

 と言いたくもなるわけです。
 長距離運行って、クルマの世界でのマラソンだと思いますよ。
 つまりは計画性をもって運行をしないと、全然前には進まないということになり
ます。

 納品先までの距離と所要時間がわかれば、どこで休憩をとればいいのかという
ものがおのずとわかってきます。
 それをその場の勢いでぶっ飛ばして、他のクルマに迷惑をかけながら走ったとして
それがいったい、なにになるというのでしょうか。

 速度ががちがちの80km/hに抑えられている運送会社は全国にはかなりの数で
ありますが、どんな遠くに走らせても翌朝にはきちんと到着しているということからみ
ても、これは明らかなことです。
 それはなぜできるのか???

 スプリンター的存在であるかっとび運ちゃんには、130km/h以上を維持して目的
地にまで走りきるような実力が、本来備わっていないからです。
 本来備わってもいないのに無理に走ろうとするから、事故になるわけです。
 我々アベレージで走っている運ちゃんというものは、速度もアベレージ(つまり平均)
で捉えています。

 80km/h平均で走って、あそこまでならば何時間で到着できると考えるわけです。
 それが空車であれ、実車であれ、速度に変化はありませんから、時間がよめる
わけなんですね。
 でも、80km/hで走ったからといって毎時80km進めるかというとそうではありません。
 高速道路の場合はかなり理想的な数字にはなりますが、完璧にはなりません。

 一般道路ですとまったく変わってきます。
 一時間に45km程度走れればよく流れている方です。
 田舎のバイパスなどでは55km位走ることもできますが、これは明らかに速度違反
をしているからできることです。
 がちがちの60km/hで走っているとこんな数字はとても出ませんから。

 だからよく、停滞した流れのところですり抜けをするクルマがおりますが、あれはまっ
たく意味がないということがこれで証明できるわけです。
 信号でクルマの流れが制御されているのだから、速く行きたければ信号無視を繰
り返すしかすべはなくなります。

 急いでいるクルマとゆっくり走っているクルマが同じ交差点で止まるということがよく
ありますが、こういうことを経験から学ばなければなりません。
 事故に巻き込まれたくない方々は、これらのクルマには近づかない努力をする必
要があります。

 ルームミラー、サイドミラーなどで後方を常に見て、向かい来る敵に備えなければ
なりません。 
 最近、プロとはいえないような運転をするトラックが多いので、閉口することが多々
あります。
 メルマガ上で何度か書いていますが、ここでキープレフトの意味を再確認したい。

 単に車線の左側を走りさえすればそれで良いというものではない。
 基本は大切だが、応用もそれ以上に大切。
 片側二車線道路においては、右側車線を走行するクルマは右寄りを走り、左
側車線を走行するクルマは左寄りに走ることで、道路を広く使用することができる。
 そう考えなくても接触するのが嫌だから、自然に右に寄るのが正常な人間だ。

 右側車線を走る者というのは。

 少なくとも、追越車線を走行して遅いクルマをまくるときくらいは、右に寄るくらい
の心遣いは欲しいところだ。
 先日、名古屋の産業道路を走行しているときにもカチンとくることがあった。
 地元のダンプなのだろうが、私が左の車線で走行していたときにラインをまたぎ
ながら私を追い抜き、そして車間を空けずに私のすぐ前に入ってきた。

 いくら仏のあさやんでも、このような礼儀知らずには頭にくる。
 だから洗礼をして差し上げた。
 そのダンプがしたことの一連の流れをお返ししたのである。
 するとそのダンプは、ビックリしたかのようにラッパを鳴らして怒っているのである。

 私は平和主義者なので武力による解決は好まないのだが、こんな奴には殴っ
てわからせることも時には必要なのかなと思った場面であった。
 自分の普段している運転が、周りの人に迷惑を与えていないだろうかという気
持ちを常日頃から考えて運転をしていきたいものである。
 本当はこんなことしたくないに決まっているさ。

 しかしなんだね。

 速度が出せない運送会社という目でみた場合に、どうしてもバカにされるという
のか下に見られてしまうような風潮がこの業界にはあるなぁ。
 でも、うさぎと亀のやりとりはいつの時代になっても変わることはないでしょうね。
 亀はやっぱり最終的には勝つのです。
 だから堂々と亀の走りをしていきましょうか!

