運ちゃんのひとりごと１１月２３日号 2003/11/23

メルマガ：運ちゃんのひとりごと
タイトル：運ちゃんのひとりごと１１月２３日号 2003/11/23

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ■□■　　まじで、こんな事になるなって思わなかったんですよ！　　■□■ 　　　　　　　　　　　　　まさか年収が2倍、3倍になるとは　　　　　　　　 ■ 　夢はかなうものですね！　http://members.jcom.home.ne.jp/iwa11/　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ----unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan---- 　　運ちゃんのひとりごと 2003/NOV/23RD 第145回(mag2は-100回)、melten70回、e-mag48回　　　　　　　　　　　　　購読者数 734名 posbeeは第15回　　　　　　今日現在までの走行距離5,168km(新車になりました。) ----unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan---- 　皆さんこんにちは、あさやんです。　前回のメルマガで、私は必ず１００万キロを走破すると豪語しておりましたが、会社には会社の都合というものもあるようです。　どうも私が乗っていたトラックは、グループ会社の地場仕事に使われるとのことで、余生はちゃんと決まっていたのです。　今まで乗り続けたトラックはこれといって特に大きな故障もなく、ただ単にパワーがないだけのものでしたので、乗ろうと思えばまだまだ乗り続けることができたものなのです。　石原さんが、臭いトラックは首都圏に入ってくるなと言った発言と普通一般に言われているトラックのひとつの区切りとしての１００万キロに達するというタイミング的なものがありました。　　本来は会社の方針としては、１３０万キロ走るようにしようということで決定していたのですが、どうもそれは企画倒れに終わったようです。　というよりか距離そのものは、丁寧に乗ればそれくらいは走れるのだろうとは思いますが、修理費用がどんどんかさんできて、結局は新車を入れたほうが安くあがったということにもなるのではないかと思います。　トラックの部品って、案外高いものが多いんです。　乗用車よりも安いものといえば、ミラーくらいかな。　熱線が入っていないという条件付ですが。　個人でトラックを所有していると、古いトラックの保守費用ってほんとにかかっているんじゃないでしょうか。　乗用車だって長く乗れば乗るほど、いろんなところがヘタってきますから、車検の際に結構取り替えられてしまって、車検の回数が増すほど料金が高くなっているということを実感されている方もおられることと思います。　それで本日、ついに新車を実際に操ることとなりました。　今日がこの新車の仕事始めです。　トラックというものは普段と違ったものに乗ろうとすると、ちょっとの違いでえらい感覚が狂うものなんです。　全長が５０㎝位長くなったのですが、これで全然トラックの性格が変わってきます。　やはり１５トン車で積めるトラックになりましたから、今までのような小回りはきかないですね。　同じ感覚でハンドルを切っていくと、どこかに引っ掛けてしまうことになることでしょう。　あと、運転席もさらに高くなりました。　大型トラックもいろんなタイプがありまして、それがキャビンひとつをとってもいろんなタイプがあります。　運転席の低いものと高いもの、天井の普通のものと高いもの。　キャビンのクッションがスプリング形式のものと、フローティングキャブといわれる形式のもの。　時代の流れと共にどんどん装備が充実してきましたから、最近の新型のものはとても快適なトラックに出来上がっています。　今回の私のトラックにある快適装備を少し紹介してみましょうか。　ミラーにワイパーが付いていたり、熱線が入っていて曇り止めになる。　高速などで一定の速度で走るためのオートクルーズが付いている。　リターダーが付いている。　サイドブレーキがエアー式のブレーキになった。　トランスミッションが１２段変速になり、しかもそれはオートマモードとマニュアルモードの切り替えができる。　エアコンがオートエアコンになった。　運転席に乗ると、『キュー』っと上がる。　それと何よりもいいのは、パワーが格段に強力になったということ。　こんなところでしょうか。　ミラーにワイパーがあると、どのような効果があるのか。　雨の日などに高速を走っていると、水しぶきでミラーが曇ってきます。　右側のミラーならば窓を開けて拭けますが、左側のミラーはそうはいきません。　トラックにとってミラーというのは命なんです。　ミラーがないと、実質的に走行不能の状態になります。　ミラーの必要性を熟知している運ちゃんほど、怖くて走れないものです。　特に左側のミラーがないと、うかつに左にハンドルは切れません。　それほど重要なものなんです。　あと、ミラーに熱線が入っているとどのような利点があるか。　冬の時期などに氷点下のところを走っていたりすると、ミラーが曇ってくることが非常に多いです。　それはミラーそのものが凍りつく場合と、単なる結露の場合がありますが、いずれにしてもミラーが曇って見えないというのは嫌なものです。　オートクルーズっていうのはいま少し試していますが、私にとってはあまり便利な感じがしないのですが。　下り坂になると加速してしまったりするので、うかうかしていられないのです。　ここ一週間くらいこのトラックで仕事をしていますが、けっこういいですね。　やはりたくさん荷物が積めるというのは未知の可能性があるというのか、今までの仕事の加えて、これまでできなかった類の仕事もできるようになりました。　いま、九州に向けて走っている途中でこのメルマガを書いていますが、こんなことはいままでありませんでした。　お米を１５トン積んで九州にまで来ました。　これだけ積んでいても、じゅうぶん走ってくれるんですね。　上り坂ではさすがにこれだけ積むと速度が落ちていきますが、それでもいままでのトラックとは雲泥の違いです。　稼げるトラックというのはこうでなければなりませんね。　