メルマガ:運ちゃんのひとりごと
タイトル:運ちゃんのひとりごと 1月25日号  2004/01/25


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                     運ちゃんのひとりごと

  2004/JAN/25TH 第153回(mag2は-100回)、melten78回、e-mag56回
              購読者数 753名    posbeeは第23回

          今日現在までの走行距離16,324km(他車でも走行あり)
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 皆さんこんにちは、あさやんです。
 いやぁ、こりゃまずいですよ。
 なにがまずいって?
 新車のトラックですよ。
 えっ?もしかして事故ったの?

 いや、事故りはしませんが、それでもトホホなんですよ。
 実はこの時期、道路には凍結防止のために塩を撒いているのですが、その塩
が悲惨なことをしているのです。
 錆びてきましたよ。
 風疹みたいなできもののような錆が、出ていましたよ。

 おいおいステンレスじゃないのかよ!
 と思ってみていましたが、すでにトラックの老化は始まっているのですね。
 なんとかいままで、たいした雪が積もってはいないので、それ自体は結構なこと
なのですが、雪の積もらないときって案外、道路が凍結しやすいんですね。

 それで塩を撒いているのでしょうが、先日その塩の散布車の後ろを走っていまし
た。
 バンバン撒いていましたね。
 道路が濡れていると、走行中にその塩の混じった水分を巻き上げるのでトラック
の下回りが塩だらけになるのです。

 一回走ってくると、もう下回りは真っ白けになります。
 そういえば、前に整備工場でベンツやボルボなどの欧州車のトラックのフレーム
まわりを見ましたが、塗装の厚さがまるで違うんですよね。
 いいなぁと指をくわえて見ていましたが、クルマに対する考え方がまるで違うん
ですね。

 運ちゃんからは、欧州車は羨望の眼差しで見られていますが、ただ単にかっこ
いいだけじゃないんですよ。
 前にディーラーの人に聞きましたが、欧州車は思ったほど高いものではなく、
さほど価格に差はないとのことでした。
 それならば、欧州車のほうがむしろ安いのではないか。

 そんなふうに私は感じましたね。
 作りがしっかりしているならば壊れないし、かえって修理することも少ないので
はないか。
 そういうことで、欧州車を何台も導入する運送会社も多くなりましたね。
 経営者の目の付け所がしっかりしていますね。

 ずっと運ちゃんを続けていくということを考えたとき、私に欧州車がもらえる可
能性はどのくらいあるのでしょうか。
 あってもあと二回くらい新車に乗れるくらいでしょうから、いちどくらいは欧州車
に乗ってみたいものですね。

 では、どのあたりに欧州車と国産車の違いがあるのか。
 パッと見ただけでも、基本的な部分が全然違います。
 フレームの塗装を見てみると、これだけでもトラックに対する思い入れの違い
を考えさせられますね。
 なんたって塗装が厚い、厚い。

 ただ塗っただけの塗装ではないですよ。
 私の新車のフレームと比べてみましたが、やっぱり違いますわ。
 まだ新車の段階なのできれいな状態ではありますが、これが一度でも車検を
通してしまうと、フレームにシャーシーブラックを塗ってしまい、しかもそれが錆び
た上にそれを塗りたぐるので、ボコボコの表面になってくるのです。

 錆の上にそんな塗料を塗っているものだから、錆が落ちればその塗料も同様
にして落ちていく。
 これではまったく意味がないんですよね。
 これならば、最初からしっかりとした下地を施しておいて、錆びないような構造
にしておき、そのうえで塗装をすれば良いと私は思います。

 でもそんなことをすると、とてもコストがかかるというのは私もわかります。
 だけど、そういうことを施してある欧州車がなぜ、国産車と価格的にたいした
差がないのか。
 価格的に差がないのならば、もし私が運送会社の社長ならば、迷わず欧州車
をチョイスしますね。

 欧州車って、内装がいいとかパワーがあるとかそんな理由で高いんじゃないん
ですよ。
 やはり、関税の分だけ高いというのがほんとのところじゃないでしょうか。
 パワーなんて、内外問わず370ps,380psあたりが出揃っていますからね。
 それと事故もやはり少ないんじゃないかなぁ。

 みなさん!
 向こうから来るボルボやベンツのトラックがセンターを踏んできました。
 皆さんが大型の運ちゃんならばどういう反応をしますか?
 車線枠いっぱいの道ならば、右側のバックミラー同士が接触しますね。
 相手に対抗するならば、接触する前に停車するしか対策はありません。

 ところがバタバタのポンコツであれば、こんな状態で接触したら、相手の運ち
ゃんを引き摺り下ろしてかち殴ってやろうかということにもなるでしょうから、どん
なトラックに乗っているかでもトラブルの内容が変わってきます。
 長生きの条件として、良いトラックに乗ることはとても重要なことだと思います。
 でもとりあえず、新車に乗っていると普通の運ちゃんは気遣ってくれますね。

 おなじ速度で走っていても、後ろをついてくるトラックがあんがいいます。
 いままでならば、いかにもパワーが無さそうなトラックだったので、まくりの対象
になっていましたからね。
 ちんたら走っていても、先にある上り坂では引き離されてしまうと思うのでしょ
うか。それだけが優越感に浸るときですかね。

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 さりおさんからは、このようなメールをいただきました。
 私が以前に書きました、腰痛バンドに対するものです。