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 【購読者のメールから】

 購読者からはこのような暖かいメールをいただいております。
 venusさんからのものです。

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venus です、何時も愉しいメルマガを有り難う御座います。

腰を痛められたのですね、大変だ、私も在職中よくやりました、安静しか
無いと思いますが、事務職で無い限り無理なのですね、なるべく腰に無理
な力を加えないよいに膝でカバーして凌ぐしか仕方がないですね、どうぞ
無理しないで早く回復されることを祈ります。

私は来年が免許の更新なのですが、今までゴールドでも高齢者は5年より
短くなるとか聞いたことが有りますが、如何なのでしょうね、それに老眼が
進み2本の棒が合い難くなり、前回も少し遅れますよって云われました、
今まで大型に乗った経験も無いし、今後も乗ることは無いと思うのですが、
大型だけの返納って出来るのでしょうか?もしご存じだったら教えて下さい
ませんか、宜しくお願いします。

早く腰を治して頑張って下さいね、そして愉しいメルマガを待って居ます。

お元気でっ。
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 venusさん、ありがとうございます。
 腰についてはどんな運ちゃんも少なからず問題を抱えているわけなのですが、
騙し騙しやっていくしかないんでしょうね。
 会社も冷酷非情なところがあって、少しでも手なぶり仕事ができるなぁと判断
すると情け容赦なくそのような仕事をつけますので。

 容赦といえば、庸車に対してはなぜか優しくって、楽な仕事ばかりを出してい
るんですが、裏取引がないような利害関係の働かないような運送会社にまで
楽な仕事を出しているんですよ。
 庸車には、やりがいのあるダイナミックな荷物を出してやればいいんですよ。
 きょうみ暇なところばかりですから、噛み締めながら仕事をしますよ。

 ゴールド免許の件についてですが、単に高齢者とあるだけで年齢がわかりませ
んが、70歳で更新する場合は5年出ます。
 それが71歳での更新になると4年、72歳になると3年になるといった具合にな
り、72歳以降での更新はゴールドの人であっても3年となります。

 ただこの場合でも優良運転者であることには間違いありませんで、免許証の帯
の色は金色で、かつ、免許証に優良運転者である旨を表示したり、優良講習
の対象者とするなどの優遇措置が講じられているようです。

 あと、大型免許の適性検査についてですが、
 深視力というものは大型自動車を運転する上ではとても重要なものです。
 ですので、この適性を欠くということは大型に乗る運ちゃんとしては定年を迎えて
いるということにもなります。

 大型に乗られない方にはいまいち意味が掴みきれないと思われますので、少し
説明してみましょうか。

 よくトラックで道路からバックで会社構内に入れている姿を見るかと思われますが、
広い駐車場ばかりではなく、狭くって運ちゃん泣かせのところが結構あるんです。
 左後ろには乗用車が止まっていて、右後ろには電柱がある。
 トラックはこの間に入れていくわけなのですが、このときにドライバーの深視力とい
うものが備わっていないと、思わぬ接触事故を起こしたりするわけなんです。

 直接見ることのできる右後ろにある電柱が自分の運転するトラックの最後尾との
間にどれくらいの距離を有しているのかということがわかっていないと、ダメなんです。
 左側はミラーに頼ったかたちになるので距離感は掴めませんから、とにかく接触しな
い程度に考えておきます。
 このように、適性がないと非常に危険な作業につながるわけなんです。

 免許の返納については、免許センターから通告されることもあることでしょうし、自発
的に返納する方法もあることでしょう。
 まあ実際には運転されないとのことですので、どのような処分になったとしても痛くは
ないでしょうが、一抹の寂しさはありますかね。
 潔さも結構ですが、取られるまで温存するのがよろしいんじゃないでしょうか。

 深視力については私は更新の際にいつも、係官から素晴らしいですねといわれて
いるのですが、レーシックをしてから遠くがよく見えるようにはなったのですが、その見え
方が今までとは違うために、思わずヒヤッとすることがたまにあります。
 30年近くも矯正してきたこの目で、裸眼で見ているわけだから仕方ありませんか。
 メリットばかりかというとそうでもありませんね。

