メルマガ:運ちゃんのひとりごと
タイトル:運ちゃんのひとりごと 11月2日号  2003/11/02


----<あさやんから皆さんへ>-----------------------------------
毎日変化のない生活にお困りのあなたへ
コツコツと何かやりませんか?
私がやっていることをぜひあなたにも楽しんでもらいたい。
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                     運ちゃんのひとりごと

  2003/NOV/2ND 第143回(mag2は-100回)、melten68回、e-mag46回
              購読者数 735名    posbeeは第13回

          今日現在までの走行距離994,384km
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 皆さんこんにちは、あさやんです。
 私は先週、運転免許の更新にいってきました。
 今回は3年ぶりでした。
 前回の更新からはまったく違反や事故もなく、現在7年間無事故無違反を
続けております。

 従いまして今回は、念願のゴールド免許となりました。
 はじめて手にするゴールドの帯の免許証。
 なんともいえないものがありますね。

 いままであまりというかほとんど運転していない人で、このゴールド免許書
を所持している人がいるたびに、嫌味な言葉を投げかけてきましたが、私の
場合は毎日運転している職業ドライバー。
 毎日運転していて、違反も事故もないというのはやはり評価されてもよさそ
うなものだと、自分だけで浮かれているところです。

 私は一週間のうちで乗用車に乗るのは平日に往復1.5kmの道のりの通勤
と週末の買い物などに出かける50km程度のものなのです。
 ですので、私がハンドルを握るのはほとんどがこのトラックということになり
ます。

 私はメルマガで何度となく速度ガチガチの様子を書いてきていますが、こ
の環境が功を奏して速度違反というものにはまったく関係のないものになっ
ています。
 自分の意志でそういう走り方をしているのかどうかというのはともかくとして、
やはり目立たない走り方をしていれば、そうは捕まらないものです。

 私も以前はよく思っていましたし、皆さんのなかでももしかしたらそう思って
いる人がいるかもしれませんが、運ちゃんといわれている職業ドライバーは
取締りの対象からはずされているのではないかと。
 毎日走っているので、取締りをされちゃ仕事にならないと警察に圧力をか
けて仕事をしているのではないかと。

 昔は正直なところ、運ちゃんが違反をしたときにはかなりの量でもみ消し
工作を行っていたようですね。
 運送会社の社長あたりが所轄交通課の課長あたりと面識があり、いろんな
醜い事実を踏み倒してきたという歴史がどうもあるようです。

 しかし今となっては警察の不祥事もかなり表沙汰にされたり、世論もかなり
厳しくなってきているので、もみ消そうにももみ消したならば今度は自分の
身が危なくなるので、次第にそのような不正工作はなくなってきたようです。

 やっぱり警察というところは、うまく機能していないと社会がおかしくなって
しまいますからね。

 しかしなんですね。
 優良講習というのは別にはじめてではないのですが、長い話を聴かなく
てもよいので快適ですね。
 私なんか、30分の話を聴くのでさえ胃が荒れてきますから、あれを1時間
とか2時間やっていたとしたら、からだがおかしくなってしまいますよ。

 それで、受付から写真撮影まで事務的にこなし、講習の部屋に行ったわ
けですが、なにを思ったか勘違いして本来行くべき部屋ではなく別の部屋
に行って座っていました。
 つまり、優良講習の部屋と事故や違反などをおこしたことのある人のため
の部屋とを間違えていたということ。

 講習を受けに来ている人の姿をちょっと観察していました。
 待ち時間に普通のテレビが流れていて、それを観ている人がほとんどで
した。

 そこで私がまず気がついたことは、講習を受ける部屋に入るときに職員が
交通安全の小冊子やパンフレットなどを配布しているのですが、それに目を
通している人がほとんどいないということ。
 面白いテレビに目を奪われてしまっていて、そんなものどこかに他ってあり
ます。

 まったく興味をそそらないというのか、見る気がおこらないのでしょうかね。
 時代の移り変わりが早い現代において、交通法規も3年とか5年の間には
けっこう変わっていたりします。
 この更新の時期の長さというのは、もしかしたらそういうことを意味している
のではないかと自分では考えたりしています。

 私はその講習が始まるまでの時間に、この小冊子に目を通して、変更点に
ついてひととおり目を通していました。

 運転というものを業務ということではなく、単なるドライブというのか足代わり
という感じで用いている人にしてみれば、変更したことについてそれがどうだ
といった感じになるのでしょうが、プロとしてはそれを理解しておく必要がある
のではないかと考えております。

