メルマガ:運ちゃんのひとりごと
タイトル:運ちゃんのひとりごと 8月22日号  2004/08/22


 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━┫  ★ 最新機種★必勝攻略情報がなんと今だけ無料 ★  ┣━┓
┃ ┗┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳┛ ┃
┗━━┛〓〓〓〓〓〓夏だけの限定!必勝攻略大放出〓〓〓〓〓〓┗━━┛
★★★★★★★★★★ http://www.applead.jp/p/pc ★★★★★★★★★★
┏━━━━━┓┏━━━━━┓┏━━━━━┓┏━━━━━┓┏━━━━━┓
┃北斗の拳 ┃┃猪木自身が┃┃ミリオン ┃┃サンダーV┃┃巨人の星 ┃
┃ ガメラ ┃┃パチスロ機┃┃シンド榎本┃┃ 吉宗  ┃┃主役は銭形┃
┗━━━━━┛┗━━━━━┛┗━━━━━┛┗━━━━━┛┗━━━━━┛
★★★★★★★★★★ http://www.applead.jp/p/pc ★★★★★★★★★★

----unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan----

                     運ちゃんのひとりごと

         2004/AUG/22ND  総購読者数 775名
    melma168回、magmag68回、melten93回、e-mag71回

         今日現在までの走行距離60,230km
----unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan----


 皆さんこんにちは、あさやんです。
 公務員の方からすれば今頃何を言っているのかと言われそうなのですが、
私はお盆休み前にボーナスをもらいました。
 それで率直な感想。

 『NNNNn? やけに封筒薄いなぁ。』

 どうも、我々の部門全体が昨年実績の半分の評価しかされていないような
のです。
 だけど毎年思うんだけど、『昨年の半分』を繰り返していけば終いにはなく
なってしまうんじゃないのか。
 会社の狙いはズバリそれなのでしょうが。

 どこの会社も、ボーナスをもらうときには面談をするのでしょうが、その面談
のなかで必ず出てくる言葉が、

 『あなたはよくがんばっているのだが、会社には幾程も余裕がない。だから
これくらいで今回は我慢してもらいたいんだ!』

 この言葉っていろんなふうにとれる言葉だと思います。
 良くとれば、本当に会社には余裕がなくて、あればいくらでもボーナスを
支給したいところなのだが、なんとかこれでこれからもがんばってもらいたい
んだという内容のもの。

 悪くとれば、あんたなんかに払うボーナスなどありゃせんわ。とりあえず少し
くらいは出さなあかんから、仕方なく払うわ。ほやけどこれで不満なら、別に
辞めてもらってもええんじゃよ。(強気でかつ、高圧的な態度で)

 こんな感じか。
 もともとボーナスというものは、実績に基づいて支払われるべき性格を持っ
た報酬ですので、多い人と少ない人がいて当然なのではありますが、いや
それにしても気がつけば少なくなりましたね。

 以前は地域では一番の給料を取れるようにがんばりましょうとこぶしを上げ
てスクラムを組んでいた会社が、知らぬ間に守りの体制にはいっていたわけ
ですから、誰が見てもこの会社は、すでにピークは通り過ぎているということ
が確認できます。

 私のもらったボーナス。
 もらった瞬間はとても少ないと率直には思いました。
 でも、その後の同僚などとの会話のなかで、全体としてはそれがけっして少
なくはないんだということを理解しました。

 年功序列制が廃止され、若くても勤務年数が少なくても、優秀な社員には
増額を惜しまないというもの。
 事実、勤続20年以上の古参運ちゃんが勤続2年のまだ駆け出しの者よりも
安くなっていたようです。
 それでは会社にとって、優秀な社員というのはどんなものなのでしょうか。

 ○会社の意向に沿ってがんばってくれる人。
 ○事故やクレームなどをおこさない、つまりは損害を出さない人。
 ○人間として基本的な素質。(挨拶や協調のできる人。)

 こんな感じになろうかと思われます。
 会社のやろうとしていることに対して、前者一丸となって取り組もうとしている
人はやはり会社からのウケもすこぶるよろしい。
 社長が右を向けといえば右を向ける人のことだね。
 つまりは、YESマンのことです。