それにしてもパワーがあるというのは、こうも仕事が楽なんでしょうかね。　いままでハンドルにしがみついて、アクセルをべた踏みしていたのが懐かしくも感じます。　ちょっとアクセルを踏み込めばターボからキューんと音がし始め、加速が始まります。　エンジン音は私の好みの音には程遠いのですが、これは時間と共に慣れていくのでしょう。　ガラガラいっているのが、私のいうところのディーゼルの音ではないわけなのですが、こだわりというものはある程度持たなきゃなりませんが、割り切ることも必要だということを今回のトラックは教えてくれたような気がします。　今後しばらくは、この新しいトラックのことについてふれていきたいと思います。 -------------◆---------------◇---------------◆------------- venusさんからは、このようなお祝いのメールをいただきました。 ------------------------------- venus です、今日は！新車の匂いって何度嗅いでも良い物ですね、おめでとう御座います、可愛がって長く無事故で付き合って下さい。ジーゼル車規制で倒産する中小企業が有るかもとのこと、当然ながら出てくるでしょうね、しっかしぃこれも考え方次第で良い結果になるのでは？それによって運賃のダンピングが無くなれば運転手の劣悪な環境も改善されるのでは無いでしょうか？今のトラック業界を眺めれば、過当競争の皺はみんな運転手に寄せられて居るのでは無いでしょうか？確かに運賃は高くなるかも知れませんが業界で旨く知恵を絞って空車を減すなど無駄を省く努力をすれば運転手の環境も改善されるのではと思います。どうぞ無事故で頑張って下さい、そして楽しいメルマガを期待して居ます。 ------------------------------- 　venusさん、どうもありがとうございます。　新車新車と浮かれているうちに、車内でタバコをバンバン吸っていましたら、いつしかこの新車の匂いもどこかに消えてしまいました。　とにかく新車、新車ですよ。　気を使いますよ、まったく。　キャビンを洗うのにも、いままでは洗車ブラシでゴシゴシ洗っていましたが、この新車に限っては、手ぬぐいで愛の手洗い洗車をしています。　こすり傷をつけると、同僚がいやみを言うわけなんですよ。　今まで新車をもらった同僚の洗車の仕方を見ていると、共通してキャビンは愛の手ぬぐい洗車です。　いつまでこの気持ちが持続するのかわかりませんが、きれいな状態で仕事をしたいものです。　運賃のダンピングの話が出ましたが、ダンピングは荷主だけの問題だけでもないんですよ。　運ぶ側も好き好んで、うちはあの運送会社よりも安く運ぶからうちに仕事をまわして欲しいと営業をするんですよ。　そうすると、荷主も安けりゃ安いほどコストが削減できるというわけで、そういう業者に仕事をまわすのですが、いまはこれが悪循環になっていますね。　でも、念願がかなって奪いとった仕事を始めてみたものの、いざ運んでみるとあまりの運賃の安さに採算が合わないことに気がついて、終いには万歳してその仕事を放り投げてしまうところも多いと聞きます。　こんな仕事をしていてよくやっていけるなぁとそのとき思うのでしょうが、大きい運送会社というのはいろんな仕事のトータルで利益を出そうと考えているので、なかには採算を度外視してやっているものもあるんです。　それを知らないでうかつに手を出すと、運が悪けりゃ会社の足をすくわれることにもなります。　取引先で、幸運にも東証一部上場の会社の荷物を運ぶことができたとします。　でもこの会社の運賃はとても安い。　なにかひとつミスをすると、採算が合わなくなるような報酬で仕事をしなければならない厳しい状況の仕事です。　それでも運送会社はその仕事をしたがる。　それはなぜか。　その仕事で利益を出すということではなくって、その仕事をしていることで企業としての信用度を上げ、銀行融資などの面でメリットがあるのでしょう。　企業も馬鹿ではありませんから、儲からない仕事をただやっているわけではないんですね。　これはあくまで私の考えとしてですが。　それと無駄についてですが、運送会社について無駄をあげれば、まだまだきりがないところが随所に見られますね。　遠いところまで荷物を持っていったが、それをおろしたら空で帰ってくるとか、せっかく良い運賃で運べたとしても、片道切符では利益も半減です。　土地土地では、有力な運送会社というものがあります。　その運送会社と協力して帰り荷を斡旋するとかすれば、間違っても空で長距離を走るということはかなり減るのではないでしょうか。　やっぱりトラックって荷物を運ぶためのものですから、空で走る距離をなるべく減らすことが、それこそ環境にやさしい仕事をするということになるのではないでしょうか。　これは余談ですが、今回の私の新車のトラックは空で走るととても走りにくいんですよ。　これは何なのだろうか。　シフトチェンジがうまくいかないんですよ。　荷物を積んだだけで、その問題が即解決するのです。　ものの慣性を生かして走るのがいちばん走りやすいし、燃費にもいいはす。　これを考えてみても、トラックというものは荷物を運ぶために生まれてきたのだといえるでしょう。　まだ、このトラックに慣れていないということが一番の理由といえそうです。　とにかくいまはこのトラックに一日も早く慣れることを考えています。　　それではまた、次回まで。　　★　　　　☆　　　　★　　　　☆　　　　★　　　　☆　　　　★ 　【発行者】　あさやん owner@asayan47.com 　サイト　http://www.asayan47.com/unchan.html ----<あさやんから皆さんへ>----------------------------------- 毎日変化のない生活にお困りのあなたへコツコツと何かやりませんか？私がやっていることをぜひあなたにも楽しんでもらいたい。 http://wwa.irias.co.jp/i.asp?WCI=Rule&WCE=67821 ----------------------------------------------------------

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