 運ちゃんにとって不利になるようなものばかりでもなく、有益になるものもたま
にはあるものです。
 そういったものを常に新しいものを把握しておくことは、とても大切です。
 5年後にはかなり時代のズレを感じながら、またこの小冊子に目を通してい
るのではないかと思いますね。

 私は無事故・無違反を継続しよっと。
 
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 購読者からはこのようなメールをいただきました。
 venusさんからのものです。

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何時も有用なメルマガ有り難う御座います。

近頃感じたことなんですが、少し景気が良くなったのと違いますかー、
以前と同じ所に行っても時間が掛かるようになりました、かなりトラック
が増えたようです、一度の信号で通れない交差点が増えました、多分
荷動きが増えたのではと思います、どうぞ健康に留意してシッカリ稼い
で下さい。
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 venusさん、お久しぶりです。
 毎年、10月から暮れにかけてはトラックの動きも活発になってくるんですよ。
 時期的にそうなるんでしょうかね。
 周囲をハエみたいにうろつくトラックが多くなるので、私もこの時期は疲れるん
ですよね。

 私もいまこの時期になって、なんだかわけがわからないほど忙しくなりました。
 ほんとわけがわからないんですよ。
 まあ仕事があるというのは喜ばしいことなのではありますが、いままでの暇な状
態がからだに染み付いてしまって、元に戻すのが大変ですわ。

 仕事も地方から都会のほうに荷が運ばれたものを、在庫調整ということなので
しょうか、またふたたび地方のほうへと帰っていく荷物が今は多いようです。
 私もこんな荷物を、最近はよく運んでいます。
 時代時代で荷の動きというものも変化していくように思われます。

 こういった動きを感じられるかどうかが、運送会社の後の存続に大きく関わっ
ていくのではないでしょうかね。
 
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【こんなこともあった】

 更新手続きをしているとき、前の人が深視力の適正を試されていました。
 見たところ、60前くらいの人だったかなぁ。
 なんだか、よくわからないようなんですよ。

 この適性検査は、3本の黒い棒があってその真ん中の棒が動いて両側の棒と
位置が一致した時点でボタンを押すという検査方法なのですが、これって大型
車を運転するには非常に重要な要素なんですね。
 乗用車が横と奥の2Dであるのに対して、大型車の場合はそれに高さが加わり
3Dになり、空間の動きを目で追えるという能力が試されるのです。

 この深視力がないのに大型車を運転するとどのようなことになるのか。
 道路脇の電柱にミラーをかち当ててきたり、バックするときに後方の障害物と
トラックの最後部の位置関係が読み取れず、いろんなものにぶち当てて帰って
くることになります。

 これはトラック乗車の経験のない方が、実際にトラックに乗ってみられると納得
されることでしょう。
 私も以前書きましたが、最初トラックに乗ったときの率直な感想として、宙に浮
いているという感じでした。
 足が地についていないんですよ。

 それがたとえ4トン車の標準ボディであったとしても、当時にしてみればそれは
とても怖くて手に汗握る緊張の一時であったということです。
 でその感覚を皆が感じるのかといえば、私はそういうことはないと考えています。

 というのは実際にあることなのですが、運送会社に入社してくる人は、いきなり
大型車に乗ろうと考える人と二トン車あたりからステップアップしていきたいという人とに別れます。
 まあそれは本人の勝手といえば勝手なのですが、私は後者の方でしたから、
前者のタイプの人間を目にするととてもチャレンジャーのように感じます。

 度胸あるなってね。
 でもそれは、もしかしたらただ単に感覚が鈍いだけなのかもしれないと。
 度胸があるのと感覚が鈍いということの違いは紙一重ではないかと。
 だから大型車で重大な事故を起こす人というのは、このあたりにもしかしたら問
題があるのではないかと考えています。

 どんなに大きなトラックであっても、前に走らせることは案外やさしいものなんです。
 その運ちゃんのレベルを確認する方法は、バックとか、狭い道に入り込んだとき
の対処の仕方がやはり違うんですよね。

 俺はトレーラーだから後ろには下がれないといって、相手を強引に下がらせる
運ちゃんがよくいるものなのですが、そういう運ちゃんというのはまだトレーラーを乗りこなせていない。
 たしかにトレーラーのバックって難しいですよ。
 すぐ車体が折れてくるし、ハンドルの切り方が一種独特のものがありますから。

 でも毎日やっている人には、それがごく普通に手が操作してくれるのです。
 相手を威嚇する前に、自分の腕を磨いてもらいたいものですね。

 それではまた、次回まで。

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 【発行者】

 あさやん owner@asayan47.com

 サイト http://www.asayan47.com/unchan.html

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