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あさやんさん、こんにちは。さりおです。

腰痛バンドですが、お腹に巻くのは間違いではないです。
ちなみに私は、整体関係者です。
治療院でも、チューブ状の物も帯状の物も使用しています。

> ビールっ腹に腰痛バンドを締めているんですよ。
> そんなことをしても、お腹の出っ張りが修正されるだけで、なにも
> 効果がないんですよ。

そんなことは、ありません。腰と言うのは、何も骨盤だけではないのです。
腰の筋肉は、お腹の真後ろにあります。
なので、おなかに巻くということは、腰にも巻くということになります。
試しに、おなかに巻いて(ゆるくて余るかもしれませんが)みると分かりま
す。実際に骨盤に巻くよりも、腰が楽に感じられると思うのです。
もちろん、おなかと骨盤の両方に巻いたほうが、より効果的です
(私はそうしています)。

> あの腰痛バンドは巻くところを間違えると、効果どころか弊害がある
> んですよ。

確かに、「きつく」巻くと「骨盤」にとっても良くないですよね。
でも、「基本的」には、ここには巻かないほうが良いということはあっても、
巻いてはいけませんというわけではないんです。
実際に首にチューブ状の物を巻いて首の筋肉を緩めることも可能です。
勿論、一人の時には危険なのでやるべきではないですが。

> 腰痛バンドの役割というのは、腰に巻くことにより背筋か腹筋かわか
> りませんが、弱っているほうの筋肉を補強する役目をするというのか、
> あのバンドの張りで弱っている筋肉のほうの代わりの役割をするんです。

代わりというか、お助けマンみたいな感じですよね。あまり力が無い、一人
じゃ足りないという時の、お助けマン。
三人寄れば文殊の知恵みたいなもんです。なので、自分の筋肉は弱かろ
うが何だろうが、ちゃんと使用されています。
だから、腰痛バンドを使う事により、筋肉が衰えずにすみ、筋肉が弱ってい
る場合は、休憩とリハビリが同時に行えるんです。

というわけで、

>  お腹を締めてしまうと、シェイプアップの道具になってしまいます。
>  腰痛バンドは、腰骨の辺りに巻いて締めて使うものなんです。

と、このように↑言っている方もいるかもしれませんが、一概にはそうでない
ことはお分かりいただけましたか?

最後に、骨盤にしてもお腹にしても、数分以上(5分以上)巻く時は、緩め
に巻くのが鉄則です。
穴がある骨盤ベルトの場合は、穴が楕円になるくらい引っ張るのは、強く
巻きすぎです。落ちない程度に軽く巻けば十分です。
但し、荷物を運ぶ時などの短時間の場合は、ちょっときつめに巻くと、腰へ
の負担が減りますけどね。

そして、巻きっぱなしは血行を悪くするので、30分〜一時間に一度は外
してリラックスさせることが大事です。
骨盤ベルトは、台所仕事、掃除などでも大活躍ですよ!

☆ さりお ☆
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 さりおさんは、整体関係者でしたか。
 私のメルマガを複数購読いただいているとのことでした。
 最近、私のホームページ内にある掲示板にも、気持ち悪いくらいに事
情通の方が書き込みされているので、驚かされることが多くなりました。

 しかしながら、正しくアドバイスしていただいているので、情報に対する
信憑性が高まるということを考えれば、とてもありがたい方と接しているの
だなぁとあらためて感じています。
 みんなで中身のあるものを作り上げるという、当初の目標に近づいてい
ることに一定の成果というものを感じています。

 ところで、あの腰痛の話題を採りあげてから、私もちょっとしたはずみで
腰痛持ちになりまして、いろいろと考えていました。
 腰を痛めたときのあの腰の使い方がもしかしたら人間にはいちばん優
しい腰の使い方なのではないかと。

 つまり人間は腰を痛めると、腰に負担がかからないような姿勢をとろうと
したり、いろいろと施策をねるものです。
 ぎっくり腰になればギブアップ状態になりますが、そこまでには至ってい
ない腰痛であれば、通常は私たち運ちゃんは手を休めることなく、荷物の
積み込みを続けます。

 つまり、だましだまし腰を使うという状態でしょうか。
 なんとなくイメージが掴めますでしょうか。
 それで、手積み手おろしの仕事をしている運ちゃんだけが腰痛に悩ん
でいるかといえばそうでもありません。

 楽な仕事をしているダンプの運ちゃんとか、パレットばかりを運んでいる
上流階級の運ちゃんらも、きちんと腰痛で悩んでいるのです。
 運転をしているあの姿勢そのものが、腰痛の元なのでしょうか。
 トラックのシートって、あまりたいしたものがありません。

 最新技術を採り入れて購買意欲を高めることはメーカーもしていますが、
案外、基本的な快適性に関しては後進的ですね。
 トラックに限らず、クルマに乗って良いなぁと感じるときは、私はこのシー
トの出来具合だと思います。
 そういえば今度の新車、熟睡できないんですよねぇ。

 快適性って、なんだと思います?
 トラックメーカーも、現役運ちゃんを運送会社から引き抜いて、ひたすら
走らせ、快適性の追求というものをしてもらいたいですね。
 余計なものをつけないで、本当の良さを追求してもらいたいです。

 それが結局は、運ちゃんからの信頼を勝ち取ることになると私は思うの
です。
 皆さんはいかが思われますか?

 それではまた、次回まで。

  ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★

 【発行者】

 あさやん owner@asayan47.com

 サイト http://www.asayan47.com/unchan.html

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