 ここで自分の生き方を主張しようとすると、頭を抑えられることになります。
 若かりし時に変な知恵をつけられた私は、既にこのあたりで目をつけられて
しまっている。
 だけどさぁ、会社のトップの考えていることのすべてが、けっして正しいとは
言えないことがあるということを、もっと側近の人物が言わないとダメだなぁ。

 仕事がだんだん減っていくのは、つまりは同業他社が今までやっていた仕
事を横取りしていくからでありますが、それがすべてではありません。
 営業をはじめとする、経営者の接待に問題があるほうが、実ははるかに大き
なウエイトを占めているのではないか。
 あぐらをかいているとか、ボーっとしている間にもっていかれるのです。

 運ちゃんがおこしたミスのなかでも些細なことは、営業サイドでカバーできる
ようなものってたくさんあります。
 会社は言葉遣い、挨拶、制服の着用などを徹底するよう我々に言ってきます
が、ではこれができない会社は淘汰されてしまうのだろうか。

 もちろんできるに越したことはないのですが、それ以外にもっと重要なことが
あるのではないだろうか。

 会社と会社の、つまりは企業間のつながりというものが日本の社会にとっては
重要なのではないかということ。
 それがあって、言葉遣い、挨拶、きちんと制服を着用しているという社員像が
浮かんできて、その会社の資質というものが評価されるものではないかと私は
思うのですが。

 その証拠には真夏には短パンを履き、Tシャツ姿で荷扱いをしている運ちゃ
んばかりの運送会社ではあるが、安定した荷主をいくつも抱え、成長著しい運
送会社。
 速度管理も特にはないし、自由な社風がかえって成長を助長しているように
さえ見えてくる。

 運ちゃんの勤務態度を見れば目を押さえて、『Oh! My God!』を連発する荷
主も少なからずあるでしょうが、でも今のところそのことに関する運送会社の評
価というものは厳しくはないのではないかと。
 荷主というものは、運送会社の運ちゃんの素性などはどうでもよくって、頼んだ
ことを忠実に実行してくれさえすればそれで良いんだということ。

 それが基本にあります。
 ですが私の場合は勝手な人間ですので、自分が荷物を出すときには経営者
の考えに近いかもね。
 たとえば知人宛に荷物を送るということで考えてみてください。

 頼んでみたい運送業者と頼みたくない運送業者が具体的にハッキリしていま
せんでしょうか?

 たいていは近くの商店が扱っている運送会社がここだからとか、通りがけに運
送会社があるからと個人の利便性が特に優先されてはいないでしょうか。
 私なんぞはこんな仕事をしていて普段路線業者も見慣れていますから、私な
りの判断基準はあります。

 通りがかりのところに営業所があり、トラックのマナーも普通以上で悪い印象が
なく、いちばん重要なものとしては、私が仕事で走っていてやんちゃをしてこない
ような常識をわきまえた運送会社。
 やっぱりイメージの悪い運送会社には、荷物は出したくはありませんね。

 荷物が無傷で届くのだろうかという心配と、普段から良いイメージをもっていな
い運送会社に稼がせてしまうということに対する抵抗感。
 運送会社の仕事っていうのは、他社との差別化を図ることが案外難しい業種
ではあります。

 依頼した荷物をきちんと運んであたり前であり、その他についてはプラス評価
をすることよりも、マイナス評価をすることのほうが普通であるからです。
 つまり付加価値を付けにくい業種であるということ。
 あるとすれば、こんなに雪深くて道が止まっていたと思っていたのに、それでも
荷物がきちんと届いていたという意外な荷物の到着に驚いたという思い出。

 荷物はそのまま運んで当たり前だし、翌日中に到着して当たり前だし、これ以
外にどんな付加価値をつけたら顧客は満足してくれるのであろうか。
 送料(運賃)はダンピングできないが、その代わりに笑顔で荷物を渡すことがで
きればとか、冗談のひとことでも言ってお客と世間話をして笑わせることができる
とか、見苦しくないような態度で接しているとか。