 そういえば今日、会社の健康診断で視力の測定をしていましたが、医療関係の
職員からこんなことを言われてしまいました。

 『いままで矯正視力で1.2であったのに、どうしてメガネなしで1.5が見えている
のですか? コンタクトですか?』 

 『LASIKをしたんですよ。』

 『ベーシック???』

 『??? (こいつなに言ってんだ!)』

 『そんなのあるんですか???』

 『レーザーで角膜を焼いて矯正するやつですよ。』

 『ふーん。』

 医療の業界に勤めている人がこの程度なんでかね。
 そういえば近頃は大学を当たり前みたいに卒業している者ばかりで街中は賑わ
っているようだが、こんな簡単なこともわからないのかと言いたくなるような大卒者が
とても多いそうな。
 この程度で大学に入学できて、そして卒業できてしまうのか。

 政府も学生の学力の低下には頭を悩ましているとかいないとか。
 ゆとりの教育の弊害がいまここにあらわれている。
 『聞くのは一時の恥、知らぬは一生の恥』という言葉もあるが、ものごとを聞いて
ばかりでは本当に恥をさらけ出すことになってしまうなぁ。
 日本人の勤勉な姿はもう見ることができないのだろうか。

 エリートといわれてきた医者も、近頃では診療ミスがあちらこちらで発覚し、他人
様の寿命を縮めてしまったりしている。
 運ちゃんも然りで、正しい知識を日頃から学びとり、自己研鑽を心がける必要が
あるだろう。
 この業界が、落ちこぼれの者達の受け皿ではないのだから。 

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 【交通マナーから】

 私がいつも読んでいるニュースのメルマガで、こんな話題がありました。

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 ◆道交法改正で携帯電話使用中の交通事故半減
  昨年11―12月に発生した携帯電話使用中の交通事故は前年同期比
でほぼ半減。
 改正道交法の効果顕著に。警察庁まとめ。
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 改正道路交通法の成果が上がっているということなのでしょうか。
 確かに運転中に携帯電話をしているドライバーは激減しましたね。
 それはそれでとても結果なことです。

 だけどね。

 あそこが良くなればここが悪くなるというように、この携帯電話の問題においても
あるのではないかなぁと個人的には考えております。

 それはどこにあるの???

 好んでやっているのかどうかは知らないが、平気な顔をして道路にクルマを停車
させ、悠々と電話をかけている輩があとを絶たないということ。
 亀の走りをしているトラック、つまり私が走る車線にそんなクルマが止まって携帯
をかけているものだから、そのたびに車線変更。

 他人には道を譲らないが、自分はドぎつく割り込んでいくというようなマナーの悪
い福井に住んでいる私としては、とても気を遣う一場面になっています。
 車線変更や合流に関して、これ程に気を遣わなければならないところも珍しい
とさえ感じています。
 その点、関東の人は素晴らしいね。

 一台ずつ合流することができれば、何も嫌な思いをすることがないわけですから。
 田舎者は意地を張るというのはよく言いますが、あれは正しい認識です。
 自分のことしか考えられないというのも、社会性に乏しいことの裏づけです。
 田舎者の本来持っている奥ゆかしいところを、運転に表すことはできないのでし
ょうか。

 私は走行中にかかってきた電話にでることそのものは構わないと思います。
 ただ、こちらからかけ直すということで少し待ってもらうようにお願いして、早々に
電話を切り、他人様に迷惑にならないような場所で電話をかけるというようにすれ
ばこのような問題はおこらないんです。
 気配りのできる人は、道路にクルマを止めて電話をするようなことはありません。

 これからの時代においては、このあたりからも人間の価値というものを判断され
ていくのではないでしょうかね。
 
 国際博覧会である『愛・地球博』ももうすぐ開催されますが、地元の方は特に
クルマでのマナーにはじゅうぶん配慮していただきますように。
 愛知県に限らず東海地方の交通マナーは、合流に関して意固地なところが
見受けられます。
 それだけ改善されればとてもマナーの良いところなのに残念に思います。

 国際博覧会開催中は日本国内の恥さらしではなく全世界の恥さらしということ
になりますから、みなさんどうぞ紳士の運転をしてください。

 それではまた、次回ということに。

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