 そんなものになっていくのだろう。
 
 世知辛い世の中になったといわれて久しいが、一生懸命が未だ通用する業界
に接していて、炎天下で荷物をおろして、

 『ご苦労様! 大変でしたね。』

 といわれて、冷たいお茶を出されたときの心遣いがなんともいえないですね。
 運ちゃんも仕事に対する姿勢ひとつで、世の中から愛されている仕事だという
ことがいえるのだと私は思いますね。
 事務所で仕事をしていて心が通い合うことはほとんどありませんが、汗をかいて
時として限界に挑んでいると、人は優しく言葉を投げかけてくれるものです。

 だからやめられないんだよね、この仕事が。

-------------◆---------------◇---------------◆-------------

【購読者からのメールから】

 今回はMさんからのメールを紹介したいと思います。

-------------------------------
はじめまして
いつも楽しく拝見させて頂いています。
私は地方の高速道路の料金所でお金を受け取る仕事に携わっている者です。
トラックの運転手さんのイメージ?
「礼儀正しくて良い方」のほうが多いですよ
こちらからの挨拶にも気持ちよく返事をくれたり
カード等返却する時もかるく会釈してくれたり

先日はこんなことが有りました
4tのトラックの運転手さんに間違っておつりを300円
多く渡してしまいました。
その後すぐ気がついたのですが、当然車は去った後です。
ブースから帰って清算のとき 自分のポケットから補充して事なきを得ました。
数時間して事務所に電話がかかってきて

『さきほどおつりを300円多くもらったので、明後日そこを通りますからその時お返
しします』

『こちらの間違いですからそのまま収めて下さい』

『間違いは誰にもあるし、そんなわけには行きませんよ』

こんなやり取りで指定した日にちゃんとブースに置いていってくれました。

これはほんの一例ですが気持ちよい会話の後は仕事していてもすがすがしい気分にな
りますね。
今日はこれくらいにして、またメールさせていただきます。
-------------------------------

 Mさん、どうもありがとうございます。
 ほんと、いろんな業界の人がこのメルマガをご覧になられているのですね。
 私も高速などの料金所を通過する際にしていることなのですが、必ずといっていいほど

 『ありがとう!』

 という言葉を忘れないことにしています。
 事務的にいうのではなく、ごく自然に言っています。
 なぜか恥ずかしいこともなく言えてしまうのです。
 相手はまったく知らない人なのにね。
 年配の人がほとんどで、ある種の年輪というものを感じさせるのか恐縮してしまうような。

 最近ではこの世界も女性も増えてきまして、偶然そのブースにはいるとなにかラッキー
になったような気になってしまいます。
 おばさんでも良いんですよ。
 なぜかドキッとしてしまいます。
 私はもともと人妻キラーだからね。(なんちって)

 最近よく思うことですが、どんな業種の仕事をしていても、一生懸命やっていればどん
な見苦しい内容の仕事であっても、まわりの人は評価してくれるのではないかって。
 楽してお金儲けをしている人もいれば、労働量なりの仕事をしてそれなりの給料を得て
いる人もいたりして、それでうまく世の中が回っているのだと感じています。
 お金のやり取りをする仕事って、大変だと思います。

 このような料金の収受業務以外にも、コンビニであるとか銀行の窓口営業であるとか、
お客の前でお金の数え間違いをするとあとが大変です。
 Mさんのメールにでてくるような人が相手であれば良いのですが、実際にはこのような
人はごくわずかなのではないでしょうか。
 それだけにMさんも感動したのでしょうから。

 たいていは払ったお金が多かろうが少なかろうが、そのままになってしまっているのが
現状でしょう。
 お互い人間なのですから、間違いというものはあります。
 今後更なるETCの普及でこんなことが昔話のように語られる時代が来るでしょうが、人
間どうしのふれあいというものは、どうぞ継続してもらいたいものですね。

 それではまた、次回ということに。

  ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★

 【発行者】

 あさやん owner@asayan47.com

 サイト http://www.asayan47.com/unchan.html

<<<広告>>>
 「えっ!!?メール1通、受信するだけで10円ゲット!?」

 ♪大人気!嬉しい情報おトク満載オプトインメール!登録料、会費無料。
 ●イベント、バーゲン・おトクな情報、趣味や余暇の情報、求人など、
 あなたが欲しい情報だけを厳選してお届けします。
 ●今なら豪華景品が、登録者全員に抽選で当たる!!
 http://www.opt-club.com/member/166291/index.php

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。